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プロローグ
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水無月祐介17歳。
引きこもりの高校生。
俺は今どきの高校生と違い、ゲームとアニメが大好きなオタク。
母親には、「祐介、今日は学校に行きなさいよ!」と毎日朝から部屋のドアの前で叫ぶ母親。
父親は、普段通り朝から会社に行き、帰ってきたらご飯を食べ、その後風呂に入り寝室に行き寝ている。
昔は父親と喋った記憶はあるけど、最近は父親と一言も話していない。
別に父親が嫌いな訳ではない、何を話せばいいか分からん。
部屋に閉じこもってるせいか、人と喋るのが嫌いになったらしい。
所謂、コミュ障かもしれない。
そしたら、ある日、地震が起きてるのを感じ、部屋の隅っこで身を隠し……その後、俺は意識を失った。
次に目を開くと、正面に可愛らしい少女が椅子に座って俺を見ていた。
俺はその光景を見て、一度目を閉じ、数十秒で再び目を開けると先ほどと同じ少女が居た。
「あのー、俺って部屋に居たんですけど、ここ何処ですかね? それに君だれ?」
珍しく、俺は人と久しぶりに声をかけた。
何年振りか忘れたけど、なぜかこの少女には緊張がしない。不思議だ。
すると少女が
「あー、久しぶりに客と喋れる!君の質問を答えましょう。ここは生と死の挟間にある空間の部屋だよ! 私の名前はマナ、神様だよ」
「……神様?」
その子は唐突に自分が神様と言い、俺は馬鹿馬鹿しいと思い、その事情神様の方に向き
頬っぺたを膨らみ
「神様? ハハハハハ、お前頭おかしいんじゃないのか!? 最近の女子って自分の事神様って言うのか。ヤバイ、アホらしくて腹が痛い。ハハハハ」
俺の姿を見た少女は、椅子から立ち上がり頬っぺたが少し赤くなり、俺に喋りだす。
「私は本当に神様なの。 君失礼じゃない、初対面のくせに生意気だよ!」
「悪かったって! 謝るよ、ごめんな」
「本当に君は失礼な人だね」
「所で、俺は何故この部屋に居るんだ? 早くゲームの続きをしたいんだが?」
「それはできないよ? だって君死んでるから」
…………えっ?
えええええええええええええええええええええええええ!!
俺は思わず大きな声で叫ぶ。
「ちょっと君、声大きい!! 鼓膜割れるじゃない」
「えっ? 俺って死んでるの? なんで」
「君、本当に覚えてないの? 君って結構可哀想な人だね」
「可哀想って言うんじゃねぇ!!」
「じゃ私が説明するね! 地震が起こり、本が詰まってる本棚が倒れ死にました」
神様の説明を聞いた俺だが、これはあれだな。彼女、説明が下手すぎる。
「……お前、説明下手だな。神様のくせに説明下手ってやばくないか?」
「なっ……なによ、説明下手って!?失礼じゃないの? 前の亡くなった人にも説明したら最後に「……ありがとうな」って言われたよ」
「お前、その言葉の前に亡くなった人の表情はどうだった?」
「えっ……たしか、腹が痛そうな表情を出していたよ。死んでるのに腹痛くないのにな」
いやいやそれ、説明下手すぎて嫌そうな表情だよそれ。
神様って曇の上の存在と思っていたけど、こいつは雲の上の存在でもないわ。
多分あれだな。神様でも賢い神様と、バカな神様も居るんだな。
まぁ死んだ理由もわかったしいいか。説明下手だけど。
「それで俺はこれからどうなるんだ? 天国か地獄行きを決めるのか。
俺はもちろん天国の方でお願いします」
地獄行きなんてされたら、怖い人に「おいおい若いもん、お前何で地獄に来たんだ?
俺は人殺しをして来てもうてな」とか言われるんじゃないのか。
「いぇ、君は天国も地獄も行きませんよ! 君は神々が創った異世界に行って貰います。
もちろん私も神様なので一部創りましたよ」
「えっ? 異世界に行くの? 俺が」
「はいそうです」
俺は声を出さず、内心こう思っている。
やった――――異世界に行けるなんて思わなかった。
異世界ってあれだよな、アニメとか漫画で主人公が死んだ後、異世界に行き魔王を倒すみたいな話だよな。
まさか俺にも異世界に行ける日があるなんて思わなかった。
「神様!! 俺異世界に行きたいです。 さっきはアホな神様だなと思っていてすみません」
「ちょっと、さっきまでずっとアホな神様と思っていたの私!?
君みたいな失礼な人、初めて会ったよ」
「そんな事より、早く俺を異世界に行かしてくれよ!!」
「そんな事って、君みたいな人本当に嫌いわ私」
神様は少しイラっとした表情で、彼に告げる。
「それじゃ、異世界に行く為に一つお望み与えます。強力な力、強力な武器、どんなでも構いません。我々神々は、異世界に行く人達に、一つお望みを与えないと行けない契約をしています。 さぁどんな望みが欲しいですか」
「本当にどんな願いでもいいんですか?」
「えぇ、構いません」
なんでもいいと言われても、欲しい物が沢山ありすぎて一つに選ぶ事が難しいな。
いや待て俺、絶対に一つ持って行けるならあれしかない。
「じゃ俺、不老不死の力が欲しい!」
これが俺が持って行きたい願いだった。
強力な武器を選んでも、死んだらそれはそれで終わりになる。
それだったら、不老不死の力を得て死なないしな。
それに、長生き異世界で生活もできる。
……そうだ、そういえばあれって交換できるのかな?
「なぁ神様!性別って選べれるか」
「えぇ、選べますよ。えぇ、ちょっとまさか女性になりたいの?」
「そりゃそうだろ!ずっと男性だったし、一度女性になりたかったしな」
その言葉を聞いた神様は、頬を膨らみ
「君、本当に面白い人だね。いいよ、特別に性別も変えますよ」
「本当か!? あっ、ブスな女性は止めろな! 可愛らしい女性でお願いな」
「わかりました。では祐介様、その場を動かないで下さい」
神様が告げた後、床の下から魔法陣みたいな現れ、俺は急激に眠気が走り再び、俺の意識は薄れていった。
引きこもりの高校生。
俺は今どきの高校生と違い、ゲームとアニメが大好きなオタク。
母親には、「祐介、今日は学校に行きなさいよ!」と毎日朝から部屋のドアの前で叫ぶ母親。
父親は、普段通り朝から会社に行き、帰ってきたらご飯を食べ、その後風呂に入り寝室に行き寝ている。
昔は父親と喋った記憶はあるけど、最近は父親と一言も話していない。
別に父親が嫌いな訳ではない、何を話せばいいか分からん。
部屋に閉じこもってるせいか、人と喋るのが嫌いになったらしい。
所謂、コミュ障かもしれない。
そしたら、ある日、地震が起きてるのを感じ、部屋の隅っこで身を隠し……その後、俺は意識を失った。
次に目を開くと、正面に可愛らしい少女が椅子に座って俺を見ていた。
俺はその光景を見て、一度目を閉じ、数十秒で再び目を開けると先ほどと同じ少女が居た。
「あのー、俺って部屋に居たんですけど、ここ何処ですかね? それに君だれ?」
珍しく、俺は人と久しぶりに声をかけた。
何年振りか忘れたけど、なぜかこの少女には緊張がしない。不思議だ。
すると少女が
「あー、久しぶりに客と喋れる!君の質問を答えましょう。ここは生と死の挟間にある空間の部屋だよ! 私の名前はマナ、神様だよ」
「……神様?」
その子は唐突に自分が神様と言い、俺は馬鹿馬鹿しいと思い、その事情神様の方に向き
頬っぺたを膨らみ
「神様? ハハハハハ、お前頭おかしいんじゃないのか!? 最近の女子って自分の事神様って言うのか。ヤバイ、アホらしくて腹が痛い。ハハハハ」
俺の姿を見た少女は、椅子から立ち上がり頬っぺたが少し赤くなり、俺に喋りだす。
「私は本当に神様なの。 君失礼じゃない、初対面のくせに生意気だよ!」
「悪かったって! 謝るよ、ごめんな」
「本当に君は失礼な人だね」
「所で、俺は何故この部屋に居るんだ? 早くゲームの続きをしたいんだが?」
「それはできないよ? だって君死んでるから」
…………えっ?
えええええええええええええええええええええええええ!!
俺は思わず大きな声で叫ぶ。
「ちょっと君、声大きい!! 鼓膜割れるじゃない」
「えっ? 俺って死んでるの? なんで」
「君、本当に覚えてないの? 君って結構可哀想な人だね」
「可哀想って言うんじゃねぇ!!」
「じゃ私が説明するね! 地震が起こり、本が詰まってる本棚が倒れ死にました」
神様の説明を聞いた俺だが、これはあれだな。彼女、説明が下手すぎる。
「……お前、説明下手だな。神様のくせに説明下手ってやばくないか?」
「なっ……なによ、説明下手って!?失礼じゃないの? 前の亡くなった人にも説明したら最後に「……ありがとうな」って言われたよ」
「お前、その言葉の前に亡くなった人の表情はどうだった?」
「えっ……たしか、腹が痛そうな表情を出していたよ。死んでるのに腹痛くないのにな」
いやいやそれ、説明下手すぎて嫌そうな表情だよそれ。
神様って曇の上の存在と思っていたけど、こいつは雲の上の存在でもないわ。
多分あれだな。神様でも賢い神様と、バカな神様も居るんだな。
まぁ死んだ理由もわかったしいいか。説明下手だけど。
「それで俺はこれからどうなるんだ? 天国か地獄行きを決めるのか。
俺はもちろん天国の方でお願いします」
地獄行きなんてされたら、怖い人に「おいおい若いもん、お前何で地獄に来たんだ?
俺は人殺しをして来てもうてな」とか言われるんじゃないのか。
「いぇ、君は天国も地獄も行きませんよ! 君は神々が創った異世界に行って貰います。
もちろん私も神様なので一部創りましたよ」
「えっ? 異世界に行くの? 俺が」
「はいそうです」
俺は声を出さず、内心こう思っている。
やった――――異世界に行けるなんて思わなかった。
異世界ってあれだよな、アニメとか漫画で主人公が死んだ後、異世界に行き魔王を倒すみたいな話だよな。
まさか俺にも異世界に行ける日があるなんて思わなかった。
「神様!! 俺異世界に行きたいです。 さっきはアホな神様だなと思っていてすみません」
「ちょっと、さっきまでずっとアホな神様と思っていたの私!?
君みたいな失礼な人、初めて会ったよ」
「そんな事より、早く俺を異世界に行かしてくれよ!!」
「そんな事って、君みたいな人本当に嫌いわ私」
神様は少しイラっとした表情で、彼に告げる。
「それじゃ、異世界に行く為に一つお望み与えます。強力な力、強力な武器、どんなでも構いません。我々神々は、異世界に行く人達に、一つお望みを与えないと行けない契約をしています。 さぁどんな望みが欲しいですか」
「本当にどんな願いでもいいんですか?」
「えぇ、構いません」
なんでもいいと言われても、欲しい物が沢山ありすぎて一つに選ぶ事が難しいな。
いや待て俺、絶対に一つ持って行けるならあれしかない。
「じゃ俺、不老不死の力が欲しい!」
これが俺が持って行きたい願いだった。
強力な武器を選んでも、死んだらそれはそれで終わりになる。
それだったら、不老不死の力を得て死なないしな。
それに、長生き異世界で生活もできる。
……そうだ、そういえばあれって交換できるのかな?
「なぁ神様!性別って選べれるか」
「えぇ、選べますよ。えぇ、ちょっとまさか女性になりたいの?」
「そりゃそうだろ!ずっと男性だったし、一度女性になりたかったしな」
その言葉を聞いた神様は、頬を膨らみ
「君、本当に面白い人だね。いいよ、特別に性別も変えますよ」
「本当か!? あっ、ブスな女性は止めろな! 可愛らしい女性でお願いな」
「わかりました。では祐介様、その場を動かないで下さい」
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