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第1章
13話 青と白の相棒
しおりを挟むフロウローズとの熱烈な朝を迎えた後、身支度をしてゆっくりと朝食を済まし、ドレガレア帝国へと続く街道をひた歩いていた。
森に沿って延々と続く街道は右へ左へうねる様に無駄な時間を取られている気がしたが俺と腕を組んで歩くフロウローズがあれやこれやと話したり、疲れていそうならお姫様抱っこで進んだりと楽しく過ごさせてもらっていた。
そして時折、ご褒美の様な出来事が起こる。
ラッキースケベ等ではないが、今朝からフロウローズは隙を見つけてはキスをしてきてせがんでくる事もしばしば。
もしかしたらキス魔なのかも知れないが、今の俺にとってフロウローズからのキスは原動力とも言える活力剤になっていた。
「ヴィクトール様、あの遠くに見えるのがプエルコ山です。あの山の向こうにゴットバルド領があるのであの山を回って超えていく形になります」
「でかいなぁ……あれを迂回するとなるとやっぱり二、三日は歩き通しになりそうだ。あの山はもうアウレリア王国になるのかい?」
「はい、ですがあそこは緩衝地帯で誰の治世も受けていない土地となっております」
「そっか、ここはユハト公国だもんね、ドレガレア帝国も近いしアウレリア王国もとなると戦争はやっぱり多いのか」
「そうですね、お爺様がご活躍なされて今の領を切り取りで与えられたとお聞きしていますが、それ以前はドレガレア帝国だったとか」
「うへぇ。それじゃ今も戦争は多いのかな」
「いえ、お爺様の亡くなられた戦争が最後かと、それ以来そう言った話はお聞きしませんでしたし、何より此処ユハト公国が独立してしまいましたから」
「じゃぁ、もしかしてここも元はドレガレア帝国だったって事?」
「そうです、その独立戦争にアウレリア王国が参入していたとか聞いております」
「独立戦争に勝ち得るなんてすごい王様なのかね」
「どうなのでしょう。噂などもお聞きしてませんので分かりませんが……あの、そろそろ、ん」
子供の様にせがむフロウローズの顔はコミカルなタコの顔だったがそこは傾国の美女らしくどんな顔をしても美女はどんな顔しても綺麗なんだなぁと心底思った。
ニヤニヤしながらご褒美タイムを楽しもうかと思った矢先に後ろから馬の駆け足と声が聞こえたのでフロウローズを抱えて森の中に身を潜めた。
「きゃっ!ヴィクトール様そんなに待ちきれずに?すぐに準備しますね」
「ちょ、違うからね。誰か来たっぽいから念の為隠れるだけだから」
「……そうなんですか」
「いや、落ち込まなくっても、俺も全然したいしいつでも出来るけど——ってそういう事じゃなくて、とりあえず来るから、ね?」
焦りながらも諭すとしっかりと頷いてくれたので暫し身を潜めると駆け足と言うより早足みたいな速度で四人の男達が馬に乗ってやってきた。
「最近稼ぎが少ねぇよなぁ」
「だから遠乗りしてるんだろうが」
「しかし姉御もえげつない事考えるよなぁ」
「襲われた分は総取りだって言ってくれるのは有り難えしな」
「そろそろ女も欲しくなってきたし派手にやってやるか」
「女が欲しいのはいつものことだろう」
「ちげぇねぇ、ぎゃははは」
でかい態度で悠々と俺たちを通り過ぎる。見た目は旅人風だったが身なりだけで言動には粗野な感じが拭いきれてなかった。まぁ関わらないに越したことはなさそうだ。野盗や盗賊だったら面倒になることが目に見えてる。
「品の無い者達でしたね、分かっていたから隠れたのですか?」
「しっ」
フロウローズは少し驚いていたが理由が分かったらしく大人しく隠れ続けてくれた。
しばらくすると同じ様な早足で来る四人組の男達。
「前の奴らは大丈夫そうだな」
「…………。」
「今回はしっかり稼げるはずだと、そういう話だったな?」
「…………。」
「ねぇ、朝は何食べた?」
「…………。」
「ねぇ!なんか喋ろうようっ!寂しいじゃんかよ!」
「…………。」
ワーワー1人喚きながら俺たちの前を通り過ぎていった。
「嫌われ者の様ですね、だから隠れていたんですね?」
「違うから!まだ来るから」
またしばらく待つと別の4人組がやってきた。
「すぅー、はぁー、すぅー、はぁー」
「なぁ、前後の連中とは連携取れてんのか?」
「すぅー、はぁー、すぅー、はぁー」
「無駄だって。あいつ一回始めると2時間はトリップしたまんまなんだぜ?」
「んふ、芳しいにほひ……すぅー、はぁー」
「なぁ、下着の匂いってそんなに良いのか?」
「俺に聞くなよ、聞かれただけで悲しくなってくる」
「他の連中、大丈夫なのかねぇ」
「むはっ、こんなところにシミが、すぅー、はぁー、すぅー、はぁー」
「「「……はぁ」」」
先頭の1人以外はみんな悲しそうに俺たちの前を通り過ぎていった。
「変態の様ですね、だから隠れたので」
「——違うから、とにかくまだ来そうだから森の方から進んでいこう」
フロウローズの手を引いて森の中に入っていく。
「それにしてもあの隊列、悪辣な感じがしました」
「まあね、吊り出す気満々な感じが嫌だよね」
「はい、ですけれど早々潰えてしまう手でも有ります」
「そうなの?」
「はい、突発的な襲撃を誘うならあれでも対処できそうですが、手の内がバレてしまえば最後尾から殲滅できそうじゃないですか」
「確かに」
「後はユハト公国かドレガレア帝国がどこまで本気で討伐隊を組むかですね」
「ま、人の国のことだからね」
「そうですね、私達には関係のないことでした。それはそうとヴィクトール様、道は合ってますか?」
「へ?」
プエルコ山を目印に森の中で迂回して進んでいくが森は鬱蒼と茂った樹海の様な視界の悪いことに気づいた。山はすっかりと姿を消して森は薄暗く陽も弱く感じた。
「全然見えないなぁ、目印にしてた山がどっちか分かれば……」
「こうも木に囲まれては難しいかと、開けた所か小高い場所があれば良いんですが」
「あ!そうか、ちょっと待ってて登ってくる」
「え?」
キョトンとした顔をするフロウローズを尻目に近場の木に飛び掛かり木登りを始める。
やはり感じた通り身体能力はだいぶ高くなっている気がする。木登りなんて20年以上した記憶がないがスルスルと難なく登れていけた。
5分も掛からずに上まで登りきりこれ以上は木が不安定すぎて折れそうだった。
「見えない……」
上の方まで登ってもそれ以上に伸びた枝はしっかりと葉を成していた為、予想以上に視界は開けなかった。
「こういう時に使うもんじゃないんだろうけどな」
そう呟きながら聖遺物級の聖剣グレイシスを取り出して鉈代わりに太めの枝を切り落として下に落ちない様に他の枝にかけていく。
つまらない作業をとっとと終わらせて早くフロウローズの元に戻りたかったが方角の確認が出来なくては進みようがないので、やらねばならない事なら 手短に終わらせようと黙々と作業を進めた。
「きゃぁ!」
「フロウローズ!?」
突如下から聞こえた悲鳴にすぐ反応できた。今の悲鳴は間違いなくフロウローズだ、俺は下の枝へと飛び移る様に降りていった。
「どうしたっ!」
「あの、この子が突然出てきてビックリちゃって」
「うん?」
見るとへたり込んだフロウローズを囲いながら横たわる白い馬が俺を威嚇するする様に唸っていた。
「何か危害にあったとかじゃないんだな?」
「はい、驚いて転んでしまいましたがそれ以外はこうして大人しくしてくれてました」
何事もなさそうで良かった、もし怪我でもしていたらこの馬を真っ二つにしてやる所だった。
フロウローズが身を起こして俺に抱き着くと白い馬も立ち上がり更に俺を威嚇するためにじっと睨んでいる様に思えた。
「プエルコ山の方角は分かりましたか?」
「いや、木に登っても大して開けなかったから見えなかったんだ」
フロウローズの腰を抱いて親しそうに会話をしていると後ろからガンッと馬から頭突きを食らってしまった。
「何をする!」
勝ち誇った様な嗎をして見せ、俺とフロウローズの間を割り込んでくる。この駄馬、喧嘩売ってきてるな。
とはいえ、この駄馬は体躯はそこそこ。2mを余裕で超える腰の高さに筋肉もかなりガッツリ付いている、今はみっともなくフロウローズにすり寄っているが鬣(たてがみ)も尻尾の毛も青白く炎が揺らめいてる様に見え、4本の足首にも似たような体毛があり恐らく走る姿を思えば青い炎を纏っているように見える。
鼻を鳴らしながらフロウローズの匂いを堪能してるのか一向に離れそうにない、駄馬がこちらに尻を向けてきた時に思いっきり不愉快なものがボロンっと目に入った。
「盛ってんじゃねぇ!」
ガンっと強めに股間を蹴り上げてやった。
「ヒヒィ!ヒヒヒヒイィン!」
相当堪えたのか後ろ足をガクガクさせながら涙目でこっちを睨んでる、まぁ男なら誰もが痛い一撃だ。
しかし馬も気丈に涙目になりながらまた頭突きをかましてきた、こっちも男として戦う体制は出来ている。馬の鬣を掴んで頭突き勝負だ。
「コラッ!やめなさい」
初めて聞くフロウローズの張った声に思わず俺も馬も動きを止める。
「良いですか?この方は私の良きお方なのです。無礼をするなら許しませんよ!」
まさか強烈な一撃を食らった馬の方が怒られるとはな。馬も落ち込んでいる様子だ。
「ヴィクトール様、この子に乗せてもらって移動しませんか?」
「それは良いけど、フロウローズって馬と意思疎通ができるの?」
「ふふ、なんとなくですけど。好意を持たれてるのが分かりましたので。そうだ!この子に名前をつけてあげましょう」
「名前ねぇ……駄馬で良いんじゃない?」
「それじゃ可哀想ですよ……サガベル、サガベルにしましょう!」
「サガベル?」
「はい、神話に出てくるベルフィエールという光の騎馬が神の子の愛馬なんです」
「神話ね。勿体無くない?」
「そんな事ありませんよ。サガベルこれからよろしくお願いしますね」
サガベルはフロウローズに撫でられながら勝ち誇った顔で俺にドヤ顔してくる、こいつもしかしたら人の会話が分かってるのかもしれない。
移動手段として馬もいいが乗馬の練習なんてしたことがない。その上素乗りだ。
鐙なんて常備している馬なんていないし、ましてや森の中で出会った馬に鐙なんて着いていたら誰かの所有物に決まっている。
だが跨ってみると案外大人しく従ってくれるしフロウローズを前に抱えて乗ってもサガベルは更に安定感を増して進んでくれた。
顔を真っ赤に染めながら俺にしなだれ掛かるフロウローズはこんな事を言っていた。
「白馬に乗った王子様に助けられたような気分で、なんだか恥ずかしいです」
まぁ確かにかなりデカイ馬だが白馬には間違いない、フロウローズも助けられたお姫様と言うのも頷ける。なんせ傾国の美女なのだから、しかし見た目はともかく中身が34になるおっさんが王子様というのはいいのだろうか。
そんな事を考えているとフロウローズのご褒美タイムが始まった。
何度も吸い付くように、啄ばむようにキスを繰り返してるとサガベルはつまらなそうに「ぺっ」と唾を吐いていた。
こいつ本当に理解してそうだな。
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