17 / 50
リリエラとの邂逅
しおりを挟む
午前6時、目覚めた。
昨夜の黒猪のハツとレバーと行者ニンニクの炒め物は、大変美味しく頂きました。
ずっと魚介系しか食ってなかったからね。
ちょっと日本人には慣れない獣臭さは残ってたけど、行者ニンニクの風味と相まって非常に美味だった。塩味だけのハツレバー行者ニンニク炒めをガツガツ食らった。食後は毒果実を3つ位食べた。
ロップは昨夜はしんみりしてグランドチャンピオンに挑戦してこなかった。
昔の仲間を思い出していたのだろう。
昨夜の晩飯後に昨日ゲットした魔石を川で洗ってから吸収したんだが、
今日は身体の違和感は特にない。黒猪はともかく、あのクマムシの体液チューチューは正直勘弁して欲しい。
さて、今日は下流方向への探索を始める事にした。昨夜ロップとも相談したが、ある程度周辺を把握しないとならない。コウエイ様も芋虫の魔物が大量に沸く狩場を見つけてからどんどん強くなっていったらしい。俺にとっては、上流の滝の上のカギムシ広場がそれなのかもしれないが、まだ転生して1か月位だったよな。
もうちょっと周辺を調査しなければならない。
俺が気になっていたのは、渓谷が途切れた石河原の辺りだ。
デカいノビルも採れたし、廻りの森はまだ未調査だ。
もしかしたらオークに襲われてる女騎士に会えるかも?
でも会えないんですよね~。南海の孤島だから!正午までには切り上げる予定で装備する。今回はあの辺で釣りも試してみようか。ロップの飯も少なくなってきたからな。釣り具とクーラーボックスも魔法の収納袋に梱包した。
朝飯は俺もロップも抜きだ、ロップを肩車して渓谷沿いに石河原まで来ると、
人型の生き物が河原で座っている。俺は使徒の種族特性で視力が良いので、
100メートル位から確認すると。ボロボロの服を着た子供が、持ってる袋から何かを取り出して食べている。
「なあロップ、アレは人族の子供か?それとも魔物?」
ロップがなかなか返事をしない。しばらくしてロップが、うなりながら答えた。
「うにゃ~、見た感じ人族っぽいっすね。でも何か違和感があるっす。
取り合えず近付かないと分からないっすよ」
うーん、どうしようか俺は人族には討伐対象にされるんだよな。
あの子供の近くに親とか仲間がいたら、いきなり攻撃されるかも?
俺が悩んでいると、ロップが頭をペシペシ叩いて言った。
「大丈夫っすよ!レイ様。コウエイ様は人族にも、どんどん近付いて話しかけてたっすよ。近くの貧しい村に初めて行った時は、見た目で怖がられてたっす。
村人に追われて飛んで逃げ出したりもしてたっすよ。でも、しつこくお土産を持って行って、話しかけているうちに人族とも仲良くなったっす。
ベルハ村っていうんすけど、ここがコウエイ様の建国の拠点になったっす」
そっか、取り合えず近寄って話してみよう。俺は飛んで行って子供の側に降り立って、声を掛けようとしたが、
俺の方を見ると、ひっくり返ってアワアワしだした。
「なんだべ!あんたは誰だんべ!オラを食う気か?オラは美味くないだよ。
許してくんろ!」
....非常に怯えさせてしまった様だ。無理もない、赤い肌の悪魔が黒猫を肩車していきなり登場したんだからな。
こんな時はロップ君の出番だ。ロップを肩から降ろして子供に自己紹介させた。
「ボクはロップっす。こちらにいるレイ様の相談役で、親友っすよ」
すると子供が後ずさった。
「オラこんなしゃべるケモノ初めて見ただ!アンタ達はオラを二人で食うつもりか?オラは美味くないだよ。食べないでくんろ!」
ロップがぴょんぴょん跳ねて憤慨している。
「ボクはケモノじゃないっすよ!レイ様の親友っすよ!」
どうやら昨日、俺が言った親友を気に入ったらしい。
あんまり人に言うなよ。恥ずかしいじゃないか。
「あ~キミの事は食べる気はない。ちょっと聞きたい事があるだけなんだ。
キミはここで何をしてるのかな?」
出来るだけ優しい声で問いかけると、子供はやっと復活した。
しかし良く見ると酷い恰好だ。服は袋に穴を開けて被ったようなものを腰で荒縄で縛っている、銀色の髪も腰の辺りまでありそうだが、ゴワゴワとねじくれて垢と脂に塗れている感じだ。
「オラ、村で食べ物くれる人が誰もいなくなったから、村を出たんだ。食べ物探しながらここまできたんだ」
村!人族の村がこの島にあるのか!
「その村はどっちの方なの?」
俺が優しく聞くと、
「オラ分かんね。魔物から逃げながらここまで来たんだ」
この子は何で村に居られなくなったんだろう?おそらく孤児なんだろうが、
俺は子供の目線までしゃがんで、一応聞いてみよう。
「キミのお父さんやお母さんはどうしてるのかな?村で食べ物をくれる人はなんでいなくなったの?」
「おっ父や、おっ母は死んじまっただ。オラは"角無し"だから、村のみんなからはイジメられてるだよ。村の人達のお手伝いをして、食べ物をもらってたんだ。
だけんど、ちょっと前からみんな大騒ぎしてたんだ。なんか魔物が出て食べ物が取れなくなったみたいだ。それからはお手伝いしても、あまり食べ物くれなくなっただ。そんで村の外さ出て食べ物探してたら、魔物にあって逃げてここさ来ただよ」
ロップが肉球を叩いて納得したようだ、
「この子は鬼人族の子っすよ!鬼人族にはごく稀に角のない子が生まれるらしいっす」
角無し鬼人族か、だが俺にはこの子は人間の汚い孤児にしか見えない。
村での扱いは酷いな。どうしよう?
「キミは村から出て、どの位掛かってここまできたのかな?」
「う~ん?多分、ここさ来るまで、木の上で10回位寝ただよ」
10日!これは判断が難しい。子供の足だしそんなに遠くはないと思うが、方向が分からないし、今日中にこの子を村に連れ帰るのは微妙だな。それに連れていっても食べ物を誰もくれないなら、この子はまた食べ物を探して、村を出るしか生きる術がない。
「キミはこれからどうするつもりなんだ?」
子供はうつむいて、悲しそうに呟いた。
「オラも分かんね。オラは自分で食べ物探すしかねえもの」
うん!取り合えず今日は洞窟に連れて行こう。このまま放置すれば、いずれ魔物の餌になるだろう。身体はガリガリに痩せているし、放っては置けないよ!
「なあ?良かったら、今日は俺の家に来ないか?魔物もいないし、食べ物もあるよ」
なんか俺、誘拐犯みたいだな。子供は俺を疑わし気に俺を見上げた。
「....オラをイジメない?」
「イジメるわけないだろ。イジメはダメ!ゼッタイなんだよ」
子供はちょっと考えた後に、俺を見てニパッと笑った。
「分かっただよ。オラ、赤いあんちゃんの家に行く!」
「そうか、俺はレイ、この黒猫はロップだ。キミの名前を教えてくれるか?」
「オラの名前はリリエラ、みんなリリって呼ぶだ」
これが俺とリリの出会いだった。
昨夜の黒猪のハツとレバーと行者ニンニクの炒め物は、大変美味しく頂きました。
ずっと魚介系しか食ってなかったからね。
ちょっと日本人には慣れない獣臭さは残ってたけど、行者ニンニクの風味と相まって非常に美味だった。塩味だけのハツレバー行者ニンニク炒めをガツガツ食らった。食後は毒果実を3つ位食べた。
ロップは昨夜はしんみりしてグランドチャンピオンに挑戦してこなかった。
昔の仲間を思い出していたのだろう。
昨夜の晩飯後に昨日ゲットした魔石を川で洗ってから吸収したんだが、
今日は身体の違和感は特にない。黒猪はともかく、あのクマムシの体液チューチューは正直勘弁して欲しい。
さて、今日は下流方向への探索を始める事にした。昨夜ロップとも相談したが、ある程度周辺を把握しないとならない。コウエイ様も芋虫の魔物が大量に沸く狩場を見つけてからどんどん強くなっていったらしい。俺にとっては、上流の滝の上のカギムシ広場がそれなのかもしれないが、まだ転生して1か月位だったよな。
もうちょっと周辺を調査しなければならない。
俺が気になっていたのは、渓谷が途切れた石河原の辺りだ。
デカいノビルも採れたし、廻りの森はまだ未調査だ。
もしかしたらオークに襲われてる女騎士に会えるかも?
でも会えないんですよね~。南海の孤島だから!正午までには切り上げる予定で装備する。今回はあの辺で釣りも試してみようか。ロップの飯も少なくなってきたからな。釣り具とクーラーボックスも魔法の収納袋に梱包した。
朝飯は俺もロップも抜きだ、ロップを肩車して渓谷沿いに石河原まで来ると、
人型の生き物が河原で座っている。俺は使徒の種族特性で視力が良いので、
100メートル位から確認すると。ボロボロの服を着た子供が、持ってる袋から何かを取り出して食べている。
「なあロップ、アレは人族の子供か?それとも魔物?」
ロップがなかなか返事をしない。しばらくしてロップが、うなりながら答えた。
「うにゃ~、見た感じ人族っぽいっすね。でも何か違和感があるっす。
取り合えず近付かないと分からないっすよ」
うーん、どうしようか俺は人族には討伐対象にされるんだよな。
あの子供の近くに親とか仲間がいたら、いきなり攻撃されるかも?
俺が悩んでいると、ロップが頭をペシペシ叩いて言った。
「大丈夫っすよ!レイ様。コウエイ様は人族にも、どんどん近付いて話しかけてたっすよ。近くの貧しい村に初めて行った時は、見た目で怖がられてたっす。
村人に追われて飛んで逃げ出したりもしてたっすよ。でも、しつこくお土産を持って行って、話しかけているうちに人族とも仲良くなったっす。
ベルハ村っていうんすけど、ここがコウエイ様の建国の拠点になったっす」
そっか、取り合えず近寄って話してみよう。俺は飛んで行って子供の側に降り立って、声を掛けようとしたが、
俺の方を見ると、ひっくり返ってアワアワしだした。
「なんだべ!あんたは誰だんべ!オラを食う気か?オラは美味くないだよ。
許してくんろ!」
....非常に怯えさせてしまった様だ。無理もない、赤い肌の悪魔が黒猫を肩車していきなり登場したんだからな。
こんな時はロップ君の出番だ。ロップを肩から降ろして子供に自己紹介させた。
「ボクはロップっす。こちらにいるレイ様の相談役で、親友っすよ」
すると子供が後ずさった。
「オラこんなしゃべるケモノ初めて見ただ!アンタ達はオラを二人で食うつもりか?オラは美味くないだよ。食べないでくんろ!」
ロップがぴょんぴょん跳ねて憤慨している。
「ボクはケモノじゃないっすよ!レイ様の親友っすよ!」
どうやら昨日、俺が言った親友を気に入ったらしい。
あんまり人に言うなよ。恥ずかしいじゃないか。
「あ~キミの事は食べる気はない。ちょっと聞きたい事があるだけなんだ。
キミはここで何をしてるのかな?」
出来るだけ優しい声で問いかけると、子供はやっと復活した。
しかし良く見ると酷い恰好だ。服は袋に穴を開けて被ったようなものを腰で荒縄で縛っている、銀色の髪も腰の辺りまでありそうだが、ゴワゴワとねじくれて垢と脂に塗れている感じだ。
「オラ、村で食べ物くれる人が誰もいなくなったから、村を出たんだ。食べ物探しながらここまできたんだ」
村!人族の村がこの島にあるのか!
「その村はどっちの方なの?」
俺が優しく聞くと、
「オラ分かんね。魔物から逃げながらここまで来たんだ」
この子は何で村に居られなくなったんだろう?おそらく孤児なんだろうが、
俺は子供の目線までしゃがんで、一応聞いてみよう。
「キミのお父さんやお母さんはどうしてるのかな?村で食べ物をくれる人はなんでいなくなったの?」
「おっ父や、おっ母は死んじまっただ。オラは"角無し"だから、村のみんなからはイジメられてるだよ。村の人達のお手伝いをして、食べ物をもらってたんだ。
だけんど、ちょっと前からみんな大騒ぎしてたんだ。なんか魔物が出て食べ物が取れなくなったみたいだ。それからはお手伝いしても、あまり食べ物くれなくなっただ。そんで村の外さ出て食べ物探してたら、魔物にあって逃げてここさ来ただよ」
ロップが肉球を叩いて納得したようだ、
「この子は鬼人族の子っすよ!鬼人族にはごく稀に角のない子が生まれるらしいっす」
角無し鬼人族か、だが俺にはこの子は人間の汚い孤児にしか見えない。
村での扱いは酷いな。どうしよう?
「キミは村から出て、どの位掛かってここまできたのかな?」
「う~ん?多分、ここさ来るまで、木の上で10回位寝ただよ」
10日!これは判断が難しい。子供の足だしそんなに遠くはないと思うが、方向が分からないし、今日中にこの子を村に連れ帰るのは微妙だな。それに連れていっても食べ物を誰もくれないなら、この子はまた食べ物を探して、村を出るしか生きる術がない。
「キミはこれからどうするつもりなんだ?」
子供はうつむいて、悲しそうに呟いた。
「オラも分かんね。オラは自分で食べ物探すしかねえもの」
うん!取り合えず今日は洞窟に連れて行こう。このまま放置すれば、いずれ魔物の餌になるだろう。身体はガリガリに痩せているし、放っては置けないよ!
「なあ?良かったら、今日は俺の家に来ないか?魔物もいないし、食べ物もあるよ」
なんか俺、誘拐犯みたいだな。子供は俺を疑わし気に俺を見上げた。
「....オラをイジメない?」
「イジメるわけないだろ。イジメはダメ!ゼッタイなんだよ」
子供はちょっと考えた後に、俺を見てニパッと笑った。
「分かっただよ。オラ、赤いあんちゃんの家に行く!」
「そうか、俺はレイ、この黒猫はロップだ。キミの名前を教えてくれるか?」
「オラの名前はリリエラ、みんなリリって呼ぶだ」
これが俺とリリの出会いだった。
0
あなたにおすすめの小説
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
追放料理人とJKの異世界グルメ無双珍道中〜ネットスーパーは最強です〜
音無響一
ファンタジー
わーい、異世界来ちゃった!
スキルスキル〜何かな何かな〜
ネットスーパー……?
これチートでしょ!?
当たりだよね!?
なになに……
注文できるのは、食材と調味料だけ?
完成品は?
カップ麺は?
え、私料理できないんだけど。
──詰みじゃん。
と思ったら、追放された料理人に拾われました。
素材しか買えない転移JK
追放された料理人
完成品ゼロ
便利アイテムなし
あるのは、調味料。
焼くだけなのに泣く。
塩で革命。
ソースで敗北。
そしてなぜかペンギンもいる。
今日も異世界で、
調味料無双しちゃいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる