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shopping street war 4
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「「フギャアア~ッ!」」
猫妖精たちが徒党を組んで突撃。ボス級アーマードリザードへ向け何部隊にも別れ、攪乱ヒット&ウェイの攻撃を繰り返す。
これを援護すべく静絵も顔や関節といった部位を狙い、粘弾を放ってボス級アーマードリザードの行動を阻害する。
いくら顎が大きく噛む力が強くても、開くときにはその半分の力も出せない。そして浴びた粘液をモノともせず動いていても、その抵抗は確実に相手の体力を削り消耗させていく。
これらもまた、江月から学んだこと。
「ええぞ!動きが鈍ってきた!…アッ!!」
しかしそれでもワンサイドゲームとはいかず、接近戦を挑んでいる猫妖精たちの何匹かがふるわれた尾にまとめて弾き飛ばされる。
「「フギャア~ッ!?」」
「骨はひろったる!気張れやみんな!」
「「フッギャアア~ッ!」」
しかしそう激が飛ばされると、残った猫妖精たちがさらに果敢な突撃を繰り返していく。
(でも、このままやと不味いやん…)
援護をしている静絵も、この戦いには次第に焦りをおぼえる。
猫妖精たちはとても勇敢ではあるものの、ボス級アーマードリザードに対し有効なダメージは与えられていない。だからこのままでは、じき体力差ですりつぶされてしまう…。
そこでやはり自分が動きべきではと考えていた時、その場に野太い声が響き渡った。
「おう!待たせたなぁおまえらッ!」
と、そうして大声で駆け現れたのは、太い鉄の杭を担いだいかついオッチャンだった。
「おそいわ父ちゃん!どこ行っとたんッ!?」
「ドアホウ!あないなバケモンにハンパな攻めが通用するかいッ!見てみい!この得物を探しに行っとたんやッ!!」
そういってオッチャンは重機の杭打機がビルの基礎を打ち込む時に使うような、ゴツくて硬そうな鉄の杭を掲げてみせる。
「ホラ邪魔や!猫ども、どかんかい!どかんと一緒にいてもうたるぞッ!!」
「「フギャギァ~ッ!」」
そんな陣形もなにも無視して敵に突進するオッチャンに、猫妖精たちが不満の声をあげつつ道をあける。
「こん糞トカゲがあぁ!ワシらの商店街でなにしてくれとるんじゃああ~!!」
いかついオッチャン、鉄の杭を構えて裸足の渾身突撃。それは見事ボス級アーマードリザードの横腹に突き刺さり、大きな苦悶の鳴き声をあげさせた。
「ギョグワァ~ッ!」
しかしそれでも許さず、横腹に突き刺した鉄の杭でメリメリと腹の皮を横に引き裂き始めた。
「好き勝手あばれくさって、コレで終わりと思うなよ!ふぬぅりああぁ~ッ!!」
顔を真っ赤にし、歯をくいしばり、鬼の形相で力をふりしぼる。
「はあっ!はあっ!はあっ…!どや!参ったかドアホ!」
が、途中で力尽き、その場にへたりこんでしまった。
「あ、なにやっとるんやお父ちゃん!」
「アカン、もう疲れたわ…。あとはおまえらに任す…」
「ああもう!しゃあないなぁ~!じゃあみんな!お父ちゃんの作った傷に集中砲火やッ!!」
「「フギャギャ~ッ!!」」
静絵の粘弾により顎と動きを封じられ、いかついオッチャンにより横腹を引き裂かれたボス級アーマードリザード。そこへトドメとばかりに猫妖精たちが殺到していく。
すると彼らはそこらじゅうからかき集めたガラクタを、アーマードリザードの腹にできた穴へとドンドン詰め込んでいく。カラーコーンにサンダル、植木鉢に盆栽。果ては高枝切りバサミを何匹もで持って、それを槍のように深々と突き込んでいる者たちもいる。
そして、遂に…。
『だずむんっ!!』
ボス級アーマードリザードの顎が力つき地に落ちると、金色をした生命エナジーが立ち昇りはじめた。腹のなかに詰め込まれた大量のガラクタによって太い血管を傷つけられたのか、出血多量によりその命が削られたのだろう。
「よっしゃー!やったでみんな!勝鬨やッ!!」
「「「フギャフギャ、フギャ~ッ!フギャフギャ、フギャ~ッ!!」」」
仕留めた大物によじ登り、そのうえで勝鬨をあげる傷だらけ埃まみれの猫妖精たち。
それを静絵が屋根の上から眺めていると、うしろから声をかけられた。
「あんたはアレ…、浴びんでええの?」
「ウチは…うん、ええんよ。ここにいる子達が強くなってくれた方が、嬉しいし」
「そか…。そんならまた、東京にもどるんやな?」
「え…!?」
驚いて振り返る。だが、どうやら戦っている間に、相手にはすっかり自分のことがバレていたようだ。
「ええよ、行ってき。ここのことは、ウチらに任しとき!」
「うん…、おおきに。おねえちゃん…」
戦いに汚れた顔でニカリと笑い、ウインクをしてみせる地元の姉貴分。その笑顔に静絵も、心からの礼を告げるのだった。
猫妖精たちが徒党を組んで突撃。ボス級アーマードリザードへ向け何部隊にも別れ、攪乱ヒット&ウェイの攻撃を繰り返す。
これを援護すべく静絵も顔や関節といった部位を狙い、粘弾を放ってボス級アーマードリザードの行動を阻害する。
いくら顎が大きく噛む力が強くても、開くときにはその半分の力も出せない。そして浴びた粘液をモノともせず動いていても、その抵抗は確実に相手の体力を削り消耗させていく。
これらもまた、江月から学んだこと。
「ええぞ!動きが鈍ってきた!…アッ!!」
しかしそれでもワンサイドゲームとはいかず、接近戦を挑んでいる猫妖精たちの何匹かがふるわれた尾にまとめて弾き飛ばされる。
「「フギャア~ッ!?」」
「骨はひろったる!気張れやみんな!」
「「フッギャアア~ッ!」」
しかしそう激が飛ばされると、残った猫妖精たちがさらに果敢な突撃を繰り返していく。
(でも、このままやと不味いやん…)
援護をしている静絵も、この戦いには次第に焦りをおぼえる。
猫妖精たちはとても勇敢ではあるものの、ボス級アーマードリザードに対し有効なダメージは与えられていない。だからこのままでは、じき体力差ですりつぶされてしまう…。
そこでやはり自分が動きべきではと考えていた時、その場に野太い声が響き渡った。
「おう!待たせたなぁおまえらッ!」
と、そうして大声で駆け現れたのは、太い鉄の杭を担いだいかついオッチャンだった。
「おそいわ父ちゃん!どこ行っとたんッ!?」
「ドアホウ!あないなバケモンにハンパな攻めが通用するかいッ!見てみい!この得物を探しに行っとたんやッ!!」
そういってオッチャンは重機の杭打機がビルの基礎を打ち込む時に使うような、ゴツくて硬そうな鉄の杭を掲げてみせる。
「ホラ邪魔や!猫ども、どかんかい!どかんと一緒にいてもうたるぞッ!!」
「「フギャギァ~ッ!」」
そんな陣形もなにも無視して敵に突進するオッチャンに、猫妖精たちが不満の声をあげつつ道をあける。
「こん糞トカゲがあぁ!ワシらの商店街でなにしてくれとるんじゃああ~!!」
いかついオッチャン、鉄の杭を構えて裸足の渾身突撃。それは見事ボス級アーマードリザードの横腹に突き刺さり、大きな苦悶の鳴き声をあげさせた。
「ギョグワァ~ッ!」
しかしそれでも許さず、横腹に突き刺した鉄の杭でメリメリと腹の皮を横に引き裂き始めた。
「好き勝手あばれくさって、コレで終わりと思うなよ!ふぬぅりああぁ~ッ!!」
顔を真っ赤にし、歯をくいしばり、鬼の形相で力をふりしぼる。
「はあっ!はあっ!はあっ…!どや!参ったかドアホ!」
が、途中で力尽き、その場にへたりこんでしまった。
「あ、なにやっとるんやお父ちゃん!」
「アカン、もう疲れたわ…。あとはおまえらに任す…」
「ああもう!しゃあないなぁ~!じゃあみんな!お父ちゃんの作った傷に集中砲火やッ!!」
「「フギャギャ~ッ!!」」
静絵の粘弾により顎と動きを封じられ、いかついオッチャンにより横腹を引き裂かれたボス級アーマードリザード。そこへトドメとばかりに猫妖精たちが殺到していく。
すると彼らはそこらじゅうからかき集めたガラクタを、アーマードリザードの腹にできた穴へとドンドン詰め込んでいく。カラーコーンにサンダル、植木鉢に盆栽。果ては高枝切りバサミを何匹もで持って、それを槍のように深々と突き込んでいる者たちもいる。
そして、遂に…。
『だずむんっ!!』
ボス級アーマードリザードの顎が力つき地に落ちると、金色をした生命エナジーが立ち昇りはじめた。腹のなかに詰め込まれた大量のガラクタによって太い血管を傷つけられたのか、出血多量によりその命が削られたのだろう。
「よっしゃー!やったでみんな!勝鬨やッ!!」
「「「フギャフギャ、フギャ~ッ!フギャフギャ、フギャ~ッ!!」」」
仕留めた大物によじ登り、そのうえで勝鬨をあげる傷だらけ埃まみれの猫妖精たち。
それを静絵が屋根の上から眺めていると、うしろから声をかけられた。
「あんたはアレ…、浴びんでええの?」
「ウチは…うん、ええんよ。ここにいる子達が強くなってくれた方が、嬉しいし」
「そか…。そんならまた、東京にもどるんやな?」
「え…!?」
驚いて振り返る。だが、どうやら戦っている間に、相手にはすっかり自分のことがバレていたようだ。
「ええよ、行ってき。ここのことは、ウチらに任しとき!」
「うん…、おおきに。おねえちゃん…」
戦いに汚れた顔でニカリと笑い、ウインクをしてみせる地元の姉貴分。その笑顔に静絵も、心からの礼を告げるのだった。
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