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戦力は減り、仲間を失った先遣隊はすっかり萎縮していた。その上、マントライキの傷は忽ち癒え、凶暴さを増している状況。あの一瞬の隙間での反撃は、全くの無駄となった。
「戦力が足りないか?」
「分からない。ただ削った側から癒えていくんじゃ、何度やったって同じだ」
マントライキの回復能力が健在である以上は、接近戦を仕掛けたところでジリ貧。押し返されて終わってしまう。
「来るぞ」
考える隙も与えない気か。
マントライキはミカエルとユリアス目掛けて猛突進してくる。
しかし、マントライキは相手を見誤ったか。方や電光石火のスピードを有した雷神と、方や生物の意思を読み取れる才を有した
マントライキの突進をかわし、反撃に転じるミカエルとユリアス。その瞬間、雷のような閃光が走る。
ミカエルは木々を蹴りながら瞬時に背後へ回り込み、鋭い二閃を刻む。一方、ユリアスは地を滑るようにかわしながら、双剣を交差させて左前脚の皮膚を斬り裂いた。
「どうだ…少しは効いたか?」
「さあ…でも蒸気は出てない。表皮も…白毛で見にくいけど、どうかな」
先ほどとは打って変わって治ってる気配はない様子。
「自身でコントロールできる類か…」
「はたまた条件付きか…」
目を合わす二人。
そしてユリアスは双剣を構え、第二撃の構えを取る。
「まっ、未探家は研究してなんぼだよな!」
「そうだな!」
ミカエルとユリアスは同時に地を蹴り、マントライキの懐に侵入する。
ミカエルとユリアス、同時に剣を振り翳そうとした瞬間、マントライキは左前足で二人を弾こうとする。それを予見したユリアスは、後方に飛び、時間差での斬撃を喰らわせる。
グガァァァ!!
痛みによる咆哮。絶叫のマントライキを他所に、頭上にと踏んでいたミカエルの雷撃纏いし青い閃光が脳天をかち割る。
ズババババッ!!
怯んだ一瞬に横腹を双剣で乱切りにするユリアス。高速移動で背中からケツにかけてを切り裂くミカエル。若き二人の未探家の連携は、想像を超えたものであり、余計な思考を許さない無駄のない連撃となる。
「だいぶ削ったけども…」
「はぁ…はぁ…。やっぱり、再生しないな」
二人の猛追を受け、マントライキは全身の体毛を真っ赤に染め上げ、さらには再生能力を行使することなく佇んでいた。
「条件がありそうだな」
「再生"しようとした"、もしくは"した"場面は、出会い頭と一人を喰らった時」
「食べることが条件かもね」
「それで言うと、マントライキがマンハットさんを狙った時に、ものすごい狂言を吐いてた。『豊潤なメス肉を喰らう』って」
二人の意見は合致する。
「生物を喰らうこと。その上で女性、もしくはメス個体に強い執着があること。」
「みたいだね。さすがはうちの弟だ。再生能力の種を見破っちゃった」
ミカエルはすぐさま後方を振り返り、全勢力の後退を告げる。
「全員!今すぐ仮設テントまで後退しろ!」
「何だって?!」
「後退?!」
狩猟家たちは、ミカエルの指示に動揺する。マントライキ討伐に来たのに、後退の指示が出たからである。
「どうしてですか!」
一人の狩猟家が尋ねる。
「こいつは、生物を捕食して再生するタイプのモンスターだ!したがって、少数精鋭の討伐が求められる!僕と!ユリアス!あとはルカナの三人で対処する!従ってみんなは仮設テントまで後退してくれ!」
迅速かつ的確に、全員に伝えられたミカエルからの説明と指示。それに従い全員はすぐさま邪の森の奥地から撤退を始める。
討伐メンバーとして名前の上がったルカナは、すぐさま二人に合流。作戦を伺う。その面々を遠目で見守るリリゼ。
ーーユリアスさん…私はどうすれば…
「リリゼ!すぐに仮設テントへ後退するんだ!」
火熊のヒヅメのリーダーであるフィリップは、立ち尽くすリリゼを引っ張り後退するよう指示を出すも、その瞳はユリアスだけを見つめていた。
一方、討伐メンバーのユリアスは不安の面持ちをしていた。
「ミカエル、良い判断だったと思う…」
「ハッハッハッ、褒めすぎだよユリアス。今日はやけに素直だッ。嬉しいよ僕」
「近づいてる…」
「んッ…。そうか」
「派手にやりすぎたらしい。本命はすぐそこだ」
改めて気を引き締め直す三人。目の前のマントライキは勿論のこと。さらに緊張が張り詰める。
「お前たち、左前足も奪ってやれ。動きを封じればあとは私が仕留めよう」
「了解ッ」
「了解ッ」
ルカナの要望に応えるべく、ミカエルとユリアスは左前足に重きを置き、切断を試みる。
ルカナは弓でマントライキの注意を散漫にし、ミカエルが空中を飛び回り背中部分を削り始める。そして、懐の注意が薄くなった瞬間を狙って、ユリアスがここぞとばかりの乱切りを左前足に叩き込む。表皮のさらに深く。切り込みを入れるも切断まではいかず。
「良い調子だよ!」
「次で行ける!」
ルカナとミカエルが注意を引き、ユリアスが左前足を狙う。未探家三人の連携は、ついにマントライキの重心を前に倒したことで、獣は地を這いつくばるだけの巨体に成り下がる。
「良くやった…これでしまいだ、災厄の片鱗」
ルカナは銀嶺ペガシスの一矢をマントライキの脳天目掛けて狙撃する。事前にミカエルがかち割っていたこともあり、矢はすんなり肉を貫き、脳みそに突き刺さり、マントライキは一瞬にして息を引き取った。
《白騎士・マントライキ》討伐完了。
「ふぅ…………これで一体目。ラプラス、本命はどこだ?」
ユリアスが恐れていた本命。それは、ユリアスの能力を嘲笑うかのように息を潜め、今か今かと襲撃時を待っていた。
「それが…全く…。気配が消えました」
「情報と違うなぁ。W種は、天の王に毒に侵され悶え苦しむモンスターでしょう。ユリアスに声が聞こえないなんて、あり得ないでしょ」
ミカエルは、警戒を怠らず、長剣を前に構え、辺りを見渡す。
「ルカナ湿原に来て、ずっと疑問だったことがあります」
ミカエルとルカナは、ユリアスに耳を貸す。
「このマントライキの狂言は、ずっと聞こえてたんです。湿原から喚く苦しみの声が。でもずっと本命の声は聞こえなかった。最初はこの辺りを去ったのかと思いましたが…さっきまで、確かにここに………」
マントライキと交戦中、ずっと聞こえてきていた声が急に途絶え、静けさだけが残る邪の森。
グッ…。
シーンッとした邪の森とは一転。
唐突な地響きと共に、邪の森は天変地異でも起きたかのように地盤が沈み、沼地が当落する。
--?!
三人揃って虚をつかれる事態。沼地のさらに深く。硬い岩盤を貫き、邪の森の地下深くに新たな洞窟が発見される。
ズドドドドドッ!!!!
「下だ!」
グワァ!!!!!!
邪の森の地下に眠る洞窟から、天井を突き破り姿を現す白毛に染まりし狼、《W種・レイオストルン》が強靭な五枚爪を剥き出しにし襲いかかる。
洞窟へ真っ逆様に転落していくルカナとユリアスを助けるべく、ミカエルは長剣を口に加え、両手を広げた状態で地を力強く蹴り上げ、宙を舞いながら二人の手をしっかりと握り、対崖に地に飛び移る。
転倒する三人。転んだ表紙にミカエルは長剣を落としてしまう。
しかし、強靭な爪を岩場に嵌め込み、地下洞窟をよじ登ってくる泥だらけのレイオストルンの頭を確認した三人は、一人の掛け声と共に、すぐさま体勢を起こし出口へ向かって駆け出す。
「走れ!!!!!」
こいつは、W種のマントライキとは比べ物にならない。その証拠に、ユリアスの意思を読み取る力を無力化する術を得ている。その上、狩人としての知恵も得ている。ただのモンスターではないのは一目瞭然だった。
「とにかく走れ!!振り返るな!!」
全身全霊で足を回すユリアス、ミカエル、ルカナの三人。
アォォオオオーーー!
邪の森の奥地から響き渡るレイオストルンの遠吠え。それは、同時にレイオストルンが地に足つけたことを意味する。
ここからは二足歩行の大型狼が全速力で追いかけてくる。先行した余裕などすぐ様縮められる。
「戦力が足りないか?」
「分からない。ただ削った側から癒えていくんじゃ、何度やったって同じだ」
マントライキの回復能力が健在である以上は、接近戦を仕掛けたところでジリ貧。押し返されて終わってしまう。
「来るぞ」
考える隙も与えない気か。
マントライキはミカエルとユリアス目掛けて猛突進してくる。
しかし、マントライキは相手を見誤ったか。方や電光石火のスピードを有した雷神と、方や生物の意思を読み取れる才を有した
マントライキの突進をかわし、反撃に転じるミカエルとユリアス。その瞬間、雷のような閃光が走る。
ミカエルは木々を蹴りながら瞬時に背後へ回り込み、鋭い二閃を刻む。一方、ユリアスは地を滑るようにかわしながら、双剣を交差させて左前脚の皮膚を斬り裂いた。
「どうだ…少しは効いたか?」
「さあ…でも蒸気は出てない。表皮も…白毛で見にくいけど、どうかな」
先ほどとは打って変わって治ってる気配はない様子。
「自身でコントロールできる類か…」
「はたまた条件付きか…」
目を合わす二人。
そしてユリアスは双剣を構え、第二撃の構えを取る。
「まっ、未探家は研究してなんぼだよな!」
「そうだな!」
ミカエルとユリアスは同時に地を蹴り、マントライキの懐に侵入する。
ミカエルとユリアス、同時に剣を振り翳そうとした瞬間、マントライキは左前足で二人を弾こうとする。それを予見したユリアスは、後方に飛び、時間差での斬撃を喰らわせる。
グガァァァ!!
痛みによる咆哮。絶叫のマントライキを他所に、頭上にと踏んでいたミカエルの雷撃纏いし青い閃光が脳天をかち割る。
ズババババッ!!
怯んだ一瞬に横腹を双剣で乱切りにするユリアス。高速移動で背中からケツにかけてを切り裂くミカエル。若き二人の未探家の連携は、想像を超えたものであり、余計な思考を許さない無駄のない連撃となる。
「だいぶ削ったけども…」
「はぁ…はぁ…。やっぱり、再生しないな」
二人の猛追を受け、マントライキは全身の体毛を真っ赤に染め上げ、さらには再生能力を行使することなく佇んでいた。
「条件がありそうだな」
「再生"しようとした"、もしくは"した"場面は、出会い頭と一人を喰らった時」
「食べることが条件かもね」
「それで言うと、マントライキがマンハットさんを狙った時に、ものすごい狂言を吐いてた。『豊潤なメス肉を喰らう』って」
二人の意見は合致する。
「生物を喰らうこと。その上で女性、もしくはメス個体に強い執着があること。」
「みたいだね。さすがはうちの弟だ。再生能力の種を見破っちゃった」
ミカエルはすぐさま後方を振り返り、全勢力の後退を告げる。
「全員!今すぐ仮設テントまで後退しろ!」
「何だって?!」
「後退?!」
狩猟家たちは、ミカエルの指示に動揺する。マントライキ討伐に来たのに、後退の指示が出たからである。
「どうしてですか!」
一人の狩猟家が尋ねる。
「こいつは、生物を捕食して再生するタイプのモンスターだ!したがって、少数精鋭の討伐が求められる!僕と!ユリアス!あとはルカナの三人で対処する!従ってみんなは仮設テントまで後退してくれ!」
迅速かつ的確に、全員に伝えられたミカエルからの説明と指示。それに従い全員はすぐさま邪の森の奥地から撤退を始める。
討伐メンバーとして名前の上がったルカナは、すぐさま二人に合流。作戦を伺う。その面々を遠目で見守るリリゼ。
ーーユリアスさん…私はどうすれば…
「リリゼ!すぐに仮設テントへ後退するんだ!」
火熊のヒヅメのリーダーであるフィリップは、立ち尽くすリリゼを引っ張り後退するよう指示を出すも、その瞳はユリアスだけを見つめていた。
一方、討伐メンバーのユリアスは不安の面持ちをしていた。
「ミカエル、良い判断だったと思う…」
「ハッハッハッ、褒めすぎだよユリアス。今日はやけに素直だッ。嬉しいよ僕」
「近づいてる…」
「んッ…。そうか」
「派手にやりすぎたらしい。本命はすぐそこだ」
改めて気を引き締め直す三人。目の前のマントライキは勿論のこと。さらに緊張が張り詰める。
「お前たち、左前足も奪ってやれ。動きを封じればあとは私が仕留めよう」
「了解ッ」
「了解ッ」
ルカナの要望に応えるべく、ミカエルとユリアスは左前足に重きを置き、切断を試みる。
ルカナは弓でマントライキの注意を散漫にし、ミカエルが空中を飛び回り背中部分を削り始める。そして、懐の注意が薄くなった瞬間を狙って、ユリアスがここぞとばかりの乱切りを左前足に叩き込む。表皮のさらに深く。切り込みを入れるも切断まではいかず。
「良い調子だよ!」
「次で行ける!」
ルカナとミカエルが注意を引き、ユリアスが左前足を狙う。未探家三人の連携は、ついにマントライキの重心を前に倒したことで、獣は地を這いつくばるだけの巨体に成り下がる。
「良くやった…これでしまいだ、災厄の片鱗」
ルカナは銀嶺ペガシスの一矢をマントライキの脳天目掛けて狙撃する。事前にミカエルがかち割っていたこともあり、矢はすんなり肉を貫き、脳みそに突き刺さり、マントライキは一瞬にして息を引き取った。
《白騎士・マントライキ》討伐完了。
「ふぅ…………これで一体目。ラプラス、本命はどこだ?」
ユリアスが恐れていた本命。それは、ユリアスの能力を嘲笑うかのように息を潜め、今か今かと襲撃時を待っていた。
「それが…全く…。気配が消えました」
「情報と違うなぁ。W種は、天の王に毒に侵され悶え苦しむモンスターでしょう。ユリアスに声が聞こえないなんて、あり得ないでしょ」
ミカエルは、警戒を怠らず、長剣を前に構え、辺りを見渡す。
「ルカナ湿原に来て、ずっと疑問だったことがあります」
ミカエルとルカナは、ユリアスに耳を貸す。
「このマントライキの狂言は、ずっと聞こえてたんです。湿原から喚く苦しみの声が。でもずっと本命の声は聞こえなかった。最初はこの辺りを去ったのかと思いましたが…さっきまで、確かにここに………」
マントライキと交戦中、ずっと聞こえてきていた声が急に途絶え、静けさだけが残る邪の森。
グッ…。
シーンッとした邪の森とは一転。
唐突な地響きと共に、邪の森は天変地異でも起きたかのように地盤が沈み、沼地が当落する。
--?!
三人揃って虚をつかれる事態。沼地のさらに深く。硬い岩盤を貫き、邪の森の地下深くに新たな洞窟が発見される。
ズドドドドドッ!!!!
「下だ!」
グワァ!!!!!!
邪の森の地下に眠る洞窟から、天井を突き破り姿を現す白毛に染まりし狼、《W種・レイオストルン》が強靭な五枚爪を剥き出しにし襲いかかる。
洞窟へ真っ逆様に転落していくルカナとユリアスを助けるべく、ミカエルは長剣を口に加え、両手を広げた状態で地を力強く蹴り上げ、宙を舞いながら二人の手をしっかりと握り、対崖に地に飛び移る。
転倒する三人。転んだ表紙にミカエルは長剣を落としてしまう。
しかし、強靭な爪を岩場に嵌め込み、地下洞窟をよじ登ってくる泥だらけのレイオストルンの頭を確認した三人は、一人の掛け声と共に、すぐさま体勢を起こし出口へ向かって駆け出す。
「走れ!!!!!」
こいつは、W種のマントライキとは比べ物にならない。その証拠に、ユリアスの意思を読み取る力を無力化する術を得ている。その上、狩人としての知恵も得ている。ただのモンスターではないのは一目瞭然だった。
「とにかく走れ!!振り返るな!!」
全身全霊で足を回すユリアス、ミカエル、ルカナの三人。
アォォオオオーーー!
邪の森の奥地から響き渡るレイオストルンの遠吠え。それは、同時にレイオストルンが地に足つけたことを意味する。
ここからは二足歩行の大型狼が全速力で追いかけてくる。先行した余裕などすぐ様縮められる。
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