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警視庁猫科
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結局…花魁の猫さんに案内して頂き、
化け猫村警視庁に連れて来てもらった。
外観は…旅館だあ…旅館??
「ちょい待ってにゃ!ここ?僕が泊まっていた旅館だにゃ!」
「ふふふ、旅館の裏に化け猫村警視庁があるのよ」
「裏?!もしかして…表向きは旅館だけど、
裏家業は警察とかかにゃ?」
「いや…違う。ふふふただ単に、間取りの問題で、旅館の裏にしっかり警視庁があるのよ。ふふふ」
旅館の裏側に行くと、本当に警視庁があった。
外観は商店みたい感じだ。小ぢんまりとしている。
『まぎわらしいにゃ』と思いながら
「商店みたいな感じですにゃ?」
「あーあーそうね…基本皆さん外に出ているから小さい作りの方がいいみたいよ」
さすが、花魁は違う。何でも知ってる。
「お客様に警視庁の方も?」
「内緒よ。おませな猫ちゃん、ふふふ」
この花魁やるなあって思った。
間違いなく、売れっ子だと僕は確信した。
「猫ちゃんー!警視庁の長官さんがいらっしゃったわよ」
見ると、玄関の前に立派な着物を着た太った猫が立っていた。閻魔様から聞いていたんだろなあ。
「お前さんが、新人の猫か?」
「はっはいにゃ!現世の悪い奴を倒します!」
めんどくさいけど…
「今、めんどくさいって思っただろ?」
「思ってませんにゃ!」
何で、地獄の世界のやつはすぐに心を読むなあ!
「生き返って兄弟に会いたいからにゃ」
めんどくさいけど、それは本心。
「いやいや、めんどくさいと思うよ。でも目的があるなら、頑張れるだろう!なあ!」
「は…はい」
「まあ、実際、現世の悪い奴が多すぎて亡者だらけで困っとるからね、地獄は」
しみじみと長官さんは言った。
「まあ!今は妖怪だから、能力もいっぱいあるし、あとは、、少し道場で稽古したらデビュー出来るだろう」
「えー!僕って今、能力があるのかにゃ?」
「あるよ。知らなかったの?」
もう!!!知らない事ばかりだよにゃ…
「知りませんでしたにゃ」
「地獄のみんな説明が嫌いだからね。ははは反対に天国は丁寧だよー。説明書まで付いてくるからね。ははは」
はあ…やっぱり天国が良かった…
「とりあえず簡単に言うと、化け猫の能力は
まず三味線を弾きながら、相手に幻覚を見させることが出来る、次は三味線の天神部分が刀で、後は目を見開いたら、地獄に連れて来られる、次は、幻聴を聴かせたり、やり方は…」
「もうー!いいですにゃ!多い!多すぎにゃ!覚えられないにゃ!」
びっくりした…こんなにあるなんて…
言ってよー言ってよー閻魔様ー!
「徐々に覚えられるよ」
「あの…私、お仕事があるから…」
花魁さんは僕を置いて帰っていった。
「とりあえず…またたびジュース飲む?」
さすが、化け猫村。
何かと言うとまたたびジュースが出てくる…美味しいから、まあ、良いんだけどにゃ…
ただ、またたびジュース飲むと、頭がポヤポヤすんだにゃ…
僕は、長官さんからまたたびジュースをもらい、明日から、道場でお稽古をする事になった。
「今日はどこに泊まったらいいですかにゃ?」
「ははは、旅館がお前さんの家だよ」
「え??お宿探せって言われましたが…」
くそぉー!また騙されたにゃー!!!
タムロン村長ー!!!
化け猫村警視庁に連れて来てもらった。
外観は…旅館だあ…旅館??
「ちょい待ってにゃ!ここ?僕が泊まっていた旅館だにゃ!」
「ふふふ、旅館の裏に化け猫村警視庁があるのよ」
「裏?!もしかして…表向きは旅館だけど、
裏家業は警察とかかにゃ?」
「いや…違う。ふふふただ単に、間取りの問題で、旅館の裏にしっかり警視庁があるのよ。ふふふ」
旅館の裏側に行くと、本当に警視庁があった。
外観は商店みたい感じだ。小ぢんまりとしている。
『まぎわらしいにゃ』と思いながら
「商店みたいな感じですにゃ?」
「あーあーそうね…基本皆さん外に出ているから小さい作りの方がいいみたいよ」
さすが、花魁は違う。何でも知ってる。
「お客様に警視庁の方も?」
「内緒よ。おませな猫ちゃん、ふふふ」
この花魁やるなあって思った。
間違いなく、売れっ子だと僕は確信した。
「猫ちゃんー!警視庁の長官さんがいらっしゃったわよ」
見ると、玄関の前に立派な着物を着た太った猫が立っていた。閻魔様から聞いていたんだろなあ。
「お前さんが、新人の猫か?」
「はっはいにゃ!現世の悪い奴を倒します!」
めんどくさいけど…
「今、めんどくさいって思っただろ?」
「思ってませんにゃ!」
何で、地獄の世界のやつはすぐに心を読むなあ!
「生き返って兄弟に会いたいからにゃ」
めんどくさいけど、それは本心。
「いやいや、めんどくさいと思うよ。でも目的があるなら、頑張れるだろう!なあ!」
「は…はい」
「まあ、実際、現世の悪い奴が多すぎて亡者だらけで困っとるからね、地獄は」
しみじみと長官さんは言った。
「まあ!今は妖怪だから、能力もいっぱいあるし、あとは、、少し道場で稽古したらデビュー出来るだろう」
「えー!僕って今、能力があるのかにゃ?」
「あるよ。知らなかったの?」
もう!!!知らない事ばかりだよにゃ…
「知りませんでしたにゃ」
「地獄のみんな説明が嫌いだからね。ははは反対に天国は丁寧だよー。説明書まで付いてくるからね。ははは」
はあ…やっぱり天国が良かった…
「とりあえず簡単に言うと、化け猫の能力は
まず三味線を弾きながら、相手に幻覚を見させることが出来る、次は三味線の天神部分が刀で、後は目を見開いたら、地獄に連れて来られる、次は、幻聴を聴かせたり、やり方は…」
「もうー!いいですにゃ!多い!多すぎにゃ!覚えられないにゃ!」
びっくりした…こんなにあるなんて…
言ってよー言ってよー閻魔様ー!
「徐々に覚えられるよ」
「あの…私、お仕事があるから…」
花魁さんは僕を置いて帰っていった。
「とりあえず…またたびジュース飲む?」
さすが、化け猫村。
何かと言うとまたたびジュースが出てくる…美味しいから、まあ、良いんだけどにゃ…
ただ、またたびジュース飲むと、頭がポヤポヤすんだにゃ…
僕は、長官さんからまたたびジュースをもらい、明日から、道場でお稽古をする事になった。
「今日はどこに泊まったらいいですかにゃ?」
「ははは、旅館がお前さんの家だよ」
「え??お宿探せって言われましたが…」
くそぉー!また騙されたにゃー!!!
タムロン村長ー!!!
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