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シンクロ
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「調子に乗るんじゃねえぞクソアマどもが……」
「クソはお前だろ。仲間が受けた借りは一千倍にして返してやるからな」
さやの声は怒りに満ちていた。
ミーは、俺にだけゼウスで通信してくる。
「なあ。さや、いったいどうしたん? 急にめちゃくちゃあたしに優しくなったんやけど」
「さあね」
さっきのミーの言葉を聞いていたからだとは思うが、余計なことを言って誤解されてもかなわないので、俺はとぼけることにした。
「キキキ……ザコを一掃したからってイキってんじゃねえ。お前らは、俺には勝てない」
ダダダダダ、という、もう何度聞いたかわからないサブマシンガンの銃声が大空間に反響する。
少し間があった。
そしてまたダダダ、という銃撃音。
「あ……そ、そんな」
リョウマの声は、うわずっていた。
相変わらず、さやの視界映像は閉じたままだ。
ミーがまぶたを開く。
ミーは床を見つめてリョウマとさやの足の位置を確認し、二人の位置関係を把握してから、顔を上げてさやのほう向いた。
ミーの視界の中で、さやは目を閉じたまま、リョウマに向かって一直線に歩き始めた。
再度の銃撃音。
ダダダ、と鳴り響くサブマシンガンの連射銃撃は、さやの身体をかすりもしない。
さやは、左右にフラフラと動き、リョウマの撃ち出す凶弾を一つ残らず回避する。
「ナキ……どうした! なぜこいつらの思考をよこさない!」
意味不明なことをのたまうリョウマ。
その言葉には、さやが回答した。
「教えてあげようか? ナキは、あなたとのシンクロを解除した。今は『テレパス』で得たあなたの思考を、わたしとシンクロしてくれているんだよ。だから、あなたの弾は、わたしには当たらない」
「な……裏切りやがったのか! あのクソ女、だから最初から信用できなかったんだぁぁっ!!!」
ダダダダダ、という、もう飽きるほどに聞いてきた銃声。
ミーの視界の中で、さやは目を閉じたままリョウマへ向かって歩きつつ、ゆらりゆらりと左右に動いて、リョウマの放つ銃撃を苦もなく避け切ってしまった。
そのまま、以前と同じセリフで死の宣告をする。
「さあ……蜂の巣にしてあげる。残して欲しいところがあったら言いなさい」
「くそっ……くそぉぉぉぉぉっ!!!」
ダダダダダ、という射撃音を撒き散らして飛んでくるサブマシンガンの弾丸と同時に、ヒュンヒュンと風切り音をたてて光弾が乱れ飛ぶ。
「ぐあっ!」
リョウマの叫び声。
どうやら、さやの攻撃が命中したようだった。
さやの叫び声は聞こえない。さやはリョウマの攻撃を喰らわなかったのだろうか。
心配する俺の耳に入ってきたのは、二人が交わす一言の意思疎通。
「ミーちゃん」
「任せとき」
リョウマは呼吸を荒げながらも、なんとか強気を保って言う。
「はあっ? せっかくのチャンスを棒に振るとは、ほんとお前らはバカばっかだな! 今度こそ、殺してや……」
ビュッ、という風切り音を残して、リョウマのセリフが終わる前にミーの視界はリョウマの後ろ姿を映す。
つまり、瞬間的に加速して、リョウマの背後をとったのだ。
「あっ……」
振り向こうとするリョウマ。
だが、リョウマがミーのほうへ振り向く前に、ミーは再び超速移動する。
ナキの能力……他人の心を読む心眼「テレパス」の恩恵が受けられなくなったらしいリョウマは、もはやミーの動きについていけなかった。
「こっちや」
ミーは、声を出すことによって自分の位置をリョウマに知らせる。
リョウマはなんとかしてミーの動きを捉えようと必死になり、また一八〇度向きを変えようとしていた。
それに合わせてミーは剣を構える。
リョウマがこちらを振り向くかどうか、という刹那、
ミーは視界を閉じる。
と同時に────。
「ぎゃああああっ」
尋常ではないリョウマの叫び声。
「さや。もう、目ぇ開けてええで」
「うん。ナイス、ミーちゃん」
二人の視界に映るリョウマ。
奴は両手で両の目を押さえ、床に転がって悶絶していた。手の隙間からは、床に滴るほどの血が流れ出ている。
「言うたやろ? もう二度と、女の姿を拝めんようにしたるってな」
ミーは、リョウマのサブマシンガンを蹴って遠くへ弾く。
顔を上げ、さやを見つめたミーは、そのままさやへと近寄って向き合う。
見つめ合い、二人は全くの同時にグーを突き出し、互いにコン、と、こぶし同士を触れ合った。
◾️ ◾️ ◾️
「あれ? そういや」
「どうした?」
さやの言葉に、俺はこう返した。すると、
「なんかさ。ネム、いつの間にか『まゆ』って呼んでない? ずっと『田中さん』だったよね」
別に後ろめたいことは一切ないが、謎にあたふたしそうになる。俺は慎重に心を落ち着けて、
「えっと。それはね、敵が施した通信の防御を破って、俺はまゆと話ができたんだよ。たまたま、その時に」
「えー? 話をしたからって、なんでいきなり呼び捨てになるわけ?」
「そういや、そうやな。なんか慣れ慣れしい気がするな」
「そうだよね」
「そうや」
「ネム」
「ネム」
「いや、その」
どうしてこうなるの?
ちょっと呼び方を変えただけなのに。
だいいち、こんな敵の本拠地に乗り込んでる最中に、やましいことなど何もできるはずがないっ!
「もうっ!!! いいじゃんか、俺が田中さんを『まゆ』って呼んでも! 成り行き上、こうなっちゃっただけだよ!」
「あっ! 逆ギレした! こういう時、男って大抵やましいことがあるんだよ」
「間違いないわ……なんかあったなこいつ。大体からして、そもそもあたしとさやを二股かけてる時点でろくでもない最低野郎やし」
「かけてない! まだどっちとも付き合ってない!」
「付き合ってもないのにどっちともキスしたじゃない! 早く決めてって言ってんの! どんだけ迷ってるわけ?」
「そうや! さっさとあたしにせんかい、迷うところないやろっ」
「はあっ? あんたみたいなペチャパイがわたしとまともに勝負できると思ってるわけ?」
「やっぱりおっぱい至上主義者やないかこのバカ女! 脳みそ、乳でできとるんとちゃうか? 女の価値は乳だけで決まるんとちゃうわこのメス牛がっ」
「このっ」
取っ組み合いを始める元気いっぱいの二人。
その横で目を押さえて床で転がるリョウマ。
この戦いが終わったら、俺、一体どうなるんだろう。
昔の俺からしたら最高に贅沢な悩みで、こんな時だけど、俺はドキドキして心配になってしまった。
「クソはお前だろ。仲間が受けた借りは一千倍にして返してやるからな」
さやの声は怒りに満ちていた。
ミーは、俺にだけゼウスで通信してくる。
「なあ。さや、いったいどうしたん? 急にめちゃくちゃあたしに優しくなったんやけど」
「さあね」
さっきのミーの言葉を聞いていたからだとは思うが、余計なことを言って誤解されてもかなわないので、俺はとぼけることにした。
「キキキ……ザコを一掃したからってイキってんじゃねえ。お前らは、俺には勝てない」
ダダダダダ、という、もう何度聞いたかわからないサブマシンガンの銃声が大空間に反響する。
少し間があった。
そしてまたダダダ、という銃撃音。
「あ……そ、そんな」
リョウマの声は、うわずっていた。
相変わらず、さやの視界映像は閉じたままだ。
ミーがまぶたを開く。
ミーは床を見つめてリョウマとさやの足の位置を確認し、二人の位置関係を把握してから、顔を上げてさやのほう向いた。
ミーの視界の中で、さやは目を閉じたまま、リョウマに向かって一直線に歩き始めた。
再度の銃撃音。
ダダダ、と鳴り響くサブマシンガンの連射銃撃は、さやの身体をかすりもしない。
さやは、左右にフラフラと動き、リョウマの撃ち出す凶弾を一つ残らず回避する。
「ナキ……どうした! なぜこいつらの思考をよこさない!」
意味不明なことをのたまうリョウマ。
その言葉には、さやが回答した。
「教えてあげようか? ナキは、あなたとのシンクロを解除した。今は『テレパス』で得たあなたの思考を、わたしとシンクロしてくれているんだよ。だから、あなたの弾は、わたしには当たらない」
「な……裏切りやがったのか! あのクソ女、だから最初から信用できなかったんだぁぁっ!!!」
ダダダダダ、という、もう飽きるほどに聞いてきた銃声。
ミーの視界の中で、さやは目を閉じたままリョウマへ向かって歩きつつ、ゆらりゆらりと左右に動いて、リョウマの放つ銃撃を苦もなく避け切ってしまった。
そのまま、以前と同じセリフで死の宣告をする。
「さあ……蜂の巣にしてあげる。残して欲しいところがあったら言いなさい」
「くそっ……くそぉぉぉぉぉっ!!!」
ダダダダダ、という射撃音を撒き散らして飛んでくるサブマシンガンの弾丸と同時に、ヒュンヒュンと風切り音をたてて光弾が乱れ飛ぶ。
「ぐあっ!」
リョウマの叫び声。
どうやら、さやの攻撃が命中したようだった。
さやの叫び声は聞こえない。さやはリョウマの攻撃を喰らわなかったのだろうか。
心配する俺の耳に入ってきたのは、二人が交わす一言の意思疎通。
「ミーちゃん」
「任せとき」
リョウマは呼吸を荒げながらも、なんとか強気を保って言う。
「はあっ? せっかくのチャンスを棒に振るとは、ほんとお前らはバカばっかだな! 今度こそ、殺してや……」
ビュッ、という風切り音を残して、リョウマのセリフが終わる前にミーの視界はリョウマの後ろ姿を映す。
つまり、瞬間的に加速して、リョウマの背後をとったのだ。
「あっ……」
振り向こうとするリョウマ。
だが、リョウマがミーのほうへ振り向く前に、ミーは再び超速移動する。
ナキの能力……他人の心を読む心眼「テレパス」の恩恵が受けられなくなったらしいリョウマは、もはやミーの動きについていけなかった。
「こっちや」
ミーは、声を出すことによって自分の位置をリョウマに知らせる。
リョウマはなんとかしてミーの動きを捉えようと必死になり、また一八〇度向きを変えようとしていた。
それに合わせてミーは剣を構える。
リョウマがこちらを振り向くかどうか、という刹那、
ミーは視界を閉じる。
と同時に────。
「ぎゃああああっ」
尋常ではないリョウマの叫び声。
「さや。もう、目ぇ開けてええで」
「うん。ナイス、ミーちゃん」
二人の視界に映るリョウマ。
奴は両手で両の目を押さえ、床に転がって悶絶していた。手の隙間からは、床に滴るほどの血が流れ出ている。
「言うたやろ? もう二度と、女の姿を拝めんようにしたるってな」
ミーは、リョウマのサブマシンガンを蹴って遠くへ弾く。
顔を上げ、さやを見つめたミーは、そのままさやへと近寄って向き合う。
見つめ合い、二人は全くの同時にグーを突き出し、互いにコン、と、こぶし同士を触れ合った。
◾️ ◾️ ◾️
「あれ? そういや」
「どうした?」
さやの言葉に、俺はこう返した。すると、
「なんかさ。ネム、いつの間にか『まゆ』って呼んでない? ずっと『田中さん』だったよね」
別に後ろめたいことは一切ないが、謎にあたふたしそうになる。俺は慎重に心を落ち着けて、
「えっと。それはね、敵が施した通信の防御を破って、俺はまゆと話ができたんだよ。たまたま、その時に」
「えー? 話をしたからって、なんでいきなり呼び捨てになるわけ?」
「そういや、そうやな。なんか慣れ慣れしい気がするな」
「そうだよね」
「そうや」
「ネム」
「ネム」
「いや、その」
どうしてこうなるの?
ちょっと呼び方を変えただけなのに。
だいいち、こんな敵の本拠地に乗り込んでる最中に、やましいことなど何もできるはずがないっ!
「もうっ!!! いいじゃんか、俺が田中さんを『まゆ』って呼んでも! 成り行き上、こうなっちゃっただけだよ!」
「あっ! 逆ギレした! こういう時、男って大抵やましいことがあるんだよ」
「間違いないわ……なんかあったなこいつ。大体からして、そもそもあたしとさやを二股かけてる時点でろくでもない最低野郎やし」
「かけてない! まだどっちとも付き合ってない!」
「付き合ってもないのにどっちともキスしたじゃない! 早く決めてって言ってんの! どんだけ迷ってるわけ?」
「そうや! さっさとあたしにせんかい、迷うところないやろっ」
「はあっ? あんたみたいなペチャパイがわたしとまともに勝負できると思ってるわけ?」
「やっぱりおっぱい至上主義者やないかこのバカ女! 脳みそ、乳でできとるんとちゃうか? 女の価値は乳だけで決まるんとちゃうわこのメス牛がっ」
「このっ」
取っ組み合いを始める元気いっぱいの二人。
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