3つ子が恋したら。

ミヒロ

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カイはがむしゃらに泳ぎ、リクとソラは仲良く、沈め合ったりして笑い合います。

3人とも泳ぐのが大好きです。

一足先に少し泳ぎ疲れたカイは海を上がり、海の家へと向かいました。

悩んだ挙句、ブルースカイのかき氷とイカ焼きを買い、しばらく、出店の近くでかき氷とイカ焼きを交互に食べ、食べかけのイカ焼きとかき氷を手に持ったまま歩きました。

海を眺めながら歩いていたら、ドン!

人とぶつかってしまい、食べかけのかき氷やイカ焼きが砂浜に落ちて砂だらけです。

「あー...」

「ごめん、よそ見したから」

それはカイも同じだったので、

「ううん、俺も、ごめん」

見上げると同い年くらいの男の子でした。

カイよりは背が高いですが、優しそうな面持ちと黒髪。優しそうな瞳が砂浜に散らばったかき氷のカップやイカ焼きに落ちています。

「ごめん、俺のせいで。すぐ買い直すから待ってて」

「えっ!いいよ」

制止するカイでしたが、少年は海の家へと走っていきました。

戻ってきた少年は笑顔で、カイにブルースカイのかき氷とイカ焼きを差し出しました。

「な、なんか悪いよ、俺もよそ見してたもん」

カイが受け取りながら見上げ、ふと、思いつきました。

「お礼に俺もなんか奢るよ!」

「え、いいよ、俺は」

「いいって、行こう!ほら」

カイは同い年くらいの少年を誘導し、海の家へと向かいました。
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