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第16話 噂
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初デートが終わり、もうすぐで夏休み。
吹奏楽部は夏が本番のため休みはほとんどない。
「もう夏休みか~」
「そうだね~まぁ部活だけど笑」
「司ーー、うちらのこと見捨てないでねぇぇ」
「まぁまぁ、休みがある日は教えてよ笑」
「司は誰かと遊ぶ約束してるの?」
「んーー、8月の夏祭りは予定あるかな」
「!?!?
夏祭りで会う予定あるの?!それ誰よ!」
「ほんとほんと!」
「そんなに気になること?」
「なるでしょ!だって、夏祭りだよ?それってだいたい、ねぇ?!」
「うんうんうん!」
「別にそんなんじゃないよ笑笑
理佐さんだよ?」
「・・・理佐さん?!」
「いつの間に仲良くなったの!」
「なんかお昼食べてるうちにかな?」
「ゆいだけ仲間外れだ!笑」
「ごめんごめん笑」
「うちらどうせ部活なんだから、落ち着きな!笑」
「ちゃんとどんなだったか報告してよね!」
「はいはい笑」
圭歌:(もう一学期終わるのか~、はやかったな笑
二人とも一緒にいれて、美雨さんとも一緒にいれて楽しかったな。)
するとこそこそ話が聞こえてきた
「圭歌ちゃんと美雨さんがこの前一緒にいたみたいだよ。」
「しかも、手繋いで仲良さげだったみたい。」
「え、あの二人ってそこまでの仲だったの?」
「わかんないけど、、圭歌ちゃんなんで美雨さんなんだろうね」
「ねぇ、いまの話ってさ広まってる?」
「どうなんだろ、、ひどい話だね」
「ちらっと聞いたことあったけど、圭歌たちのことだったんだ」
「これ、美雨さんの耳にはいったら、、」
「・・・付き合ってること隠し続けるの?」
「うちは言いたい。守りたいのもあるけど、普通に美雨さんがフリーって誰かにアプローチされそうで嫌」
「もうベタ惚れじゃん笑」
「しっかり美雨さんと話しておいで?」
「うん、今日昼に話してくる!」
~昼休み~
「(あれ、美雨さんいないな。理佐さんもいない。)
もしかして!」
美雨にもう噂が伝わってるんじゃないか、そう思い急いで思い当たる場所を探した
「いた、、」
美雨は屋上で理佐と過ごしていた
「美雨さん!」
「圭、、」
「じゃあ、うちは先に戻ってるね!」
「理佐さん、すみません。ありがとうございます」
「・・・美雨さん」
「大丈夫大丈夫。噂のことでしょ?心配してきてくれたんでしょ?
別に気にしてないから笑」
「・・・
うち言いたいです。美雨さんと付き合ってるって」
「やめて!そんなもっと周りからいろいろ言われるに決まってる」
「ほら、気にしてないことないじゃん」
「・・・」
「美雨さんを守りたい、だけどこのままじゃ勝手にいろんな噂たてられて、矛先が美雨さんになって。
ファンクラブみたいなのがあるせいなのに、、
・・・大切な人が悲しんでる姿、みたくないんです。しかも、うちのせいなんてじっとしていられません」
「・・・信じていい?
圭の彼女になったとき、こうなる覚悟はしてた。
けど、ちょっときついね、、」
「美雨さん、、ごめん」
「ううん!圭のせいじゃない。きつくても、圭と一緒にいたい。それは変わらない。
だから、私も頑張る」
「二年生の階にいこう。うちに任せて」
「うん、、ありがと」
二人は手を繋いで屋上をでた
不安そうな美雨をみて優しく微笑みかける圭歌
「え、圭歌ちゃん!!手繋いでる!」
「なになになに!どういうこと」
「噂って本当だったんだ、、」
「二年生の先輩方、この通り私は美雨さんと付き合っています!
美雨さんは私が守るので、なにかいいたいことある方は一年の私までお願いします!
「・・・・なになにかっこいいーー!!」
「そこにいる美雨ちゃんもかわいい!!」
「(あれ?、、)」
こそこそっと美雨に話しかける
「嫌なこと言う人たちもいるけど、こうやって応援してくれる方もいる。
噂のおかげでここまでこれたけど、誰がいったか分からないことを信じすぎないで。
不安だと思うけど、うちが絶対守るから」
「うん。ほんとだね、私も自分自身の気持ち大切にする」
「信じてくれて、ありがとう。
あと、そろそろ自分がかわいいこと自覚して?笑」
「え?それはないよ!」
「みんなかわいいかわいい言ってるよ。
うちは早く言いたかったんだよ~、美雨さんはうちのもんだから取るなよって!」
「///なにそれ、もう!」
「目移りさせないので、よろしくお願いします!」
吹奏楽部は夏が本番のため休みはほとんどない。
「もう夏休みか~」
「そうだね~まぁ部活だけど笑」
「司ーー、うちらのこと見捨てないでねぇぇ」
「まぁまぁ、休みがある日は教えてよ笑」
「司は誰かと遊ぶ約束してるの?」
「んーー、8月の夏祭りは予定あるかな」
「!?!?
夏祭りで会う予定あるの?!それ誰よ!」
「ほんとほんと!」
「そんなに気になること?」
「なるでしょ!だって、夏祭りだよ?それってだいたい、ねぇ?!」
「うんうんうん!」
「別にそんなんじゃないよ笑笑
理佐さんだよ?」
「・・・理佐さん?!」
「いつの間に仲良くなったの!」
「なんかお昼食べてるうちにかな?」
「ゆいだけ仲間外れだ!笑」
「ごめんごめん笑」
「うちらどうせ部活なんだから、落ち着きな!笑」
「ちゃんとどんなだったか報告してよね!」
「はいはい笑」
圭歌:(もう一学期終わるのか~、はやかったな笑
二人とも一緒にいれて、美雨さんとも一緒にいれて楽しかったな。)
するとこそこそ話が聞こえてきた
「圭歌ちゃんと美雨さんがこの前一緒にいたみたいだよ。」
「しかも、手繋いで仲良さげだったみたい。」
「え、あの二人ってそこまでの仲だったの?」
「わかんないけど、、圭歌ちゃんなんで美雨さんなんだろうね」
「ねぇ、いまの話ってさ広まってる?」
「どうなんだろ、、ひどい話だね」
「ちらっと聞いたことあったけど、圭歌たちのことだったんだ」
「これ、美雨さんの耳にはいったら、、」
「・・・付き合ってること隠し続けるの?」
「うちは言いたい。守りたいのもあるけど、普通に美雨さんがフリーって誰かにアプローチされそうで嫌」
「もうベタ惚れじゃん笑」
「しっかり美雨さんと話しておいで?」
「うん、今日昼に話してくる!」
~昼休み~
「(あれ、美雨さんいないな。理佐さんもいない。)
もしかして!」
美雨にもう噂が伝わってるんじゃないか、そう思い急いで思い当たる場所を探した
「いた、、」
美雨は屋上で理佐と過ごしていた
「美雨さん!」
「圭、、」
「じゃあ、うちは先に戻ってるね!」
「理佐さん、すみません。ありがとうございます」
「・・・美雨さん」
「大丈夫大丈夫。噂のことでしょ?心配してきてくれたんでしょ?
別に気にしてないから笑」
「・・・
うち言いたいです。美雨さんと付き合ってるって」
「やめて!そんなもっと周りからいろいろ言われるに決まってる」
「ほら、気にしてないことないじゃん」
「・・・」
「美雨さんを守りたい、だけどこのままじゃ勝手にいろんな噂たてられて、矛先が美雨さんになって。
ファンクラブみたいなのがあるせいなのに、、
・・・大切な人が悲しんでる姿、みたくないんです。しかも、うちのせいなんてじっとしていられません」
「・・・信じていい?
圭の彼女になったとき、こうなる覚悟はしてた。
けど、ちょっときついね、、」
「美雨さん、、ごめん」
「ううん!圭のせいじゃない。きつくても、圭と一緒にいたい。それは変わらない。
だから、私も頑張る」
「二年生の階にいこう。うちに任せて」
「うん、、ありがと」
二人は手を繋いで屋上をでた
不安そうな美雨をみて優しく微笑みかける圭歌
「え、圭歌ちゃん!!手繋いでる!」
「なになになに!どういうこと」
「噂って本当だったんだ、、」
「二年生の先輩方、この通り私は美雨さんと付き合っています!
美雨さんは私が守るので、なにかいいたいことある方は一年の私までお願いします!
「・・・・なになにかっこいいーー!!」
「そこにいる美雨ちゃんもかわいい!!」
「(あれ?、、)」
こそこそっと美雨に話しかける
「嫌なこと言う人たちもいるけど、こうやって応援してくれる方もいる。
噂のおかげでここまでこれたけど、誰がいったか分からないことを信じすぎないで。
不安だと思うけど、うちが絶対守るから」
「うん。ほんとだね、私も自分自身の気持ち大切にする」
「信じてくれて、ありがとう。
あと、そろそろ自分がかわいいこと自覚して?笑」
「え?それはないよ!」
「みんなかわいいかわいい言ってるよ。
うちは早く言いたかったんだよ~、美雨さんはうちのもんだから取るなよって!」
「///なにそれ、もう!」
「目移りさせないので、よろしくお願いします!」
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