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プラスアルファ7.8
ギリザリス地下神殿5
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硬剣ライザノークを構えるサンクリードを見つけ、集まってきたゴブリンやビスティア達が低い唸り声をあげる。
知性を全て消し飛ばしたかのように虚ろな目つきをしたそれらの一匹である鼠のビスティアに、サンクリードはステータス確認魔法を使用する。
名前:メリクル
種族:ビスティア
ランク:D
職業:戦士
装備:鉄の剣
技能:
槍術F
無詠唱G
「……無茶苦茶だな」
少なくとも、剣を持っている「戦士」の技能では断じてない。
魔法戦士であればこの技能でもおかしくはないが、ただの戦士でしかも槍技能持ちのくせに剣装備である。
しかも錆びているどころか真ん中からポッキリ折れている。
流れる涎を気にもしない顔を見れば正気でないのは理解できるが、それにしても酷い。
見るだけでやる気の削れていく姿だというのに、どうにもこちらへの敵意が旺盛だ。
「……無様とか無惨とか、そういう言葉の意味を理解した気分だ」
近づいてきたゴブリンを両断して呟くサンクリードとは対照的に、イクスラースは真剣な顔でゴブリン達を見つめる。
「……そうかしら」
構えもしないイクスラースがカモに見えるのか異常な跳躍力でサンクリードを飛び越えて襲おうとする者もいるが、一人としてサンクリードを抜けてはいない。
サンクリードの眼前でその全ては黒い粒子となって消え、それでもゴブリン達は逃げることすらしない。
焦点があっているのかいないのかすら分からない目をギラつかせ、嫌悪感を催す姿で襲い来る。
「私は恐ろしいわ……まるで、人類の英雄譚に出てくる魔族みたいじゃないの」
……たとえば。
人類領域で人気の英雄譚の一つ「ワルドレルド剣聖伝」には、こんな一節がある。
攫われたという子供か……?
浮かんだ疑問を、ワルドレルドはすぐに打ち消す。
確かに、背格好は村で聞いた子供達の姿に似ている。
しかし……この暗さの中でも分かる、苔にも似た緑色の肌。
振り向いたその顔にはギョロリとした目と引き裂いたように大きな口。
ゾロリと並んだ短い牙は薄汚く、吐き出される悪臭が、離れたワルドレルドの鼻にまで匂ってくるようだ。
口からダラダラと流す涎を気にもしないその姿からは、とてもではないが話し合いに応じるような知性は感じられない。
それどころか……なんということだろう。
手に持っている棍棒だと思っていたソレが人の骨だと気付いた時、ワルドレルドは激情のままに剣を抜き飛び出した。
おのれ、薄汚い魔族め。貴様等の罪を思い知らせてやろう。
叫ぶワルドレルドに気付いたゴブリンは、むしろ歓喜の声をあげてワルドレルドを迎え撃たんとする。
このゴブリンにまともな知性があれば、今のワルドレルドを迎え撃とうなどとは考えなかっただろうか。
……いや、それでもゴブリンはワルドレルドを迎え撃っただろう。
それが魔族の本能的思考であり、それが故に魔族は人類の不変の敵であるからだ。
こういった英雄譚では……まあ、主にゴブリンだが、とにかく低脳で血に飢えていて、人類と見れば喜び勇んで襲ってくるような……そんな嫌悪感のオンパレードの存在として描かれている。
魔族は人類を家畜か食糧か、あるいは奴隷程度にしか考えていない、と……こういうわけだ。
ちなみに確かな知性のある「魔人」が確認されてからは、たとえば童話でいう「悪の大臣」や「強欲商人」のような役割として魔人が描写されるようにもなる。
要はゴブリンやオウガ達の親玉で、とにかく卑怯なことや残酷な事しか頭に無くて、いざとなると英雄に命乞いしたあげくに騙し討ちしようとするような、そういう役割である。
こういう役どころに据えられる対象が出てくると創作意欲が沸くのか、古今東西の英雄物語に「邪悪な魔人」が描かれるようになる。
まあ、その辺りの事情はさておき……とにかく、そうした人類領域の英雄譚から抜け出してきたような連中だとイクスラースは言っているのだ。
「英雄譚か」
イクスラースの説明を聞いて、サンクリードはゴブリン達を屠る手を止めないままに笑う。
「ならば、これは俺の英雄譚か? こんなくだらん物語は御免被りたいんだがな」
「私だって嫌よ。というか、いつになったら終わるのよ」
「ん? ああ……もう大分斬ったはずなんだがな」
斬っても斬ってもゾロゾロと湧いてくるゴブリンやビスティア達。
しかも殺せば黒い粒子となって散る為に、その死体が足止めや牽制になることもない。
まあ……残ったとして気にする連中であるとも思えないのだが。
「面倒ね。魔法で片付ければいいじゃないの」
「といっても、こんな地下で使える魔法など……たかが知れているだろう」
「あら、そんなことないわよ」
イクスラースはそう言うと、照明魔法を天井付近へと移動させる。
短杖を腰から引き抜き、通路を埋め尽くすようなゴブリン達へと向ける。
「丁度いいわ。貴方、そのままゴブリン達を引き付けていて頂戴ね」
その言葉と同時に、イクスラースの短杖の魔法石に魔力が込められ薄く光り始める。
「闇よ、集え。集い広がりて始原の畏れを顕現させたまえ。其は永久の安息、永劫の眠り……」
魔法石が、黒い輝きを帯びる。
短杖を中心に、闇の魔力が集い始める。
「暗黒宮殿」
短杖から、ドプンという音を立てて闇の塊が落ちる。
それは長く……広く床へと伸びていき、やがて、膨張するかのように広がりゴブリンやビスティア達を包み込む。
闇の塊としか表現の出来ないそれは、天井の照明魔法の輝きすらも弾く黒い闇の中にゴブリン達を飲み込み、絶望に満ちた無数の断末魔を響かせる。
そうして、闇が静かに霧散していったその後には……今まで同様、何も残ってはいない。
今まで耳障りな声が聞こえていた通路は、すっかりと静寂を取り戻している。
「闇の大魔法……か」
「ええ、そうよ。とはいえ、肉体を傷つけるような魔法ではないんだけど……ね」
暗黒宮殿は、心を侵し切り刻む魔法だ。
つまり肉体ではなく心や魔力、ひいては魂にダメージを与える魔法なのだが……結果として、ゴブリンやビスティア達の体は残っていない。
ということは恐らく、今まで同様に肉体が消滅したと考えられる。
「つまり、肉体の損傷に関わらず「死」が消滅に繋がるってこと……みたいね」
それは、肉の身体をもたない「魔力体」の特徴でもある。
しかし、ゴブリンやビスティアはそうではない。
普通の肉の身体を持つ魔族のはずなのだが……。
「やっぱりおかしいわ。サンクリード、本当にあいつら、ゴブリンやビスティアなの?」
「ステータス確認魔法で確認する限りはそうだがな」
「……そう」
ステータス確認魔法は、勇者と魔王のみが使えると言われる魔法だ。
ちなみに、何故かイクスラースは使えないのだが……それはさておき、自発的にステータスを確認する現しの水晶と違い、ステータス確認魔法は強制的に他人の能力をステータスという形で覗き見る魔法である。
油断している相手であればほぼ確実に全てを覗けるし、逆に魔力でガードしている相手は一部が見えなかったりする。
そして、現しの水晶と違いステータス確認魔法には「偽装」が出来ない。
これは現しの水晶が「変換」や「表示」といった段階を踏んでいるのに比べステータス確認魔法にはそういったものがないのを原因としているのだが……つまり、ステータス確認魔法で確認可能だったものは「真実」なのである。
そしてステータス確認魔法でゴブリンやビスティアであったということは、紛れも無く先程のはゴブリンであり、あるいはビスティアなのだ。
「どういうこと……? まさかヴェルムドールが秘密裏に……いえ、でもそんな」
無理ではない。
実際にヴェルムドールはイクスラースの記憶から「エレメント」についての情報を引き出している。
それを参考に魔力体……あるいは半魔力体の魔族を創ることは充分に可能なはずだ。
「……」
悩むイクスラースの頭に、サンクリードはポンと手を置く。
「先に進もう」
「……ええ、そうね」
イクスラースの中に浮かんだ、僅かな疑問。
その答えはまだ、此処にはない。
知性を全て消し飛ばしたかのように虚ろな目つきをしたそれらの一匹である鼠のビスティアに、サンクリードはステータス確認魔法を使用する。
名前:メリクル
種族:ビスティア
ランク:D
職業:戦士
装備:鉄の剣
技能:
槍術F
無詠唱G
「……無茶苦茶だな」
少なくとも、剣を持っている「戦士」の技能では断じてない。
魔法戦士であればこの技能でもおかしくはないが、ただの戦士でしかも槍技能持ちのくせに剣装備である。
しかも錆びているどころか真ん中からポッキリ折れている。
流れる涎を気にもしない顔を見れば正気でないのは理解できるが、それにしても酷い。
見るだけでやる気の削れていく姿だというのに、どうにもこちらへの敵意が旺盛だ。
「……無様とか無惨とか、そういう言葉の意味を理解した気分だ」
近づいてきたゴブリンを両断して呟くサンクリードとは対照的に、イクスラースは真剣な顔でゴブリン達を見つめる。
「……そうかしら」
構えもしないイクスラースがカモに見えるのか異常な跳躍力でサンクリードを飛び越えて襲おうとする者もいるが、一人としてサンクリードを抜けてはいない。
サンクリードの眼前でその全ては黒い粒子となって消え、それでもゴブリン達は逃げることすらしない。
焦点があっているのかいないのかすら分からない目をギラつかせ、嫌悪感を催す姿で襲い来る。
「私は恐ろしいわ……まるで、人類の英雄譚に出てくる魔族みたいじゃないの」
……たとえば。
人類領域で人気の英雄譚の一つ「ワルドレルド剣聖伝」には、こんな一節がある。
攫われたという子供か……?
浮かんだ疑問を、ワルドレルドはすぐに打ち消す。
確かに、背格好は村で聞いた子供達の姿に似ている。
しかし……この暗さの中でも分かる、苔にも似た緑色の肌。
振り向いたその顔にはギョロリとした目と引き裂いたように大きな口。
ゾロリと並んだ短い牙は薄汚く、吐き出される悪臭が、離れたワルドレルドの鼻にまで匂ってくるようだ。
口からダラダラと流す涎を気にもしないその姿からは、とてもではないが話し合いに応じるような知性は感じられない。
それどころか……なんということだろう。
手に持っている棍棒だと思っていたソレが人の骨だと気付いた時、ワルドレルドは激情のままに剣を抜き飛び出した。
おのれ、薄汚い魔族め。貴様等の罪を思い知らせてやろう。
叫ぶワルドレルドに気付いたゴブリンは、むしろ歓喜の声をあげてワルドレルドを迎え撃たんとする。
このゴブリンにまともな知性があれば、今のワルドレルドを迎え撃とうなどとは考えなかっただろうか。
……いや、それでもゴブリンはワルドレルドを迎え撃っただろう。
それが魔族の本能的思考であり、それが故に魔族は人類の不変の敵であるからだ。
こういった英雄譚では……まあ、主にゴブリンだが、とにかく低脳で血に飢えていて、人類と見れば喜び勇んで襲ってくるような……そんな嫌悪感のオンパレードの存在として描かれている。
魔族は人類を家畜か食糧か、あるいは奴隷程度にしか考えていない、と……こういうわけだ。
ちなみに確かな知性のある「魔人」が確認されてからは、たとえば童話でいう「悪の大臣」や「強欲商人」のような役割として魔人が描写されるようにもなる。
要はゴブリンやオウガ達の親玉で、とにかく卑怯なことや残酷な事しか頭に無くて、いざとなると英雄に命乞いしたあげくに騙し討ちしようとするような、そういう役割である。
こういう役どころに据えられる対象が出てくると創作意欲が沸くのか、古今東西の英雄物語に「邪悪な魔人」が描かれるようになる。
まあ、その辺りの事情はさておき……とにかく、そうした人類領域の英雄譚から抜け出してきたような連中だとイクスラースは言っているのだ。
「英雄譚か」
イクスラースの説明を聞いて、サンクリードはゴブリン達を屠る手を止めないままに笑う。
「ならば、これは俺の英雄譚か? こんなくだらん物語は御免被りたいんだがな」
「私だって嫌よ。というか、いつになったら終わるのよ」
「ん? ああ……もう大分斬ったはずなんだがな」
斬っても斬ってもゾロゾロと湧いてくるゴブリンやビスティア達。
しかも殺せば黒い粒子となって散る為に、その死体が足止めや牽制になることもない。
まあ……残ったとして気にする連中であるとも思えないのだが。
「面倒ね。魔法で片付ければいいじゃないの」
「といっても、こんな地下で使える魔法など……たかが知れているだろう」
「あら、そんなことないわよ」
イクスラースはそう言うと、照明魔法を天井付近へと移動させる。
短杖を腰から引き抜き、通路を埋め尽くすようなゴブリン達へと向ける。
「丁度いいわ。貴方、そのままゴブリン達を引き付けていて頂戴ね」
その言葉と同時に、イクスラースの短杖の魔法石に魔力が込められ薄く光り始める。
「闇よ、集え。集い広がりて始原の畏れを顕現させたまえ。其は永久の安息、永劫の眠り……」
魔法石が、黒い輝きを帯びる。
短杖を中心に、闇の魔力が集い始める。
「暗黒宮殿」
短杖から、ドプンという音を立てて闇の塊が落ちる。
それは長く……広く床へと伸びていき、やがて、膨張するかのように広がりゴブリンやビスティア達を包み込む。
闇の塊としか表現の出来ないそれは、天井の照明魔法の輝きすらも弾く黒い闇の中にゴブリン達を飲み込み、絶望に満ちた無数の断末魔を響かせる。
そうして、闇が静かに霧散していったその後には……今まで同様、何も残ってはいない。
今まで耳障りな声が聞こえていた通路は、すっかりと静寂を取り戻している。
「闇の大魔法……か」
「ええ、そうよ。とはいえ、肉体を傷つけるような魔法ではないんだけど……ね」
暗黒宮殿は、心を侵し切り刻む魔法だ。
つまり肉体ではなく心や魔力、ひいては魂にダメージを与える魔法なのだが……結果として、ゴブリンやビスティア達の体は残っていない。
ということは恐らく、今まで同様に肉体が消滅したと考えられる。
「つまり、肉体の損傷に関わらず「死」が消滅に繋がるってこと……みたいね」
それは、肉の身体をもたない「魔力体」の特徴でもある。
しかし、ゴブリンやビスティアはそうではない。
普通の肉の身体を持つ魔族のはずなのだが……。
「やっぱりおかしいわ。サンクリード、本当にあいつら、ゴブリンやビスティアなの?」
「ステータス確認魔法で確認する限りはそうだがな」
「……そう」
ステータス確認魔法は、勇者と魔王のみが使えると言われる魔法だ。
ちなみに、何故かイクスラースは使えないのだが……それはさておき、自発的にステータスを確認する現しの水晶と違い、ステータス確認魔法は強制的に他人の能力をステータスという形で覗き見る魔法である。
油断している相手であればほぼ確実に全てを覗けるし、逆に魔力でガードしている相手は一部が見えなかったりする。
そして、現しの水晶と違いステータス確認魔法には「偽装」が出来ない。
これは現しの水晶が「変換」や「表示」といった段階を踏んでいるのに比べステータス確認魔法にはそういったものがないのを原因としているのだが……つまり、ステータス確認魔法で確認可能だったものは「真実」なのである。
そしてステータス確認魔法でゴブリンやビスティアであったということは、紛れも無く先程のはゴブリンであり、あるいはビスティアなのだ。
「どういうこと……? まさかヴェルムドールが秘密裏に……いえ、でもそんな」
無理ではない。
実際にヴェルムドールはイクスラースの記憶から「エレメント」についての情報を引き出している。
それを参考に魔力体……あるいは半魔力体の魔族を創ることは充分に可能なはずだ。
「……」
悩むイクスラースの頭に、サンクリードはポンと手を置く。
「先に進もう」
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