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カオルとカズトが交際をはじめて一月ほどが経過したある日のこと、カズトはヒロインであるミユキに呼び出されていた。
その姿を目にした瞬間、カオルはゲーム補正でカズトの想いがミユキに傾いてしまうのではないかと焦っていた。
校舎裏で、ミユキはカズトに向けて想いを伝えていた。
「カズトくんのことが、好きなの……」
その告白は、まるでシナリオ通りであった。
しかしカズトは、きっぱりと断っていた。
「ごめん。俺、君のことよく知らないから」
そしてミユキもまた、諦めなかった。
「よく知らないって……。それなら、これから私のことを知ってほしいの。私はこんなにもカズトくんのことが好きなのに」
「いや、俺他に好きな人がいるから。本当に、ごめん。それじゃ」
カズトはミユキに背を向け、静かに立ち去った。
カオルはほっと息をつきながら、カズトの後についていこうとした。
しかし耳に入った呟きに、思わず背筋を凍らせてしまう。
「攻略対象が落ちないだなんて、おかしいわ……」
そして、あることを思い出す。
実はカズトもまた、モブでありながらも隠れ攻略対象であったのだ。
しかしゲームを何周かプレイしないと、そのルートは開かれない。
カオルはわずかな不安を胸に押し込めながら、どうかこのまま何も起きないようにと願うばかりであった。
しかし次の日、思いもよらない出来事にカオルは言葉を失っていた。
カオルもまた、攻略対象のうちの一人であるレグルスから愛の告白をされていたのだ。
「俺は、お前のことが好きだ」
レグルスは騎士団長の息子であり、クラスメイトでもあった。
しかしカオルとの接点は、皆無に等しい。
誰かの間違いではないのかと伝えると、レグルスはカオルを静かに睨みつけた。
同じ黒髪黒目であるというものの、レグルスは体格もよくその容姿も整っていた。
「カオルのことが、好きなんだ。どうか俺と付き合ってほしい」
告白をしているというのに、眉間には深く皺が刻まれ口角は下がっていた。
カオルはその気迫に怯えながらも、やっとの思いで言葉を絞り出す。
「ごめん。……気持ちは嬉しいんだけど、……その、そういうの、受けられないんだ……」
「ああ!?」
次の瞬間、カオルの真横に勢いよくその手が押し付けられた。
いわゆる、壁ドン状態である。しかしそこには、ときめきではなく恐怖が生まれていた。
「この学園にいられなくなっても……、いいのか?」
それは紛れもなく、脅しであった。
乙女ゲームの攻略対象にしては、いささか横暴すぎないかとカオルは遠くを見つめていた。
「おい、聞いてるのか?」
「すみません、ごめんなさい!」
その気迫にいてもたってもいられずに、カオルは静かに逃げ出した。
二人はそれぞれ断ったはずであった。
しかしなおも、ミユキとレグルスは諦めなかった。
気づけば、教室へ行くたびに誰かの視線が刺さるようになる。
ミユキのファンもレグルスの取り巻きをも敵に回す形となり、カオルとカズトの学園生活は急速に息苦しいものへと変わってしまう。
そしてある日、二人は同時に決意する。
「……もう、ここにはいられない」
「カズト……」
「逃げよう。カオルと一緒なら、俺はどこでも生きていける」
学園に退学届を出したとき、両家の親は激怒した。
家はしばらく荒れたが、それでも二人はその手を離しはしなかった。
波風を立てない平和な生活が一番だと、互いに強く誓った。
***
二人は家を離れ、とある小さな町で一緒に暮らすようになる。
実家からの援助もなく、苦しい日々をおくっていたがそれでも二人はその顔に笑みを絶やさなかった。
しかしある日、カズトは呟く。
「このままで、本当に幸せになれるのか?」
二人は働いていたものの、給料も安く蓄えも少なかった。
そのままでいいとカオルは笑うものの、カズトはそうは思わなかった。
その身にまとう服も、もう何年も新調していないのだから。
「俺は……カオルにもっと、いい暮らしをさせたい」
その声は、いつになく弱いものであった。
「カズト……」
カオルの胸は、ひどく締め付けられる。
ささやかな幸せは、確かにここにあるというのに。
しかしカズトの不安も、痛いほどにわかっていた。
二人はより良い未来を求めて、新たな仕事を探しはじめる。
しかし、どこも不採用であった。
魔力量も少なく、なおかつ魔法学園を退学した二人に対して、世間は冷たくもあったのだ。
そのような中、唯一その身を受け入れる場所をカズトは見つけだしていた。
「魔力の量は問わない、未経験でもいい、若い男大歓迎」
しかしその場所は、騎士団であった。
そこにはかつてカオルのことを脅していたレグルスが、今や団長となって君臨しているのであった。
貼り紙を前に、二人はどうしたものかと腕を組む。
「カズト、もっと他にいい所があるんじゃないのか?」
カオルはレグルスの記憶を思い出し、わずかにその身を震わせた。
しかしカズトは、頑なであった。
「給料も、これまで探したどこよりもいい。カオル、俺一人だけでも、入団試験を受けてみる」
「でも、レグルスがいるんだぞ?」
「俺はカオルのためなら、なんだってする」
そのように門のそばで立ち止まる二人の様子を見かねて、やがて騎士団のうちの一人が声をかける。
「迷うなら、入ってみるといい。試験を受けてみなきゃ結果も出ないし、どうせ厳しい指導についていけなくて、すぐに辞める奴も多いんだ。いい経験くらいにはなるさ」
その言葉は軽く背中を押すだけのものであり、強要でも脅しでもなかった。
しかし、今の二人の胸には必要以上に響いていた。
「俺、やってみる」
「カズトが行くなら、俺も行く」
不安な未来よりも、カズトと離れることの方が怖い。
その一心で、カオルは一歩を踏み出した。
入団試験は、あっけないほど残酷であった。
団員たちの手によって、カオルもカズトもまるで紙のように吹き飛ばされてしまったのだ。
剣を握ってもその手は震え、魔法陣の描画は遅く、その盾は数秒で弾き飛ばされてしまう。
「不合格」
試験官は、あっさりと告げた。
「残念だったな。また来いよ!」
手を振る団員に見送られ、カオルとカズトは互いに顔を見合わせる。
「駄目なものは、駄目なんだな」
「そうだね、でも……いい経験にはなったと思う」
そこには悔しさよりも、勇気を振り絞って立ち向かった清々しさがあったのだ。
「帰ろう、カズト」
「ああ。今日の夕飯は、何にしようか」
そのような他愛ない言葉を交わしながら歩き出した、その時であった。
視界の端に、見覚えのある影が立ちはだかる。
団長服を堂々と着こなし、黒の髪を風になびかせた男。
レグルスであったのだ。
「カオル」
その低い声が響くや否や、カオルに向けてレグルスの腕が伸びる。
「カズト!」
叫んだ瞬間にはもう遅く、カオルの身は抱えられレグルスによって連れ去られてしまう。
「カオル!」
カズトもまた慌てて、その後を追いかける。
その姿を目にした瞬間、カオルはゲーム補正でカズトの想いがミユキに傾いてしまうのではないかと焦っていた。
校舎裏で、ミユキはカズトに向けて想いを伝えていた。
「カズトくんのことが、好きなの……」
その告白は、まるでシナリオ通りであった。
しかしカズトは、きっぱりと断っていた。
「ごめん。俺、君のことよく知らないから」
そしてミユキもまた、諦めなかった。
「よく知らないって……。それなら、これから私のことを知ってほしいの。私はこんなにもカズトくんのことが好きなのに」
「いや、俺他に好きな人がいるから。本当に、ごめん。それじゃ」
カズトはミユキに背を向け、静かに立ち去った。
カオルはほっと息をつきながら、カズトの後についていこうとした。
しかし耳に入った呟きに、思わず背筋を凍らせてしまう。
「攻略対象が落ちないだなんて、おかしいわ……」
そして、あることを思い出す。
実はカズトもまた、モブでありながらも隠れ攻略対象であったのだ。
しかしゲームを何周かプレイしないと、そのルートは開かれない。
カオルはわずかな不安を胸に押し込めながら、どうかこのまま何も起きないようにと願うばかりであった。
しかし次の日、思いもよらない出来事にカオルは言葉を失っていた。
カオルもまた、攻略対象のうちの一人であるレグルスから愛の告白をされていたのだ。
「俺は、お前のことが好きだ」
レグルスは騎士団長の息子であり、クラスメイトでもあった。
しかしカオルとの接点は、皆無に等しい。
誰かの間違いではないのかと伝えると、レグルスはカオルを静かに睨みつけた。
同じ黒髪黒目であるというものの、レグルスは体格もよくその容姿も整っていた。
「カオルのことが、好きなんだ。どうか俺と付き合ってほしい」
告白をしているというのに、眉間には深く皺が刻まれ口角は下がっていた。
カオルはその気迫に怯えながらも、やっとの思いで言葉を絞り出す。
「ごめん。……気持ちは嬉しいんだけど、……その、そういうの、受けられないんだ……」
「ああ!?」
次の瞬間、カオルの真横に勢いよくその手が押し付けられた。
いわゆる、壁ドン状態である。しかしそこには、ときめきではなく恐怖が生まれていた。
「この学園にいられなくなっても……、いいのか?」
それは紛れもなく、脅しであった。
乙女ゲームの攻略対象にしては、いささか横暴すぎないかとカオルは遠くを見つめていた。
「おい、聞いてるのか?」
「すみません、ごめんなさい!」
その気迫にいてもたってもいられずに、カオルは静かに逃げ出した。
二人はそれぞれ断ったはずであった。
しかしなおも、ミユキとレグルスは諦めなかった。
気づけば、教室へ行くたびに誰かの視線が刺さるようになる。
ミユキのファンもレグルスの取り巻きをも敵に回す形となり、カオルとカズトの学園生活は急速に息苦しいものへと変わってしまう。
そしてある日、二人は同時に決意する。
「……もう、ここにはいられない」
「カズト……」
「逃げよう。カオルと一緒なら、俺はどこでも生きていける」
学園に退学届を出したとき、両家の親は激怒した。
家はしばらく荒れたが、それでも二人はその手を離しはしなかった。
波風を立てない平和な生活が一番だと、互いに強く誓った。
***
二人は家を離れ、とある小さな町で一緒に暮らすようになる。
実家からの援助もなく、苦しい日々をおくっていたがそれでも二人はその顔に笑みを絶やさなかった。
しかしある日、カズトは呟く。
「このままで、本当に幸せになれるのか?」
二人は働いていたものの、給料も安く蓄えも少なかった。
そのままでいいとカオルは笑うものの、カズトはそうは思わなかった。
その身にまとう服も、もう何年も新調していないのだから。
「俺は……カオルにもっと、いい暮らしをさせたい」
その声は、いつになく弱いものであった。
「カズト……」
カオルの胸は、ひどく締め付けられる。
ささやかな幸せは、確かにここにあるというのに。
しかしカズトの不安も、痛いほどにわかっていた。
二人はより良い未来を求めて、新たな仕事を探しはじめる。
しかし、どこも不採用であった。
魔力量も少なく、なおかつ魔法学園を退学した二人に対して、世間は冷たくもあったのだ。
そのような中、唯一その身を受け入れる場所をカズトは見つけだしていた。
「魔力の量は問わない、未経験でもいい、若い男大歓迎」
しかしその場所は、騎士団であった。
そこにはかつてカオルのことを脅していたレグルスが、今や団長となって君臨しているのであった。
貼り紙を前に、二人はどうしたものかと腕を組む。
「カズト、もっと他にいい所があるんじゃないのか?」
カオルはレグルスの記憶を思い出し、わずかにその身を震わせた。
しかしカズトは、頑なであった。
「給料も、これまで探したどこよりもいい。カオル、俺一人だけでも、入団試験を受けてみる」
「でも、レグルスがいるんだぞ?」
「俺はカオルのためなら、なんだってする」
そのように門のそばで立ち止まる二人の様子を見かねて、やがて騎士団のうちの一人が声をかける。
「迷うなら、入ってみるといい。試験を受けてみなきゃ結果も出ないし、どうせ厳しい指導についていけなくて、すぐに辞める奴も多いんだ。いい経験くらいにはなるさ」
その言葉は軽く背中を押すだけのものであり、強要でも脅しでもなかった。
しかし、今の二人の胸には必要以上に響いていた。
「俺、やってみる」
「カズトが行くなら、俺も行く」
不安な未来よりも、カズトと離れることの方が怖い。
その一心で、カオルは一歩を踏み出した。
入団試験は、あっけないほど残酷であった。
団員たちの手によって、カオルもカズトもまるで紙のように吹き飛ばされてしまったのだ。
剣を握ってもその手は震え、魔法陣の描画は遅く、その盾は数秒で弾き飛ばされてしまう。
「不合格」
試験官は、あっさりと告げた。
「残念だったな。また来いよ!」
手を振る団員に見送られ、カオルとカズトは互いに顔を見合わせる。
「駄目なものは、駄目なんだな」
「そうだね、でも……いい経験にはなったと思う」
そこには悔しさよりも、勇気を振り絞って立ち向かった清々しさがあったのだ。
「帰ろう、カズト」
「ああ。今日の夕飯は、何にしようか」
そのような他愛ない言葉を交わしながら歩き出した、その時であった。
視界の端に、見覚えのある影が立ちはだかる。
団長服を堂々と着こなし、黒の髪を風になびかせた男。
レグルスであったのだ。
「カオル」
その低い声が響くや否や、カオルに向けてレグルスの腕が伸びる。
「カズト!」
叫んだ瞬間にはもう遅く、カオルの身は抱えられレグルスによって連れ去られてしまう。
「カオル!」
カズトもまた慌てて、その後を追いかける。
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この作品は感想を受け付けておりません。
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