傲慢上司の躾け方

浅草A太朗

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シャワー音の響く浴室の扉を勢いよく開け放つ。
そこにはいい含め通りに身体の隅々まで磨き、先程の痴態が嘘のような中原がいた。

「おまっ!せめて一声…!!」

咎める声と僅かな身じろぎで股間を隠す。
視線は厳しくこちらを見ているものの、佐々木は意に介さず涼しげな様子で

「どこかの誰かさんのせいでこちらも汚れたもので。」

とさらっと返す。
思い当たる節に白い肌はかあっと赤く染まっていく。


「それにきちんと洗えたのか確認したかったですし。」
「お前なぁ、子供じゃねえんだから…」


呆れたとばかりにため息をつきながら、自分の非もある事から
浴室への乱入は諦める事にしたらしい。
中原は髪を洗い終えたらしく、前髪も後ろに流して
その綺麗な顔を余さず見せ、癖毛の前髪のひと束が蒸気した顔にかかり頬に張り付いている。

本人はあまり気にしていないようだが、佐々木が軽く見やった限りでは
まだ膨れ上がった乳首とややふっくらした乳輪は水滴を浴びてピンと上を向いたままだ。

股間を隠すためにこちらへ向けられた小ぶりの尻たぶからは
鮮やかな赤みを帯びて、ふっくらと盛り上がった縁がぱくぱくと収縮しているアナルが丸見えである。
それは昨日初めてを奪う時にも乱雑に慣らした事から既に
やや楕円に引き伸び始めている。
時間を止めていた事などはあったが、なによりも最初から本来ピストンなどせず
ゆっくりと時間をかけて解さなければならない手順を中原の資質に任せ強引に及んだ結果もあるのだろう。
既に綻んでいる後孔は見た目からして性器へと変貌を始めていた。

元々体毛が薄いからか体質なのかアナル周りに毛がない為余計にそれが際立って見える。

(立派な縦割れケツマンコに育ててあげますからね?)

そんな下心をしまいにっこりとした微笑みの下に隠す。
その微笑みに何故か下腹部がキュンと切なく疼いた中原は慌てた様子で体についた泡を落とすと湯船にそそくさと身を隠した。

中原の様子を気にかけるでもなく、佐々木自体身体を清め疲れを取りたかったのもあり
遠慮なくシャワーを借りる事にして頭から勢いよく湯を被る。
手早く頭を洗い、ボディソープを手に取り身体の上を滑らせながら隅々まで清めていく。

佐々木のプレイの好みからして汚れる事は多々あれど、それを放置して過ごせるほど酔狂でもない。
あれはプレイの一環だからして、本来佐々木はどちらかと言えば汚れを厭うタイプだからだ。

泡状のボディソープで体を磨き上げ、勿論陰部もきちんと磨く。

ふと視線を感じて湯船に半ば顔を沈める様に
こちらを見つめる中原の視線は佐々木の萎えていて尚雄々しいシンボルに釘付けである。

「そういや以前の飲み会で、中原さん俺の“図体がでかいならあそこもでかいんだろ?“とか言って
思いっきり引っ叩いてくれましたよね。」

視線に気付いているぞ、と言葉と共に竿を扱きあげる様にして持ち上げ揺らしてみせる。

「この程度じゃ中原さんにとっては図体と見合わない粗チンですかねえ?」

中原に見せつける様にしながら、ちろりと視線を流せばその時を思い出したのか青くなり赤くなり悔しそうにと顔色を変えていく。

広々とした風呂場で湯船でしっかり体を伸ばせるにも関わらず中原は膝を抱える様に小さくなり、こちらをちらちらと窺うだけだ。

「で、でかければいいってもんでもねえし、お前みたいな体育系のやつはテクなし野郎が多いからな!」

そう言い放つとようやく視線を外して湯船の中で背を向ける。

「体育会系がテクなしねえ?まぁ体力あるんで?
回数や持久戦には自信ありますけど。
あ、じゃあそういう中原さんは体力なくて早漏なんですね。」

嘲りの笑みを言葉に乗せれば、見返り姿でギッと視線をよこしてくる。
本当に反応のわかりやすい人だ。
その単純さに輪をかけるように暗示を乗せて言葉を紡ぐ。

「本当にテクがあるのか、早漏じゃないのか。
証明して見せてくださいよ。
俺も体育会系でもテクがあるって見せてやりますから。」

挑発しながら中原の瞳を見つめ口元を歪め笑んでみせる。

「はっ!後で謝らせてやるからな後悔しても遅いぞ?」
「それは中原さんでしょ。」

シャワーでざっと泡を流し、遠慮なく湯船に体をつける。
豪勢な中原の家の湯船は男2人入っても問題はなく、どうやら風呂テレビやらジャグジーやらもついている。
このくそったれぼんぼんが、と内心毒づきながら
表にはにっこりとした笑みを張り付けて小首を傾げて言葉を返す。

「つっても何で勝負すんだよ。デリヘルでも呼ぶ気か?」
「そんなの抜き合いで十分でしょ。男同士弱いとこなんかわかってるでしょ?」
「てめーのちんこなんか触りたくねえよ!」
「俺も同意見ですけど、さっき俺の前で散々あんな姿見せといてよく言えますね。」

そこまで言い返されれば言う言葉もないのか、ぐっと言葉に詰まった後、渋々と言った様子で頷く。
そしておもむろに湯船をあがるとその身体は先程まで佐々木の使っていたシャワーを手に取り、ヘッドを入れ替え始めた。

最初の暗示で頭に残っていたのだろう。
湯船からあがった先、中原の瞳からは光が失われ
浣腸用の先端は丸みを帯びたノズル型のヘッドに変えて勢いよくシャワーを出し始めた。

(やっぱついてきて正解だったな。そんな勢いでいきなり腹の奥に湯突っ込んだら腸が裂けちまう。)

やれやれといった様子で佐々木も湯船から上がり
四つん這いになって穴に今にも挿入しようとしている佐々木からシャワーを取り上げた。

中原は不思議そうな顔をしながらも四つん這いのまま、温まり若干膨れた睾丸とちんぽをぶらぶらと揺らしながらこちらを見つめている。

湯の勢いを緩くして温度を確かめる。
そしてまだ激しさの余韻からか赤く色づき膨れた縁をぐるぐると丹念にほぐしてやる。

「んッ♡おっ♡」

それだけで感じるのか強請るようにふるふると尻を揺らす。
それに合わせたぶら下がった睾丸達もゆらゆらと主張している。

先端を躾けた穴先にあてがえば、ビクンっと震えだらしなく解された穴は緩い湯の刺激を受けてはくはくと動き始める。
ノズルベッドの先にちゅっちゅと吸い付く様は浅ましく雄を求める雌そのものだ。

「湯の勢い、量、温度、きちんと覚えるんですよ?」

おとなしい中原はへにゃっとした笑みを浮かべてこくこくと頷く。
それをみて満足した佐々木はノズルをゆっくりと沈め埋め込んでゆく。

途中しこりを押し上げたのか、ほお゛ッ♡と喘ぎとも咆哮とも取れぬ声を上げ、がくんと中原の上半身がくずおれる。
尻だけ高く持ち上げられた状況で、湯によって中原の腹はぽこりと膨らんでいく。
時折わざと遊ばせるように埋め込んだノズルでしこりを滅多撃ちにしてやれば面白いほどに腰がびくびくと跳ね上がり気がつけば、あれだけ伸び切っていた睾丸はきゅっと持ち上がっている。
だが雄のシンボル自体は緩く持ち上がる程度に止まっているが、表情からはありありと快感を受け入れているのがわかる。

むせ返る湿気と胎内に入れられた湯によって苦しくなってきたのか、中原の呼吸はハッハと犬が吐くような短い呼吸に変わっていく。
腹の膨れ具合から湯を止めて、風呂場の外に転がしておいたアナルプラグを持ち、ノズルを抜き去ったのと入れ替わりにプラグをぶち込む。

そのプラグは見事にしこりを捉えたようで甘い悲鳴を中原はあげた。

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長らくお待たせしてすみません。
まだちょこちょこ書きながらなので更新遅滞していますが
お付き合い頂ければ幸いです。
気づけばお気に入り100超え。ありがとうございます。
感想も本当励みになっております。
ありがとうございます。
遅々としておりますが完結まで頑張ります。
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