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第1章
1、王都の見える郊外で、俺はダンジョンを拾った
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気がついたとき、佐々木悠人は草の匂いの濃い風の中に立っていた。
——え、どこ、ここ。
反射的に周囲を見回す。見慣れた電柱もアスファルトもない。代わりに広がっているのは、ゆるやかな起伏の草原と、ところどころに点在する低い林。空はやけに青く、雲が高い。呼吸をすると、肺の奥まで冷たい空気がすっと入ってきて、鼻の奥が少しだけツンとした。
手のひらが汗ばんでいる。心臓は少し速い。
けれど、頭の片隅が妙に冷静だった。
「……夢じゃないよな」
口に出して確認してみると、自分の声が妙に遠く響いた。周囲に建物がないせいか、音が吸われる。いや、吸われるというより、風にさらわれる。
ポケットを探ってスマホを取り出す。画面は点く。バッテリーもある。だが、左上の電波は無慈悲に「圏外」の文字を示していた。時計は動いているが、見慣れた通知は一切ない。地図アプリを開いても、現在地の点が虚しく中央に漂うだけだ。
「うん、これは完全に知らない場所だな」
とりあえず深呼吸。胸いっぱいに空気を入れ、吐き出す。
変な状況だ。普通なら叫んで走り回ってもおかしくない。でも、悠人はそうしなかった。
怖いものは怖い。だけど、ここで暴れても仕方ない。まずは状況整理だ。
視線を遠くへ滑らせると、地平線の向こうに、異様に整った輪郭が見えた。
城壁。
白っぽい石で作られた高い壁が、円を描く
ように街を囲っている。壁の内側には尖塔や屋根が折り重なり、その中心には一段と高い建物——城らしきものがそびえていた。現代日本の都市ではありえないシルエットに、思わず息を呑む。
「おお……あれ、どう見ても城だよな。ゲームみたいだ」
つまり、ここは完全な無人島でもなければ、地球のどこかの秘境でもない可能性が高い。少なくとも、人が住んでいる場所がある。文明圏がある。
それだけで、胸の奥が少し軽くなった。
とはいえ、王都は遠い。見えているのに、距離感が掴めない。徒歩で何時間、あるいは何日かかるのか分からない。太陽の位置を見ると、すでに少し傾いている。夕方に向かっているのは確かだ。
「今日中は無理そうだな。でも、目標があるのはありがたい」
野宿。頭の中に、その二文字が浮かぶ。
いや、野宿ならまだいい。問題はこの世界の“夜”がどれだけ危険かだ。獣が出るのか。盗賊がいるのか。そもそも、言葉が通じるのか。
悠人は肩にかけていた小さなショルダーバッグの中身を確認した。財布、鍵、薄い上着、ペットボトル一本。コンビニで買った飴が数個。役に立ちそうで立たない、心許ない装備だ。
「まあ、ゼロじゃないだけマシか」
独り言が漏れる。だが、笑うしかない。詰んでるかどうかは、これからの行動次第だ。
まずは周囲を歩いて、何かしら“安全そうな場所”を探す。木陰でもいい。洞穴でもいい。雨風がしのげるだけでも、夜の恐怖は減る。
そう判断して、悠人は王都の方向を確認しつつ、近くの林へ向かって歩き出した。
草は膝のあたりまで伸びている場所もあり、ところどころ踏み固められた獣道が走っている。人が通ったような道はないが、足元の土が妙に固いところがある。何かが繰り返し通っている証拠だ。
「なるほど、生き物は普通にいる世界ってことだな」
十分ほど歩いたあたりで、地面の色が変わった。草が途切れ、岩盤が露出している。そこに、まるで地面が裂けたような大きな割れ目が口を開けていた。
「ん? なんだこれ」
近づくと、その割れ目は単なる自然の裂け目ではないと分かった。縁が滑らかで、崩れた岩の断面が少ない。入口の周囲は、誰かが削って整えたみたいに人工的だ。
中からは、ひんやりとした空気が流れ出ている。湿った土の匂いと、石の匂い。どこかで水が滴る音がする。
悠人の背中を、冷たいものが走った。
——洞窟? いや、違う。
こんなに“入口”っぽい洞窟があるか?
そして、もうひとつ。入口の周りに、妙な静けさがある。鳥の鳴き声が遠い。風の音も、ここだけ薄い。
「……ああ、これ。ダンジョンってやつだな」
異世界。
ダンジョン。
それなら——。
悠人は入口の手前で立ち止まり、王都の方向を振り返った。遠い。今日は無理。夜は近い。
ダンジョンは危険。そういう常識も、創作の中では当たり前だ。
でも、同時に“屋根がある場所”でもある。雨風はしのげる。入口近くなら、すぐ逃げられる。火を起こせなくても、風を避けられるだけで体温は守れるかもしれない。
「ちょっと様子を見るだけ。無理そうならすぐ戻ろう」
そう決めて、一歩、暗がりへ足を踏み入れた。
瞬間——視界の端が光った。
目の前に、半透明の板みたいなものが浮かび上がる。文字。枠。アイコン。
「うわっ、なにこれ!」
慌てて瞬きをしても消えない。手を伸ばすと、指先が“何もない空間”を触っているはずなのに、カチッとした触感が返ってきた。
「本当にゲーム画面じゃん」
画面の中央に、はっきりと表示されている。
《スキル〈ホームセンター〉が解放されました》
「ホームセンター? 急に身近すぎない?」
思わず突っ込む。
画面の下には、見慣れたカテゴリが並んでいる。
【工具】 【資材】 【照明】 【家具】 【水回り】 【衛生】 【電気】 【農業】
「え、普通に便利そうなんだけど」
【照明】をタップすると、ランプやライトのアイコンがずらりと出た。
「なるほど、設置型か。分かりやすい」
画面の端には小さく説明が出ている。
《現在の改装可能範囲:入口付近のみ》
「まずはここからってことだな」
悠人はダンジョンの中を見渡した。暗いが、しっかりした構造だ。
「よし、じゃあ実験だ」
【照明】から天井ライトを選択。
確認ボタンを押す。
ぱっ。
柔らかな白い光が灯り、通路が一気に明るくなる。
「……おお! これは安心感があるな」
外の草原を振り返る。夕闇が迫る外の世界と、光に満ちたダンジョンの入口。
「うん、今日の寝場所は決まりだな」
悠人はウィンドウを見つめ、次のカテゴリを開いた。
「よし。少しずつ、快適にしていこう」
その言葉は、これから始まる生活の、ささやかな宣言だった。
定住者:0人
——え、どこ、ここ。
反射的に周囲を見回す。見慣れた電柱もアスファルトもない。代わりに広がっているのは、ゆるやかな起伏の草原と、ところどころに点在する低い林。空はやけに青く、雲が高い。呼吸をすると、肺の奥まで冷たい空気がすっと入ってきて、鼻の奥が少しだけツンとした。
手のひらが汗ばんでいる。心臓は少し速い。
けれど、頭の片隅が妙に冷静だった。
「……夢じゃないよな」
口に出して確認してみると、自分の声が妙に遠く響いた。周囲に建物がないせいか、音が吸われる。いや、吸われるというより、風にさらわれる。
ポケットを探ってスマホを取り出す。画面は点く。バッテリーもある。だが、左上の電波は無慈悲に「圏外」の文字を示していた。時計は動いているが、見慣れた通知は一切ない。地図アプリを開いても、現在地の点が虚しく中央に漂うだけだ。
「うん、これは完全に知らない場所だな」
とりあえず深呼吸。胸いっぱいに空気を入れ、吐き出す。
変な状況だ。普通なら叫んで走り回ってもおかしくない。でも、悠人はそうしなかった。
怖いものは怖い。だけど、ここで暴れても仕方ない。まずは状況整理だ。
視線を遠くへ滑らせると、地平線の向こうに、異様に整った輪郭が見えた。
城壁。
白っぽい石で作られた高い壁が、円を描く
ように街を囲っている。壁の内側には尖塔や屋根が折り重なり、その中心には一段と高い建物——城らしきものがそびえていた。現代日本の都市ではありえないシルエットに、思わず息を呑む。
「おお……あれ、どう見ても城だよな。ゲームみたいだ」
つまり、ここは完全な無人島でもなければ、地球のどこかの秘境でもない可能性が高い。少なくとも、人が住んでいる場所がある。文明圏がある。
それだけで、胸の奥が少し軽くなった。
とはいえ、王都は遠い。見えているのに、距離感が掴めない。徒歩で何時間、あるいは何日かかるのか分からない。太陽の位置を見ると、すでに少し傾いている。夕方に向かっているのは確かだ。
「今日中は無理そうだな。でも、目標があるのはありがたい」
野宿。頭の中に、その二文字が浮かぶ。
いや、野宿ならまだいい。問題はこの世界の“夜”がどれだけ危険かだ。獣が出るのか。盗賊がいるのか。そもそも、言葉が通じるのか。
悠人は肩にかけていた小さなショルダーバッグの中身を確認した。財布、鍵、薄い上着、ペットボトル一本。コンビニで買った飴が数個。役に立ちそうで立たない、心許ない装備だ。
「まあ、ゼロじゃないだけマシか」
独り言が漏れる。だが、笑うしかない。詰んでるかどうかは、これからの行動次第だ。
まずは周囲を歩いて、何かしら“安全そうな場所”を探す。木陰でもいい。洞穴でもいい。雨風がしのげるだけでも、夜の恐怖は減る。
そう判断して、悠人は王都の方向を確認しつつ、近くの林へ向かって歩き出した。
草は膝のあたりまで伸びている場所もあり、ところどころ踏み固められた獣道が走っている。人が通ったような道はないが、足元の土が妙に固いところがある。何かが繰り返し通っている証拠だ。
「なるほど、生き物は普通にいる世界ってことだな」
十分ほど歩いたあたりで、地面の色が変わった。草が途切れ、岩盤が露出している。そこに、まるで地面が裂けたような大きな割れ目が口を開けていた。
「ん? なんだこれ」
近づくと、その割れ目は単なる自然の裂け目ではないと分かった。縁が滑らかで、崩れた岩の断面が少ない。入口の周囲は、誰かが削って整えたみたいに人工的だ。
中からは、ひんやりとした空気が流れ出ている。湿った土の匂いと、石の匂い。どこかで水が滴る音がする。
悠人の背中を、冷たいものが走った。
——洞窟? いや、違う。
こんなに“入口”っぽい洞窟があるか?
そして、もうひとつ。入口の周りに、妙な静けさがある。鳥の鳴き声が遠い。風の音も、ここだけ薄い。
「……ああ、これ。ダンジョンってやつだな」
異世界。
ダンジョン。
それなら——。
悠人は入口の手前で立ち止まり、王都の方向を振り返った。遠い。今日は無理。夜は近い。
ダンジョンは危険。そういう常識も、創作の中では当たり前だ。
でも、同時に“屋根がある場所”でもある。雨風はしのげる。入口近くなら、すぐ逃げられる。火を起こせなくても、風を避けられるだけで体温は守れるかもしれない。
「ちょっと様子を見るだけ。無理そうならすぐ戻ろう」
そう決めて、一歩、暗がりへ足を踏み入れた。
瞬間——視界の端が光った。
目の前に、半透明の板みたいなものが浮かび上がる。文字。枠。アイコン。
「うわっ、なにこれ!」
慌てて瞬きをしても消えない。手を伸ばすと、指先が“何もない空間”を触っているはずなのに、カチッとした触感が返ってきた。
「本当にゲーム画面じゃん」
画面の中央に、はっきりと表示されている。
《スキル〈ホームセンター〉が解放されました》
「ホームセンター? 急に身近すぎない?」
思わず突っ込む。
画面の下には、見慣れたカテゴリが並んでいる。
【工具】 【資材】 【照明】 【家具】 【水回り】 【衛生】 【電気】 【農業】
「え、普通に便利そうなんだけど」
【照明】をタップすると、ランプやライトのアイコンがずらりと出た。
「なるほど、設置型か。分かりやすい」
画面の端には小さく説明が出ている。
《現在の改装可能範囲:入口付近のみ》
「まずはここからってことだな」
悠人はダンジョンの中を見渡した。暗いが、しっかりした構造だ。
「よし、じゃあ実験だ」
【照明】から天井ライトを選択。
確認ボタンを押す。
ぱっ。
柔らかな白い光が灯り、通路が一気に明るくなる。
「……おお! これは安心感があるな」
外の草原を振り返る。夕闇が迫る外の世界と、光に満ちたダンジョンの入口。
「うん、今日の寝場所は決まりだな」
悠人はウィンドウを見つめ、次のカテゴリを開いた。
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その言葉は、これから始まる生活の、ささやかな宣言だった。
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