1 / 1
受信少年と、1つの願い。
しおりを挟む
願いを、聞いた。
『 黒渦だらけのキャンバスさえも、色鮮やかに彩るような、そんな貴方に、会えますように』
この声を、知っている。
笑っているけど、少し寂しそうで。
助けを、待っているようで。
ずっと王子様になってあげたかった。
やっと望んでくれたね。
ならば。
綺麗に色を塗りかえる、魔法の筆は、ないけれど。
真っ白で眩しいキャンバスを持って、
夢みる彼女に逢いに行く。
『 黒渦だらけのキャンバスさえも、色鮮やかに彩るような、そんな貴方に、会えますように』
この声を、知っている。
笑っているけど、少し寂しそうで。
助けを、待っているようで。
ずっと王子様になってあげたかった。
やっと望んでくれたね。
ならば。
綺麗に色を塗りかえる、魔法の筆は、ないけれど。
真っ白で眩しいキャンバスを持って、
夢みる彼女に逢いに行く。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる