辺境伯家にチート魔術師転生 転生の間っぽいところで人生計画立てましたがなぜか人生計画ルートから外れていっている・・・・・・・

みゅう

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視界がぐにゃにゃしてる、これが赤ちゃんの視界ってやつか?とりあえず、転生はうまくいったらしいな。あの糞爺の事だから心配だったけど良かった。

「やっと、意識がその器に適応したようじゃな」

自称神の糞爺の声が頭に響いてきた。なんでだ?

「糞爺ではないわい。儂はこの世界に降り立つことができぬのでな、今は、主は赤ん坊になっておるから、心を読ませてもらうぞ?いいな」

仕方ない、こんな糞爺に心読まれるのは不快だが。

「だから、糞爺ではないわい。そのことは置いておいて、主の頭に接続できる時間は少ないからな、手短に説明するのじゃ」

あぁこの糞爺のミスか。

「ミスではないし、糞爺でもないわい。気を取り直して説明すると言いたいところじゃが、説明している暇がないのじゃ。じゃから、主の頭の中に対処法を書き込むからな」

は?何言ってんの?頭に直接書き込む?

「そうじゃ。特にこの後に問題が出るわけでもないし、むしろ役に立つから安心するのじゃ」

本当に大丈夫なんだろうか?信用できん。

「信用せい。とりあえず書き込むぞ」

グエ 気持ち悪い。頭がぐるぐるする。

「赤ん坊の頭には少し多く詰め込みすぎたようじゃな」

ふざけんな。頭がガンガンする。

「まだやることがあるぞ」

マジかよ。

「マジじゃ。魔力を、感じさせる。これは脳に書き込めんから、今から強制的に感じてもらうぞ」

はぁ? 何故か、糞爺が俺の額に手を当ててきた。

「糞爺ではないわい。もういい、ほれ」

額から、温かいふわふわした感じのものが流れ込んできている?

「やはり、その体は才能があるのぅ。流石、わしが作った体じゃ」

自画自賛すんな。

「うるさい奴じゃのぅ。自分の体の中から、そのふわふわしたものを探すのじゃ。基本的に心臓らへんにあるぞ」

ハイハイ。体の中から探す?どうやってやるんだ?

「イメージ的には、心臓から駆け巡っているような感じじゃな」

心臓から駆け巡っている感じ・・・・・・・・・血が流れている感じか?

「そう、そのイメージじゃ」

最初からそういえよ、糞爺。でも、全く分からん?どうすればいいんだ?

「まぁ、ふつうは2,3週間かけて感じるものじゃからな。だが、わしには時間がないからな、強制的に目覚めさせるぞ」

この糞爺、すげぇこどな事を要求してくるんじゃ・・・・心臓が熱い、苦しい、バクバクしてる。

「主の魔力を強制的に活性化させたのじゃ。よし、切るぞ」

はぁ、収まった。

「ほれ、心臓に何かないか感じてみるのじゃ」

心臓に何かあるか? ムムム 糞爺の手のひらから感じたふわふわとは違うけど、なんかふわふわがある。

「それが、魔力じゃ。しかし、ちょっとばかり才能を付けすぎたかのぅ。魔力の違いを分かるとはな」

お前が、作った?体だろ。

「わかっとるわい。細かい説明は、主の頭に書き込んだからな。その通りにするんじゃぞ」

適当だな、だけどわかってる。

「それじゃあな」

空気に溶けるように消えた。幽霊っぽくてちょっときもかった。

其れじゃあ、頭の中に書き込まれたもの?を読んでみるか。

『偉大なる神の直々の説明 簡単魔力の増やし方』

読む気失せた。だけど、俺の固有魔法とやら使えなくなったら困るから、頑張って、精神汚染に耐えて読もう。

『基本的に魔力は、使うと伸びます。(伸び方には個人差があるが、わしが作った体じゃから、伸びも当然よいぞ)
 なので、基本的に、魔力を簡単に消費する方法を紹介します。
  1、魔力を体全体にまとわせる
  体の中の、ふわふわした塊を外に出して、まとわりつかせるイメージでやってみましょう。
  魔力の塊は水で、体は蛇口だと思ってもらうとやりやすいです』

なるほど、ふわふわは水、それを体から出さないようにしているから体は蛇口。意外と真っ当な説明だな。
体が蛇口のイメージなら、うまいぐわいにどこかをひねるイメージで魔力を出すってことか?
・・・・漫画とかでは手から出るのがイメージ的掴みやすいな。とりあえず、赤ちゃんの柔らかい頭に期待してっと。

右手は、蛇口。右手は、魔力の蛇口。右手に触ると、魔力が流れる流れる流れる流れる。

ぺたっと左手で、右手に触ってみる。

ぐわっと体の中から、ふわふわしたものが消えていく感じがして、視界が暗くなった。
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