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過去編4 慈雨に打たれる
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供物用の教会は狭く、俺が着いた時には既にすし詰め状態だった。
薬っぽく苦酸っぱいツンとした空気が充満している。アワヤスカの副流煙を肺に吸い込み、乾いた気管支が微かに引き攣った。
「なに、もう始まってんのこれ」
「お、クモツ。久々だな」
一番後ろの扉付近に立つと年長組のクモツに声をかけられた。
アワヤスカの葉巻を眼前に突き出されるが、持参したものを取り出して断る。
「今日のでお前も正式な精霊縫いに決まるかもな」
「そしたら年長組も卒業よ。さみしいか?」
気安い同年代のクモツが唇の端を持ち上げ笑う。
「馬鹿言うなっての」
「んは、俺はさみしいけど?」
唇を合わせると慣れ親しんだ薬草と煙混じりの苦い味がして、もう一度触れ合いそうになった直前にクモツの顎を押して顔を逸らした。
「……なに?」
「なあ、俺、クモツじゃなくなることが寂しいのかな?」
「はあ? 元服すればクモツに比べりゃ安泰だろ」
「でもさ、クモツの方が御空に近いと思わないか」
「ばか、元服しても御空にとって俺たちは供物だろ」
俺が言いたいのはそういうんじゃなくて、もう誰も俺のことをクモツって呼んでくれなくなったら、どうやって神さまの供物だと自分を証明できるのかっていうこと……それを上手く説明する言葉を見つけられないうちに、教会の鐘は鳴った。
合図だ。
俺たちは手を胸の前に組み目を瞑る。
鐘が三十一回鳴るまでの間に胸中で十三度「御空の御許に供物が参ります」と唱えた。
少年たちが詰め込まれた教会は静まり返っていた。息の音すら許されないような緊迫。
そこへ、音は鳴った。
膨らみと奥行きを持った音に聞こえた。
言語だとは到底思えなかった。雨音にも似た、静かな音の連なり。時折歌うような高低がつくこともあるが、途切れ途切れのモールス信号のようなそれ。
震える手でアワヤスカの葉巻を唇に咥えた。
煙はすぐに俺たちの身体をまわり、教会に充満する。俺たちはもくもくと曇った教会の中、ふうわりと身体が浮かび上がるような浮遊感に身を任せた。
耳慣れない異邦のうたのようなそれがまさしく精霊の唄であるということは、ぱらぱらと教会の屋根を優しく叩く音が聞こえ始めて確信に変わった。
そうしてそれが他ならぬ俺が世話役としてついている少年の声であること、神の御使の魔力の気配のする雨が降っているということも。
俺たちは遺伝子の次元で雨を渇望している。年少組の幼いクモツが外に行こうとするのを抱き止める。
雨が降っている間外に出てはならない。村の教えだ。
「お外出たい、あめ!」
「駄目だよ、御空はお前のような年若いものの交ぐわいをお望みだ」
性欲増進作用のある香を吹き掛け列に戻す。年長組はこの村で生きるための規則と秩序の複雑な噛み合いをよく理解している。だから扉付近は年長組の見張り番だ。
すぐ隣の成人用の教会はガラス越しにこちらの教会で行われる少年たちの交ぐわいを視姦していた。数えきれない数の大人の眼球。
香を炊き、雨に触れようと教会の外に出たがるクモツたちを交ぐわいに戻し、それがひと段落したところでようやく落ち着いてアワヤスカを深く吸い込み、甘やかで有難い雨の音に浸ることができた。
ぬるく柔い水の中を俺たちは揺蕩った。雨音に包まれている限り、俺たちは正しい場所に還って来られたのだと間違いなく信じられた。幸福で正しい、間違いのない場所。
アワヤスカの紫の煙の一つ一つまでが粒立って眼前に現れた。
美しく奇妙ではっきりとした形を持って、それでいて脆いそれを忘れぬように、俺は精霊の唄を目に見える形としてレースに編み出すのだ。
平伏して神の御使を待っていた。
山の奥、人の寄らない暗く冷たい奥の底、神輿を担いだ大人たちが力強い健脚で山道を踏み鳴らす音。
近づいてきた足音は仰々しく神の御使を神輿から降ろされた後、同じように一定の速度で厳粛な音を持って離れていった。
神の御使が前に立ち、床に額を触れさせている俺を見下ろしたことが影に呑まれてわかった。
「……どうぞ発言をお許しください」
「……」
「これまでの私の無礼をどうかお許しください。御使であることを浅ましくも疑い……」
「痛い」
謝罪の言葉を最後まで紡ぐことはできなかった。御使は地面にぴたりとくっつけていた俺の手首を掴み持ち上げると人差し指を口に含まれてしまう。
腕を引き上げられるままに俺の顔も上がってしまった。
「あっ、も、申し訳……恐れ多いことです、お離しください」
「……いたい」
幼い少年のような、無垢で静かな声が耳に触れて視界がブレる。
痛がっている。俺の可愛いアメくん。
違う。慈雨をもたらす神の御使。村で崇め奉るべき共同財産だ。
「ぁ、あ、御使の御身に触れては……」
「みつかい」
酷く冷たい声だった。
不興を買ってしまったとすぐに分かり再び平伏する。
「私のような下賎のものが軽々しくお呼び申し上げ、申し訳……っ!?」
「アメくん、だろう」
きゅう、と首を絞められた。
少年の細腕が大切なものでも扱うかのように二つ、俺の首に添えられていた。
少年の首は小さく傾げられ、眉間には皺が寄っている。
非難めいた声音だった。
じわじわと首を絞める力が強くなって、骨ばった指が皮膚に食い込んでいく。
少年に抑えられた頸動脈がどくどくと脈打っていた。頭にまわるべき血液が少しずつ堰き止められる。心臓と頭を繋ぐ血が離れて、滞って、切り離される。
息が吸えない。
ぎう、とついには皮膚を破りそうなくらい爪は立てられ、指は肉をそして気道を押し込めている。
はく、と酸素を求めて口が勝手に開閉するが何の効果もない。
「アメくんだろう」
「アメくん」
「アメ」
「お前が与えた名だ」
「お前が俺を形づけた」
「責任を取れ」
視界が暗くなったり白くなったりする。
口の端から伝った唾液を拭うこともできない。多分じきに泡を吹く。死ぬ。
音は耳に届くがその言葉を意味に分解できない。
「アメくん」「アメくん」と何度も刷り込むように音が鳴る。
懇願するような幼く切ない声の調子だけは分かって、引き絞られるように胸が苦しい。
少年は途方に暮れた迷子のような目で俺を見て(清らな御空色)、俺の胸に顔を押し付けた。
そうして心臓に直接吹き込むように「アメくん」と言う。
いよいよ意識が途切れそうだと言う時に俺の首は解放された。
酷く咳き込んで生理的な涙をぼたぼたと落とした後、未だ意識は曖昧だった。
「アメくん」
それで口から溢れた少年の名は意識が飛ぶ直前まで繰り返された言葉の模倣に過ぎなかったが、その時確かに一際強く心臓が鳴った。
ドッドっと再び強く脈動を始めた心臓が全身に血を巡らせる。
アメくんは俺以外の人が見ても分からないくらい僅かに口の端を上げた。俺だけが知っている嬉しい時の顔。可愛い俺のアメくん。
「いたい」と口を塞がれ、力の入らない舌にアメくんの薄いそれを絡ませられる。労わるように舌を撫でれば、ぎゅうと身体丸ごと強く抱きしめられた。
「二度と俺を呼び違えるな」
「ええと、うん。ごめんなさい。でも俺はさ、俺は……村の教えに反している」
「お前は正しい」
「アメくん」
「俺にはお前だけが正しい」
なんだか今朝もこんな会話をしたような気がする。
後頭部を首からがっちりと掴まれ、アメくんの腕の中で見下ろされながらぼんやりと思う。
唇でかさついた柔さを幾度も受け止めながらおかしくて笑ってしまった。
俺は多分間違ったけど、アメくんが正しいと言うならば正しいのだろう。
俺たちは今、正しく村の異物だ。
薬っぽく苦酸っぱいツンとした空気が充満している。アワヤスカの副流煙を肺に吸い込み、乾いた気管支が微かに引き攣った。
「なに、もう始まってんのこれ」
「お、クモツ。久々だな」
一番後ろの扉付近に立つと年長組のクモツに声をかけられた。
アワヤスカの葉巻を眼前に突き出されるが、持参したものを取り出して断る。
「今日のでお前も正式な精霊縫いに決まるかもな」
「そしたら年長組も卒業よ。さみしいか?」
気安い同年代のクモツが唇の端を持ち上げ笑う。
「馬鹿言うなっての」
「んは、俺はさみしいけど?」
唇を合わせると慣れ親しんだ薬草と煙混じりの苦い味がして、もう一度触れ合いそうになった直前にクモツの顎を押して顔を逸らした。
「……なに?」
「なあ、俺、クモツじゃなくなることが寂しいのかな?」
「はあ? 元服すればクモツに比べりゃ安泰だろ」
「でもさ、クモツの方が御空に近いと思わないか」
「ばか、元服しても御空にとって俺たちは供物だろ」
俺が言いたいのはそういうんじゃなくて、もう誰も俺のことをクモツって呼んでくれなくなったら、どうやって神さまの供物だと自分を証明できるのかっていうこと……それを上手く説明する言葉を見つけられないうちに、教会の鐘は鳴った。
合図だ。
俺たちは手を胸の前に組み目を瞑る。
鐘が三十一回鳴るまでの間に胸中で十三度「御空の御許に供物が参ります」と唱えた。
少年たちが詰め込まれた教会は静まり返っていた。息の音すら許されないような緊迫。
そこへ、音は鳴った。
膨らみと奥行きを持った音に聞こえた。
言語だとは到底思えなかった。雨音にも似た、静かな音の連なり。時折歌うような高低がつくこともあるが、途切れ途切れのモールス信号のようなそれ。
震える手でアワヤスカの葉巻を唇に咥えた。
煙はすぐに俺たちの身体をまわり、教会に充満する。俺たちはもくもくと曇った教会の中、ふうわりと身体が浮かび上がるような浮遊感に身を任せた。
耳慣れない異邦のうたのようなそれがまさしく精霊の唄であるということは、ぱらぱらと教会の屋根を優しく叩く音が聞こえ始めて確信に変わった。
そうしてそれが他ならぬ俺が世話役としてついている少年の声であること、神の御使の魔力の気配のする雨が降っているということも。
俺たちは遺伝子の次元で雨を渇望している。年少組の幼いクモツが外に行こうとするのを抱き止める。
雨が降っている間外に出てはならない。村の教えだ。
「お外出たい、あめ!」
「駄目だよ、御空はお前のような年若いものの交ぐわいをお望みだ」
性欲増進作用のある香を吹き掛け列に戻す。年長組はこの村で生きるための規則と秩序の複雑な噛み合いをよく理解している。だから扉付近は年長組の見張り番だ。
すぐ隣の成人用の教会はガラス越しにこちらの教会で行われる少年たちの交ぐわいを視姦していた。数えきれない数の大人の眼球。
香を炊き、雨に触れようと教会の外に出たがるクモツたちを交ぐわいに戻し、それがひと段落したところでようやく落ち着いてアワヤスカを深く吸い込み、甘やかで有難い雨の音に浸ることができた。
ぬるく柔い水の中を俺たちは揺蕩った。雨音に包まれている限り、俺たちは正しい場所に還って来られたのだと間違いなく信じられた。幸福で正しい、間違いのない場所。
アワヤスカの紫の煙の一つ一つまでが粒立って眼前に現れた。
美しく奇妙ではっきりとした形を持って、それでいて脆いそれを忘れぬように、俺は精霊の唄を目に見える形としてレースに編み出すのだ。
平伏して神の御使を待っていた。
山の奥、人の寄らない暗く冷たい奥の底、神輿を担いだ大人たちが力強い健脚で山道を踏み鳴らす音。
近づいてきた足音は仰々しく神の御使を神輿から降ろされた後、同じように一定の速度で厳粛な音を持って離れていった。
神の御使が前に立ち、床に額を触れさせている俺を見下ろしたことが影に呑まれてわかった。
「……どうぞ発言をお許しください」
「……」
「これまでの私の無礼をどうかお許しください。御使であることを浅ましくも疑い……」
「痛い」
謝罪の言葉を最後まで紡ぐことはできなかった。御使は地面にぴたりとくっつけていた俺の手首を掴み持ち上げると人差し指を口に含まれてしまう。
腕を引き上げられるままに俺の顔も上がってしまった。
「あっ、も、申し訳……恐れ多いことです、お離しください」
「……いたい」
幼い少年のような、無垢で静かな声が耳に触れて視界がブレる。
痛がっている。俺の可愛いアメくん。
違う。慈雨をもたらす神の御使。村で崇め奉るべき共同財産だ。
「ぁ、あ、御使の御身に触れては……」
「みつかい」
酷く冷たい声だった。
不興を買ってしまったとすぐに分かり再び平伏する。
「私のような下賎のものが軽々しくお呼び申し上げ、申し訳……っ!?」
「アメくん、だろう」
きゅう、と首を絞められた。
少年の細腕が大切なものでも扱うかのように二つ、俺の首に添えられていた。
少年の首は小さく傾げられ、眉間には皺が寄っている。
非難めいた声音だった。
じわじわと首を絞める力が強くなって、骨ばった指が皮膚に食い込んでいく。
少年に抑えられた頸動脈がどくどくと脈打っていた。頭にまわるべき血液が少しずつ堰き止められる。心臓と頭を繋ぐ血が離れて、滞って、切り離される。
息が吸えない。
ぎう、とついには皮膚を破りそうなくらい爪は立てられ、指は肉をそして気道を押し込めている。
はく、と酸素を求めて口が勝手に開閉するが何の効果もない。
「アメくんだろう」
「アメくん」
「アメ」
「お前が与えた名だ」
「お前が俺を形づけた」
「責任を取れ」
視界が暗くなったり白くなったりする。
口の端から伝った唾液を拭うこともできない。多分じきに泡を吹く。死ぬ。
音は耳に届くがその言葉を意味に分解できない。
「アメくん」「アメくん」と何度も刷り込むように音が鳴る。
懇願するような幼く切ない声の調子だけは分かって、引き絞られるように胸が苦しい。
少年は途方に暮れた迷子のような目で俺を見て(清らな御空色)、俺の胸に顔を押し付けた。
そうして心臓に直接吹き込むように「アメくん」と言う。
いよいよ意識が途切れそうだと言う時に俺の首は解放された。
酷く咳き込んで生理的な涙をぼたぼたと落とした後、未だ意識は曖昧だった。
「アメくん」
それで口から溢れた少年の名は意識が飛ぶ直前まで繰り返された言葉の模倣に過ぎなかったが、その時確かに一際強く心臓が鳴った。
ドッドっと再び強く脈動を始めた心臓が全身に血を巡らせる。
アメくんは俺以外の人が見ても分からないくらい僅かに口の端を上げた。俺だけが知っている嬉しい時の顔。可愛い俺のアメくん。
「いたい」と口を塞がれ、力の入らない舌にアメくんの薄いそれを絡ませられる。労わるように舌を撫でれば、ぎゅうと身体丸ごと強く抱きしめられた。
「二度と俺を呼び違えるな」
「ええと、うん。ごめんなさい。でも俺はさ、俺は……村の教えに反している」
「お前は正しい」
「アメくん」
「俺にはお前だけが正しい」
なんだか今朝もこんな会話をしたような気がする。
後頭部を首からがっちりと掴まれ、アメくんの腕の中で見下ろされながらぼんやりと思う。
唇でかさついた柔さを幾度も受け止めながらおかしくて笑ってしまった。
俺は多分間違ったけど、アメくんが正しいと言うならば正しいのだろう。
俺たちは今、正しく村の異物だ。
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