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奴隷商人としての新しい生き方3
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「奴隷?」
地球でもかなり昔に存在したキーワードで、テレビや漫画、小説でしか見たり聞いたりした事がない。
今では人身売買って言葉に代わり存在している。
俺が現役の時に、そう言った関係の仕事はした事はないが、末端の組織ではそう言ったシノギをしているという事を耳にした事があった。
もっとも、そんな組織は俺が片っ端から潰していったんだがな。
元々、ウチの会長が人道に反する様な行為を忌み嫌う人だった。そりゃ確かに綺麗事だけで生きていける世界じゃないよ? 大なり小なり悪事には手を染めないと下の者を食わせる事も出来ない。だから見逃せる範囲のシノギなら見逃してきた。
「そうだ。シュベイルの表向きの仕事は、金貸しなんだが、裏じゃ奴隷商人の顔を持っておる」
「つまり、金を貸し付けて返済出来なくなったら」
「奴隷としてシュベイルが買い取るって寸法だな」
うむ、よく聞く手法だな。
「だがな、シュベイルが売る奴隷達は普通とは違うんじゃ」
「普通と違うって言われても、俺は奴隷を見た事がないのでよく分からないんですよ」
「何じゃ? 奴隷を見た事ないのか?」
「えぇ。だから普通と普通じゃない違いが分からないんですよ」
「珍しい御仁じゃな。よかろう。ではシュベイルが扱っている奴隷について教えてやる」
「感謝します」
普通の奴隷は主人に仕えるだけの存在らしい。
この辺は俺が持っている知識と合致する。
奴隷には人権がなく、使えなくなれば廃棄され新しい奴隷を買うというサイクルらしい。
だが、この考えを一篇させたのがシュベイルだった。
シュベイルは自分が買い取った奴隷にはまず、一般教養を身に付けさせた上に文字の読み書きは計算を、自分のお金を使って教育させているらしいのだ。そしてそれらの奴隷を身分の高い富裕層に高値で売り受けていた。
それで儲けた金を貸し付けて、同じ事を繰り返しているとの事だった。
「一般教養を兼ね備えた、奴隷、ねぇ」
「その通り。シュベイルは今までの奴隷の在り方を根底から覆したんじゃ」
オルフトにここまで言わせるとは、かなり凄腕の商人なのだろう。
そんな話しをしながら俺達は食事を続け、そこそこに腹が満たされた頃、
「それじゃ、夜の世界へ繰り出そうではないか!!」
気合がかなり入っている。
実はオルフトがかなりのギャンブラーだという事を俺は後で知る事になるんだがな。
「ユーヤ殿!! 勝負は時の運と言うが、その運を引き込むのも商人として、必要なスキルじゃぞ!!」
「分かりましたよ。負けが込まない程度に楽しませてもらいますよ」
そう言って俺はオルフトからさっさと離れた。
あの爺さん、有り金全部ぶっこまなきゃいいがな。
俺は一通り、カジノにある遊びをして回る事にした。
元々、ギャンブルが苦手というか、あんまりやってこなかった事もあって、見た事はあるが、実際に触った事のない物が殆どだった為に、最終的に行き着いたのは、
「まぁ、カジノと言ったらコレだろう、やっぱり」
そう、スロットに行き着いたのだった。
某RPGにもカジノでスロットがあるくらいだし、極めて単純明快なギャンブルだと俺は思っている。
それに図柄が揃いそうで揃わないってのが、このスロットの醍醐味だろう。
とか何とか思いながら打ってたら、あっという間にメダルを吸われていく。
「やっぱ、俺はギャンブルに向いてないのかねぇ?」
「内部操作すれば、もっと楽に稼げますよ?」
頭の中でオルという悪魔が囁いてきた。
「イカサマはいかんぞ、イカサマは」
周りに聞こえない位の声で言い返した。
結局、大損とは言わないが、今回のギャンブルは負けで終わったのだった。
地球でもかなり昔に存在したキーワードで、テレビや漫画、小説でしか見たり聞いたりした事がない。
今では人身売買って言葉に代わり存在している。
俺が現役の時に、そう言った関係の仕事はした事はないが、末端の組織ではそう言ったシノギをしているという事を耳にした事があった。
もっとも、そんな組織は俺が片っ端から潰していったんだがな。
元々、ウチの会長が人道に反する様な行為を忌み嫌う人だった。そりゃ確かに綺麗事だけで生きていける世界じゃないよ? 大なり小なり悪事には手を染めないと下の者を食わせる事も出来ない。だから見逃せる範囲のシノギなら見逃してきた。
「そうだ。シュベイルの表向きの仕事は、金貸しなんだが、裏じゃ奴隷商人の顔を持っておる」
「つまり、金を貸し付けて返済出来なくなったら」
「奴隷としてシュベイルが買い取るって寸法だな」
うむ、よく聞く手法だな。
「だがな、シュベイルが売る奴隷達は普通とは違うんじゃ」
「普通と違うって言われても、俺は奴隷を見た事がないのでよく分からないんですよ」
「何じゃ? 奴隷を見た事ないのか?」
「えぇ。だから普通と普通じゃない違いが分からないんですよ」
「珍しい御仁じゃな。よかろう。ではシュベイルが扱っている奴隷について教えてやる」
「感謝します」
普通の奴隷は主人に仕えるだけの存在らしい。
この辺は俺が持っている知識と合致する。
奴隷には人権がなく、使えなくなれば廃棄され新しい奴隷を買うというサイクルらしい。
だが、この考えを一篇させたのがシュベイルだった。
シュベイルは自分が買い取った奴隷にはまず、一般教養を身に付けさせた上に文字の読み書きは計算を、自分のお金を使って教育させているらしいのだ。そしてそれらの奴隷を身分の高い富裕層に高値で売り受けていた。
それで儲けた金を貸し付けて、同じ事を繰り返しているとの事だった。
「一般教養を兼ね備えた、奴隷、ねぇ」
「その通り。シュベイルは今までの奴隷の在り方を根底から覆したんじゃ」
オルフトにここまで言わせるとは、かなり凄腕の商人なのだろう。
そんな話しをしながら俺達は食事を続け、そこそこに腹が満たされた頃、
「それじゃ、夜の世界へ繰り出そうではないか!!」
気合がかなり入っている。
実はオルフトがかなりのギャンブラーだという事を俺は後で知る事になるんだがな。
「ユーヤ殿!! 勝負は時の運と言うが、その運を引き込むのも商人として、必要なスキルじゃぞ!!」
「分かりましたよ。負けが込まない程度に楽しませてもらいますよ」
そう言って俺はオルフトからさっさと離れた。
あの爺さん、有り金全部ぶっこまなきゃいいがな。
俺は一通り、カジノにある遊びをして回る事にした。
元々、ギャンブルが苦手というか、あんまりやってこなかった事もあって、見た事はあるが、実際に触った事のない物が殆どだった為に、最終的に行き着いたのは、
「まぁ、カジノと言ったらコレだろう、やっぱり」
そう、スロットに行き着いたのだった。
某RPGにもカジノでスロットがあるくらいだし、極めて単純明快なギャンブルだと俺は思っている。
それに図柄が揃いそうで揃わないってのが、このスロットの醍醐味だろう。
とか何とか思いながら打ってたら、あっという間にメダルを吸われていく。
「やっぱ、俺はギャンブルに向いてないのかねぇ?」
「内部操作すれば、もっと楽に稼げますよ?」
頭の中でオルという悪魔が囁いてきた。
「イカサマはいかんぞ、イカサマは」
周りに聞こえない位の声で言い返した。
結局、大損とは言わないが、今回のギャンブルは負けで終わったのだった。
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