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しおりを挟む「おはよ、悠太。早いね」
珍しく悠太が早起きだった。
僕より早いなんて明日は雹、いや隕石でも降るんじゃないか。
もしかして昨日のこと気にしてるのかな。
「おう!今日はとうとうイグアナが来るからな!!!」
違った。
少しでもこいつに人間の心があるのかな。なんなて思った僕がバカだった。
あの子もこんなやつを好きになるなんて可哀想に。
あれ、てことは弟くんは僕のこと知らないのか。また最初に戻ったな。
まぁよかった。
学校で横目で悠太を見たら、ずっとルンルンしてた。
今日家帰ってもあのテンションはつらいわ。
と思ったらその通りになってしまった。
不覚。
知らないうちにフラグ立ててたわ。
「ただいま~!!!」
いつも通りの大声でうるさい。し、なんか抱えてるし。
「イグアナ連れてきたぞ!!!」
「あれ?届けてくれるとかじゃないんだね。」
「いやいやいや、こんなとこまで業者入れるわけねーじゃん。なに言ってんの雪笑笑」
は?なんかすごいバカにされた感半端じゃないんだけど、は??
いやイグアナの入れもん持ってきたのどちらだと思ってんだよなに言ってんのはこっちのセリフだっつーの。
まぁいいやバカはほっとこう。
「あ、悠太、イグ祝い、やっちゃう???」
餃子も余ってるし。
「え、?雪、お前、大好きダァァァァ!!」
「2人じゃ餃子食べきれないし、粕川くんも呼んじゃお!んで餃子パーリー2日目だぁぁ!ん?3日目?」
「2日目じゃね?3日目か?もう俺ら曜日感覚死んでるもんな。」
「とりあえず粕川くんに連絡するねっ!」
「おうよっ!イグアナのことは俺に任せろっ!」
任せるも何も僕は一切関わる気ないですけどね。
こんな時のために粕川くんと連絡先交換しといてよかった。(こんな時ってどんな時だよ
粕川くんに連絡したら、さすが悠太のことが好きなだけあって即返信がきた。
「粕川くん!イグ祝いするんだけどうちくる?」
「イグ祝い…?もちろんですっ!行きます!行かせてくださいっ!」
これで餃子も一気に減るはず。
そんなことを考えた僕が悪かった。
粕川くんも来るから。と張り切って1人2パックの計6パックを焼いた。けど、あまりの粕川くんの少食さにお兄さんびっくり。
かなり餃子が余りまして、次の日の朝、夕飯、しわしわのしよしよのしょぼしょぼした餃子を味わった。
やっぱ餃子って焼きたてが一番美味しいよね。こんなことならいっそのこと揚げ餃子にでもすればよかった。
後悔。
ちなみにイグアナは思ったよりは可愛かった。なんか。可愛かった。
冷凍庫の餃子の数:残り2パック
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難しいとは思いますが、更新待ってます🥲
とっても面白いです!更新何千年でも待つのでゆっくり更新してください(´;ω;`)
毎日餃子は厳しいよ(´・ω・`)
でも私もあるメーカーの冷凍カレーうどん好きでしょっちゅう食べますけど。
でも野菜も食べてる?
餃子には野菜入ってるので大丈夫です!たぶん。