傲慢上司の躾け方

浅草A太朗

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あの後スキンを変えて空が白むまで中原を抱き続けた。
今夜処女を散らしたばかりとは思えぬ感度の良さに
何より体の相性の良さに最初の目的を忘れ
ひたすらに中原の体を貪った。

時間さえ忘れただ情事に没頭していたそれは
まるでセックスを覚えたばかりの青少年のようだった。
スマホのアラームが鳴らなければ、まだまだ彼の体に精を吐き出し続けていただろう。

毎度ワンナイトばかりなのは、この規格外サイズと絶倫という全く嬉しくない体の為である。
そういう意味ではそんな自分の相手を意識を飛ばし能力をかけられながら、最終的には出す物もなくなり吐精出来ずついにはメスイキまで覚えた中原の体は手放し難い。

たった一晩でこれなのだ。
最早才能と言ってもいいのではないだろうか。

アラームを切りながら隠蔽工作する為に渋々彼の体を解放してやる時の思いと言ったらない。

まあ、彼にとっては飲み会からこっち記憶はない事だし…体に違和感はあるだろうが、急に部下に掘られたなんて発想には至らないだろう。
至らないであってくれ。まあ至っても力を使えば問題ないか!

等となんとかこの未練がましい気持ちと愚息を慰めながらシーツを変えて彼の体を拭いてやり、問題のない程度に服装も整えてやった。
最初に彼が乳首でイったパンツばかりはどうしようもないのでそのまま履かせたが。

まだ起きるまでに時間はあるだろう。
一応彼に再度何が起きたか思い出さないという催眠をかけた後、朝がきた。といつ起きてもいいようにはした。

その上で隣に寝る気にもなれず、ソファで横になっていたわけだが。
起きた時のやつの色気の暴力が酷かった。

寝たふりをして薄目で様子を窺っていたが、最初見知らぬ場所だという事もあり慌てた様子だったが
安堵したように溢れた吐息は熱を帯びていたし、うっすらと張り付いた髪は艶やかで体の痛みを訝しげに確かめる手つきすらも誘っているように見えた。

相当自分もキテいるな、と頭の痛い思いをしたが極め付けは俺がいる事に気づいた彼の行動である。

最初は俺がいる事に驚いた様子だったが、何か得心した表情をした後じっとりとこちらを見つめてきたのだ。
寝たふりがバレるとまずいとしっかり目を閉じたが、彼の呼吸が肌に感じられるほど近くで見つめられるのは座りが悪い。

突然彼に自分の前髪に触れられた時には飛び起きそうになったが、ぐっと堪えた。
その際にはぁと甘いため息めいたものが聞こえたのには叫び出しそうになったが頬の内側を噛んでこらえた。

何でこのいけすかない男を一度抱いただけでここまで気を張らねばならないのか。
困惑する心を無理矢理怒りで鎮めようとした。

彼の気配が少し遠のき、離れたのかとそっと再び薄目で様子を見れば愛しげに下腹部を撫でているではないか。

もうダメだ。理性の限界だ。
今のこの状況なら体調もさして変わらないだろう。
これはここを出る前にもう一回仕掛けても構わんだろう?
正直に言えばまだやり足りないのだから。

中原がどうやらシャワーに向かったところでゆっくりと体を起こす。
俺は決して悪くないと思う。
普段から理不尽なあいつが悪いし、あんなド淫乱だと知れば致し方ない。
そうだろう?

自分に向けて言い訳をする気持ちと、既に元気になり始めている愚息を見つめてがっくりと肩を落とす。
そんなしょうもない自問自答をしているうちに
シャワールームから水音が響き始めた。
どうやら本当に何も気づかぬままごく自然に朝の支度を始めたようだ。

何故自分ばかり悶々とせねばいけないのか。
頭を抱えてしまう。

もう一度ヤッてしまったんだ。
それならとことん楽しんでしまえ。
よし、気持ちの切り替えに成功し顔を上げる。
開き直った瞬間シャワールームから
一瞬水音の合間から漏れ聞こえた鼻にかかった声に指を鳴らし迷う事なく能力を解放した。
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