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【04】 仕込まれる身体
*030* 朝陽の中での謝罪
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何時もは、寝起きが良い方の小袖だが、朝になっても彼女の目が覚める事は無かった。
「いったい、何時まで寝ているつもりだ!!」
誰かの大きな声が耳に届いたタイミングと同じくして、温もりに包まれていた掛け布団が肌蹴られる。
小袖がハッと思った時には、生まれたままの姿が声の主に曝されていた。
「す…すみません…。」
未だ覚めていない頭のまま、慌てて飛び起きて謝りはしたものの、何が起きているのか全く理解出来ていなかった。
ただ一つ、確かなのは、有り得ない程に身体が怠く、今までの人生経験に無い場所がどうにも痛くて思うように動けない事だけだった。
「主人の声で目覚める奴隷など、見た事が無い。随分と、立派なご身分だな?」
清々しい朝を迎えたと言うのに、小袖を甘やかすつもりの無い、大河の言葉は容赦無かった。
いったい、何時目覚めたのだろう?
…または、本当に寝たのだろうか?
大河の身なりは、一分の隙も無い程に整えられていた。
今、目の前に居る、大河は、何処からどう見ても、昨夜の獰猛な気配など微塵も感じさせない好印象の御曹司にしか見えなかった。
余りの違いに、別人が小袖の前に居るのではないかと思ってしまう程だ。
その美しさを目の当たりにした小袖は、思わず溜め息が漏れてしまう。
「昨夜は、何回イッたんだ? 言って見ろ。」
朝の陽射しに似合わない淫猥な質問を投げかけられた小袖は、頬を真っ赤に染めた。
「初めてとは思えない程、声をあげて求めていたぞ?」
「そんなはずは……。」
小袖は、大河の言葉を否定する為に声をあげるが、その前に大河に畳みかけられるように質問された。
「昨夜は、そんなに好かったのか?」
爽やかな笑顔で尋ねているが、質問内容は、卑猥この上ない内容だ。
表情と質問のギャップに付いて行けず、小袖は思わず俯くが、視界に、昨夜、大河に散々自由にされた跡を目にする事になり、慌てて自身の手で陰部だけを覆った。
視覚から入ってきた情報から、小袖は、昨日の情交がフラッシュバックし、恥ずかしさに身体をビクリと揺らす。
初めてなのに、大河に与えられる快感を貪欲に受け取ってしまった浅ましい自分を恥じた。
これからは、しっかりと自分を律して、大河に与えられる快感を受け取ってはいけない。
深い反省を胸に刻み付け、小袖は大河の質問に答えた。
「あ…の、昨日は申し訳ございませんでした。以後、このような事が無いように気を付けます。」
小袖は、未だベッドに座ったままだったが、深々と頭を下げた。
「いったい、何時まで寝ているつもりだ!!」
誰かの大きな声が耳に届いたタイミングと同じくして、温もりに包まれていた掛け布団が肌蹴られる。
小袖がハッと思った時には、生まれたままの姿が声の主に曝されていた。
「す…すみません…。」
未だ覚めていない頭のまま、慌てて飛び起きて謝りはしたものの、何が起きているのか全く理解出来ていなかった。
ただ一つ、確かなのは、有り得ない程に身体が怠く、今までの人生経験に無い場所がどうにも痛くて思うように動けない事だけだった。
「主人の声で目覚める奴隷など、見た事が無い。随分と、立派なご身分だな?」
清々しい朝を迎えたと言うのに、小袖を甘やかすつもりの無い、大河の言葉は容赦無かった。
いったい、何時目覚めたのだろう?
…または、本当に寝たのだろうか?
大河の身なりは、一分の隙も無い程に整えられていた。
今、目の前に居る、大河は、何処からどう見ても、昨夜の獰猛な気配など微塵も感じさせない好印象の御曹司にしか見えなかった。
余りの違いに、別人が小袖の前に居るのではないかと思ってしまう程だ。
その美しさを目の当たりにした小袖は、思わず溜め息が漏れてしまう。
「昨夜は、何回イッたんだ? 言って見ろ。」
朝の陽射しに似合わない淫猥な質問を投げかけられた小袖は、頬を真っ赤に染めた。
「初めてとは思えない程、声をあげて求めていたぞ?」
「そんなはずは……。」
小袖は、大河の言葉を否定する為に声をあげるが、その前に大河に畳みかけられるように質問された。
「昨夜は、そんなに好かったのか?」
爽やかな笑顔で尋ねているが、質問内容は、卑猥この上ない内容だ。
表情と質問のギャップに付いて行けず、小袖は思わず俯くが、視界に、昨夜、大河に散々自由にされた跡を目にする事になり、慌てて自身の手で陰部だけを覆った。
視覚から入ってきた情報から、小袖は、昨日の情交がフラッシュバックし、恥ずかしさに身体をビクリと揺らす。
初めてなのに、大河に与えられる快感を貪欲に受け取ってしまった浅ましい自分を恥じた。
これからは、しっかりと自分を律して、大河に与えられる快感を受け取ってはいけない。
深い反省を胸に刻み付け、小袖は大河の質問に答えた。
「あ…の、昨日は申し訳ございませんでした。以後、このような事が無いように気を付けます。」
小袖は、未だベッドに座ったままだったが、深々と頭を下げた。
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