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特殊能力機構隊の本部入り口。
「お~彼らが第001部隊御一行か!」
入り口から本部へ入ってきた10人を目にして、フロアにいった者たちが騒ぎ出す。
「やっぱりオーラが違うなー」
「あ~かっこいい。黒場様は誰かお付き合いされている方はいらっしゃるのかしら?」
「俺も001部隊に入れねーかなー」
「ムリムリ。お前に入れたら俺も入れるっての!」
「それねー」
「真実だから何も言い返せない」
第001部隊その部隊に所属するものは、エリートである。百以上もある部隊の中で最強に位置する。故に、誰もが憧れる部隊である。その中でも最も強く部隊長を務める男が黒場カイドウである。
身長は2メートルを超えていて、熊のような威圧感。発達した筋肉はまるでゴリラと思ってしまう程である。黒場をよく思っていないものは影での熊やゴリラと呼んでいるのもその圧倒的な体格からである。
そんな黒場とは別の意味で目立つ者が一人。
「黒場! なぜあの場で救出を優先しなかった!」
第001部隊唯一の女性ーー体格差などものともせずに黒場に食って掛かる。
「バックアップをしていた部隊が、救出に時間がかかっていたのは明白だっただ!」
黒場を下から蛇目のような目で睨む女性。
それをチラリと目をやり黒場が足を止めて、口を開いた。
「俺の行動のどこに問題がある」
返答、そして何より態度に女性は怒りで力が入り唇を噛み声を荒らげた。
「人の命をなんだと思っているの!!」
女性の声でフロアが静まりかえる。やり取りを気に止めていなかった者たちが何事かと集まってきた。
そんな状況など全く気にせずに話を続ける二人。
「人の命をいちいち気にしていては、敵を倒すことなどできない。そもそも、我々が受けた任務は敵の破壊だ。そこに人命救助のどない」
「任務外だからって、見捨てるっていうの!?」
「お前も行っていただろ、救出任務は別の部隊が受けていた。もし救えなかったことに責任を問われるべきはそいつらだ、違うか?」
「それを本気で言っているのであれば、私から言う言葉はもうない」
「ならもう話は終わりだ」
翌日、彼女は第001部隊を離れた。
「お~彼らが第001部隊御一行か!」
入り口から本部へ入ってきた10人を目にして、フロアにいった者たちが騒ぎ出す。
「やっぱりオーラが違うなー」
「あ~かっこいい。黒場様は誰かお付き合いされている方はいらっしゃるのかしら?」
「俺も001部隊に入れねーかなー」
「ムリムリ。お前に入れたら俺も入れるっての!」
「それねー」
「真実だから何も言い返せない」
第001部隊その部隊に所属するものは、エリートである。百以上もある部隊の中で最強に位置する。故に、誰もが憧れる部隊である。その中でも最も強く部隊長を務める男が黒場カイドウである。
身長は2メートルを超えていて、熊のような威圧感。発達した筋肉はまるでゴリラと思ってしまう程である。黒場をよく思っていないものは影での熊やゴリラと呼んでいるのもその圧倒的な体格からである。
そんな黒場とは別の意味で目立つ者が一人。
「黒場! なぜあの場で救出を優先しなかった!」
第001部隊唯一の女性ーー体格差などものともせずに黒場に食って掛かる。
「バックアップをしていた部隊が、救出に時間がかかっていたのは明白だっただ!」
黒場を下から蛇目のような目で睨む女性。
それをチラリと目をやり黒場が足を止めて、口を開いた。
「俺の行動のどこに問題がある」
返答、そして何より態度に女性は怒りで力が入り唇を噛み声を荒らげた。
「人の命をなんだと思っているの!!」
女性の声でフロアが静まりかえる。やり取りを気に止めていなかった者たちが何事かと集まってきた。
そんな状況など全く気にせずに話を続ける二人。
「人の命をいちいち気にしていては、敵を倒すことなどできない。そもそも、我々が受けた任務は敵の破壊だ。そこに人命救助のどない」
「任務外だからって、見捨てるっていうの!?」
「お前も行っていただろ、救出任務は別の部隊が受けていた。もし救えなかったことに責任を問われるべきはそいつらだ、違うか?」
「それを本気で言っているのであれば、私から言う言葉はもうない」
「ならもう話は終わりだ」
翌日、彼女は第001部隊を離れた。
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