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1巻分 後書き

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 お陰様で1巻分終了となりました! 

 ここまで長い間、お付き合いいただき本当にありがとうございます!

 さて、……いかがだったでしょうか? 少しでも楽しいと感じて頂ければ、【ブクマや感想】を頂ければ、以降を書く、筆者の励みになります!

 良ければ、これからも応援及び最後までお付き合い、よろしくお願いいたします!

 予定では3巻分の120-150話分くらいまで書き続けていく予定です。

 また、誤字脱字のお気づきがありましたら、お手数ですが教えていただけると大変助かりますのでよろしくお願いいたします!

 では、挨拶はこれくらいにして、後書きの本題に入りたいと思います。

 ……個人的に、この作品は色々な狙いがあって書いた作品になります。

 以下その狙い。

 1つ目は、SFというジャンルに初チャレンジしてみたい。

 2つ目は、SFを書くにあたって、オリジナルティ(好きな物を詰め込みたい)を出してみたい。

 3つ目は、Vものを書いてみたい。

 この3点になりますが、この時、苦労したことが何点かあります。

 SFとファンタジーの違いが良く分かっていなかったので、滅茶苦茶勉強した。

 SFは異世界転生と違い、独自の世界観があるので、説明文が必要になり難易度が上がる。

 この説明文というのが、即今では非常に厄介で、筆者は非常に頭を痛めました。

 そう、どうしても説明文が他のジャンルより長くなるので、14万文字以内で仕上げるにはどうしたら良いのかと……。

 そこで、アッサリ目のなろう式メインで書いて行くことに決定!

 更には重要な場面だけ、表現を濃ゆくするやり方にしようと……。

 あと、文章をなろう式にしようと考えた理由は書籍化狙いの為、多くの読者に読んでもらうための努力。
 
 理由は、最近は小説は読まれにくくなった悲しい事実がある。

 実際仕事中に、学生さんに聞いたところ、漫画は読んでいるけど小説は……って人が多かったんですよね。

 で、話は変えてオリジナルティの話になりますが、ここで「自分のオリジナリティって何?」て考えました。

 考えた結果、好きな物を詰め込もうと……それでゲームとVtuberを詰め込むことにしました。

 実はこの作品とは別の作品で、ゲームを題材とした作品が、とある会社で最終選考まで残った実績があるんですよね……。業界が認めた実績があるなら、それを使わない手はないと……自分は考えました。

 で、Vtuberを詰め込んだ理由……。

 単純に押しがいて、好きだから。

 自分の押しは、ホロライブ山田総帥になります。

 エヴァンゲリオンの面白モノマネと、マリオカートの面白実況が自分の一押しだったりします。

 元気っこ山田総帥は、やる事が読めないので見てて面白いのが個人的にポイントだったりします。

 エイペックスはガチ勢だったようで、何かの大会で優勝していたのは驚きましたが……。

 そんなマイペースな山田総帥ですが、声の質と歌唱力は本物なので、歌を歌っている彼女はとても輝いて見えたりします。マリカの時とは全然別人で、ギャップ萌えが発生していると個人的に推測。

 あと、なんか雰囲気と声が、自分の姪っ子に似ているので、好感度が高いのかなと最近思っていたりします。

 ただし、自分が作った創作キャラの桜井さんは、あくまでもオリキャラなので、あまり影響は受けてないかもですが……。滅茶苦茶なとこだけ成分的に似ているかな?

 推しを語ると長くなるので……話を創作の話に戻します。

 実はこの話、最初はギャグ満載で明るいストーリーかな? と思うんです。

 が、フタを開けてみれば、見ての通りめっさ重くて暗い話なんですよね。

 だからこそ、その重さを中和するために、【明るい主人公の無紅】、【天然おバカヒーラー天使桜井】を投入する結果になりました。

 そのままだと話が滅茶苦茶になるため、優秀な進行キャラの瑠璃と優を投入。

 ……これで何とかなりました……多分。

 SFだからか、名作である銀河英雄伝説を意識してしまい、他にも濃ゆいキャラの力丸や豪山も作ってしまいました。

 この対策のため、主人公にはある仕掛けを施します。

 それが闘夜の存在になります。

 流石に、歌うだけの優しいギャグキャラじゃ、インパクトが薄すぎる。

 このヒントは、実の姪っ子が読んでた恋愛小説の主人公が二重人格だったこと。

 有難う姪っ子よ! 君に買ってあげた小説はお陰様で自分の技法として無事昇華出来たよ!

 そして、あの時の厳しい創作談義が自分をここまで押し上げました、先生本当にありがとうございます!

 という事で、この作品が出来上がりました。

 ところどころに格闘ゲームのネタが出てくるのは、自分がガチの格ゲーマーだからです。

 ツイッターを見て頂ければわかりますが、単純に好きなんですよね。

 この成分はバトル描写にも生かされているので、特に問題なしかなと思っていたりします。

 それとこの作品が、無双系と勘違いされるかもしれませんが、それは少し違うんですよね 。

 主人公達が地上でコアモンスター達と闘う時には、レッドサン一期生から今までの多大な犠牲を払って、あのアルカディアアドベンチャーという最新式のシミュレーターを作り上げた結果、そう見えるだけなんですね。 

 いちお人類側にも被害というか死者がかなりでてます。レッドサン一期生はほとんど、それに狩られた2期生以下など。

 更には地上にでて、コアモンスターに狩られた被害者達……ここいらは学校の前田先生がそれとなく話してますが。

 結果、色々詰め込み過ぎた感はありますが、書いている分はとても楽しくて、何とか完結させる事に成功しました!

 人口太陽の件は最初から考えてた強設定で、〆る時に悩みましたが、自分の接客業でのお客様との会話にヒントがありアッサリ解決しました。

 まあ、暗い話はあまり好きじゃないので、最後は皆で頑張って世界を変えよう的なネタで無事〆ましたが……後悔は……していない……。

 最後に……最後までこの後書きを読んで頂き、本当にありがとうございました!
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