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10.日常
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昨日はいろんな事がありました。
私が公安の次元警察の人だったり、さるりーちゃんとは昔からの知り合いで何かしらあった事やら。。
私の名前はMももだったり。。外人さん?
ハーフだったのかなあ?
実は高校生じゃなくて222歳だったり。。
はぁ。。それに
今いる家族も、仮で本当の家族じゃないのかなあ。。
昔の事は思い出せないし、これから先どうしていけばいいのっ。。。。
「にゃー!」
さるりーちゃんが私の思考を遮るように、
大きな声で鳴いた。
私は思い切って昨日の事を聞いてみた。
「さるりーちゃん。。昨日の事覚えている?」
「昨日?う~ん。本の中に入って。。やっつけたにゃ。。誰かを。。犯人?。。
ごめんにゃ、頭が痛くて思い出せない」
「いいよいいよ。無理に思い出さなくても」
「大事な事かにゃ?」
「まあ。。大事ちゃ、大事な事なんだけど。それに聞きたい事もあるんだけど」
クリクリの目で見つめてくるさるりーちゃん。
「気にしないで、なるように、なるよね」
私はとりあえず毎日の日常を過ごす事に
決めた。
また時空の歪みで本の中に入れば
その時に考えようって。
基本楽観的な性格が吉と出たみたい。
「はははは」
「ももちゃん!そうだ!図書館に行こう」
「えっ?。。いいよ!今開いてるかなあ。。」
リビングに飾っている時計を見た。
「土曜日15時なら大丈夫!行こう!
あっ!パペットさるりーちゃんでね」
「はいにゃ!!変身~」
さるりーちゃんはパペットさるりーになり
私はそのパペットをリュックに入れて
地元の図書館に行きました。
地元の図書館は小さい作りのこじんまりとした建物なんだけど子供からお年寄りまで楽しめる本がいっぱいそろっているの。
だから毎日、人が沢山いるんだよ。
「図書館って大好き!本の匂いがとても
落ちつく」
「僕もにゃ!」
「何か借りる?」
「読みたいのがあるにゃ。っていうか
ももちゃんに朗読してもらいたい」
「朗読?いいよ!それで何の本?」
さるりーちゃんに言われるがまま
な行の作家さんが陳列されている本を
見ていたら。。
「それにゃ!!
夏目漱石の吾輩は猫である!」
「さすが!ははは!さるりーちゃん!!
猫だけに~笑」
「そうだにゃ!昔読んでもらった事があるんだ。そんな記憶がおぼろげにあってね
でも最後がどうなったか分からないんだにゃ」
「最後ね。。」
「ももちゃんは知ってる?」
さるりーちゃんにそう聞かれた時
思わず「知らない」って答えてしまった。
本当は知っていたんだけど、最後の結末がどうしても好きじゃなくて。。
「じゃ、ももちゃんも一緒に読もう」
「いいよ!」
「名前がない猫ってどんか気持ちなのかにゃ?人間に飼われているのにね。寂しくないのかな?僕だったら大好き人に名前を呼んでもらいたいにゃ。
あっ後ね最後はhappyになってほしいんだにゃ」
「さるりーちゃん。。」
私は夏目漱石の吾輩は猫であるの本をリュックに入れて急いで家に帰ってきました。
「わくわく!全部読んでねにゃ」
「。。。」
「全部読むまで離さないからにゃ!」
「さるりーちゃん。。
746ページもあるじゃないか~い!!!」
はいはい、、、さるりーちゃんってこう言う時って本当にドS!
何時間かかるんだろう。。
その前に喉が潰れるやないかいー!!
とほほ。。
私が公安の次元警察の人だったり、さるりーちゃんとは昔からの知り合いで何かしらあった事やら。。
私の名前はMももだったり。。外人さん?
ハーフだったのかなあ?
実は高校生じゃなくて222歳だったり。。
はぁ。。それに
今いる家族も、仮で本当の家族じゃないのかなあ。。
昔の事は思い出せないし、これから先どうしていけばいいのっ。。。。
「にゃー!」
さるりーちゃんが私の思考を遮るように、
大きな声で鳴いた。
私は思い切って昨日の事を聞いてみた。
「さるりーちゃん。。昨日の事覚えている?」
「昨日?う~ん。本の中に入って。。やっつけたにゃ。。誰かを。。犯人?。。
ごめんにゃ、頭が痛くて思い出せない」
「いいよいいよ。無理に思い出さなくても」
「大事な事かにゃ?」
「まあ。。大事ちゃ、大事な事なんだけど。それに聞きたい事もあるんだけど」
クリクリの目で見つめてくるさるりーちゃん。
「気にしないで、なるように、なるよね」
私はとりあえず毎日の日常を過ごす事に
決めた。
また時空の歪みで本の中に入れば
その時に考えようって。
基本楽観的な性格が吉と出たみたい。
「はははは」
「ももちゃん!そうだ!図書館に行こう」
「えっ?。。いいよ!今開いてるかなあ。。」
リビングに飾っている時計を見た。
「土曜日15時なら大丈夫!行こう!
あっ!パペットさるりーちゃんでね」
「はいにゃ!!変身~」
さるりーちゃんはパペットさるりーになり
私はそのパペットをリュックに入れて
地元の図書館に行きました。
地元の図書館は小さい作りのこじんまりとした建物なんだけど子供からお年寄りまで楽しめる本がいっぱいそろっているの。
だから毎日、人が沢山いるんだよ。
「図書館って大好き!本の匂いがとても
落ちつく」
「僕もにゃ!」
「何か借りる?」
「読みたいのがあるにゃ。っていうか
ももちゃんに朗読してもらいたい」
「朗読?いいよ!それで何の本?」
さるりーちゃんに言われるがまま
な行の作家さんが陳列されている本を
見ていたら。。
「それにゃ!!
夏目漱石の吾輩は猫である!」
「さすが!ははは!さるりーちゃん!!
猫だけに~笑」
「そうだにゃ!昔読んでもらった事があるんだ。そんな記憶がおぼろげにあってね
でも最後がどうなったか分からないんだにゃ」
「最後ね。。」
「ももちゃんは知ってる?」
さるりーちゃんにそう聞かれた時
思わず「知らない」って答えてしまった。
本当は知っていたんだけど、最後の結末がどうしても好きじゃなくて。。
「じゃ、ももちゃんも一緒に読もう」
「いいよ!」
「名前がない猫ってどんか気持ちなのかにゃ?人間に飼われているのにね。寂しくないのかな?僕だったら大好き人に名前を呼んでもらいたいにゃ。
あっ後ね最後はhappyになってほしいんだにゃ」
「さるりーちゃん。。」
私は夏目漱石の吾輩は猫であるの本をリュックに入れて急いで家に帰ってきました。
「わくわく!全部読んでねにゃ」
「。。。」
「全部読むまで離さないからにゃ!」
「さるりーちゃん。。
746ページもあるじゃないか~い!!!」
はいはい、、、さるりーちゃんってこう言う時って本当にドS!
何時間かかるんだろう。。
その前に喉が潰れるやないかいー!!
とほほ。。
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