僕の爽やかイケメン、Ωの兄はドジで可愛く愛おしい 2

ミヒロ

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みんなが兄と僕の部屋でやいややいやと騒いでいる中、僕は真剣に考えていた。

思い切って、慶太さんと蓮太くんに打ち明けた。

「絶対、もったいないと思うんです、お2人」

「僕たちー?」

僕は頷いた。

「M-1優勝も夢じゃないんじゃないかって。兄と僕の両親、結婚記念日なんで、良かったらコント披露して貰えませんか?」

「「コント」」

「...別にコントしている訳じゃないですが...ご両親は喜んでくれるでしょうか?」

「そりゃ、もちろん」

そうして、兄と僕の両親だけではなく、それぞれのご両親が集まり、慶太さん、蓮太くんの初コントのお披露目になった。

「どうもー」

「どうも。慶太と蓮太です」

「蓮太ー?レンタルだしょー?」

「1泊2日で新作料金、いつでも何処でも貴方のお部屋へ...違うわ」

パーン!

どっと歓声が上がる。

「まあ、今日は優斗さん、奏斗さんのご両親の結婚記念日というわけで」

「いやー、めでたい!」

「奏斗さんからのリクエストもあり。才能がある、言われたんですけどね」

「でも、僕はアイドルになる為に生まれて来ましたからー」

「調子にのんな」

パーン!

またもや、どっと場が盛り上がる。

「このハリセンは物心ついた頃から兄がアホ過ぎて、改良に改良を重ねて、伸び縮み可能、重症をおわさないよう、紙質にも拘りぬいた作でして」

「という話しは置いときましてー」

パーン!

「勝手に置くな」

「皆さんは相撲は好きですかー?今日は僕の大好きな力士さんについてー」

「誰も聞きたくないわ」

パーン!

「「どうもありがとうございましたー」」

2人は同時に頭を下げるなり、思っていた通りだ。

先程以上の拍手喝采に口笛、リクエストの声まで。

結果、リクエストに応え、慶太さんは笑顔で何度も真顔の蓮太くんにしばかれました。
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