23 / 24
なんとなくわかってしまった今こそが普通の女の子になる機会
しおりを挟む
先輩の自転車の荷台に乗せてもらって家に着くと、入り口のドアは開け放たれており、明かりが漏れ出ていた。
先輩と共におそるおそる中に入ると、玄関でうろうろするお父さんの姿と、どこかへ電話しているお母さんの姿が。
「あ、たった今戻ってきました。お騒がせしました。ええ、本当にすみませんでした。はい、はい、それでは失礼いたします……」
母が受話器を置く。私の行方について連絡網でクラスメイト達に電話で尋ねていたのかもしれない。
お父さんは私を見るなり
「月湖! 大丈夫だったか!?」
と、心配する素振りをみせたものの、すぐに先輩を睨みつける。
「お前か!? 月湖をたぶらかした短歌部の先輩ってのは!」
「お父さんやめて! 乱暴しないで!」
今にも先輩に掴みかかりそうなお父さんを必死で止める。
「月湖。この男との付き合いは今すぐやめなさい。大体なんなんだこの男の格好は……! まるで不良じゃないか!」
「やめてよお父さん! 何言ってるの!? うわべで判断するなとか言ってたのはお父さんのほうじゃない! 先輩は私の事をうわべだけで判断しない人なんだよ!? 私をここまで送ってきてくれたのだって先輩なんだから!」
「待て、森夜」
お父さんに食って掛かろうとする私を先輩は制止すると、深々と頭を下げる。
「確かに、あの雑誌に載ってた恰好を月湖さんにさせたのは俺です。勝手な事をしてすみませんでした」
「先輩、謝らないでください……!」
私は先輩の腕を引っ張る。先輩にこんな事させたくなかった。
悔しい。悪いのは普通の女の子の格好をしたいって言った私なのに。勝手な決めつけをする私の両親なのに。なんで先輩が責められなければならないんだろう?
「関わるなというのならその通りにします。ただし、月湖さん本人が本当にそう思っているのなら」
「どういう意味だ」
「……失礼ですが、俺にはあなた方が自分の理想を月湖さんに押し付けているようにしか思えません」
「な、何を……!?」
その言葉に私も驚く。先輩が面と向かってそんな事を言うとは思ってもみなかったから。
赤黒い顔で怒りをあらわにするお父さんを制するように、先輩はスマホの画面を両親に見えるようにかざす。
「この写真、見てくれませんか?」
そこにはひとりの男の子の顔が表示されていた。坊主頭でどこか暗い目をした少年。
「中学生の頃の俺の写真です。卒業アルバムの」
「えっ?」
私は思わず驚きの声を上げて、スマホ画面と目の前の先輩とを見比べる。写真の少年は幾分か幼いが、顔立ちと、その下に印刷されている名前は確かに先輩本人だ。今の彼とまるっきり印象が違う。
「俺の両親も、あなた達と似ていました。いや、もっと強烈だったかも。髪型や服装も自由にできなくて、部活動も制限されて。携帯だって持たせて貰えませんでした。『必要ない』って。小学生の頃だって、みんなが持ってるゲーム機を俺だけ買ってもらえなくて、そのせいで友人の輪にはいれなかったり……俺だけじゃない。俺の姉も……俺は男だったからまだましだったけど、姉は特に酷かった。学校で『ダサ子』なんてあだ名をつけられて、ロッカーの扉に『ダサ子専用』なんて落書きをされた事だってあるんですよ。いじめも同然です。家ではよく自室で泣いていました。それで両親に訴えた事もあります。せめて髪型や服装を自由にさせてくれって。でも、そのたびに返ってくる答えは全部否定的なもので……反抗してもいつも『必要ない』で済まされて……結局姉は高校を卒業すると同時に家を出て、今は自立しています」
先輩とお姉さんにそんな過去があったなんて……そういえば、先輩のお姉さんの家に行ったときに、家がどうとか言ってたっけ。それに、先輩のいとこだっていうあの美容師さんも、先輩は昔はもっと真面目だったって。その「真面目」というのはそういうことだったのか。
「俺も高校を卒業するまでは我慢しようと思ってました。卒業したら思いっきり好きな事やってやるって。それに、俺には短歌もあったし、短歌を考えている間は嫌な事も忘れられたから。でも、両親はそれすら俺から取り上げようとしたんです。『必要ないから』って。『そんなくらだない事を考える暇があるなら勉強しろ』って。それが決定打でした。それじゃあ俺に必要なものってなんなんだって自問して、結局は親が決めたものだけが、俺にとって『必要なもの』なんだって気づきました。耐えられなくなった俺は中学を卒業してから無理を言って祖父母の家に転がり込んで、今でもそこで世話になってます。両親とは滅多に顔を合わせません」
先輩がそんな複雑な事情を抱えていたなんて知らなかった。いつもはそんな事を感じさせないくらい活発なのに。
私達は黙って先輩の話に耳を傾ける。私の両親も何か思うところがあるのだろう。
「月湖さんの話を聞いた時、真っ先に俺の両親を思い出しました。俺や姉の境遇とも重なって見えて……このまま厳しい締め付けが続くようなら、月湖さんも俺や姉みたいになってしまうんじゃないかって……余計な事だと知りながらも、姉や知人に頼んで、髪の毛をセットしたり、服を用意してもらいました。そうやって好きな事をしてどこかで息抜きしないと、月湖さんがいつか壊れてしまいそうに見えたんです」
それじゃあ、先輩が誕生日にいろいろとしてくれたのは、単なるプレゼントというだけじゃなくて、そこまで考えて……?
「俺にこんな事言う筋合いはないですけど……でも、月湖さんにはせめて、普通の高校生と同じような生活をさせてあげてもらえませんか? 本人もそれを望んでいるんでしょう? お願いします。月湖さんには俺や姉みたいになって欲しくないんです」
先輩は再び頭を下げた。
どうして先輩はここまでしてくれるんだろう。私がかつての先輩と同じような境遇に置かれているから、それを見ていられなくて?
でも、それだけで先輩こんな事までさせるわけにいかない。これは私と家族の問題なんだから。
私は両親に向き直る。二人は戸惑ったように先輩と私を交互に見つめていた。
「お父さん、お母さん、先輩の言った通りだよ。私は普通の女の子みたいな恰好がしたいし、短歌部だって辞めたくない。先輩との関わりを断つなんて事もできない。それだけはわかって」
そういうと先輩に借りてたコートを強引に押し付けるようにして返す。
「先輩、迷惑かけて本当にすみませんでした。あとは私が何とかします。これは私自身の事だから」
「……お前、大丈夫か?」
心なしか心配そうなその声に、私は真剣な頷きで返す。
ここまでしてくれた先輩のためにも、私も全力で向かい合わなければならない。そう決めたのだ。
「そうか。頑張れよ」
私の表情からその意志を読み取ったのか、先輩が微かに笑ったような気がした。
その背中を見送った後で、私は両親に向き直る。今なら何でもできるような気がする。
「それじゃあ今から私達家族だけで大切な話をしようか」
先輩と共におそるおそる中に入ると、玄関でうろうろするお父さんの姿と、どこかへ電話しているお母さんの姿が。
「あ、たった今戻ってきました。お騒がせしました。ええ、本当にすみませんでした。はい、はい、それでは失礼いたします……」
母が受話器を置く。私の行方について連絡網でクラスメイト達に電話で尋ねていたのかもしれない。
お父さんは私を見るなり
「月湖! 大丈夫だったか!?」
と、心配する素振りをみせたものの、すぐに先輩を睨みつける。
「お前か!? 月湖をたぶらかした短歌部の先輩ってのは!」
「お父さんやめて! 乱暴しないで!」
今にも先輩に掴みかかりそうなお父さんを必死で止める。
「月湖。この男との付き合いは今すぐやめなさい。大体なんなんだこの男の格好は……! まるで不良じゃないか!」
「やめてよお父さん! 何言ってるの!? うわべで判断するなとか言ってたのはお父さんのほうじゃない! 先輩は私の事をうわべだけで判断しない人なんだよ!? 私をここまで送ってきてくれたのだって先輩なんだから!」
「待て、森夜」
お父さんに食って掛かろうとする私を先輩は制止すると、深々と頭を下げる。
「確かに、あの雑誌に載ってた恰好を月湖さんにさせたのは俺です。勝手な事をしてすみませんでした」
「先輩、謝らないでください……!」
私は先輩の腕を引っ張る。先輩にこんな事させたくなかった。
悔しい。悪いのは普通の女の子の格好をしたいって言った私なのに。勝手な決めつけをする私の両親なのに。なんで先輩が責められなければならないんだろう?
「関わるなというのならその通りにします。ただし、月湖さん本人が本当にそう思っているのなら」
「どういう意味だ」
「……失礼ですが、俺にはあなた方が自分の理想を月湖さんに押し付けているようにしか思えません」
「な、何を……!?」
その言葉に私も驚く。先輩が面と向かってそんな事を言うとは思ってもみなかったから。
赤黒い顔で怒りをあらわにするお父さんを制するように、先輩はスマホの画面を両親に見えるようにかざす。
「この写真、見てくれませんか?」
そこにはひとりの男の子の顔が表示されていた。坊主頭でどこか暗い目をした少年。
「中学生の頃の俺の写真です。卒業アルバムの」
「えっ?」
私は思わず驚きの声を上げて、スマホ画面と目の前の先輩とを見比べる。写真の少年は幾分か幼いが、顔立ちと、その下に印刷されている名前は確かに先輩本人だ。今の彼とまるっきり印象が違う。
「俺の両親も、あなた達と似ていました。いや、もっと強烈だったかも。髪型や服装も自由にできなくて、部活動も制限されて。携帯だって持たせて貰えませんでした。『必要ない』って。小学生の頃だって、みんなが持ってるゲーム機を俺だけ買ってもらえなくて、そのせいで友人の輪にはいれなかったり……俺だけじゃない。俺の姉も……俺は男だったからまだましだったけど、姉は特に酷かった。学校で『ダサ子』なんてあだ名をつけられて、ロッカーの扉に『ダサ子専用』なんて落書きをされた事だってあるんですよ。いじめも同然です。家ではよく自室で泣いていました。それで両親に訴えた事もあります。せめて髪型や服装を自由にさせてくれって。でも、そのたびに返ってくる答えは全部否定的なもので……反抗してもいつも『必要ない』で済まされて……結局姉は高校を卒業すると同時に家を出て、今は自立しています」
先輩とお姉さんにそんな過去があったなんて……そういえば、先輩のお姉さんの家に行ったときに、家がどうとか言ってたっけ。それに、先輩のいとこだっていうあの美容師さんも、先輩は昔はもっと真面目だったって。その「真面目」というのはそういうことだったのか。
「俺も高校を卒業するまでは我慢しようと思ってました。卒業したら思いっきり好きな事やってやるって。それに、俺には短歌もあったし、短歌を考えている間は嫌な事も忘れられたから。でも、両親はそれすら俺から取り上げようとしたんです。『必要ないから』って。『そんなくらだない事を考える暇があるなら勉強しろ』って。それが決定打でした。それじゃあ俺に必要なものってなんなんだって自問して、結局は親が決めたものだけが、俺にとって『必要なもの』なんだって気づきました。耐えられなくなった俺は中学を卒業してから無理を言って祖父母の家に転がり込んで、今でもそこで世話になってます。両親とは滅多に顔を合わせません」
先輩がそんな複雑な事情を抱えていたなんて知らなかった。いつもはそんな事を感じさせないくらい活発なのに。
私達は黙って先輩の話に耳を傾ける。私の両親も何か思うところがあるのだろう。
「月湖さんの話を聞いた時、真っ先に俺の両親を思い出しました。俺や姉の境遇とも重なって見えて……このまま厳しい締め付けが続くようなら、月湖さんも俺や姉みたいになってしまうんじゃないかって……余計な事だと知りながらも、姉や知人に頼んで、髪の毛をセットしたり、服を用意してもらいました。そうやって好きな事をしてどこかで息抜きしないと、月湖さんがいつか壊れてしまいそうに見えたんです」
それじゃあ、先輩が誕生日にいろいろとしてくれたのは、単なるプレゼントというだけじゃなくて、そこまで考えて……?
「俺にこんな事言う筋合いはないですけど……でも、月湖さんにはせめて、普通の高校生と同じような生活をさせてあげてもらえませんか? 本人もそれを望んでいるんでしょう? お願いします。月湖さんには俺や姉みたいになって欲しくないんです」
先輩は再び頭を下げた。
どうして先輩はここまでしてくれるんだろう。私がかつての先輩と同じような境遇に置かれているから、それを見ていられなくて?
でも、それだけで先輩こんな事までさせるわけにいかない。これは私と家族の問題なんだから。
私は両親に向き直る。二人は戸惑ったように先輩と私を交互に見つめていた。
「お父さん、お母さん、先輩の言った通りだよ。私は普通の女の子みたいな恰好がしたいし、短歌部だって辞めたくない。先輩との関わりを断つなんて事もできない。それだけはわかって」
そういうと先輩に借りてたコートを強引に押し付けるようにして返す。
「先輩、迷惑かけて本当にすみませんでした。あとは私が何とかします。これは私自身の事だから」
「……お前、大丈夫か?」
心なしか心配そうなその声に、私は真剣な頷きで返す。
ここまでしてくれた先輩のためにも、私も全力で向かい合わなければならない。そう決めたのだ。
「そうか。頑張れよ」
私の表情からその意志を読み取ったのか、先輩が微かに笑ったような気がした。
その背中を見送った後で、私は両親に向き直る。今なら何でもできるような気がする。
「それじゃあ今から私達家族だけで大切な話をしようか」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる