Revolution Calling!俺と黒猫が異世界秩序改変に挑戦する話

猿型茄子

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まったりは長く続かないんだね

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朝飯の後、わっくー達のエサやりと、プランターの紫蘇に水をやった。
ちゃんと定着したかな?プランターはまだあるからな、また村で採って来よう。

それと気になる事がある。ガリガリ状態が改善されて来たからかな?
最近リリのパワーが凄いのだ。水を満タンに汲んだタライとかの縁を片手で
掴んで持ち上げるし。蟹獲りを頼むと30cn位ある石を片手で掴み上げて
ドカドカひっくり返している。鬼人族の身体能力なのか?でもエーラもここまで
怪力じゃなかった気がするんだけどな。

俺達は村に向かって飛んだ。4日ぶりかな?
結構魔石を吸収したので俺もパワーアップしているのだろう。
必死で飛ばなくても1時間弱で村上空にたどり着いた。
面倒臭いから直接ゴレロフさんの庭に行こう。

ゴレロフさんの庭に降り立つと、侍女の人がゴレロフさんの家に走って行った。
やっぱ突然来るのは失礼だな、次回からやめよう。

しばらく庭で待っていると、ゴレロフさんがやって来た。
「使徒様、来てくれたか。少し話があるので衆議堂に来てくれ」
なんだろう?厄介ごとの予感がするぞ。ロップとリリにはいつものように
フリスビーを渡して庭で遊んでいるように言いつけた。

衆議堂に入ると、ココエラさんが既に待っている。
「使徒様、お待ちしておりましたぞ。いろいろご相談したい事がありますのじゃ。
伝令を走らせたのでアーロフとベルザロフ、ドルロフもそのうちに来ると
思いますじゃ」

そのメンツだと、狩人衆と鍛冶衆の問題だよね。
あんまり村の政治には関わりたくないんだけどな~。

ゴレロフさんが後を続けた。
「本題はアーロフ達が来てからにしよう。使徒様の毒トカゲ討伐のおかげで、
南の山に塩を掘りにいけるようになった。すぐに塩掘りの遠征隊を派遣しようと
思ったのだが、アーロフの提案で、まずは狩人衆が偵察に出ている。その結果に
もよるが、本格的な塩掘りの遠征隊派遣は大分先になるだろう。それにもうすぐ
雨期になる。この雨期の南方には毒トカゲが討伐されても問題があるのだ」

ふ~ん。雨期の問題って何だろうね。他にも強い魔物がいるの?

「使徒様に頼るのは心苦しいのだが、もうしばらくは塩を供給して欲しい。
もちろん対価は用意する」

ゴレロフさんから話を聞くと、岩塩採取の遠征隊は、各部門の混成部隊なので
岩塩掘り以外にも色々な仕事があるらしい。岩塩掘りの間、鍛冶衆は南の大河で
砂鉄を採り、畑守衆や漁師衆は保存食用の採集作業をしているようだ。
 
まあ、俺もバシリスクを倒しても村がすぐに平常運転になるとは思ってなかった
から別にいいんだけどね。それに俺はやっぱり海が好き!
「まあ、塩については俺もすぐに村が元の状態に戻るとは思っていないので、
しばらくは供給を続けようと思っていました。狩人衆を先遣させたのも賢明だと
思いますよ。ただ俺は近いうちにエルフの集落を探しに行こうと思っています。
それまでに村の塩の供給を安定させて欲しいですね」

「うむ、使徒様。エルフの集落の件は母ちゃん、いや母からも聞いている。
エルフの集落との交易が再開すれば村の食料事情も安定するだろう。
だが不確定要素が多すぎる。現在、エルフ族が現在どういう状況なのか
全く分からないのだ。そしてもうすぐ雨期になる。雨期には我等の宿縁の敵。
一つ目巨人達がやって来て南方の山野を渉猟するのだ。
リリエラがいた南の集落がヤツらに蹂躙されたのも雨期だ。自警団を引き連れて、
救援に行った俺の父ちゃん、父もヤツらにやられたのだ。
南の集落の生き残りを逃がす為に、父は一つ目巨人達と戦って討ち死にした。
立派な父だったよ。俺がリリエラに対して辛く当たっていたのは、角無しだと
いう事よりも、父を置き去りにして逃げ出した南の集落の生き残りに対しての
わだかまりからだ。俺は父の仇を討ちたい、しかし俺は亡き父の後を引き継いで
村長になった。やっと授かった坊もまだ乳飲み子だ、まだ俺は死ぬわけにはいか
ない。口惜しいが一つ目巨人達が南を徘徊する雨期の間は、塩採取の遠征隊
を派遣するのも慎重になる必要があるのだ」

ゴリマッチョゴレロフ村長にも色々苦悩があったんだね。
見た目も『やらせはせん!やらせはせんぞぉぉぉぉ』の某中将に似ているし、
結構いい人だよな。臭いけど。

しかしサイクロプスか。住処を持たずに島中を徘徊しているんだよな。
ひょっとして俺ん家にも来ちゃったりすんのかね?ヤバくね?
でもバシリスク君からゲットした猛毒ガスを吐けば何とかなりそうな気もするな。
住所不定無職のヤツらを補足するのはどうしたらいいんだろう?
バシリスクみたいに好物があって誘き出せればいいのだけれど。ロップは何か
サイクロプスについて知っているかな?後で聞いてみよう。

「取り合えず、塩の件は了解しましたよ。雨期はどの位続くんですか?」
「大体60日位だな。なかなか厄介な期間なのだ。突然降り注ぐ豪雨と激しい
突風、川では水の量が減った後に突然濁流が押し寄せたりしてな。雨期の間は
畑守衆も漁師衆も気が抜けないのだ」

突然の豪雨と突風ははスコールだろうな。川の水量の増減は鉄砲水だ。
川上で土砂崩れが起きて川の水を堰き止めた後に決壊して濁流が川下に
押し寄せる現象だ。
俺の家は大丈夫だろうか?河原から5メートル上の岩棚の洞窟だから問題無いと
は思うが。あ!わっくー達はマズイかもしれないな。早めに対応しておこう。
俺が色々思いを巡らせていると、アーロフさん達がやって来た。

「皆様、お待たせしましたな。遅れて済みません」
「いや、アーロフ、急に呼び立てたのは俺だ。ベルザロフも怪我の療養中に
済まない。ドルロフも遠方からわざわざ来てもらって済まんな」

「いえ、問題ないですよ。我等、使徒様がいらっしゃると聞いてすぐに
参上しました」
いえいえ、俺なんてそんな大したもんじゃないっすよ。
見た目は悪魔、中身はヘタレSEっすよ。

「さて、皆揃ったので本題に入るが、俺達を暗殺しようとした元狩人頭の
ゲドルフと、ゲドルフに癒着していた元鍛冶頭のデゼロフの件だ。
本来は全ての頭衆で衆議して罪状を判定するのだが、今回は暗殺に加担した
狩人衆を制圧したのは使徒様だ、それにベルザロフとドルロフの
意見も聞きたい。正式の衆議の前の情報収集と考えてくれ。流石に判決の衆議
には、使徒様やベルザロフ、ドルロフを参加させるのは、村の自治の建前上、
難しい所があるのだ」

うえー、やっぱりその件か、面倒臭いな。でもこんなの簡単じゃね?
俺の意見を言ってみようか。
「ゴレロフ村長、部外者ですが俺の意見を聞いてくれますかね?」
「うむ、使徒様の意見を聞いておこうか。だが最終判断をするのはあくまで頭衆
との正式な衆議でだ」

俺は自分の考えを披露した。

・暗殺の首謀者、元狩人頭のゲドルフは、肥溜め漬けの後、死刑執行。
ドクツルタケのソテー食べ放題の刑。デザートはワスプスズメバチの実だ。

・ゲドルフの配下達は、肥溜め漬けの後、ティエラさんの畑でガキ共に
扱き使われる刑を5年。

・元鍛冶衆頭のデゼロフは、肥溜め漬けの後、鍛冶見習いとして丁稚奉公
5年の刑。

・未だにグダグダと頭争いで揉めている鍛冶衆の頭候補達は、肥溜め漬けの後、
鍛冶見習いとして丁稚奉公1年の刑。

・リリをイジメていたヤツらは、ゴレロフ村長も含めて肥溜め漬けの刑。
そして、ゴレロフ村長は臭いのでデッキブラシでゴシゴシの刑を追加する。

「使徒様、もういい!何故肥溜めに漬けるのが前提になっているんだ!
それに関係ない案件を混ぜないでくれ!あと俺は臭くないぞ!」

ベルザロフさんが大爆笑している。堅苦しい人だと思ってたけど、
結構ノリがいい人なんだね。俺はマジで意見したんだけど。
「わははは!村長、いい案じゃないですか。俺は使徒様の案を支持しますぞ。
ぷぷっ、村長も肥溜めに漬からなければなりませんがな。ヒーッ、腹が痛い!
わははは!」

ゴレロフさんがこめかみに青筋を立てて怒鳴った。
「やめろおお!ふざけるなベルザロフ!リリエラの件は今は関係ないんだ!
俺が肥溜めに浸かったなんて、ダリちゃんに知られたらどうするんだよおお!」

ダリちゃんて、ダリエラさんの事か?どうやらゴリマッチョは奥様を溺愛しているようだ。ますます『戦いは数だよ、兄貴!』の某中将とイメージが重なるな。

ココエラさんも笑っていたが、顔を引き締めて仕切り直した。
「使徒様の冗談は参考程度にしておくかの。本題に戻るとするしようか。
ゴレロフ続けるのじゃ」
俺は冗談を言ったつもりはないんだけどな。ゴレロフ村長が息を整えて、やっと
平静を取り戻した。
「こほん、ゲドルフに関しては俺達を含めて頭衆も暗殺しようとしたからな、
極刑は決定だろう。つまり縛り首だ。配下の狩人達に関しては扱いを悩んでいる
所だ。使徒様の提言は参考になった。暗殺の実行犯もいるが、まだまだ村には
人手が足りないからな、ティエラの畑で働かせるのもいいかもしれないな」

ベルザロフさんが声をあげた。
「村長、それならアイツらを俺が狩人として鍛え直しますよ、俺も知ってる連中
ですからな。アーロフと相談して決めたのですが、俺は狩人の教官になります。
左手を失った俺ですが知識と経験は失っていませんぞ。アイツらもゲドルフの
下では碌に経験を積めなかったでしょうが、心も身体も狩人をとして鍛え直し
ますよ」

「ふむ、ベルザロフがヤツらを厳しく教育してくれるなら、畑仕事をやらせる
よりもいい薬になるかもしれんな。何より今は狩人の人手が足りん状況だしな。
アーロフはこの案で構わないか?」

「村長、私は大賛成です。ベルザロフ、あの腑抜けたヤツらを徹底的に鍛え直し
てくれ。私はお前程過酷にはなれんからな」

「俺に任せろアーロフ!さて、どうしてくれようかな。まずは....」
ベルザロフさんが悪そうな笑みを浮かべてブツブツ計画を練っている。
ベルザロフ・ブートキャンプか。この人なら崖から突き落としたりしそうだな。

「次は鍛冶衆への仕置きの件だ。デゼロフは鍛冶頭を解任したが、
後任をめぐって鍛冶衆が揉めているのは使徒様も知っているだろう。
俺としてはドルロフを鍛冶頭の後任として推そうと思っているのだ。
今朝はドルロフの意思を確認しておきたいので来て貰った」

ドルロフさんがしばらく黙考した後に口を開いた。
「村長、本村の鍛冶衆を統率する事などワシには出来ません。
ワシはただ良い物を造りたいだけの一介の鍛冶職人なのです。
申し訳ないですが、鍛冶頭の件はお断りさせて貰います」

「ふ~む。俺は今の村の鍛冶衆の主だった連中を信用出来ないのだ。
デゼロフに限らず、ヤツらはゲドルフ一味と個人的に肉などの取引を隠れてして
いた形跡がある。狩人以外の村民が使用する、日用品の鉄器の質も量も低下して
いると苦情も届いている状況だ。ドルロフのような無欲な職人に鍛冶衆を
鍛え直して貰いたかったのだがな」

「すみません。こればかりは向き不向きがありますので、ご堪忍ください」

だと思ったよ。ドルロフさんは優秀な鍛冶?というか錬金術師だけど、ひたすら
自分の創造物に対してのみに興味がある職人なのだ。

村の鍛冶衆はしばらく放って置いていいんじゃないかな?
まだ南への遠征隊も派遣出来なさそうだし、砂鉄が無いなら何も出来ないだろう。
俺的にはドルロフさんがいれば、全然問題無いしな。

だが、気になる事がある。魔法鍛冶のドルロフさんはともかく、村の鍛冶衆は
砂鉄から鉄を造り出してるんだよな。たたら製鉄ってやつだろう。
俺も良くは知らないけど木炭が必要だったはずだ。今回の騒動って、炭焼き衆も
関わってるんじゃないの?

「あのですね、俺の知ってる限り、砂鉄から鉄を精錬するには炭も必要だと
思うんですよ。一連の騒動には炭焼き衆も関わってるんじゃないですか?
村に提供する炭も滞納してたみたいだし」

ココエラさんが乗り出した。この人はキーロフの爺が嫌いみたいだからな。
「使徒様の言われる通りじゃ!ゴレロフ、衆議ではキーロフも追及するのじゃ!
あの我儘爺には絶対後ろ暗いところがあるとワシも思っていたんじゃ!
今回は徹底的に糾弾してやろうぞ!分かったな!」

「う、うん分かったよ。母ちゃ、いや長老」

ココエラさんは相当キーロフさんが嫌いなんだろうね。
過去に何かあったのかな?

「では、使徒様、我が村の内情に関わる事に巻き込んで申し訳ない。意見は色々
参考になった、肥溜めの件以外はな。それにアーロフ、ベルザロフとドルロフも
急に呼び立てて済まなかったな。一連の騒動に対する腹案は俺の中で整理出来た
と思う。皆、今日の件は明日の衆議が終わるまでは秘密にしてくれ」

「村長、分かってますよ。明日がゲドルフの最後の日ですな。ヤツには積年の
恨みがありますからな。明日の衆議は楽しみにしておりますぞ!」
アーロフさんが口を曲げて悪そうな笑みを浮かべている。ベルザロフさんも
そうだがこういう笑い方をする人は怖いんだよね。俺には到底出来ないな、
俺は善良なヘタレだからね。ロップ君はきっと分かってくれるだろう。ふふふ。

あれ、何か心に引っかかってるモノがあるな。何だっけ?ベルザロフさんに
関する事だったと思うんだが....。そうだ、エーラの家族の悲劇の件だ!
ココエラさんはベルザロフさんならエーラ一家が危険な北の森に行った理由を
知っているかもしれないって言っていたよな。
「ベルザロフさん、今回の騒動には関係ありませんが、エーラの親父さんとは
仲が良かったんですよね?ガエロフさんでしたっけ?ココエラさんから聞いた話
では熟練の狩人だった様ですけど、何故未熟な子供達を連れて危険な北の森に
あえて狩りに行ったのでしょう?」

「使徒様、その件をご存じでしたか。ガエロフ兄貴は俺に狩りの全てを教えて
くれた恩人です。あの日はゲドルフが狩人頭になってしばらく経った頃ですな。
俺はゲドルフに北の森付近に黒鼠魔鼠の群れが現れたと言う事で討伐を依頼されたのですが、既に南方への遠征準備をしていたので断ったのです。
ですが黒鼠魔鼠の群れも放っては置けないので、ガエロフ兄貴に相談したのです。
ガエロフ兄貴は....」

黒鼠魔鼠か。ウチのチビ達の狩りの修練に丁度いい相手じゃねーか。
ベルザロフ、鼠共は俺達に任せてお前は南へ行け』

「....そして南から帰って来て俺が見たのは、廃人のようになったエイエラと、
ガエロフ兄貴と息子達の墓でした....」

....なんか怪しいな。ゲドルフは人気のあるベルザロフさんを北の森に行かせて
消そうとしたんじゃないの?
「ベルザロフさん、黒熊魔熊を誘き寄せる方法とかってあります?」
黒熊魔熊ですか?まあ血とか肉を撒いておけば、黒熊魔熊にしても黒狼魔狼にしても寄って
来るでしょうね」

「ベルザロフさん、これは俺の推測に過ぎないのですが、ゲドルフ元狩人頭が貴方を魔物に襲わせて、闇に葬ろうとしたとは考えられないですか?
そして、ベルザロフさんの代わりに北の森に討伐に赴いたガエロフさん達が
誘き寄せられた黒熊魔熊に襲われたのではないでしょうか?
ガエロフさん達が黒熊魔熊に襲われたのは、北の森の手前ですよね?
何らかの手段で釣りださないと黒熊魔熊は森から出て来ないのではないですか?」

ベルザロフさんは険しい顔をして目を閉じて答えた。
「使徒様、今となっては証拠もありません。ですが使徒様の説には腑に落ちる点
がありますな。もし事実なら、あのクズをこの手で引き裂いてやりたいですぞ。
村長!明日の衆議には俺も参加させてはもらえませんか?」

「いいだろう。村長権限で押し通す。徹底的に事実を究明しようか。
俺もはらわたが煮えくり返っているのだ。あと100回はヤツをぶん殴りたいぞ」

「ははは。俺が不在の間に面白い事があったと聞いています。
是非もう一度やって欲しいですな。俺にもヤツを殴らせて下さい」

「ずるいぞベルザロフ!村長、私にもヤツを殴らせてください!」

「いいだろう。ヤツの処遇は極刑しかないが、その前に俺達3人でヤツと順番に
殴り合いをしようじゃないか。ガハハ!」

ヘビー級の三人と三連戦フルボッコにされてから処刑か。まあ暗殺首謀者だし、
しょうがないよね。俺も今回はイジメ、ダメ、ゼッタイは封印しよう。

「さて、使徒様にも色々意見を聞けて参考になった。アーロフとベルザロフは
明日の衆議も宜しく頼む。使徒様は....」

ここで伝令の人が駆けこんで来た。

「村長!西の集落が一つ目巨人に襲われています!現状は分かりませんが、
かなりの民が逃げて来ているようです!」

風雲急を告げるとはこの事か。俺のまったり生活はもう終わりなんだね。
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