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7月と顔のない肖像画
7月と顔のない肖像画 3
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食事の済んだテーブルは片付けられ、新しい紅茶が配られる。
クルトのお姉さんはロザリンデという名前で、クルトより二歳年上の一八歳だという事だ。弟と同じ紫色の瞳に、緩く波打った長い黒髪を結わずに背中に垂らしている。ほっそりとした身体に淡いグリーンのドレスを纏い柔らかく微笑む姿は、どことなく温室で大切に育てられた花を連想させた。綺麗で優しそうな人だ。
「クルトったら、せっかくクラウス学園に入学したっていうのに、お休みの日は必ずこの家に来るって言うのよ。もしかして、学校でお友達がいないんじゃないかって心配してたところなの。だから今日はユーリくんが一緒に訪ねてきてくれて安心したわ」
「ねえさま、そういう話はよしてくれないか」
「あら、いいじゃないの」
クルトの顔が少し赤くなっている。なんだか珍しい。
そういえば、以前日曜日にひとりで外出したクルトについて、きっとデートに違いないだとかみんなで予想した事があったけれど、あれはこうしてお姉さんに逢うためだったのか。
そうするとクルトの言っていた「逢わせたい人」というのはロザリンデさんの事で、わたしは彼女の頼みを聞けばいいという事?
「ねえ、ユーリくん。あなた、クルトのルームメイトなのよね? 手紙に書いてあったわ。クルトが何か迷惑かけてない? この子、案外強引なところがあるし――」
「そんな事より」
なおも話したそうにしていたロザリンデさんを遮るようにクルトが口を挟む。
「早速だが、例の件、詳しく話を聞かせてもらえないか。ユーリにもわかるように」
「まあ、気が早いわねえ」
「ねえさまの話に付き合っていたら、いつまで経っても本題に入れない」
「あら、ひどい。今日のクルトってば、なんだか冷たいわ。お友達の前だからって気取ってるのかしら? ねえユーリくん、この子、学校ではこんな感じなの?」
「お、俺はいつも通りです!」
急に丁寧になるクルトの口調に思わず吹き出してしまったが、その途端睨まれたので慌てて咳払いで誤魔化す。
もしかして、クルトってお姉さんに弱いのかな。
「でも、そうねえ。せっかくユーリくんにも来てもらった事だし、今ここで聞いてもらおうかしら」
そう言って、指を弄びながらロザリンデさんは続ける。
「どこから話したらいいかしらね……少し前にとあるサロンにお邪魔して、そこでお逢いした方から聞いたお話なんだけれど……」
「ちょっと待ってくれ。そんな話初めて聞いたぞ。そいつは男なのか?」
クルトが勢い込んで尋ねる。
「ええ、そうだけれど」
「年齢は? 家柄は?」
「一体なんの心配をしているのよ。その方はもう結婚されてるし、年だって私よりずうっと上なのよ?」
「いや、そういう奴こそ厄介なんだ。大体ねえさまは……」
「やめてやめて。もう、クルトの方こそ口を挟んでばっかり。全然話が進まないじゃないの」
ロザリンデさんはむくれたように頬を膨らます。そんな姿を見ていると、実年齢より幼く感じられる。
クルトが渋々といったように黙ったのを見て、彼女は再び話し出す。
「それでね、その方の遠縁に当たる男の子が生まれつき身体が弱くて、大病を患ったのをきっかけに、療養を兼ねて、この街にあるその方のお屋敷で過ごしていたんだけれど……残念ながらその甲斐なく、暫く前に亡くなってしまったそうなの」
気の毒な少年の事を想ったのか、そこで彼女は憂いを帯びた瞳を伏せる。
「それで、その子は亡くなる前に画家のフェルディオ・ヴェルナーさんに肖像画を描いて貰っていてね……」
「ヴェルナーって、あのヴェルナー? この街にいたのか?」
クルトが驚いたような声を上げるが、わたしはその名前に心当たりがない。二人の話しぶりからすると、どうやら有名な人物のようだが。
「そうなのよ。私もびっくりしちゃった。その男の子も以前からヴェルナーさんのファンだったらしくて、体調がいい時には何度も彼の元を訪れては絵を描いて欲しいって頼み込んだとか。だから、実際に肖像画を描いて貰った時はすごく喜んで、暇があれば自室に篭って眺めていたそうよ。病気が進行して、あまり動けなくなってからは、それこそ一日中。それでね、ここからが不思議なんだけれど……」
ロザリンデさんはちょっと言葉を切って、わたし達の顔を見回す。
「男の子が亡くなってから少しして、色々落ち着いた後に、家の人が肖像画が見当たらない事に気づいたの。男の子が毎日のように眺めて大切にして、部屋から出した事もないはずなのに。おかしいと思って、部屋中徹底的に探したんですって。そうしたら……」
「見つかったのか?」
クルトの問いに、ロザリンデさんは頷く。
「ええ。男の子が使っていたベッドの下から、まるで何かから隠すように布に包まれてね。でも、そこまでなら、男の子が肖像画を大切にするあまり、自分の死後も誰かの手に渡らないように隠したのかもと考えられたんだけれど……ところが、実際に見つかったその肖像画、明らかに異常だったそうなの」
「異常っていうのは?」
「それがね、男の子の顔の部分だけ、真っ黒に塗り潰されていたんですって」
「え……」
言葉を失ったわたしの背中にぞくりと冷たいものが走る。まるで顔だけにぽっかりと穴の空いたような絵が思い浮かび、慌ててその薄気味悪いイメージを打ち消すように頭を振る。
「でもね、これもおかしな話なんだけれど……実は、その家の使用人を含めて、それまで誰ひとりその肖像画をちゃんと見た事がなかったんですって。持ち主の男の子が絶対に見せてくれなかったそうなの。だから、最初から顔の部分が黒く塗り潰されていたのか、男の子が自分でやったのか判断できなくて……それで、まずはその絵を描いたヴェルナーさんに心当たりはないか尋ねたらしいのよ」
「それで?」
「彼は『自分の見えたままを描いただけ』だって言って、黒く塗り潰した事は否定したそうなの。考えてみたらそうよね。肖像画家がそんな絵を描くわけがないし、たとえ描いたとしても依頼人だって受け取らないわよね」
「と、なると、持ち主の少年が自ら塗り潰したか、それとも第三者の仕業か……」
「そうなのよ。いずれにしても、誰が、何のためにそんな事をしたのか見当もつかなくて、頭を抱えてる状態なんですって。ね、不思議な話よねえ」
確かに不可解だ。顔だけを塗り潰す事に何の意味があるんだろう? それによる利点は?
ロザリンデさんは両手の指を組み、顎のあたりでもじもじさせながら再び口を開く。
「だからね、お願い。私、その話を聞いてから真相が気になって気になって……夜しか眠れないの」
それって普通なんじゃ……と考えていると、クルトの手がわたしの座っている椅子の背もたれに置かれる。
「と、いう訳だ。頼んだぞ」
「はい?」
クルトのお姉さんはロザリンデという名前で、クルトより二歳年上の一八歳だという事だ。弟と同じ紫色の瞳に、緩く波打った長い黒髪を結わずに背中に垂らしている。ほっそりとした身体に淡いグリーンのドレスを纏い柔らかく微笑む姿は、どことなく温室で大切に育てられた花を連想させた。綺麗で優しそうな人だ。
「クルトったら、せっかくクラウス学園に入学したっていうのに、お休みの日は必ずこの家に来るって言うのよ。もしかして、学校でお友達がいないんじゃないかって心配してたところなの。だから今日はユーリくんが一緒に訪ねてきてくれて安心したわ」
「ねえさま、そういう話はよしてくれないか」
「あら、いいじゃないの」
クルトの顔が少し赤くなっている。なんだか珍しい。
そういえば、以前日曜日にひとりで外出したクルトについて、きっとデートに違いないだとかみんなで予想した事があったけれど、あれはこうしてお姉さんに逢うためだったのか。
そうするとクルトの言っていた「逢わせたい人」というのはロザリンデさんの事で、わたしは彼女の頼みを聞けばいいという事?
「ねえ、ユーリくん。あなた、クルトのルームメイトなのよね? 手紙に書いてあったわ。クルトが何か迷惑かけてない? この子、案外強引なところがあるし――」
「そんな事より」
なおも話したそうにしていたロザリンデさんを遮るようにクルトが口を挟む。
「早速だが、例の件、詳しく話を聞かせてもらえないか。ユーリにもわかるように」
「まあ、気が早いわねえ」
「ねえさまの話に付き合っていたら、いつまで経っても本題に入れない」
「あら、ひどい。今日のクルトってば、なんだか冷たいわ。お友達の前だからって気取ってるのかしら? ねえユーリくん、この子、学校ではこんな感じなの?」
「お、俺はいつも通りです!」
急に丁寧になるクルトの口調に思わず吹き出してしまったが、その途端睨まれたので慌てて咳払いで誤魔化す。
もしかして、クルトってお姉さんに弱いのかな。
「でも、そうねえ。せっかくユーリくんにも来てもらった事だし、今ここで聞いてもらおうかしら」
そう言って、指を弄びながらロザリンデさんは続ける。
「どこから話したらいいかしらね……少し前にとあるサロンにお邪魔して、そこでお逢いした方から聞いたお話なんだけれど……」
「ちょっと待ってくれ。そんな話初めて聞いたぞ。そいつは男なのか?」
クルトが勢い込んで尋ねる。
「ええ、そうだけれど」
「年齢は? 家柄は?」
「一体なんの心配をしているのよ。その方はもう結婚されてるし、年だって私よりずうっと上なのよ?」
「いや、そういう奴こそ厄介なんだ。大体ねえさまは……」
「やめてやめて。もう、クルトの方こそ口を挟んでばっかり。全然話が進まないじゃないの」
ロザリンデさんはむくれたように頬を膨らます。そんな姿を見ていると、実年齢より幼く感じられる。
クルトが渋々といったように黙ったのを見て、彼女は再び話し出す。
「それでね、その方の遠縁に当たる男の子が生まれつき身体が弱くて、大病を患ったのをきっかけに、療養を兼ねて、この街にあるその方のお屋敷で過ごしていたんだけれど……残念ながらその甲斐なく、暫く前に亡くなってしまったそうなの」
気の毒な少年の事を想ったのか、そこで彼女は憂いを帯びた瞳を伏せる。
「それで、その子は亡くなる前に画家のフェルディオ・ヴェルナーさんに肖像画を描いて貰っていてね……」
「ヴェルナーって、あのヴェルナー? この街にいたのか?」
クルトが驚いたような声を上げるが、わたしはその名前に心当たりがない。二人の話しぶりからすると、どうやら有名な人物のようだが。
「そうなのよ。私もびっくりしちゃった。その男の子も以前からヴェルナーさんのファンだったらしくて、体調がいい時には何度も彼の元を訪れては絵を描いて欲しいって頼み込んだとか。だから、実際に肖像画を描いて貰った時はすごく喜んで、暇があれば自室に篭って眺めていたそうよ。病気が進行して、あまり動けなくなってからは、それこそ一日中。それでね、ここからが不思議なんだけれど……」
ロザリンデさんはちょっと言葉を切って、わたし達の顔を見回す。
「男の子が亡くなってから少しして、色々落ち着いた後に、家の人が肖像画が見当たらない事に気づいたの。男の子が毎日のように眺めて大切にして、部屋から出した事もないはずなのに。おかしいと思って、部屋中徹底的に探したんですって。そうしたら……」
「見つかったのか?」
クルトの問いに、ロザリンデさんは頷く。
「ええ。男の子が使っていたベッドの下から、まるで何かから隠すように布に包まれてね。でも、そこまでなら、男の子が肖像画を大切にするあまり、自分の死後も誰かの手に渡らないように隠したのかもと考えられたんだけれど……ところが、実際に見つかったその肖像画、明らかに異常だったそうなの」
「異常っていうのは?」
「それがね、男の子の顔の部分だけ、真っ黒に塗り潰されていたんですって」
「え……」
言葉を失ったわたしの背中にぞくりと冷たいものが走る。まるで顔だけにぽっかりと穴の空いたような絵が思い浮かび、慌ててその薄気味悪いイメージを打ち消すように頭を振る。
「でもね、これもおかしな話なんだけれど……実は、その家の使用人を含めて、それまで誰ひとりその肖像画をちゃんと見た事がなかったんですって。持ち主の男の子が絶対に見せてくれなかったそうなの。だから、最初から顔の部分が黒く塗り潰されていたのか、男の子が自分でやったのか判断できなくて……それで、まずはその絵を描いたヴェルナーさんに心当たりはないか尋ねたらしいのよ」
「それで?」
「彼は『自分の見えたままを描いただけ』だって言って、黒く塗り潰した事は否定したそうなの。考えてみたらそうよね。肖像画家がそんな絵を描くわけがないし、たとえ描いたとしても依頼人だって受け取らないわよね」
「と、なると、持ち主の少年が自ら塗り潰したか、それとも第三者の仕業か……」
「そうなのよ。いずれにしても、誰が、何のためにそんな事をしたのか見当もつかなくて、頭を抱えてる状態なんですって。ね、不思議な話よねえ」
確かに不可解だ。顔だけを塗り潰す事に何の意味があるんだろう? それによる利点は?
ロザリンデさんは両手の指を組み、顎のあたりでもじもじさせながら再び口を開く。
「だからね、お願い。私、その話を聞いてから真相が気になって気になって……夜しか眠れないの」
それって普通なんじゃ……と考えていると、クルトの手がわたしの座っている椅子の背もたれに置かれる。
「と、いう訳だ。頼んだぞ」
「はい?」
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