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タクの過去※
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タクが異世界に来て間もないころ、彼はどこにも行き場のない思いを抱えてとある集落に身を寄せていた。
そこは名前も知られぬ小さな集落であり、生きる意欲を失った人々が、互いに干渉することもなく怠惰に暮らしている場所でもあったのだ。
「ここは異世界転移をしても、この世界に馴染めなかった人が集う場所だよ」
集落の案内人は、タクの身を快く受け入れた。
タクはその中で、自らの存在価値を問いながら日々を過ごしていた。
毎朝遅く起き、食事を手に入れることもままならず、ただ時間を消費するだけの生活。
体を動かすこともなく、目の前の一日を無気力にやり過ごすだけであった。だが、この無為な日常が自らの身を守っているような感覚もどこかで持っていたのである。
***
ある、夕暮れどきのこと。
集落の中央にある小さな広場で、タクは一人腰を下ろしていた。
空は茜色に染まり、陽が沈む瞬間の儚さが彼の心を静かに揺さぶった。周囲には、同じように怠惰に座る人々の姿もあった。
彼らの目はどこか虚ろで、誰かに見られることを臆することもなくただ日常の退屈を受け入れるだけであったのだ。
その時、タクの目の前に一人の男が現れる。
男は、カイと名乗っていた。年はタクより少し上で、体格はしっかりしていたがその目の奥には寂しさと優しさが共存しているかのようにみえていた。
カイはタクを見つめてにっこりと笑うと、軽く頭をかしげてみせる。
「君、ここで何をしているんだい?」
タクは、答えを迷った。
口に出せば、自らの無為な日常が白日の下にさらされるようで、途端にそれは恥ずべきものであるかのように思えたからだ。
「見たところ新入りのようだけど、大丈夫?ここは、君の全てを受け入れてくれる場所だよ。何も迷うようなことはない」
しかしカイの柔らかな笑みに、自然とタクの心は緩んでいく。
「ただ、生きてるだけなんだと思う」
そう答えてみせるタクに向けて、カイは小さく笑った。
「そうか。それなら、少しだけ俺と一緒に過ごしてみないか?楽しいこと、しよう」
その誘いは何の重みもないように見えたが、なぜだかタクの心にはじんわりと染みわたる。
「楽しい、こと?」
「うん。俺はこの場所で、いつも楽しく過ごしていたいんだ」
カイは強く、タクの手を握った。
タクもまた、その手をわずかに握り返してみる。
「そう、その調子。あっちに俺の小屋があるからさ、そこで暮らそう」
同じような孤独を抱える二人にとって、そのような心の触れ合いは、かけがえのない宝物であるかのように感じられていた。
その日の夜、タクはカイが住むという小さな小屋に身を寄せていた。
夜風がかすかに窓を揺らし、その上に広がる星々は小さな輝きを放つ。穏やかな夜であった。
二人は元の世界で着ていたような灰色の緩やかな服に身を包み、何をするでもなくただ互いの指を絡め合う。
あぐらをかくカイの身の上にタクは収まり、カイの手を取っては振り返り微笑む。
カイの体温はタクのものよりわずかに高く、その背に伝わる温度にタクはぬくもりを感じていた。
「君ってほんとうに、可愛いね」
そのような言葉を耳元で囁かれ、タクの頬はほんのりと赤みを帯びる。
「可愛くなんか……」
「いいや、可愛いよ。俺、君のこと好きだな」
カイはそっとタクの腹部に腕を回し、頬に唇を寄せた。
タクは戸惑いながらも、その腕におずおずと触れる。
「どう?俺と、楽しいことしよう……」
ふいに押し付けられた硬く熱を帯びるその物体の正体に、タクはすべての意味を理解する。
しかしここで否定をしたところで、もはや何の意味も成さないことをタクは感じていた。
「いいよ、しよう。でも、俺……初めてだから」
タクの返事に、カイは満面の笑みを浮かべて頷いた。
「大丈夫、誰にだって初めてはあるんだから」
カイはタクの服の中へと手を滑り込ませ、その素肌へと指を滑らせる。
やけに慣れたその手つきに、途端にタクの身には緊張がはしった。
「ぜんぶ俺に任せて?君はただ、楽しいことだけを感じていればいいんだよ?」
その言葉に、タクは心を決めて静かに目を閉じた。
深い闇の中でその身を襲うのは、初めて味わう快楽の存在であった。
カイは丁寧に、タクの秘められた場所をゆっくりとほぐしていく。いつしかその緊張はほどかれ、タクは知らず知らずのうちによがり声をあげてしまう。
次第にその声は大きくなり、カイの熱も張り詰めていく。
いよいよその熱が自らの身に沈められた時、タクは目の端から涙を流していた。
悲しいわけではない、切ないわけではない。ただ、生理的に流れたものなのであろう。
静かに指で拭えば、落ち着いた声が上から降ってきた。
「どう?……楽しんでる?」
その声に、タクは甘い吐息で返すことしかできないでいた。
「どうやら、いいみたいだね。よかった」
その熱はタクの奥深くへと、常では味わうことができなかった快感や幸福をもたらしていた。
「こうして触れるだけでも、安心できるものなんだよ?人って、一人じゃ寂しいからね」
カイの低い囁きに、タクはたまらず息を漏らす。
タクは自らの胸の奥で、閉ざされていた何かが少しずつ溶けはじめていることを感じていた。
その夜、二人は何度も互いを求め強く抱き合っていた。
もはや言葉など必要もないほどに、二人は本能が導くままに快楽を分け合った。
カイの指先がタクの背中を滑るたび、タクは小さく身を震わせる。それにより、カイの熱は激しく締め付けられる。
「いいね、すごくいいよ。もっと、……もっとしよう?」
絡め合う熱い舌の感触に、タクは思わず目を細める。
このように誰かに強く求められたのは、初めてであった。そのようなタクの様子を目の当たりにして、カイは優しく笑いタクの髪を撫でていた。
「大丈夫だよ、俺がいるから。もう大丈夫」
その言葉が、タクの心を溶かしていく。
安らぎとともに、その身の奥底には強い熱が広がる。
「君、ほんとうに初めて?俺、何回出したんだろうな……」
どろりと、その熱は溢れ出す。
タクはただ、息を吸うことに意識を集中させていた。
「まだ、もっと……したい……」
「いいよ。君の気が済むまで、付き合ってあげるから」
その後も二人は言葉少なに、しかしその身をもってして語り合う。
タクは初めて、自らが誰かに必要とされること、そして自らが誰かを必要とすることの喜びを知る。
カイもまた、孤独の中で見つけた小さな幸福に心を満たしていた。
夜が更けると、外の世界の騒音は消え去り、部屋には二人だけの呼吸と鼓動が響き渡る。
タクはカイの胸に顔を埋め、静かに涙をこぼしていた。それは長いあいだ自らを閉ざしていた感情が、静かに解放されていくような瞬間でもあった。
朝になり、タクはカイの腕の中で昨夜の出来事を反芻していた。
怠惰で無為な日々に埋もれていた自らが、ほんの一夜でこのように心を満たされることになろうとは、まるで夢のようでもあったのだ。
カイは静かに、タクの髪を撫でながら微笑む。
「これからも、一緒にいよう?」
タクは頷き、ほんの少しの勇気を胸に抱きしめた。
彼の心に、初めてこの世界で生きる意味が芽生えた瞬間でもあったのだ。
***
しかしその後、タクは集落を離れ、異世界の役場で新たな生活をはじめることとなる。
原因は、カイの浮気癖であった。
タクの気づかぬうちに、カイはふらふらとタクのもとを何も言わず去ってしまった。
その後姿を見つけた時には、カイは見知らぬ男の腰を抱きタクに見せたあの笑みを浮かべていた。
しょせんは、ひとときの関係であったのだ。
だがあの夜に感じた温もりと小さな幸福は、タクの胸に深く刻まれ、後のレムとの時間にも密かに影響を与えていた。
孤独を知り、愛される喜びを知ったタクは、その記憶を抱えたまま日々を生きていくのである。
そこは名前も知られぬ小さな集落であり、生きる意欲を失った人々が、互いに干渉することもなく怠惰に暮らしている場所でもあったのだ。
「ここは異世界転移をしても、この世界に馴染めなかった人が集う場所だよ」
集落の案内人は、タクの身を快く受け入れた。
タクはその中で、自らの存在価値を問いながら日々を過ごしていた。
毎朝遅く起き、食事を手に入れることもままならず、ただ時間を消費するだけの生活。
体を動かすこともなく、目の前の一日を無気力にやり過ごすだけであった。だが、この無為な日常が自らの身を守っているような感覚もどこかで持っていたのである。
***
ある、夕暮れどきのこと。
集落の中央にある小さな広場で、タクは一人腰を下ろしていた。
空は茜色に染まり、陽が沈む瞬間の儚さが彼の心を静かに揺さぶった。周囲には、同じように怠惰に座る人々の姿もあった。
彼らの目はどこか虚ろで、誰かに見られることを臆することもなくただ日常の退屈を受け入れるだけであったのだ。
その時、タクの目の前に一人の男が現れる。
男は、カイと名乗っていた。年はタクより少し上で、体格はしっかりしていたがその目の奥には寂しさと優しさが共存しているかのようにみえていた。
カイはタクを見つめてにっこりと笑うと、軽く頭をかしげてみせる。
「君、ここで何をしているんだい?」
タクは、答えを迷った。
口に出せば、自らの無為な日常が白日の下にさらされるようで、途端にそれは恥ずべきものであるかのように思えたからだ。
「見たところ新入りのようだけど、大丈夫?ここは、君の全てを受け入れてくれる場所だよ。何も迷うようなことはない」
しかしカイの柔らかな笑みに、自然とタクの心は緩んでいく。
「ただ、生きてるだけなんだと思う」
そう答えてみせるタクに向けて、カイは小さく笑った。
「そうか。それなら、少しだけ俺と一緒に過ごしてみないか?楽しいこと、しよう」
その誘いは何の重みもないように見えたが、なぜだかタクの心にはじんわりと染みわたる。
「楽しい、こと?」
「うん。俺はこの場所で、いつも楽しく過ごしていたいんだ」
カイは強く、タクの手を握った。
タクもまた、その手をわずかに握り返してみる。
「そう、その調子。あっちに俺の小屋があるからさ、そこで暮らそう」
同じような孤独を抱える二人にとって、そのような心の触れ合いは、かけがえのない宝物であるかのように感じられていた。
その日の夜、タクはカイが住むという小さな小屋に身を寄せていた。
夜風がかすかに窓を揺らし、その上に広がる星々は小さな輝きを放つ。穏やかな夜であった。
二人は元の世界で着ていたような灰色の緩やかな服に身を包み、何をするでもなくただ互いの指を絡め合う。
あぐらをかくカイの身の上にタクは収まり、カイの手を取っては振り返り微笑む。
カイの体温はタクのものよりわずかに高く、その背に伝わる温度にタクはぬくもりを感じていた。
「君ってほんとうに、可愛いね」
そのような言葉を耳元で囁かれ、タクの頬はほんのりと赤みを帯びる。
「可愛くなんか……」
「いいや、可愛いよ。俺、君のこと好きだな」
カイはそっとタクの腹部に腕を回し、頬に唇を寄せた。
タクは戸惑いながらも、その腕におずおずと触れる。
「どう?俺と、楽しいことしよう……」
ふいに押し付けられた硬く熱を帯びるその物体の正体に、タクはすべての意味を理解する。
しかしここで否定をしたところで、もはや何の意味も成さないことをタクは感じていた。
「いいよ、しよう。でも、俺……初めてだから」
タクの返事に、カイは満面の笑みを浮かべて頷いた。
「大丈夫、誰にだって初めてはあるんだから」
カイはタクの服の中へと手を滑り込ませ、その素肌へと指を滑らせる。
やけに慣れたその手つきに、途端にタクの身には緊張がはしった。
「ぜんぶ俺に任せて?君はただ、楽しいことだけを感じていればいいんだよ?」
その言葉に、タクは心を決めて静かに目を閉じた。
深い闇の中でその身を襲うのは、初めて味わう快楽の存在であった。
カイは丁寧に、タクの秘められた場所をゆっくりとほぐしていく。いつしかその緊張はほどかれ、タクは知らず知らずのうちによがり声をあげてしまう。
次第にその声は大きくなり、カイの熱も張り詰めていく。
いよいよその熱が自らの身に沈められた時、タクは目の端から涙を流していた。
悲しいわけではない、切ないわけではない。ただ、生理的に流れたものなのであろう。
静かに指で拭えば、落ち着いた声が上から降ってきた。
「どう?……楽しんでる?」
その声に、タクは甘い吐息で返すことしかできないでいた。
「どうやら、いいみたいだね。よかった」
その熱はタクの奥深くへと、常では味わうことができなかった快感や幸福をもたらしていた。
「こうして触れるだけでも、安心できるものなんだよ?人って、一人じゃ寂しいからね」
カイの低い囁きに、タクはたまらず息を漏らす。
タクは自らの胸の奥で、閉ざされていた何かが少しずつ溶けはじめていることを感じていた。
その夜、二人は何度も互いを求め強く抱き合っていた。
もはや言葉など必要もないほどに、二人は本能が導くままに快楽を分け合った。
カイの指先がタクの背中を滑るたび、タクは小さく身を震わせる。それにより、カイの熱は激しく締め付けられる。
「いいね、すごくいいよ。もっと、……もっとしよう?」
絡め合う熱い舌の感触に、タクは思わず目を細める。
このように誰かに強く求められたのは、初めてであった。そのようなタクの様子を目の当たりにして、カイは優しく笑いタクの髪を撫でていた。
「大丈夫だよ、俺がいるから。もう大丈夫」
その言葉が、タクの心を溶かしていく。
安らぎとともに、その身の奥底には強い熱が広がる。
「君、ほんとうに初めて?俺、何回出したんだろうな……」
どろりと、その熱は溢れ出す。
タクはただ、息を吸うことに意識を集中させていた。
「まだ、もっと……したい……」
「いいよ。君の気が済むまで、付き合ってあげるから」
その後も二人は言葉少なに、しかしその身をもってして語り合う。
タクは初めて、自らが誰かに必要とされること、そして自らが誰かを必要とすることの喜びを知る。
カイもまた、孤独の中で見つけた小さな幸福に心を満たしていた。
夜が更けると、外の世界の騒音は消え去り、部屋には二人だけの呼吸と鼓動が響き渡る。
タクはカイの胸に顔を埋め、静かに涙をこぼしていた。それは長いあいだ自らを閉ざしていた感情が、静かに解放されていくような瞬間でもあった。
朝になり、タクはカイの腕の中で昨夜の出来事を反芻していた。
怠惰で無為な日々に埋もれていた自らが、ほんの一夜でこのように心を満たされることになろうとは、まるで夢のようでもあったのだ。
カイは静かに、タクの髪を撫でながら微笑む。
「これからも、一緒にいよう?」
タクは頷き、ほんの少しの勇気を胸に抱きしめた。
彼の心に、初めてこの世界で生きる意味が芽生えた瞬間でもあったのだ。
***
しかしその後、タクは集落を離れ、異世界の役場で新たな生活をはじめることとなる。
原因は、カイの浮気癖であった。
タクの気づかぬうちに、カイはふらふらとタクのもとを何も言わず去ってしまった。
その後姿を見つけた時には、カイは見知らぬ男の腰を抱きタクに見せたあの笑みを浮かべていた。
しょせんは、ひとときの関係であったのだ。
だがあの夜に感じた温もりと小さな幸福は、タクの胸に深く刻まれ、後のレムとの時間にも密かに影響を与えていた。
孤独を知り、愛される喜びを知ったタクは、その記憶を抱えたまま日々を生きていくのである。
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