4 / 6
こんにちは。からの求婚!?
しおりを挟む
昨日の変態おじさんからは、
逃げ切ったが、取り敢えず親父には話さないことにした。
親父、人が良すぎて自分のせいだと思っちまうから。絶対。
でも、よく考えたら店、知られてるんだよなぁ。
俺、何の為に逃げたんだろう?
全てが無駄だった。って、
一番辛い現実だよな。
ああ、泣きそう。
まあ、それは置いといて。
休みはあのおっさんに潰されたから、
来月、2日分の休みを貰う事にした。
「ルーちゃん!おつまみ、てきとうに
頼むわぁ~」
「おい、ルーク。こっちに生2つ!」
「ルーク!こっちが先だろ~?
おっちゃんにスマイルと生ビール1つずつくれ!」
「はいはい!分かったから、
そんなに一気に話さないでくれ!
酔っ払いども!
せめて2人ずつにしてくれないか?
もー、昼間から飲んでないで、
店に戻れよー。」
大の大人に笑いながら説教をして、
注文を取って…。
今日は金曜日だから、昼間から大人達は明日の朝まで飲む気満々だ。
こうやって結局金曜日はうちに集まってしまうから、商売なんて、やってもやんなくても皆、儲けないことくらい知ってる。
それを知った大人がうちに来るから、
その店の客も、必然とうちに来るっていう、酒飲み連鎖だ。
「あれまぁ、あんたここらじゃ見たことないけど、これまた随分とえらい男前だねぇ。」
よく知ってる隣の服屋のおばちゃんの大っきな声が聞こえた。
隣のおばちゃんは、めっっっちゃ面食いで、しかも、結構なイケメンにしか食いつかない。
自慢じゃないけど、ちなみに俺は
イケメンっていわれた。
自慢じゃないけど。
嘘です。自慢です。
で、そのおばちゃんが認めるくらいのイケメンがいると。
え?まじで!?
気になるじゃねーか。
ちょっと。本当にちょっと見に行ってくるだけだから。
よし、いいよな?うん、いーよー。
はい、完璧!
ちょっと見に行ってこよー
ちらっと見たが、すっげぇイケメン!
なんだあれ!俺なんて比じゃないくらいだ!
もうちょっと前に行って見ようと身を乗り出した。ら、バッチリ目が合ってしまった!微妙に気まずさを感じる。
と思って奥に引っ込んだのに、何故か
イケメンが俺を追いかけてくる。
なんだなんだー?
と思うと目の前にイケメンの顔が!
驚いてビクッとして、違和感がある手に目を向けると…握られてる!?
「こんにちは。」
「こんにちは?見ない顔だけど、最近越してきたのか?」
笑顔で言われるから、いつも通りの接客をする。
違和感があるのは、いつも通りではない握られた手だけだ。
「あなたが、ルーク・エイデン?」
なんでこいつ、俺の名前知ってんだ?
俺の強固な警戒心のせいで、
ただのイケメンから
こいつに成り下がった男は俺の目をじっと見ながら話しかけてくる。
「あ?まぁ、そうだけど。」
訝しがりながらも、
きちんと返答はする俺。
やっぱり常識人だわ。
「俺と!結婚を前提として、お付き合いして下さい!!」
「は?」
へー、結婚を前提にお付き合いね。
結構まともなこと言うじゃん。
このイケメン。
ん?んんん?
「はあぁぁぁぁぁぁ!?」
ちっさい居酒屋が、俺の叫び声で
満たされた。
逃げ切ったが、取り敢えず親父には話さないことにした。
親父、人が良すぎて自分のせいだと思っちまうから。絶対。
でも、よく考えたら店、知られてるんだよなぁ。
俺、何の為に逃げたんだろう?
全てが無駄だった。って、
一番辛い現実だよな。
ああ、泣きそう。
まあ、それは置いといて。
休みはあのおっさんに潰されたから、
来月、2日分の休みを貰う事にした。
「ルーちゃん!おつまみ、てきとうに
頼むわぁ~」
「おい、ルーク。こっちに生2つ!」
「ルーク!こっちが先だろ~?
おっちゃんにスマイルと生ビール1つずつくれ!」
「はいはい!分かったから、
そんなに一気に話さないでくれ!
酔っ払いども!
せめて2人ずつにしてくれないか?
もー、昼間から飲んでないで、
店に戻れよー。」
大の大人に笑いながら説教をして、
注文を取って…。
今日は金曜日だから、昼間から大人達は明日の朝まで飲む気満々だ。
こうやって結局金曜日はうちに集まってしまうから、商売なんて、やってもやんなくても皆、儲けないことくらい知ってる。
それを知った大人がうちに来るから、
その店の客も、必然とうちに来るっていう、酒飲み連鎖だ。
「あれまぁ、あんたここらじゃ見たことないけど、これまた随分とえらい男前だねぇ。」
よく知ってる隣の服屋のおばちゃんの大っきな声が聞こえた。
隣のおばちゃんは、めっっっちゃ面食いで、しかも、結構なイケメンにしか食いつかない。
自慢じゃないけど、ちなみに俺は
イケメンっていわれた。
自慢じゃないけど。
嘘です。自慢です。
で、そのおばちゃんが認めるくらいのイケメンがいると。
え?まじで!?
気になるじゃねーか。
ちょっと。本当にちょっと見に行ってくるだけだから。
よし、いいよな?うん、いーよー。
はい、完璧!
ちょっと見に行ってこよー
ちらっと見たが、すっげぇイケメン!
なんだあれ!俺なんて比じゃないくらいだ!
もうちょっと前に行って見ようと身を乗り出した。ら、バッチリ目が合ってしまった!微妙に気まずさを感じる。
と思って奥に引っ込んだのに、何故か
イケメンが俺を追いかけてくる。
なんだなんだー?
と思うと目の前にイケメンの顔が!
驚いてビクッとして、違和感がある手に目を向けると…握られてる!?
「こんにちは。」
「こんにちは?見ない顔だけど、最近越してきたのか?」
笑顔で言われるから、いつも通りの接客をする。
違和感があるのは、いつも通りではない握られた手だけだ。
「あなたが、ルーク・エイデン?」
なんでこいつ、俺の名前知ってんだ?
俺の強固な警戒心のせいで、
ただのイケメンから
こいつに成り下がった男は俺の目をじっと見ながら話しかけてくる。
「あ?まぁ、そうだけど。」
訝しがりながらも、
きちんと返答はする俺。
やっぱり常識人だわ。
「俺と!結婚を前提として、お付き合いして下さい!!」
「は?」
へー、結婚を前提にお付き合いね。
結構まともなこと言うじゃん。
このイケメン。
ん?んんん?
「はあぁぁぁぁぁぁ!?」
ちっさい居酒屋が、俺の叫び声で
満たされた。
0
あなたにおすすめの小説
塩対応だった旦那様の溺愛
詩河とんぼ
BL
貧乏伯爵家の子息・ノアは家を救うことを条件に、援助をしてくれるレオンハート公爵家の当主・スターチスに嫁ぐこととなる。
塩対応で愛人がいるという噂のスターチスやノアを嫌う義母の前夫人を見て、ほとんどの使用人たちはノアに嫌がらせをしていた。
ある時、スターチスが階段から誰かに押されて落ち、スターチスは記憶を失ってしまう。するとーー
作品を書き直したものを投稿しました。数日後、こちらは削除いたします。
塩対応だった旦那様が記憶喪失になった途端溺愛してくるのですが
詩河とんぼ
BL
貧乏伯爵家の子息であったノアは家を救うことを条件に、援助をしてくれることとなったラインドール公爵家の若気当主のレオンに嫁ぐこととなった。
塩対応で愛人がいるという噂のレオンやノアを嫌う義母の前夫人を見て、ほとんどの使用人たちはノアに嫌がらせをしていた。
そんな中、レオンが階段から転落し、レオンは記憶を失ってしまう。すると――
俺の婚約者は小さな王子さま?!
大和 柊霞
BL
「私の婚約者になってくれますか?」
そう言い放ったのはこの国の王子さま?!
同性婚の認められるパミュロン王国で次期国王候補の第1王子アルミスから婚約を求められたのは、公爵家三男のカイルア。公爵家でありながら、長男のように頭脳明晰でもなければ次男のように多才でもないカイルアは自由気ままに生きてかれこれ22年。
今の暮らしは性に合っているし、何不自由ない!人生は穏やかに過ごすべきだ!と思っていたのに、まさか10歳の王子に婚約を申し込まれてしまったのだ。
「年の差12歳なんてありえない!」
初めはそんな事を考えていたカイルアだったがアルミス王子と過ごすうちに少しづつ考えが変わっていき……。
頑張り屋のアルミス王子と、諦め系自由人のカイルアが織り成す救済BL
【第一章完結】死に戻りに疲れた美貌の傾国王子、生存ルートを模索する
とうこ
BL
その美しさで知られた母に似て美貌の第三王子ツェーレンは、王弟に嫁いだ隣国で不貞を疑われ哀れ極刑に……と思ったら逆行!? しかもまだ夫選びの前。訳が分からないが、同じ道は絶対に御免だ。
「隣国以外でお願いします!」
死を回避する為に選んだ先々でもバラエティ豊かにkillされ続け、巻き戻り続けるツェーレン。これが最後と十二回目の夫となったのは、有名特殊な一族の三男、天才魔術師アレスター。
彼は婚姻を拒絶するが、ツェーレンが呪いを受けていると言い解呪を約束する。
いじられ体質の情けない末っ子天才魔術師×素直前向きな呪われ美形王子。
転移日本人を祖に持つグレイシア三兄弟、三男アレスターの物語。
小説家になろう様にも掲載しております。
※本編完結。ぼちぼち番外編を投稿していきます。
【短編】乙女ゲームの攻略対象者に転生した俺の、意外な結末。
桜月夜
BL
前世で妹がハマってた乙女ゲームに転生したイリウスは、自分が前世の記憶を思い出したことを幼馴染みで専属騎士のディールに打ち明けた。そこから、なぜか婚約者に対する恋愛感情の有無を聞かれ……。
思い付いた話を一気に書いたので、不自然な箇所があるかもしれませんが、広い心でお読みください。
第2王子は断罪役を放棄します!
木月月
BL
ある日前世の記憶が蘇った主人公。
前世で読んだ、悪役令嬢が主人公の、冤罪断罪からの巻き返し痛快ライフ漫画(アニメ化もされた)。
それの冒頭で主人公の悪役令嬢を断罪する第2王子、それが俺。内容はよくある設定で貴族の子供が通う学園の卒業式後のパーティーにて悪役令嬢を断罪して追放した第2王子と男爵令嬢は身勝手な行いで身分剥奪ののち追放、そのあとは物語に一切現れない、と言うキャラ。
記憶が蘇った今は、物語の主人公の令嬢をはじめ、自分の臣下や婚約者を選定するためのお茶会が始まる前日!5歳児万歳!まだ何も起こらない!フラグはバキバキに折りまくって折りまくって!なんなら5つ上の兄王子の臣下とかも!面倒いから!王弟として大公になるのはいい!だがしかし自由になる!
ここは剣と魔法となんならダンジョンもあって冒険者にもなれる!
スローライフもいい!なんでも選べる!だから俺は!物語の第2王子の役割を放棄します!
この話は小説家になろうにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる