彼らに魅せられて～あなたにも幸せ～

飴は甘くても私はアマくないのよ！

私晴野宮 円は昔からお母さんとお父さんが大好きだった。
3歳の時に1家交通事故でお父さんを亡くし、
お母さんも家事が出来なく、寝返りもうたすのを手伝うような介護生活に明け暮れて疲れていた。

そんな私の楽しみといえば、子役の新大 彼方君を見かけること。
おばあちゃん家に遊びに行ったりお泊まりする事。



でもね、私怖いの。

イトコの鍵野宮 飴(アメ)とおばあちゃん家で遭遇するの。

おばあちゃんのいない時に必ず意地悪してくるの。
おばあちゃんも息子のおじさんがこわいみたいで、

私が鍵付きのトイレに逃げこんでも
出てくるように言いつけて来るの。



でもねお互いに両思いだって知ってカナタくんとお付き合いしてる時、面食いのアメに見つかって。
カナタくんにいじいじとベッタリ話しかけてくるようになって、…それから一切アメからの嫌がらせは無くなり
逆に優しくなりました



アメはスタイル抜群でモデルを目指してるみたいで、
コーディネートしてもらうようになったの。特に周りの男子や女子からの評判は凄く良い！
カナタくんとのデートの時はアメのゆう通りにしてるのにカナタくんは毎回うーんと曖昧な感想。



今の私なら分かる、アメはカナタくんを困らせる格好をわざとさせていたみたい。



私達があの時別れたのは知ってたみたいだけど、カナタくんはアメの本質が得意ではないらしく。
アメはフラれてそれと同時に豪勢な一軒家をおじさんが購入して引っ越したのをきっかけに私もカナタくんとも長らくアメには会ってないです。