65 / 88
4
リオの気持ち
しおりを挟む
正直、勝手がわからなかった。
リオは部屋のスイッチを押す。
ラブホって、どういうシステム?
「えっ、どうするの?」
「いいんだよ、これで」
「来たこと、あるの?」
「教えない」
戦う前から心が折れそうな俺。
言われるがままに、ルームナンバーが光っている部屋に入る。
薄暗い部屋の雰囲気が、これから始まる厳しい戦闘のことを俺の頭から飛ばしてしまおうとする。
戦いが長引けば、ここにしばらく居ることになるかもしれないと思っていた俺は、とりあえず持ってきた荷物をテーブルのあたりへ置いた。
部屋の内装をまじまじと観察する。
セックスをするための部屋だと思うと、そんなところに女子高生と二人っきりで入ったことに、もう正気を保つのが精一杯になってくる。
振り返ると、リオは、突っ立ったまま、じっと俺を見つめていた。
すかさず俺は目をそらす。
というか、あちこちに目線を飛ばす。
俺はイスに座り、熱くなった顔を見せないようにして、どうしていいかわからず膝の上で手をモミモミしていた。
そんな俺の隣に座るリオ。制服姿の女子高生が、身体が引っ付くほどの距離に。そのせいで頭がフワフワして、心臓がドキドキして、イマイチ思考が回らない。
「あの、」
「……絶対に、無理しないでね」
沈んだ顔でつぶやくリオの様子が、浮ついた俺の意識をようやく正気へと引き戻した。
ふう、っと息を吐き、俺はリオへ言う。
「ああ。大丈夫、この前みたいには、ならないように……」
「嘘つき」
「…………」
「あたし、すごくショックだった。ネムが、あんなふうに、自分の命を捨てるみたいにして」
「ごめん」
こう言われれば、謝るしかないように思った。
「あんなの、もう見たくないよ」
「うん……」
「でも、『もうしない』なんて、本当は約束するつもりないでしょ」
「…………」
「お願いがあるの」
「なに?」
「もし、敵に敵わないと思ったら、降参して。仲間の命を助けてほしいと言って交渉して」
「リオ……」
「だって、そもそも、戦って、どういうメリットがあるの? 敵の仲間になったら、何が悪いの?」
「あいつらは、仲間にならないやつを殺して回るんだ。俺たちはそんなことしたくない」
「じゃあ、誰も殺さない、って条件で敵の仲間になって!」
「理由も告げずにいきなり襲ってくる奴らの仲間になれってのか? そもそもの話をするなら、奴らから攻撃してきたんだ。俺たちは、ただ、自分たちの命を護ってきただけだ」
リオは立ち上がった。
「でも、今からは違うかもしれないじゃない。交渉すれば、大丈夫かもしれないじゃない」
「田中さんを助けなきゃいけない」
「弱い者が死ぬのは必然だよ! それがわからないの? なんで弱い者を助けるの? 自分が生きるために、なんで最善を尽くさないの?」
これから戦うのは俺たちであって、リオではない。リオには、命の危険はない。
なのに、心の悲鳴をあげていたのは、リオのほうだった。
大粒の涙が頬を伝う。
拳を握りしめ、肩で息をして、一ミリの余裕すら感じられない。
さっきまで、ホテルがどうのと言って俺をおちょくっていたのに、もう、彼女は必死だった。
「前にも言ったね。君の理屈のとおりなら、仮に俺たちが死んだら、俺たちが弱かった、ってことだよ」
「そんなの、納得できない」
「そうだね……」
俺は、隣に座るようにリオへ促す。
リオは、さっきより少しだけ間隔をあけて座った。
「自分のことより大事なものが危険にさらされていたら、どうだろうね」
「…………」
「自分の家族、お父さんやお母さんかもしれないし、兄ちゃん、姉ちゃん、弟、妹かも。夫や妻、子供かもしれない。大事なものが危険にさらされた時、助けなくて、後悔しない?」
「……お父さんなんて、大嫌いだし」
「お父さんは、どういう人?」
「いつも仕事ばっかりで、家にも帰ってこなくて、お母さんは一人でいっつも寂しそうだった。病気で死んじゃう時にも、お父さんは病院へ来なかった。遊んでもらったこともないし、いい思い出なんてひとつもない」
「そっか」
こんな話をしていると、ラブホの部屋もエロさが感じられなくなってくる。
リオは、もう、見るからにいっぱいいっぱいだった。
なぜ彼女がこんなに追い詰められているのかはわからないが、ミーが撃たれた時に俺があんな姿を見せてしまったことが原因なら、俺は彼女に話をする責任があるだろうと思った。
「俺、最初に襲ってきたアーティファクトの時、ミーと中原が殺されかけてさ。俺は安全なところに居たんだけど、二錠目の睡眠薬を使って助けに行くか、迷って」
「…………」
「敵はすごく強くて。勝てるかどうか、微妙だった。その時に、俺は命が惜しくなっちゃって、『俺は十分やった、十分にこいつらを助けた』って考えるようにしたんだ。中原はウェアウルフに目覚めていたし、あいつらだけで対応できるんじゃないか、俺がやらなくてもいいんじゃないか、って」
「うん」
「決断する前に、自分に問いかけたんだ。『今行かなくて、後悔しないか?』って」
「それで?」
「後悔すると思った。ミーと中原が殺害された、って、あとでニュースで知ったら」
「…………」
「結果的に、行って正解だったんだ。敵は、すごくしぶとくて、強かった」
「でも、今回は正解じゃないかも」
「正解かどうかは、」
「そうだね」
リオは、また立ち上がる。
「後悔しないかどうか。……だもんね」
俺は、できるだけ優しい顔に見えるように、ニコッとした。
すると、リオは、俺の顔を優しく両手で掴み。
唇と唇は、触れていた。
さやとも、ミーとも違って、何かしょっぱい味がする。
顔が離れてから俺が確認したリオの表情は、涙に濡れ、鼻水でびしゃびしゃの、さっきからずっと見続けていた、いっぱいいっぱいの顔。
リオを喜ばせる嘘をつくこともできず、ただ見つめることしかできなかった俺は、六錠で一つのシートになっている、ヒュプノスのパッケージを取り出す。その様子をじっと見つめるリオが、俺に問いかけた。
「正直に、答えて」
「ああ」
「どうしようと、思ってる?」
こんなに真剣な顔をしているリオに、嘘をつくのは罪だと思った。
だから、俺も、真剣に返してやる。
「たとえ、何錠飲むことになっても後悔はない。大切なものを、護るためなら」
リオは、下唇をキュッと噛んで、涙をいっぱいに溜めて、それから、にっ、と笑った。
リオは部屋のスイッチを押す。
ラブホって、どういうシステム?
「えっ、どうするの?」
「いいんだよ、これで」
「来たこと、あるの?」
「教えない」
戦う前から心が折れそうな俺。
言われるがままに、ルームナンバーが光っている部屋に入る。
薄暗い部屋の雰囲気が、これから始まる厳しい戦闘のことを俺の頭から飛ばしてしまおうとする。
戦いが長引けば、ここにしばらく居ることになるかもしれないと思っていた俺は、とりあえず持ってきた荷物をテーブルのあたりへ置いた。
部屋の内装をまじまじと観察する。
セックスをするための部屋だと思うと、そんなところに女子高生と二人っきりで入ったことに、もう正気を保つのが精一杯になってくる。
振り返ると、リオは、突っ立ったまま、じっと俺を見つめていた。
すかさず俺は目をそらす。
というか、あちこちに目線を飛ばす。
俺はイスに座り、熱くなった顔を見せないようにして、どうしていいかわからず膝の上で手をモミモミしていた。
そんな俺の隣に座るリオ。制服姿の女子高生が、身体が引っ付くほどの距離に。そのせいで頭がフワフワして、心臓がドキドキして、イマイチ思考が回らない。
「あの、」
「……絶対に、無理しないでね」
沈んだ顔でつぶやくリオの様子が、浮ついた俺の意識をようやく正気へと引き戻した。
ふう、っと息を吐き、俺はリオへ言う。
「ああ。大丈夫、この前みたいには、ならないように……」
「嘘つき」
「…………」
「あたし、すごくショックだった。ネムが、あんなふうに、自分の命を捨てるみたいにして」
「ごめん」
こう言われれば、謝るしかないように思った。
「あんなの、もう見たくないよ」
「うん……」
「でも、『もうしない』なんて、本当は約束するつもりないでしょ」
「…………」
「お願いがあるの」
「なに?」
「もし、敵に敵わないと思ったら、降参して。仲間の命を助けてほしいと言って交渉して」
「リオ……」
「だって、そもそも、戦って、どういうメリットがあるの? 敵の仲間になったら、何が悪いの?」
「あいつらは、仲間にならないやつを殺して回るんだ。俺たちはそんなことしたくない」
「じゃあ、誰も殺さない、って条件で敵の仲間になって!」
「理由も告げずにいきなり襲ってくる奴らの仲間になれってのか? そもそもの話をするなら、奴らから攻撃してきたんだ。俺たちは、ただ、自分たちの命を護ってきただけだ」
リオは立ち上がった。
「でも、今からは違うかもしれないじゃない。交渉すれば、大丈夫かもしれないじゃない」
「田中さんを助けなきゃいけない」
「弱い者が死ぬのは必然だよ! それがわからないの? なんで弱い者を助けるの? 自分が生きるために、なんで最善を尽くさないの?」
これから戦うのは俺たちであって、リオではない。リオには、命の危険はない。
なのに、心の悲鳴をあげていたのは、リオのほうだった。
大粒の涙が頬を伝う。
拳を握りしめ、肩で息をして、一ミリの余裕すら感じられない。
さっきまで、ホテルがどうのと言って俺をおちょくっていたのに、もう、彼女は必死だった。
「前にも言ったね。君の理屈のとおりなら、仮に俺たちが死んだら、俺たちが弱かった、ってことだよ」
「そんなの、納得できない」
「そうだね……」
俺は、隣に座るようにリオへ促す。
リオは、さっきより少しだけ間隔をあけて座った。
「自分のことより大事なものが危険にさらされていたら、どうだろうね」
「…………」
「自分の家族、お父さんやお母さんかもしれないし、兄ちゃん、姉ちゃん、弟、妹かも。夫や妻、子供かもしれない。大事なものが危険にさらされた時、助けなくて、後悔しない?」
「……お父さんなんて、大嫌いだし」
「お父さんは、どういう人?」
「いつも仕事ばっかりで、家にも帰ってこなくて、お母さんは一人でいっつも寂しそうだった。病気で死んじゃう時にも、お父さんは病院へ来なかった。遊んでもらったこともないし、いい思い出なんてひとつもない」
「そっか」
こんな話をしていると、ラブホの部屋もエロさが感じられなくなってくる。
リオは、もう、見るからにいっぱいいっぱいだった。
なぜ彼女がこんなに追い詰められているのかはわからないが、ミーが撃たれた時に俺があんな姿を見せてしまったことが原因なら、俺は彼女に話をする責任があるだろうと思った。
「俺、最初に襲ってきたアーティファクトの時、ミーと中原が殺されかけてさ。俺は安全なところに居たんだけど、二錠目の睡眠薬を使って助けに行くか、迷って」
「…………」
「敵はすごく強くて。勝てるかどうか、微妙だった。その時に、俺は命が惜しくなっちゃって、『俺は十分やった、十分にこいつらを助けた』って考えるようにしたんだ。中原はウェアウルフに目覚めていたし、あいつらだけで対応できるんじゃないか、俺がやらなくてもいいんじゃないか、って」
「うん」
「決断する前に、自分に問いかけたんだ。『今行かなくて、後悔しないか?』って」
「それで?」
「後悔すると思った。ミーと中原が殺害された、って、あとでニュースで知ったら」
「…………」
「結果的に、行って正解だったんだ。敵は、すごくしぶとくて、強かった」
「でも、今回は正解じゃないかも」
「正解かどうかは、」
「そうだね」
リオは、また立ち上がる。
「後悔しないかどうか。……だもんね」
俺は、できるだけ優しい顔に見えるように、ニコッとした。
すると、リオは、俺の顔を優しく両手で掴み。
唇と唇は、触れていた。
さやとも、ミーとも違って、何かしょっぱい味がする。
顔が離れてから俺が確認したリオの表情は、涙に濡れ、鼻水でびしゃびしゃの、さっきからずっと見続けていた、いっぱいいっぱいの顔。
リオを喜ばせる嘘をつくこともできず、ただ見つめることしかできなかった俺は、六錠で一つのシートになっている、ヒュプノスのパッケージを取り出す。その様子をじっと見つめるリオが、俺に問いかけた。
「正直に、答えて」
「ああ」
「どうしようと、思ってる?」
こんなに真剣な顔をしているリオに、嘘をつくのは罪だと思った。
だから、俺も、真剣に返してやる。
「たとえ、何錠飲むことになっても後悔はない。大切なものを、護るためなら」
リオは、下唇をキュッと噛んで、涙をいっぱいに溜めて、それから、にっ、と笑った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる