23 / 23
第二十三話
しおりを挟む
***
ガウェインが突然宮廷に向かった日。
イーニッドの――、マッケンジー家の世界ががらりと変わった。
アランは地下牢に入れられ、イーニッドの父の無罪が近々言われるだろうと、ガウェインから聞かされたのだ。その為に、王に向けてアランの悪行をひとつ残らず書くと、その日は書斎に籠り、出てくることはなかった。
ガウェインが行ったとおり、アランは帰らず、自動的にガウェインがソレク家の当主となった。そのやり方を非道と罵る者をいたそうだが、ガウェインはそれを受け入れるという。
自分は甘すぎるからと、少しくらい『非道』と呼ばれておいた方が良いと皮肉な笑みをこぼしたのだ。
そして二週間後。
マッケンジー家は再び王都に戻り、失われた邸も取り戻し、王の謁見、政治に関わることも許され、以前と同じ生活を取り戻すことが出来たのだ。
ガウェインに頭が上がらないとロバートは言う。
「お父さま。それだったら、ガウェインと共にまた積極的に進言すればいいのでは?」
「そうだな。彼なら良い案を沢山思いつくだろう」
邸を取り戻し、ふたりで久しぶりのティータイムだ。
弟と妹は無事に王都の学校に行かせることが出来ている。
一時はどうなることかと思ったが、ガウェインが失われた財産も取り戻してくれたのだ。
戻ってこなかったのは、母だけだ。
結局、あの後に再婚して、今は王都の外れに住んでいるらしい。
まさか戻ることもないと思っての再婚だろうが、ロバートに言わせれば、それだけの関係だと分かっていたと、さっぱりしていた。
ロバートが紅茶を飲んでいると、ティールームにガウェインが現れた。
迎えに来る時間が早いのではと、ロバートとにこりと顔を見合わせる。
「イーニッド。うちにはもっと美味しいお菓子があります。早く帰ってきてください」
「え? ええ。そろそろ帰るわ」
イーニッドはくすっと頬を緩ませる。
どうも、ガウェインは待つことが出来ないようだ。父といることだってそわそわするらしい。ガウェインはずっと想ってくれているし、宮廷貴族として政治に参加することになっても、イーニッドへの愛情はそれ以上になっているような気がした。
「ガウェイン。ありがとう。改めてお礼を言わせて」
ロバートが立ち上がり、手を出すとガウェインがすぐに手を出して握手をする。
こんな日が来るとは思えない。
いがみ合うことが当たり前で、恋だの無縁の家だと思っていたのに。
「ところで、ロバート」
「なんだい?」
「もうふたりの時間はいいでしょう? 私のイーニッドを返して欲しいのです」
ガウェインがしれっと言うので、イーニッドは頬を染めた。
新たな火種になりかねない言葉に、そわそわしてじろっとガウェインを睨む。
しかし、彼はロバートに真剣に言っているのだ。
(呆れた……)
「いいよ。私だって、娘の幸せそうな顔を見れて、もう充分だ。それに、ガウェインとは宮廷で存分に議論しなければいけない。君の弱みがイーニッドなら、大切な決議の時に我が家の晩餐に呼んでしまうまでだ」
「……意地悪なことを。でも、それくらいで俺がゆらぐと思いますか? ソレク家を継いだのですよ?」
バチバチと火花を散らし始めたふたりの間に慌てて入ると、イーニッドはガウェインの方を向いて手を握った。
すると、ガウェインがにこっと微笑む。
「行きましょう。また喧嘩なんて嫌よ」
「これは喧嘩ではありません。挨拶です」
ガウェインがそう言うと、父まで「そうだとも」としれっと言っている。
何がなんだか分からないが、とにかく、喧嘩はもう嫌なのだ。
すぐに腕を引いてティールームを出ると、ガウェインが耳元で囁いた。
「俺を選んで正解です。もし選ばれなければ、またロバートを地方に追いやったでしょう」
「冗談でもそんなこと言わないで! 仲良くやって!」
「いえ、仲良く出来ますよ」
イーニッドはせかせか歩きながら、停められていた馬車に乗り込んだ。
ガウェインをじっと見据えると、彼は従者に「図書館に」と命じている。
「図書館?」
「行きたいのでしょう? まだ行っていないと聞いています」
「え、ええ」
イーニッドは首を傾げる。
そんなことはガウェインには言っていないが、どうしてこんなに何でも知っているんだろう。
思えば、好きなものはなんでも揃えてくれるが、ハズレもない。
(ガウェインって凄いわ)
素直に喜んでしまうと、ガウェインが目を細めて微笑んだ。
蔵書が沢山ある、王都屈指の図書館に通える日々が戻ってきたことがうれしい。
「私、本をもっと読みたいわ」
「それでしたら、蔵書をもっと増やしましょう。海外の本を取り入れて、知識人を増やすのです」
「それがいいわ。学べない人も、図書館には入れるようにしてあげて?」
「分かっていますよ」
馬車に揺られながら、ガウェインにそんな夢を語ってしまう。
自分がかつて、何も出来なくて泣いた日々が嘘のようだ。
揺られながら、図書館に着くとイーニッドは久しぶりの景観に胸が躍った。
どっしりとした建物に、抜けるような空。
そして、隣にはガウェインがいる。
「行きましょう。俺も調べることがあります」
「ええ。私は読みたい本があるわ」
手を取られながら、前へ進むとイーニッドは高揚感と幸せに満ちて、胸が鳴り止まなかった。
ガウェインに抱き寄せられると、そっと口づけられる。
「好きです。イーニッド」
「私もよ。ガウェイン」
口づけが長くなっても、ガウェインはぎゅっと抱きしめるばかりでイーニッドの胸は焦がれるように切なくなる。
そして潤んだ瞳でガウェインを見つめてしまう。
図書館も大好きだけれど、ガウェインのことが世界で一番好きだ。
もうそのことを、この口づけの後には伝えないといけないだろう。
イーニッドは胸を鳴らしながら、ガウェインをじっと見つめた。
了
ガウェインが突然宮廷に向かった日。
イーニッドの――、マッケンジー家の世界ががらりと変わった。
アランは地下牢に入れられ、イーニッドの父の無罪が近々言われるだろうと、ガウェインから聞かされたのだ。その為に、王に向けてアランの悪行をひとつ残らず書くと、その日は書斎に籠り、出てくることはなかった。
ガウェインが行ったとおり、アランは帰らず、自動的にガウェインがソレク家の当主となった。そのやり方を非道と罵る者をいたそうだが、ガウェインはそれを受け入れるという。
自分は甘すぎるからと、少しくらい『非道』と呼ばれておいた方が良いと皮肉な笑みをこぼしたのだ。
そして二週間後。
マッケンジー家は再び王都に戻り、失われた邸も取り戻し、王の謁見、政治に関わることも許され、以前と同じ生活を取り戻すことが出来たのだ。
ガウェインに頭が上がらないとロバートは言う。
「お父さま。それだったら、ガウェインと共にまた積極的に進言すればいいのでは?」
「そうだな。彼なら良い案を沢山思いつくだろう」
邸を取り戻し、ふたりで久しぶりのティータイムだ。
弟と妹は無事に王都の学校に行かせることが出来ている。
一時はどうなることかと思ったが、ガウェインが失われた財産も取り戻してくれたのだ。
戻ってこなかったのは、母だけだ。
結局、あの後に再婚して、今は王都の外れに住んでいるらしい。
まさか戻ることもないと思っての再婚だろうが、ロバートに言わせれば、それだけの関係だと分かっていたと、さっぱりしていた。
ロバートが紅茶を飲んでいると、ティールームにガウェインが現れた。
迎えに来る時間が早いのではと、ロバートとにこりと顔を見合わせる。
「イーニッド。うちにはもっと美味しいお菓子があります。早く帰ってきてください」
「え? ええ。そろそろ帰るわ」
イーニッドはくすっと頬を緩ませる。
どうも、ガウェインは待つことが出来ないようだ。父といることだってそわそわするらしい。ガウェインはずっと想ってくれているし、宮廷貴族として政治に参加することになっても、イーニッドへの愛情はそれ以上になっているような気がした。
「ガウェイン。ありがとう。改めてお礼を言わせて」
ロバートが立ち上がり、手を出すとガウェインがすぐに手を出して握手をする。
こんな日が来るとは思えない。
いがみ合うことが当たり前で、恋だの無縁の家だと思っていたのに。
「ところで、ロバート」
「なんだい?」
「もうふたりの時間はいいでしょう? 私のイーニッドを返して欲しいのです」
ガウェインがしれっと言うので、イーニッドは頬を染めた。
新たな火種になりかねない言葉に、そわそわしてじろっとガウェインを睨む。
しかし、彼はロバートに真剣に言っているのだ。
(呆れた……)
「いいよ。私だって、娘の幸せそうな顔を見れて、もう充分だ。それに、ガウェインとは宮廷で存分に議論しなければいけない。君の弱みがイーニッドなら、大切な決議の時に我が家の晩餐に呼んでしまうまでだ」
「……意地悪なことを。でも、それくらいで俺がゆらぐと思いますか? ソレク家を継いだのですよ?」
バチバチと火花を散らし始めたふたりの間に慌てて入ると、イーニッドはガウェインの方を向いて手を握った。
すると、ガウェインがにこっと微笑む。
「行きましょう。また喧嘩なんて嫌よ」
「これは喧嘩ではありません。挨拶です」
ガウェインがそう言うと、父まで「そうだとも」としれっと言っている。
何がなんだか分からないが、とにかく、喧嘩はもう嫌なのだ。
すぐに腕を引いてティールームを出ると、ガウェインが耳元で囁いた。
「俺を選んで正解です。もし選ばれなければ、またロバートを地方に追いやったでしょう」
「冗談でもそんなこと言わないで! 仲良くやって!」
「いえ、仲良く出来ますよ」
イーニッドはせかせか歩きながら、停められていた馬車に乗り込んだ。
ガウェインをじっと見据えると、彼は従者に「図書館に」と命じている。
「図書館?」
「行きたいのでしょう? まだ行っていないと聞いています」
「え、ええ」
イーニッドは首を傾げる。
そんなことはガウェインには言っていないが、どうしてこんなに何でも知っているんだろう。
思えば、好きなものはなんでも揃えてくれるが、ハズレもない。
(ガウェインって凄いわ)
素直に喜んでしまうと、ガウェインが目を細めて微笑んだ。
蔵書が沢山ある、王都屈指の図書館に通える日々が戻ってきたことがうれしい。
「私、本をもっと読みたいわ」
「それでしたら、蔵書をもっと増やしましょう。海外の本を取り入れて、知識人を増やすのです」
「それがいいわ。学べない人も、図書館には入れるようにしてあげて?」
「分かっていますよ」
馬車に揺られながら、ガウェインにそんな夢を語ってしまう。
自分がかつて、何も出来なくて泣いた日々が嘘のようだ。
揺られながら、図書館に着くとイーニッドは久しぶりの景観に胸が躍った。
どっしりとした建物に、抜けるような空。
そして、隣にはガウェインがいる。
「行きましょう。俺も調べることがあります」
「ええ。私は読みたい本があるわ」
手を取られながら、前へ進むとイーニッドは高揚感と幸せに満ちて、胸が鳴り止まなかった。
ガウェインに抱き寄せられると、そっと口づけられる。
「好きです。イーニッド」
「私もよ。ガウェイン」
口づけが長くなっても、ガウェインはぎゅっと抱きしめるばかりでイーニッドの胸は焦がれるように切なくなる。
そして潤んだ瞳でガウェインを見つめてしまう。
図書館も大好きだけれど、ガウェインのことが世界で一番好きだ。
もうそのことを、この口づけの後には伝えないといけないだろう。
イーニッドは胸を鳴らしながら、ガウェインをじっと見つめた。
了
0
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
【完結】傷物令嬢は近衛騎士団長に同情されて……溺愛されすぎです。
朝日みらい
恋愛
王太子殿下との婚約から洩れてしまった伯爵令嬢のセーリーヌ。
宮廷の大広間で突然現れた賊に襲われた彼女は、殿下をかばって大けがを負ってしまう。
彼女に同情した近衛騎士団長のアドニス侯爵は熱心にお見舞いをしてくれるのだが、その熱意がセーリーヌの折れそうな心まで癒していく。
加えて、セーリーヌを振ったはずの王太子殿下が、親密な二人に絡んできて、ややこしい展開になり……。
果たして、セーリーヌとアドニス侯爵の関係はどうなるのでしょう?
【完結】孤高の皇帝は冷酷なはずなのに、王妃には甘過ぎです。
朝日みらい
恋愛
異国からやってきた第3王女のアリシアは、帝国の冷徹な皇帝カイゼルの元に王妃として迎えられた。しかし、冷酷な皇帝と呼ばれるカイゼルは周囲に心を許さず、心を閉ざしていた。しかし、アリシアのひたむきさと笑顔が、次第にカイゼルの心を溶かしていき――。
【完】出来損ない令嬢は、双子の娘を持つ公爵様と契約結婚する~いつの間にか公爵様と7歳のかわいい双子たちに、めいっぱい溺愛されていました~
夏芽空
恋愛
子爵令嬢のエレナは、常に優秀な妹と比較され家族からひどい扱いを受けてきた。
しかし彼女は7歳の双子の娘を持つ公爵――ジオルトと契約結婚したことで、最低な家族の元を離れることができた。
しかも、条件は最高。公の場で妻を演じる以外は自由に過ごしていい上に、さらには給料までも出してくてれるという。
夢のような生活を手に入れた――と、思ったのもつかの間。
いきなり事件が発生してしまう。
結婚したその翌日に、双子の姉が令嬢教育の教育係をやめさせてしまった。
しかもジオルトは仕事で出かけていて、帰ってくるのはなんと一週間後だ。
(こうなったら、私がなんとかするしかないわ!)
腹をくくったエレナは、おもいきった行動を起こす。
それがきっかけとなり、ちょっと癖のある美少女双子義娘と、彼女たちよりもさらに癖の強いジオルトとの距離が縮まっていくのだった――。
溺愛王子の甘すぎる花嫁~悪役令嬢を追放したら、毎日が新婚初夜になりました~
紅葉山参
恋愛
侯爵令嬢リーシャは、婚約者である第一王子ビヨンド様との結婚を心から待ち望んでいた。けれど、その幸福な未来を妬む者もいた。それが、リーシャの控えめな立場を馬鹿にし、王子を我が物にしようと画策した悪役令嬢ユーリーだった。
ある夜会で、ユーリーはビヨンド様の気を引こうと、リーシャを罠にかける。しかし、あなたの王子は、そんなつまらない小細工に騙されるほど愚かではなかった。愛するリーシャを信じ、王子はユーリーを即座に糾弾し、国外追放という厳しい処分を下す。
邪魔者が消え去った後、リーシャとビヨンド様の甘美な新婚生活が始まる。彼は、人前では厳格な王子として振る舞うけれど、私と二人きりになると、とろけるような甘さでリーシャを愛し尽くしてくれるの。
「私の可愛い妻よ、きみなしの人生なんて考えられない」
そう囁くビヨンド様に、私リーシャもまた、心も身体も預けてしまう。これは、障害が取り除かれたことで、むしろ加速度的に深まる、世界一甘くて幸せな夫婦の溺愛物語。新婚の王子妃として、私は彼の、そして王国の「最愛」として、毎日を幸福に満たされて生きていきます。
落ちこぼれで婚約破棄されて周りから醜いと言われる令嬢は学園で王子に溺愛される
つちのこうや
恋愛
貴族の中で身分が低く、落ちこぼれで婚約破棄されて周りから醜いと言われる令嬢の私。
そんな私の趣味は裁縫だった。そんな私が、ある日、宮殿の中の学園でぬいぐるみを拾った。
どうやら、近くの国から留学に来ているイケメン王子のもののようだけど…
処刑された悪役令嬢、二周目は「ぼっち」を卒業して最強チームを作ります!
みかぼう。
恋愛
地方を救おうとして『反逆者』に仕立て上げられ、断頭台で散ったエリアナ・ヴァルドレイン。
彼女の失敗は、有能すぎるがゆえに「独りで背負いすぎたこと」だった。
ループから始まった二周目。
彼女はこれまで周囲との間に引いていた「線」を、踏み越えることを決意した。
「お父様、私に『線を引け』と教えた貴方に、処刑台から見た真実をお話しします」
「殿下、私が貴方の『目』となります。王国に張り巡らされた謀略の糸を、共に断ち切りましょう」
淑女の仮面を脱ぎ捨て、父と王太子を「共闘者」へと変貌させる政争の道。
未来知識という『目』を使い、一歩ずつ確実に、破滅への先手を取っていく。
これは、独りで戦い、独りで死んだ令嬢が、信頼と連帯によって王国の未来を塗り替える――緻密かつ大胆なリベンジ政争劇。
「私を神輿にするのなら、覚悟してくださいませ。……その行き先は、貴方の破滅ですわ」
(※カクヨムにも掲載中です。)
婚約破棄された辺境伯令嬢ノアは、冷血と呼ばれた帝国大提督に一瞬で溺愛されました〜政略結婚のはずが、なぜか甘やかされまくってます!?〜
夜桜
恋愛
辺境の地を治めるクレメンタイン辺境伯家の令嬢ノアは、帝国元老院から突然の召喚を受ける。
帝都で待っていたのは、婚約者である若きエリート議員、マグヌス・ローレンス。――しかし彼は、帝国中枢の面前でノアとの婚約を一方的に破棄する。
「君のような“辺境育ち”では、帝国の未来にふさわしくない」
誰もがノアを笑い、見下し、軽んじる中、ひとりの男が静かに立ち上がった。
「その令嬢が不要なら、私がもらおう」
そう言ったのは、“冷血の大提督”と恐れられる帝国軍最高司令官――レックス・エヴァンス。
冷たく厳しい眼差しの奥に宿る、深い誠実さとあたたかさ。
彼の隣で、ノアは帝都の陰謀に立ち向かい、誇りと未来を取り戻していく。
これは、婚約破棄された辺境伯令嬢が、帝国最強の大提督に“一瞬で”溺愛され、
やがて帝国そのものを揺るがす人生逆転の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる