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***リサ視点***
一度道が出来ると水はすんなり流れるように、始まる前からあんなにゴタゴタしていた取り引きも、嘘みたいに順調に流れ出した。
そして、仕事が落ち着いてから と言っていた私達2人の話も動き始め、瞬く間に サイラスのご両親への挨拶、新居の準備、両家顔合わせ、等が終わっていった。残すは婚礼だけとなった。
サイラスがやたらに初夜の事を気にするので、私も心構えが必要なのかしら と、店で扱っている艶本をこっそり覗いて見たのだけど、あまりに破廉恥な内容に驚いた。
、、、あ、足を、、? え、、? そんな事を、サイラスが私に、、、
見ない方が良かったかのもしれない。
本を閉じて、無心になろうと棚の整理を始めたけれど心臓のバクバクは静まらない。油断するとすぐに、あの破廉恥な絵が甦ってくる。
その時急に肩を叩かれて飛び上がった。
「ぎゃっっ」
「うわぁ!?」
振り替えるとサイラスが、驚いた顔で私を見ていた。
「あ、あああ、何か用?」
目は合わせられない。恥ずかしすぎる。だって、だって、サイラスが私の、、
下を向くと、視界に入る自分の手はとても赤かった。きっと身体中が真っ赤なのだ。
「王宮から注文が入ってて。大量のレースと、それに合う壁紙、家具一式なんだけど、リサの方が分かるかと思って。 赤いけど、どうかした?」
「っ、、赤くなんかないわよ、平気よっ。ええと、レースでしょ、そうね、私の方が分かると思うわ。」
「熱?」
「ひゃんっ、、 あ、、」
いきなり額を触ってくるからつい変な声が出た。頭の中はもういっぱいいっぱいだ。
「何? その声。」
「う、、何でもない。私っ、行くわねっ。」
暫くサイラスの顔を見れそうにない。
**
その場に残されたサイラスは、艶本が一冊だけ上下逆さまになっていることに気が付いた。
入れ直そうと手に取ってすぐに、真っ赤になってギクシャクしていたリサを思い浮かべた。
あ、、、リサは、、こんな本を、、?
慌てて捲って目を通した。リサの期待に応えなければ。 婚礼までの数日間、サイラスは暇さえあればここに通って知識を深めたのだった。
一度道が出来ると水はすんなり流れるように、始まる前からあんなにゴタゴタしていた取り引きも、嘘みたいに順調に流れ出した。
そして、仕事が落ち着いてから と言っていた私達2人の話も動き始め、瞬く間に サイラスのご両親への挨拶、新居の準備、両家顔合わせ、等が終わっていった。残すは婚礼だけとなった。
サイラスがやたらに初夜の事を気にするので、私も心構えが必要なのかしら と、店で扱っている艶本をこっそり覗いて見たのだけど、あまりに破廉恥な内容に驚いた。
、、、あ、足を、、? え、、? そんな事を、サイラスが私に、、、
見ない方が良かったかのもしれない。
本を閉じて、無心になろうと棚の整理を始めたけれど心臓のバクバクは静まらない。油断するとすぐに、あの破廉恥な絵が甦ってくる。
その時急に肩を叩かれて飛び上がった。
「ぎゃっっ」
「うわぁ!?」
振り替えるとサイラスが、驚いた顔で私を見ていた。
「あ、あああ、何か用?」
目は合わせられない。恥ずかしすぎる。だって、だって、サイラスが私の、、
下を向くと、視界に入る自分の手はとても赤かった。きっと身体中が真っ赤なのだ。
「王宮から注文が入ってて。大量のレースと、それに合う壁紙、家具一式なんだけど、リサの方が分かるかと思って。 赤いけど、どうかした?」
「っ、、赤くなんかないわよ、平気よっ。ええと、レースでしょ、そうね、私の方が分かると思うわ。」
「熱?」
「ひゃんっ、、 あ、、」
いきなり額を触ってくるからつい変な声が出た。頭の中はもういっぱいいっぱいだ。
「何? その声。」
「う、、何でもない。私っ、行くわねっ。」
暫くサイラスの顔を見れそうにない。
**
その場に残されたサイラスは、艶本が一冊だけ上下逆さまになっていることに気が付いた。
入れ直そうと手に取ってすぐに、真っ赤になってギクシャクしていたリサを思い浮かべた。
あ、、、リサは、、こんな本を、、?
慌てて捲って目を通した。リサの期待に応えなければ。 婚礼までの数日間、サイラスは暇さえあればここに通って知識を深めたのだった。
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