2 / 19
双子の弟レイ
しおりを挟む
時を同じくして。
夜の森には冷たい風が吹き、鬱蒼と生い茂る木々を揺らしながらかすかな音を立てていた。
その静寂を破ったのは、か弱い赤子の泣き声であった。
木々に反響するその声は、獣たちの興味を誘い、やがて暗い影はいくつも近づいてくる。
泣いていたのは双子の弟、レイであった。
兄とは知らぬ距離の向こうで、この子もまた同じ夜に生を受け、そして同じ夜に捨てられた幼子であったのだ。
籠の中で小さな手を振る赤子に、獣たちはさらに歩み寄る。
しかしその前に、ひらひらと黒い羽根が舞い降りた。
「なんだこれ?……ちっちゃくて、可愛いなあ」
赤子を覗き込んだのは、甘く掠れた声で笑う一人の悪魔であった。
それは漆黒の翼を持つ、インキュバスでもあったのだ。その名は、ムウという。
赤子は泣き止む気配もなく、空を見上げて手足をばたつかせる。
その仕草があまりにも小動物めいていて、ムウは思わずにっこりと目を細める。
「よしよし。こんな可愛いの、森に置いといたら食われちゃうだろ?面白そうだし、拾ってこ」
ムウは籠ごと赤子の身を抱え上げ、ひと息に夜空へ向けて飛び立った。
***
その行き先は、魔王城であった。
そこは人ならざる物どもが蔓延り、夜の闇を誇る最大の要であるはずの場所でもあった。
だが今その場所は、ひどく静まり返っていた。
主である魔王は封印されて久しく、従う悪魔や魔物たちは皆、その役目を失い退屈を持て余していたのである。
「魔王様。今日は、面白いものを拾ったんですよ?」
一応報告をと、ムウは封印された魔王の身。いや、眠るように横たわるその身へと声をかけていた。
返事があるわけではないが、それはもはや日課のようになっていたのだ。
黒い結晶に覆われた寝台の上で、魔王はまるで永い眠りを続けるかのように呼吸ひとつこぼしもしなかった。
「あーあ、いつになったら目覚めてくれるんですか?退屈すぎて、どうにかなりそう」
ムウはわずかに寂しげに笑い、魔王の頬に軽く口付けを落としていた。
彼は魔王に一方的に心酔し、長い間仕えてきた腹心でもあったのだ。
だからこそ、その不在は胸に大きな穴を開けるほど退屈で、寂しいものでもあったのだ。
そのときであった。
抱えていた赤子が、強く泣き出してしまう。
「わっ……!どうしたんだ?」
その涙はぽろぽろと溢れ、慌てるムウの手をすり抜けてひと粒、またひと粒と魔王の胸元へと落ちていく。
次の瞬間、魔王の身からは焼け焦げるような匂いとともに、もくもくと黒い煙が立ちのぼる。
ムウは驚き、反射的に飛び退いた。
「……なんだ、これは!」
煙の中、魔王のその身がわずかに。ほんのわずかではあったが、動いたように見えたのだ。
「魔王、様……?」
思わずムウは、目を凝らす。
しかしその日、それ以上の変化は起こらなかった。
赤子は絶えず泣き続けるために、ムウは静かに誘惑の歌を口ずさむ。それは日頃女たちを惑わせるために使っていたものであったが、この際どうでもいいと軽快な節回しで無垢な赤子に向けて唄ってみせた。
やがて涙は止まり、静かな寝息が耳に届く。
ムウはため息をつき、いま一度魔王と赤子とを見返した。
見間違いなどではない。
確かに、魔王は反応したのだ。この、赤子の涙に。
「この子に、何かあるってことなのか?」
ムウは急いで、他の悪魔や魔物たちを招集した。
サキュバス、ダークエルフ、ゴブリンなど。獣たちもわらわらと集まり、その全員が、久方振りの騒ぎに目を輝かせていたのであった。
「この子が、魔王様の封印を解く鍵になるのかもしれない!」
そのようなムウの言葉に、ざわめきが広がった。
「なんだって?こんな赤ん坊が……」
「おい、人間の子供じゃないか!」
「魔王様復活の日が、近いってこと?」
「とにかく、今はこの子の未来に賭けようと思う!」
ムウの声は、強く響き渡った。
そのような中、サキュバスのうちの一人から落ち着いた声があがる。
「そういえばこの子、名前はないの?」
「名前?たしか、ここに紙があったような……。ああ、あった!”レイ”、レイっていうんだ!」
こうして魔王城の者たちは、ムウを筆頭にレイを育てることとなったのである。
***
それからの日々、城には久しく活気が戻っていた。
レイが泣き出すと、その涙は悪魔たちの手によって宝石の器へと集められ、封印された魔王の身へ落とされた。
日に何度か繰り返されるその動作によって、確かに封印は薄れていく。
「聖なる者の涙で復活する……。って、レイ!お前はそんなにすごい子だったのか?」
ムウは分厚い魔術書を何冊も読み漁りながら、昼寝をするレイを横目に呟いた。
レイはまだ言葉も覚束ない幼児ながら、悪魔たちに囲まれてのびのびと育っていた。
特に懐いていたのはゴブリンのグウと、寡黙なダークエルフのシェリルであった。
グウは主な遊び相手となり、シェリルは不器用に世話を焼いていた。
ムウはその様子を少し離れて眺め、時折嬉しそうに笑みを浮かべていた。
「うんうん、いい感じに育ってるねえ」
***
月日は流れ、レイは心優しき少年へと成長していた。
他の悪魔や魔物たちとも笑みを交わし、ムウの後をついて回る。
泣くことは少なくなったが、封印された魔王のその身に触れるたびにその脈動のようなものが少しずつ戻っているのが分かるような気がしていた。
ムウは大いに喜び、魔王に向けて唇を寄せていた。
「魔王様、復活の日はすぐそこに……!」
レイはその姿を、小さな顔にわずかに眉を寄せながら静かに見つめていた。
ある日、レイはぽつりと告げた。
「魔王様が復活したら……。俺はもう、用済みってこと?」
その声には、不安と寂しさが混ざっていたのであった。
ムウは大きく笑い、細長い手でレイの黒髪を撫でつけた。
「何言ってるんだ?……レイ。お前はもう、俺たちの大切な家族なんだ!」
その言葉に、レイの瞳は大きく揺れた。
そして強く、ムウの身にしがみついた。
「おっと!」
「ムウ、本当に?」
「ああ、本当さ」
レイは、気付いていたのだ。
この城の者たちは優しいが、誰も自らの本当の親ではないのだと。
役目が終わったら、いずれ捨てられるのではないか。そのような恐れが、心に巣食いはじめる年頃でもあったのだ。
しかしムウの声色は、偽りもなくあたたかなものであった。
「大丈夫。魔王様が起きたら、一緒に出迎えよう。レイがその身を救ったんですよって、報告しないとな!」
その言葉に、レイは大きく頷いた。
しかしその胸の奥では、言いようのないざわつきが静かに膨らんでいた。
自らの涙で、誰かが目覚める。自らが育てられた、本当の意味とは。
そのすべてが、やがて兄であるライとの運命的な再会へと繋がっていくことを、この時のレイはまだ知らない。
夜の森には冷たい風が吹き、鬱蒼と生い茂る木々を揺らしながらかすかな音を立てていた。
その静寂を破ったのは、か弱い赤子の泣き声であった。
木々に反響するその声は、獣たちの興味を誘い、やがて暗い影はいくつも近づいてくる。
泣いていたのは双子の弟、レイであった。
兄とは知らぬ距離の向こうで、この子もまた同じ夜に生を受け、そして同じ夜に捨てられた幼子であったのだ。
籠の中で小さな手を振る赤子に、獣たちはさらに歩み寄る。
しかしその前に、ひらひらと黒い羽根が舞い降りた。
「なんだこれ?……ちっちゃくて、可愛いなあ」
赤子を覗き込んだのは、甘く掠れた声で笑う一人の悪魔であった。
それは漆黒の翼を持つ、インキュバスでもあったのだ。その名は、ムウという。
赤子は泣き止む気配もなく、空を見上げて手足をばたつかせる。
その仕草があまりにも小動物めいていて、ムウは思わずにっこりと目を細める。
「よしよし。こんな可愛いの、森に置いといたら食われちゃうだろ?面白そうだし、拾ってこ」
ムウは籠ごと赤子の身を抱え上げ、ひと息に夜空へ向けて飛び立った。
***
その行き先は、魔王城であった。
そこは人ならざる物どもが蔓延り、夜の闇を誇る最大の要であるはずの場所でもあった。
だが今その場所は、ひどく静まり返っていた。
主である魔王は封印されて久しく、従う悪魔や魔物たちは皆、その役目を失い退屈を持て余していたのである。
「魔王様。今日は、面白いものを拾ったんですよ?」
一応報告をと、ムウは封印された魔王の身。いや、眠るように横たわるその身へと声をかけていた。
返事があるわけではないが、それはもはや日課のようになっていたのだ。
黒い結晶に覆われた寝台の上で、魔王はまるで永い眠りを続けるかのように呼吸ひとつこぼしもしなかった。
「あーあ、いつになったら目覚めてくれるんですか?退屈すぎて、どうにかなりそう」
ムウはわずかに寂しげに笑い、魔王の頬に軽く口付けを落としていた。
彼は魔王に一方的に心酔し、長い間仕えてきた腹心でもあったのだ。
だからこそ、その不在は胸に大きな穴を開けるほど退屈で、寂しいものでもあったのだ。
そのときであった。
抱えていた赤子が、強く泣き出してしまう。
「わっ……!どうしたんだ?」
その涙はぽろぽろと溢れ、慌てるムウの手をすり抜けてひと粒、またひと粒と魔王の胸元へと落ちていく。
次の瞬間、魔王の身からは焼け焦げるような匂いとともに、もくもくと黒い煙が立ちのぼる。
ムウは驚き、反射的に飛び退いた。
「……なんだ、これは!」
煙の中、魔王のその身がわずかに。ほんのわずかではあったが、動いたように見えたのだ。
「魔王、様……?」
思わずムウは、目を凝らす。
しかしその日、それ以上の変化は起こらなかった。
赤子は絶えず泣き続けるために、ムウは静かに誘惑の歌を口ずさむ。それは日頃女たちを惑わせるために使っていたものであったが、この際どうでもいいと軽快な節回しで無垢な赤子に向けて唄ってみせた。
やがて涙は止まり、静かな寝息が耳に届く。
ムウはため息をつき、いま一度魔王と赤子とを見返した。
見間違いなどではない。
確かに、魔王は反応したのだ。この、赤子の涙に。
「この子に、何かあるってことなのか?」
ムウは急いで、他の悪魔や魔物たちを招集した。
サキュバス、ダークエルフ、ゴブリンなど。獣たちもわらわらと集まり、その全員が、久方振りの騒ぎに目を輝かせていたのであった。
「この子が、魔王様の封印を解く鍵になるのかもしれない!」
そのようなムウの言葉に、ざわめきが広がった。
「なんだって?こんな赤ん坊が……」
「おい、人間の子供じゃないか!」
「魔王様復活の日が、近いってこと?」
「とにかく、今はこの子の未来に賭けようと思う!」
ムウの声は、強く響き渡った。
そのような中、サキュバスのうちの一人から落ち着いた声があがる。
「そういえばこの子、名前はないの?」
「名前?たしか、ここに紙があったような……。ああ、あった!”レイ”、レイっていうんだ!」
こうして魔王城の者たちは、ムウを筆頭にレイを育てることとなったのである。
***
それからの日々、城には久しく活気が戻っていた。
レイが泣き出すと、その涙は悪魔たちの手によって宝石の器へと集められ、封印された魔王の身へ落とされた。
日に何度か繰り返されるその動作によって、確かに封印は薄れていく。
「聖なる者の涙で復活する……。って、レイ!お前はそんなにすごい子だったのか?」
ムウは分厚い魔術書を何冊も読み漁りながら、昼寝をするレイを横目に呟いた。
レイはまだ言葉も覚束ない幼児ながら、悪魔たちに囲まれてのびのびと育っていた。
特に懐いていたのはゴブリンのグウと、寡黙なダークエルフのシェリルであった。
グウは主な遊び相手となり、シェリルは不器用に世話を焼いていた。
ムウはその様子を少し離れて眺め、時折嬉しそうに笑みを浮かべていた。
「うんうん、いい感じに育ってるねえ」
***
月日は流れ、レイは心優しき少年へと成長していた。
他の悪魔や魔物たちとも笑みを交わし、ムウの後をついて回る。
泣くことは少なくなったが、封印された魔王のその身に触れるたびにその脈動のようなものが少しずつ戻っているのが分かるような気がしていた。
ムウは大いに喜び、魔王に向けて唇を寄せていた。
「魔王様、復活の日はすぐそこに……!」
レイはその姿を、小さな顔にわずかに眉を寄せながら静かに見つめていた。
ある日、レイはぽつりと告げた。
「魔王様が復活したら……。俺はもう、用済みってこと?」
その声には、不安と寂しさが混ざっていたのであった。
ムウは大きく笑い、細長い手でレイの黒髪を撫でつけた。
「何言ってるんだ?……レイ。お前はもう、俺たちの大切な家族なんだ!」
その言葉に、レイの瞳は大きく揺れた。
そして強く、ムウの身にしがみついた。
「おっと!」
「ムウ、本当に?」
「ああ、本当さ」
レイは、気付いていたのだ。
この城の者たちは優しいが、誰も自らの本当の親ではないのだと。
役目が終わったら、いずれ捨てられるのではないか。そのような恐れが、心に巣食いはじめる年頃でもあったのだ。
しかしムウの声色は、偽りもなくあたたかなものであった。
「大丈夫。魔王様が起きたら、一緒に出迎えよう。レイがその身を救ったんですよって、報告しないとな!」
その言葉に、レイは大きく頷いた。
しかしその胸の奥では、言いようのないざわつきが静かに膨らんでいた。
自らの涙で、誰かが目覚める。自らが育てられた、本当の意味とは。
そのすべてが、やがて兄であるライとの運命的な再会へと繋がっていくことを、この時のレイはまだ知らない。
30
あなたにおすすめの小説
追放された『呪物鑑定』持ちの公爵令息、魔王の呪いを解いたら執着溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
「お前のそのスキルは不吉だ」
身に覚えのない罪を着せられ、聖女リリアンナによって国を追放された公爵令息カイル。
死を覚悟して彷徨い込んだ魔の森で、彼は呪いに蝕まれ孤独に生きる魔王レイルと出会う。
カイルの持つ『呪物鑑定』スキル――それは、魔王を救う唯一の鍵だった。
「カイル、お前は我の光だ。もう二度と離さない」
献身的に尽くすカイルに、冷徹だった魔王の心は溶かされ、やがて執着にも似た溺愛へと変わっていく。
これは、全てを奪われた青年が魔王を救い、世界一幸せになる逆転と愛の物語。
ざこてん〜初期雑魚モンスターに転生した俺は、勇者にテイムしてもらう〜
キノア9g
BL
「俺の血を啜るとは……それほど俺を愛しているのか?」
(いえ、ただの生存戦略です!!)
【元社畜の雑魚モンスター(うさぎ)】×【勘違い独占欲勇者】
生き残るために媚びを売ったら、最強の勇者に溺愛されました。
ブラック企業で過労死した俺が転生したのは、RPGの最弱モンスター『ダーク・ラビット(黒うさぎ)』だった。
のんびり草を食んでいたある日、目の前に現れたのはゲーム最強の勇者・アレクセイ。
「経験値」として狩られる!と焦った俺は、生き残るために咄嗟の機転で彼と『従魔契約』を結ぶことに成功する。
「殺さないでくれ!」という一心で、傷口を舐めて契約しただけなのに……。
「魔物の分際で、俺にこれほど情熱的な求愛をするとは」
なぜか勇者様、俺のことを「自分に惚れ込んでいる健気な相棒」だと盛大に勘違い!?
勘違いされたまま、勇者の膝の上で可愛がられる日々。
捨てられないために必死で「有能なペット」を演じていたら、勇者の魔力を受けすぎて、なんと人間の姿に進化してしまい――!?
「もう使い魔の枠には収まらない。俺のすべてはお前のものだ」
ま、待ってください勇者様、愛が重すぎます!
元社畜の生存本能が生んだ、すれ違いと溺愛の異世界BLファンタジー!
悪役令息に転生したのに、ヒーローもヒロインも不在で、拾って育てた執事が最強なんだが……なんで?!
はぴねこ
BL
前世の弟が好きだったゲームの世界に、悪役令息として転生してしまった俺。
本来なら、ヒロインをいじめ、ヒーローが活躍するための踏み台になる……
そんな役割のはずなのに、ヒーローともヒロインとも出会えない。
いじめる対象すら見つけられない新米悪役令息とか、ポンコツすぎないだろうか?
そんな俺に反して、子供の頃に拾って育てた執事は超優秀で、なぜか「悪役執事スキル」を着実に磨いている。
……いや、違う!
そうじゃない!!
悪役にならなきゃいけないのは俺なんだってば!!!
最弱白魔導士(♂)ですが最強魔王の奥様になりました。
はやしかわともえ
BL
のんびり書いていきます。
2023.04.03
閲覧、お気に入り、栞、ありがとうございます。m(_ _)m
お待たせしています。
お待ちくださると幸いです。
2023.04.15
閲覧、栞、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
更新頻度が遅く、申し訳ないです。
今月中には完結できたらと思っています。
2023.04.17
完結しました。
閲覧、栞、お気に入りありがとうございます!
すずり様にてこの物語の短編を0円配信しています。よろしければご覧下さい。
俺の妹は転生者〜勇者になりたくない俺が世界最強勇者になっていた。逆ハーレム(男×男)も出来ていた〜
陽七 葵
BL
主人公オリヴァーの妹ノエルは五歳の時に前世の記憶を思い出す。
この世界はノエルの知り得る世界ではなかったが、ピンク髪で光魔法が使えるオリヴァーのことを、きっとこの世界の『主人公』だ。『勇者』になるべきだと主張した。
そして一番の問題はノエルがBL好きだということ。ノエルはオリヴァーと幼馴染(男)の関係を恋愛関係だと勘違い。勘違いは勘違いを生みノエルの頭の中はどんどんバラの世界に……。ノエルの餌食になった幼馴染や訳あり王子達をも巻き込みながらいざ、冒険の旅へと出発!
ノエルの絵は周囲に誤解を生むし、転生者ならではの知識……はあまり活かされないが、何故かノエルの言うことは全て現実に……。
友情から始まった恋。終始BLの危機が待ち受けているオリヴァー。はたしてその貞操は守られるのか!?
オリヴァーの冒険、そして逆ハーレムの行く末はいかに……異世界転生に巻き込まれた、コメディ&BL満載成り上がりファンタジーどうぞ宜しくお願いします。
※初めの方は冒険メインなところが多いですが、第5章辺りからBL一気にきます。最後はBLてんこ盛りです※
悪役令嬢の兄に転生!破滅フラグ回避でスローライフを目指すはずが、氷の騎士に溺愛されてます
水凪しおん
BL
三十代半ばの平凡な会社員だった俺は、ある日、乙女ゲーム『君と紡ぐ光の協奏曲』の世界に転生した。
しかも、最推しの悪役令嬢リリアナの兄、アシェルとして。
このままでは妹は断罪され、一家は没落、俺は処刑される運命だ。
そんな未来は絶対に回避しなくてはならない。
俺の夢は、穏やかなスローライフを送ること。ゲームの知識を駆使して妹を心優しい少女に育て上げ、次々と破滅フラグをへし折っていく。
順調に進むスローライフ計画だったが、関わると面倒な攻略対象、「氷の騎士」サイラスになぜか興味を持たれてしまった。
家庭菜園にまで現れる彼に困惑する俺。
だがそれはやがて、国を揺るがす陰謀と、甘く激しい恋の始まりを告げる序曲に過ぎなかった――。
【完結】父を探して異世界転生したら男なのに歌姫になってしまったっぽい
御堂あゆこ
BL
超人気芸能人として活躍していた男主人公が、痴情のもつれで、女性に刺され、死んでしまう。
生前の行いから、地獄行き確定と思われたが、閻魔様の気まぐれで、異世界転生することになる。
地獄行き回避の条件は、同じ世界に転生した父親を探し出し、罪を償うことだった。
転生した主人公は、仲間の助けを得ながら、父を探して旅をし、成長していく。
※含まれる要素
異世界転生、男主人公、ファンタジー、ブロマンス、BL的な表現、恋愛
※小説家になろうに重複投稿しています
【土壌改良】スキルで追放された俺、辺境で奇跡の野菜を作ってたら、聖剣の呪いに苦しむ伝説の英雄がやってきて胃袋と心を掴んでしまった
水凪しおん
BL
戦闘にも魔法にも役立たない【土壌改良】スキルを授かった伯爵家三男のフィンは、実家から追放され、痩せ果てた辺境の地へと送られる。しかし、彼は全くめげていなかった。「美味しい野菜が育てばそれでいいや」と、のんびり畑を耕し始める。
そんな彼の作る野菜は、文献にしか存在しない幻の品種だったり、食べた者の体調を回復させたりと、とんでもない奇跡の作物だった。
ある嵐の夜、フィンは一人の男と出会う。彼の名はアッシュ。魔王を倒した伝説の英雄だが、聖剣の呪いに蝕まれ、死を待つ身だった。
フィンの作る野菜スープを口にし、初めて呪いの痛みから解放されたアッシュは、フィンに宣言する。「君の作る野菜が毎日食べたい。……夫もできる」と。
ハズレスキルだと思っていた力は、実は世界を浄化する『創生の力』だった!?
無自覚な追放貴族と、彼に胃袋と心を掴まれた最強の元英雄。二人の甘くて美味しい辺境開拓スローライフが、今、始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる