デカ男好きの俺が異世界転移した先は巨人族が暮らす集落だった

陽花紫

文字の大きさ
7 / 9

相談したはいいものの

しおりを挟む
 ある日俺は、あの二人の姿を思い浮かべていた。

「そういえばシンジさんとガラさんって、どうやってるんだ?」

 その言葉に、ダグもまた眉を上げていた。
「相談しにいくか?」
「そうだな、結婚報告もしてないし……。よし!挨拶がてら、聞きに行くか」
 善は急げと、俺とダグは手土産を持ってシンジさんとガラさんの家を訪ねていた。

 急な訪問にも関わらず、二人は快く出迎えてくれた。
 ダグの集落で採れた沢山の野菜を渡せば、ガラさんはとても喜んでいた。
「まあ、座りなよ。……その顔。なにか悩み事でも?」
 まずはじめに俺たちは、結婚報告をしていた。
「すごいじゃないか、おめでとう!」
「おめでとうございます」
 二人は、手を叩いて喜んでくれた。

「それで、今日はお二人に聞きたいことがありまして……」
 そして俺たちは、本題に入っていた。
 ダグの大きな体を受け入れるには、どうすればいいのかと。

 しかしシンジさんは、悲しそうな顔をしてこう言った。
「俺とガラも、やってみようとしたんだけど……。無理だったんだ」
「シンジの、内部が裂けてしまいまして……。すぐに、医者に診てもらったんです」
 その言葉に、俺たちは絶望した。
 そんな俺とダグの顔を交互に見つめて、シンジさんは安心させるかのように微笑んだ。
「でも、何も挿入だけが愛を確かめ合うことじゃないと思うんだ。愛を伝える方法は、ほかにいくらでもあるんだから」
「そうですよ。私は、これ以上シンジに負担をかけたくはないと思っていますから」
「ガラ……。ありがとう」
「こちらこそ」
 二人の言葉とその雰囲気に、俺は無理にでも納得しようとした。

 それでも、心のどこかでは納得することができなかったんだ。
「すみません、変なことを聞いてしまって」
「いいや。また何か困ったことがあったら、いつでもおいで。末永く、お幸せにね」
「ありがとうございます」
 丁寧に挨拶をしてから、俺とダグは家に帰った。


 ダグは、何も言わなかった。
 それでも俺は、諦めたくはなかったんだ。
「シンジさんはああ言ってたけどさ、俺は……諦めたくない。指だって、もう二本も入るようになったんだ。俺は……最後までしたい」
 その言葉に、ダグは目に涙を浮かべていた。
 そして、静かに俺の肩を指で撫でてうつむいた。
「その気持ちは嬉しいけど、これ以上進めたら……ヒロキは最悪死んでしまうかもしれないんだぞ?」
 今にも泣きそうなその顔に、俺までもつられて泣きそうになってしまう。
 けれど俺は、拳を握ってこう伝えたんだ。
「絶対、死なない!死なないように、時間をかけて慣らしていけばいいんだ……」
 ダグの大きな指に手を置いて、俺はその顔をしっかりと見上げた。
「でも……」
 大粒の涙が、びちゃりと足元のテーブルを濡らした。
「それに、俺はシンジさんみたいに華奢じゃない!これからも鍛えるし、俺はダグと繋がりたい!愛しているからこそ、最後までやりたいんだ!」
 そう手を叩けば、ダグはゆっくりと顔をあげた。
 頬には、滝のような涙が流れていた。
「……俺も、もちろんヒロキのことを愛してる!……本当に、後悔しないな?」
「もちろん、ダグにされて嫌なことなんて……一つもないんだ」
 俺たちは静かに抱き合って、心に決めたんだ。
 絶対に、諦めはしないと。

***

 それからも、毎晩特訓のような日々が続いていた。
 痛みと快感の境界を探りながら、俺たちは何度も立ち止まり、何度も抱きしめ合っていた。

 毎回終わるたびに、ダグは俺の髪を撫でてくれて俺は大きな胸に全身を埋めていた。
 息が苦しいほどに求め合いながら、けれど決して無理だけはしなかった。

「やった、三本目だ……!」
「入ったな、ヒロキ!」

 ダグのでかちんは、ダグの指四本分くらいだった。
 埋める指が増えていくたびに、俺たちは希望が持てていた。

 ダグは木で大きな張り型も作ってくれて、指とそれと交互に俺のナカに埋めていた。
「……ん゛っ!……そう、いいかんじ……」
「痛くないか?」
「痛くないよ。むしろ……」
 俺は、さらなる性癖の扉を開けていた。
 すでに越えてはいけない場所までも押し拡げられて、臓器という臓器が押し潰されるような感覚に興奮をおぼえていたのだから。

「……い゛い゛っ゛!」

 ダグの四本目の指が、追加されようとしていた。

 初めの頃は何度も避けていた浅い部分は、日々の特訓によって強く頑丈なものへと変わっていた。
 全てを包み込むように、奥を押し広げる指を受け止めていく。
 これまで以上に俺の腹部は盛り上がり、ついには胃液を吐いてしまう。
 けれどダグは、決して指を止めなかった。
 俺がそう願っていたし、それすらも、気持ちのいいことだと俺の頭は認識していたんだ。

 静かに、全ての指が丁寧に引き抜かれた。
「あ゛か゛か゛っ゛!」
 全てが終わるころには、俺は白目をむいて潮を噴くのがお決まりになっていた。

 時にはコントロールがきかなくて放尿してしまって、ダグにちゅーちゅー吸われることもあったんだ。


 俺もたいがいだけど、ダグもまた、このところ性癖がバグってきてると思うんだ。
「ヒロキ、ヒロキっ!」
 近頃は、木を彫って作った俺と同じくらいのサイズの人形に向けてダグは腰を振っていた。

 俺の体に負担をかけないための練習だと言っていたが、それはまさしく木のオナホ相手に種付けするいやらしいダグのオナニー姿で、俺は眼福だと思ってその姿を心の中でよだれを垂らしながら見つめていた。
 それと同時に、木の人形に嫉妬することもあったんだ。
「ダグ、俺を見てよ」
 そう強い言葉を投げかけて、ダグの視線をこっちに向かせる。

 ダグは額に汗を浮かべながら、それでもへこへこと腰を振っていた。
「見てる。ヒロキだと思って、してるんだ……」
 その言葉に嬉しく思いながら、俺もまた張り型を使って自らの後ろを拡げていた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!

ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。 牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。 牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。 そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。 ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー 母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。 そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー 「え?僕のお乳が飲みたいの?」 「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」 「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」 そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー 昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!! 「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」 * 総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。 いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><) 誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。

冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される

マンスーン
BL
​王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。 泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

お兄ちゃんができた!!

くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。 お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。 「悠くんはえらい子だね。」 「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」 「ふふ、かわいいね。」 律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡ 「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」 ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。

竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜

レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」 魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。 彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました

ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載

とある美醜逆転世界の王子様

狼蝶
BL
とある美醜逆転世界には一風変わった王子がいた。容姿が悪くとも誰でも可愛がる様子にB専だという認識を持たれていた彼だが、実際のところは――??

処理中です...