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変な街の秘密
しおりを挟む「ここに、ファイアストーンがあります。」
そこには、赤く光る綺麗な石があった。
「こ、これが…」
「それでは、手を出してください。ファイアストーンをお渡しします。」
「は、はい。」
俺の手に渡された瞬間に走馬灯のようにこのなにかの記憶があふれでてきた。
そこには、チンピラとチンピラにいじめられている青年がいた。
「なんだよ!さっさと渡せや!」
「だ、ダメなんです!やめてください!」
「うるせぇ!さっさと渡せ!ファイアストーンをよぉ!」
「誰から、その事を聞いたのですか?教えていただきたいのですが?」
「そんなこと、どうでもいいだろ!渡せ!」
「うぅ、このままじゃ……」
「なにやってんだ?」
「あ?誰だおめぇ」
「あぁ、雷時。なにしに来たんだ」
「あんた、助けに来てやったんだよ」
「なんの話だか、知らねぇけど。お前は俺を倒す気なんだなぁ!じゃあ、お前も嬲るしかねぇなぁ!」
「それは、こっちの台詞だなぁ!」
「雷時、あいつを殺すんじゃないぞ!」
「わかってるって!」
「最後の兄弟の会話は、それでお終いか?それじゃあ、歯が折れても恨むんじゃねぇぞ!」
「だから、こっちの台詞だからな!」
そこから、途切れた。
「なんだったんだ?」
「今のは、雷時…魔王の記憶です。この先を、見ることが出来たら多分、魔王のことがわかると思います」
「この先を見るには、どうしたらいいのですか?」
「この先は、ウォーターストーン、サンダーストーン、ウィンドストーンを手に入れる事が出来れば、全ての魔王の記憶が見れると思います」
「なるほど、ウォーターストーンがどこにあるのかは、わからないのか?」
「はい、そこまでは、わかりません」
「そうかぁ、仕方ないな」
「……あの、仲間と言うお話…やはりやめさせていただきます」
「え?なぜ、ですか?」
「それは、私は年寄りいつ死ぬかもわからない私を連れていってもお役には立てないと思いまして」
「…本当にそれで、あなたがいいのなら…目の前で魔王が倒される姿を見たくないのならそれでいいです」
「はい、それでは魔王を倒しに頑張ってください」
「はい、それでは」
「……これで、よかったんだ。魔王、お前は絶対にあの勇者が倒すだろう。覚悟して待ってろ、雷時!」
「はぁ、結局仲間なしかよー。誰か来てくれよ~」
「おい!そこのお前ぇ、まさかぁ、勇者かぁ?」
「あ?誰だお前?」
「俺はぁ、宮村銀!性別男!歳19歳!の魔法使いだぁ!」
「ふぅ~ん、何しに?」
「え?いや、察しろよ仲間になりたいに決まってますじゃん」
「ヘェ~、仲間ねぇ~」
「えぇ、ダメなん?仲間一人も居らへんのに、居なくていいん?な、か、ま、いいなら帰りませぇ」
「じゃあ、帰れ帰れ。俺は、同い年はあんまり仲間にしたくないんだよ」
「なんやとぉ?そんなことで仲間になれへんのか?おかしやろ?」
「はいはい、仲間にしてやるよ」
「そんな、入れ方嫌やねん。もっと、ちゃんと仲間になりたいねん。すごい、技でも見せたろか?」
「おぅ、ばっちこい!」
「……No.1 スラッシュ‼︎‼︎」
そう言うと、目の前にあった家が真っ二つになった。
「…何やってんだよ!人入ってたらどうすんだ!」
「すまんすまん、まだ使いこなせてないねん」
「そんな技使うな!」
「まぁ、いいやろ?人入ってなかったんやし、それで、仲間どうするよ?」
「はぁ、強いことは認めるだが、仲間はなぁ」
「頑固なやっちゃなぁ。もう、いいやん仲間にしとったれや」
「わかった、仲間にしてやるよ」
「よっしゃ、まぁちょっと微妙だけどええか」
こうして、仲間が、一人増えたとさ。
つづく‼︎‼︎
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