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第1話 入学
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少年は目が覚める───。
「…」
少年の名前は松本 透(マツモト トオル)
小学校を卒業したばかりで近いうち中学生となる。
そんな彼がいたのは見たこともなく、深く、まるで肝試しにでも来てるかのような暗い森だった。
簡潔に「迷いの森」とでも言えば誰もが納得するような。まさにそんな風景だった。
トオルは今何が起きているのか状況を把握できないままとりあえず道のある方へと進んだ。
トオル「…」
暫くすると空に何かが光っているのが見えた。その光の正体は、隕石だと言う事実は数秒経ってわかった。
トオルが理解した頃には隕石の数も増えていた。しかもその隕石はまるでトオルを狙っているかのように暗闇の森を襲いかかった。
トオルは全力で隕石から逃げ出し、たまたま発見した洞窟の中へと身を隠した。洞窟の中は思ったよりも深かった。すると、そこには不気味に光る特殊な形をした宝石のような物体を発見した。
トオル「(なんだこれは…宝か何かか?)」
トオルは何の躊躇もなく、思わず触れてしまうと突然辺りが歪み始めた。
トオル「え…」
トオルが咄嗟に出た一言。その歪みはどんどん激しくなり、一気に洞窟の中ではない別の何かの空間へと変わった。
トオルは訳が分からぬまま、気持ち悪くなり意識を失う。
「…」
「……」
「………」
トオル「(あれ?)」
トオルが目を覚ますと、そこは洞窟でも森でもなく、自分が普段日常的に使っている妹との相部屋だった。
トオル「(夢…か)」
トオルは日付と時刻を確認する。
「2XXX年04月07日 AM07:00」
今日は中学の入学式の日であり、同時にトオルの誕生日でもあった。トオルが起き上がろうとした時、親しみ深い女の子がちょうど部屋に入って来る。
???「あ、お兄ちゃん。おはよ」
彼女の名前は松本 刻(マツモト トキ)
トオルの義妹である。同い年なので彼女も今日から中学生となる。
トキ「自分から起きてるなんて珍しいね…ってどうしたの?」
トオル「変な夢を見たような…」
トキ「だ、大丈夫?お兄ちゃんがそんな顔するって相当凄い夢だったんだ…」
トオル「あまり上手く思い出せなくてな」
トキ「忘れよ!今日から中学生だよ。お母さんがもう朝食作ってて待ってたよ」
トオル「わかった」
トオル「(やけにリアルな夢だったような…)」
「…」
少年の名前は松本 透(マツモト トオル)
小学校を卒業したばかりで近いうち中学生となる。
そんな彼がいたのは見たこともなく、深く、まるで肝試しにでも来てるかのような暗い森だった。
簡潔に「迷いの森」とでも言えば誰もが納得するような。まさにそんな風景だった。
トオルは今何が起きているのか状況を把握できないままとりあえず道のある方へと進んだ。
トオル「…」
暫くすると空に何かが光っているのが見えた。その光の正体は、隕石だと言う事実は数秒経ってわかった。
トオルが理解した頃には隕石の数も増えていた。しかもその隕石はまるでトオルを狙っているかのように暗闇の森を襲いかかった。
トオルは全力で隕石から逃げ出し、たまたま発見した洞窟の中へと身を隠した。洞窟の中は思ったよりも深かった。すると、そこには不気味に光る特殊な形をした宝石のような物体を発見した。
トオル「(なんだこれは…宝か何かか?)」
トオルは何の躊躇もなく、思わず触れてしまうと突然辺りが歪み始めた。
トオル「え…」
トオルが咄嗟に出た一言。その歪みはどんどん激しくなり、一気に洞窟の中ではない別の何かの空間へと変わった。
トオルは訳が分からぬまま、気持ち悪くなり意識を失う。
「…」
「……」
「………」
トオル「(あれ?)」
トオルが目を覚ますと、そこは洞窟でも森でもなく、自分が普段日常的に使っている妹との相部屋だった。
トオル「(夢…か)」
トオルは日付と時刻を確認する。
「2XXX年04月07日 AM07:00」
今日は中学の入学式の日であり、同時にトオルの誕生日でもあった。トオルが起き上がろうとした時、親しみ深い女の子がちょうど部屋に入って来る。
???「あ、お兄ちゃん。おはよ」
彼女の名前は松本 刻(マツモト トキ)
トオルの義妹である。同い年なので彼女も今日から中学生となる。
トキ「自分から起きてるなんて珍しいね…ってどうしたの?」
トオル「変な夢を見たような…」
トキ「だ、大丈夫?お兄ちゃんがそんな顔するって相当凄い夢だったんだ…」
トオル「あまり上手く思い出せなくてな」
トキ「忘れよ!今日から中学生だよ。お母さんがもう朝食作ってて待ってたよ」
トオル「わかった」
トオル「(やけにリアルな夢だったような…)」
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