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28.初めてのライブに向けて
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私達は初めてのライブにむけて練習や打ち合わせを
何回もやりました。
そこで重要なのは津軽三味線の生音と私達の事を沢山の方に知ってもらう事、
それと魔物を倒して黒石を集める事です。
私はとにかく今弾けるソーラン節に加えて、六段と、
某有名演歌歌手様の曲を練習して、、
でもいちこちゃんと話した結果、尺の問題で六段は今回削って、
一曲目 ソーラン節
二曲目 女節
この二曲をやらせて頂く事になりました。
さあ~猛特訓です!
たるの気合も、ハンパなく入ってます。
「違う~にゃー!」
ペシッ!
たるの猫パンチが間違えたら入ります。。
だけど。。痛くない。。
ふふふ。。内緒ね。
「たる師匠、女節のイントロはこんな感じですか?」
「うん。。にゃら!
あー3の糸の0が一個多いにゃー!」
「あーなるほど、だから曲のイントロ部分が合わなかったんだあ」
「そうだにゃ。とりあえず今日はここまでにして、
あとはいちこちゃんの歌と2人合わせた感じをお昼まで
やろうにゃ!」
「まだやるの?」
「当たり前だにゃ!」
いちこちゃんは私とたるのやり取りを石の上にゴザを敷いて見てました。
「いちこちゃんの出番だよー!」
「は~い!たる師匠、ももちゃんよろしくお願いします!」
「いちこちゃん元気だね?」
私がいちこちゃんの顔を見ると
「うん!だって2人のやり取りを見てたら、元気になってきたし、三味線の音色も大好きだし、
何だか。。。青春だよ!」
「おー!いちこちゃんわかってるにゃね!」
いちこちゃんもたるも嬉しそう。
「じゃーいちこちゃんは歌って!
たる師匠は見てて下さい!
せ~の!弾くね!」
タンタンタン♪
「いいにゃ☆いいにゃ☆ももちゃんもやる気がいっぱいみなぎってるにゃ!」
私達が一曲を弾き終えると、
「向こうの世界のももちゃんはこの姿を見てるかにゃ?」
たるがつぶやきました。
そうだよね。。向こうの世界の私も三味線が好きでじゅんきーに見せたくて頑張ってたんだよね。。
この気持ちを後悔してほしくないよっ
私は私でこの世界で頑張って、沢山の一緒に応援してくれる
勇者をみつけるんだからっ!
「はいにゃ!今日はここまでにゃ!
ライブはとりあえず来週の土曜日にやるにゃ」
「早いですね、、」
「大丈夫だにゃ、ももちゃん。
今回は知り合いの方にお願いして出させて頂く事になった、
10分枠だしにゃ」
「ももちゃんの三味線生かして、いちこも頑張るね!」
「いちこちゃん。。」
「でにゃー君たちの名前は何にするにゃ?」
「あー決めてなかったー!」
私達が今やらなければいけない事、、。
それはユニット名を決める事ー!
「これはどうかな?」
私はカバンからメモと鉛筆を出して
さらさらと書いた名前は、、、。
『細雪』
『時雨』
『雨音』
『雪音』
『ねこ』
「ツッコミ所が満載過ぎてどうしたらよいか分からないにゃ」
たるが冷たい目で私を見て、
いちこちゃんが、
「うっうん。ももちゃんのユニット名は、、
暗い!」
「ハッ!気づかなかった、、けど、、本当だ、、。
ごめんね。。切ない名前しか思いつかない。。」
「いいよー大丈夫だよー雨音とか好きだし、
名前の音の響きが良いよね」
「そうなの!
私ね雨音とかねこの音の響き大好きでね!
でもね、、ねこは良いけど雨音は暗いよね。。
晴れは、、どうかな?」
「待って、、。これはこれで。。
晴れって私達ぽくないよ。。何だかカラッと元気みたいで。ももちゃんもいちこも地味だからね~」
「いちこちゃん、、。にゃはは
そうだね、。じゃ私達らしく雨音と大好きな猫をくっつけて
雨猫はどうかな?」
「いいね!すごく気にいったよ!
だけど、、いちこはひらがながいいなあ?」
「うん!ひらがなであまねこにしよう!」
私達は何だかもう何年も一緒にいてライブやったり、
遊んだり、相談したりする仲に思えてきた。。
まだ会って半年ぐらいなのに。。
いちこちゃんは不思議な娘だあ。。
「決まったみたいだにゃね。
あまねこさん!来週のライブ頑張るにゃよ」
そう言うとたるは空に浮かんで、
向こうの世界に帰っていきました。
あんなに。。
向こうとこっちの世界を行き来している、たる。
たるは心配なんだなぁ。。。
私の事が、、。
何回もやりました。
そこで重要なのは津軽三味線の生音と私達の事を沢山の方に知ってもらう事、
それと魔物を倒して黒石を集める事です。
私はとにかく今弾けるソーラン節に加えて、六段と、
某有名演歌歌手様の曲を練習して、、
でもいちこちゃんと話した結果、尺の問題で六段は今回削って、
一曲目 ソーラン節
二曲目 女節
この二曲をやらせて頂く事になりました。
さあ~猛特訓です!
たるの気合も、ハンパなく入ってます。
「違う~にゃー!」
ペシッ!
たるの猫パンチが間違えたら入ります。。
だけど。。痛くない。。
ふふふ。。内緒ね。
「たる師匠、女節のイントロはこんな感じですか?」
「うん。。にゃら!
あー3の糸の0が一個多いにゃー!」
「あーなるほど、だから曲のイントロ部分が合わなかったんだあ」
「そうだにゃ。とりあえず今日はここまでにして、
あとはいちこちゃんの歌と2人合わせた感じをお昼まで
やろうにゃ!」
「まだやるの?」
「当たり前だにゃ!」
いちこちゃんは私とたるのやり取りを石の上にゴザを敷いて見てました。
「いちこちゃんの出番だよー!」
「は~い!たる師匠、ももちゃんよろしくお願いします!」
「いちこちゃん元気だね?」
私がいちこちゃんの顔を見ると
「うん!だって2人のやり取りを見てたら、元気になってきたし、三味線の音色も大好きだし、
何だか。。。青春だよ!」
「おー!いちこちゃんわかってるにゃね!」
いちこちゃんもたるも嬉しそう。
「じゃーいちこちゃんは歌って!
たる師匠は見てて下さい!
せ~の!弾くね!」
タンタンタン♪
「いいにゃ☆いいにゃ☆ももちゃんもやる気がいっぱいみなぎってるにゃ!」
私達が一曲を弾き終えると、
「向こうの世界のももちゃんはこの姿を見てるかにゃ?」
たるがつぶやきました。
そうだよね。。向こうの世界の私も三味線が好きでじゅんきーに見せたくて頑張ってたんだよね。。
この気持ちを後悔してほしくないよっ
私は私でこの世界で頑張って、沢山の一緒に応援してくれる
勇者をみつけるんだからっ!
「はいにゃ!今日はここまでにゃ!
ライブはとりあえず来週の土曜日にやるにゃ」
「早いですね、、」
「大丈夫だにゃ、ももちゃん。
今回は知り合いの方にお願いして出させて頂く事になった、
10分枠だしにゃ」
「ももちゃんの三味線生かして、いちこも頑張るね!」
「いちこちゃん。。」
「でにゃー君たちの名前は何にするにゃ?」
「あー決めてなかったー!」
私達が今やらなければいけない事、、。
それはユニット名を決める事ー!
「これはどうかな?」
私はカバンからメモと鉛筆を出して
さらさらと書いた名前は、、、。
『細雪』
『時雨』
『雨音』
『雪音』
『ねこ』
「ツッコミ所が満載過ぎてどうしたらよいか分からないにゃ」
たるが冷たい目で私を見て、
いちこちゃんが、
「うっうん。ももちゃんのユニット名は、、
暗い!」
「ハッ!気づかなかった、、けど、、本当だ、、。
ごめんね。。切ない名前しか思いつかない。。」
「いいよー大丈夫だよー雨音とか好きだし、
名前の音の響きが良いよね」
「そうなの!
私ね雨音とかねこの音の響き大好きでね!
でもね、、ねこは良いけど雨音は暗いよね。。
晴れは、、どうかな?」
「待って、、。これはこれで。。
晴れって私達ぽくないよ。。何だかカラッと元気みたいで。ももちゃんもいちこも地味だからね~」
「いちこちゃん、、。にゃはは
そうだね、。じゃ私達らしく雨音と大好きな猫をくっつけて
雨猫はどうかな?」
「いいね!すごく気にいったよ!
だけど、、いちこはひらがながいいなあ?」
「うん!ひらがなであまねこにしよう!」
私達は何だかもう何年も一緒にいてライブやったり、
遊んだり、相談したりする仲に思えてきた。。
まだ会って半年ぐらいなのに。。
いちこちゃんは不思議な娘だあ。。
「決まったみたいだにゃね。
あまねこさん!来週のライブ頑張るにゃよ」
そう言うとたるは空に浮かんで、
向こうの世界に帰っていきました。
あんなに。。
向こうとこっちの世界を行き来している、たる。
たるは心配なんだなぁ。。。
私の事が、、。
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