エゴイストの檻

観月 珠莉

文字の大きさ
上 下
29 / 35
【03】 性奴隷への道

*029* 繰り返される悲劇 (★)

しおりを挟む
大河の声は、満足そうな様子だったが、小袖は、吐き出された証が胎内に残り続ける事に恐怖を感じているのだ。
願わくば、直ぐにでも胎内のモノを掻き出して洗いたい。

「まだ、時間はある。続きはベッドの上で…。」

大河のこの言葉は、小袖を地獄へと叩きつけるような一言だった。

「続き……?」

従うしか無いと解っていても、小袖は虚ろな目で問い掛けてしまう。
小袖の言葉の意味は理解出来ても、それを受け入れるつもりのない大河は、ニヤリと笑いながら、小袖の腕を引き、寝室へと向かった。
立ち上がった瞬間、小袖の脚にツーッと生温かい感触が伝う。

「ふぅっ……。」

小袖の小さな声に大河は、何が起こっているのか気付く。
大量に流し込んだ精液が、岩清水のように小袖の膣から流れ降りてきているのだ。
垂れ流れるその様子を暫くの間、満足気に見下ろし、ある程度堪能したところで、引き摺りながら小袖をベッドへと引っ張って行った。
ベッドの脇に着くと、小袖の身体をドンッと突き、ベッドへと押し倒す。
まだまだ流れ続ける精液を潤滑油に、大河は準備万端な男根をそのまま小袖の中へと突き入れた。
スベリが良い膣壁に容赦無く立派な男根を突き込む。
まだ、慣れているとは言い難い蜜路を我が物顔で出し挿れする。
小袖のそこは、初めての刺激に悲鳴をあげており、ヒリヒリと擦過傷のように痛みが伴っていた。

「あぁぁぁぁ……ッ!!!!!!」

小袖は、慣れない痛みに声をあげ、そのまま意識を失ってしまった。
大河もその様子から、今の小袖にはこれが限界だと判断し、もう一度、小袖の中に熱い奔流を叩き込むと、今日のところは小袖の身体を解放してやる事にし、そのまま、眠りについたのだった。
しおりを挟む

処理中です...