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第847回。開運の妖精・フェアリー日本橋選手
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5月5日大衆プロレス松山座生野公演の観戦記をこちらでも連日にわたって書かせていただきました。その中では割愛してしまったというか、最初からもっと別にちゃんと書こう、書こうと思っていたことがあります。
それが、フェアリー日本橋選手についてのことです。
ご存じない方にご紹介しますと、そういうリングネームのプロレスラーです。
女性です。愛知県は愛・地球博跡地出身。あの辺りから東にかけては愛知県の屋根とも言われる茶臼山に繋がっていって長野県や岐阜県に抜けるんだけど確かに山深く、霧の立ちこむ森の奥深くといったところ。蝋人形の館でもありそうだが妖精さんの出身地だったとは。メルヘン愛知。
そんなメルヘンなリングネームの由来は、昔からフェアリーというニックネームで呼ばれていたから…と以前所属していた団体のDVDで見ました。今現在はフリーランスとなり、日本各地のリングで目撃されているフェアリー日本橋選手。
そのファイトスタイルは独特そのもの。まさにフェアリーとしか言いようのない戦いを繰り広げております。
プロレスのファイトスタイルといえば絵文字とヘンなところに打つ句点で
「プロレス!は、やはりストロング!!スタイルです(怒ってる顔文字)」
とか言う厄介な人から、ルチャ・リブレにデスマッチ、より総合格闘技に近いやり方などなど見るほうの好みも千差万別。
そこでフェアリー日本橋選手の試合を見たら…たぶんプロレスを知らない人ほどとっつきやすいし、プロレスに抱いている悪い意味での戦いのイメージはだいぶ緩和されると思う。
逆にプロレスの酸いも甘いも嗅ぎ分けて、ズンドコ団体から変わり種レスラーまで色々見てきたヨ、って人なら一発でお気に入り間違いなし。どっちに転んでもオイシイという大変レアな属性の持ち主だと思われます。
ヒラヒラ&キラキラのコスチュームに、魔法のステッキを携えて入場。華麗なステップでリングを一周しまずは自己紹介。
さらに対戦相手に
「お友達になりましょう?」
と持ち掛ける。断っても受け入れても構わない。たまに
「なるわけねえだろ!」
と蹴飛ばされたりもする。そしてそのまま相手に散々攻め込まれると
「お待ちになって!」
と試合を強引に止めてしまう。タッグマッチだとパートナーが苦戦してたりしても止めに入る。ダイナマイト関西さんが引退前に対戦した時は、必殺技をお見舞いしようと頭上高く持ち上げられた状態での
「お待ちになって!」
が炸裂して、そのまま降ろしてもらうという前代未聞の展開になったりもした。
もう斬新すぎてこの時点でもかなりお腹いっぱいだが、もっと驚くべき事態というか事故というかはこの後起こる。
なんとステッキを取り出して魔法をかけると言い出すのだ。ほらほら、ズンドコマニアの皆さんの顔がほころんでいる。私もこれが出ると待ってました! と言いたくなる。
そして魔法を放つのだが、これはフェアリー選手が持参した魔法のステッキを振ると対戦相手は吹っ飛んでしまうというものだ。初めは中々かからないが、だんだんとフェアリーワールドに引き込まれて行って…。
先日の5月5日松山座生野公演では、あのデスマッチの狂ったカリスマ
不適切おじさん、こと葛西純選手もフェアリー日本橋選手の魔法の餌食になってしまったのだ。恐るべき威力である。散々ぱらキチ〇イだのクソババアだの罵倒されたが見事な意趣返しをしてみせた。老若男女問わず様々な選手と対戦してきたことで抜群の度胸の持ち主でもあったのだ。この日の葛西純選手のパートナーはこれまた松山座が誇る狂ったカルトクイーン、松山みゆき選手。フェアリー日本橋選手のパートナーである世界一のリング屋さんであり巨漢のブルアーマーTAKUYA選手ともども生きて帰れるのか心配な顔合わせだったが見事に存在感を発揮して見せた。フェアリー日本橋としてのデビュー以来、それこそダイナマイト関西選手とは戦いの最中に本当にお友達になってしまいタッグを結成。色んな有名選手と戦ってきた歴戦の妖精仮面はダテではない。
いま日本の女子プロレスラーで独自の戦いを展開している選手といえば旧姓・広田さくら選手、救世忍者乱丸師匠と旧姓&救世のお二人が特に有名だが、ここに割って入れるのは松本都選手とフェアリー日本橋選手だろうと思われます。この4人が試合をする日が来るとしたら、それは乱丸師匠の乱丸フェスタか、松山座ではないかと思うのですが如何でしょうか座長。
混沌とした戦いの続く日本マット界に潤いをもたらす独自の世界観で戦う選手たちの試合を、みんなでもっと楽しめればいいと思う。それがそのまま日本マット界の、自分の応援している団体の文化水準の高さに繋がるからだ。要するに豊かな文化が育まれている証拠なのだ。
先鋭的になりすぎたり極端な思考に陥ったりしてアレもダメこれは認めない、ってしているとどんどん先細りして、細くなりすぎた針先はいつか呆気なくポキっと折れる。その針をくっつけても元には戻らない。そして声高に先鋭的な発言をしていた奴ほど責任は取らないくせに無責任な批判はいっちょ前以上にする。自分のお楽しみは自分で守らなくてはならない。私もフェアリー日本橋選手の開運にあやかるため物販に並んでいたけど、私の前のお客さんがアレコレとブツブツ注文を付け続けているのをきちんと断っていたし、でも写真撮影やサインを入れることについては丁寧に応じていた。こういうバランスのいい対応をしてくれているから、そのお客さんも結果的に納得して満足していたように見えたし私の時もほんわかと優しく対応してくれて嬉しかった。あとやっぱりマスクの奥は美人だと思う。デビュー時からマスクをつけていたが、勿体ないと言われていただけのことはある。また是非、幸運を分けて頂きに行きたいと思っております。応援してます。
2021年追記
フェアリー日本橋選手は惜しまれつつも引退されてしまわれたが、あの唯一無二の存在は日本の女子プロレスの歴史を変えたし、貴重な1ページを刻んでくれたと思っています。
お疲れ様でした。
それが、フェアリー日本橋選手についてのことです。
ご存じない方にご紹介しますと、そういうリングネームのプロレスラーです。
女性です。愛知県は愛・地球博跡地出身。あの辺りから東にかけては愛知県の屋根とも言われる茶臼山に繋がっていって長野県や岐阜県に抜けるんだけど確かに山深く、霧の立ちこむ森の奥深くといったところ。蝋人形の館でもありそうだが妖精さんの出身地だったとは。メルヘン愛知。
そんなメルヘンなリングネームの由来は、昔からフェアリーというニックネームで呼ばれていたから…と以前所属していた団体のDVDで見ました。今現在はフリーランスとなり、日本各地のリングで目撃されているフェアリー日本橋選手。
そのファイトスタイルは独特そのもの。まさにフェアリーとしか言いようのない戦いを繰り広げております。
プロレスのファイトスタイルといえば絵文字とヘンなところに打つ句点で
「プロレス!は、やはりストロング!!スタイルです(怒ってる顔文字)」
とか言う厄介な人から、ルチャ・リブレにデスマッチ、より総合格闘技に近いやり方などなど見るほうの好みも千差万別。
そこでフェアリー日本橋選手の試合を見たら…たぶんプロレスを知らない人ほどとっつきやすいし、プロレスに抱いている悪い意味での戦いのイメージはだいぶ緩和されると思う。
逆にプロレスの酸いも甘いも嗅ぎ分けて、ズンドコ団体から変わり種レスラーまで色々見てきたヨ、って人なら一発でお気に入り間違いなし。どっちに転んでもオイシイという大変レアな属性の持ち主だと思われます。
ヒラヒラ&キラキラのコスチュームに、魔法のステッキを携えて入場。華麗なステップでリングを一周しまずは自己紹介。
さらに対戦相手に
「お友達になりましょう?」
と持ち掛ける。断っても受け入れても構わない。たまに
「なるわけねえだろ!」
と蹴飛ばされたりもする。そしてそのまま相手に散々攻め込まれると
「お待ちになって!」
と試合を強引に止めてしまう。タッグマッチだとパートナーが苦戦してたりしても止めに入る。ダイナマイト関西さんが引退前に対戦した時は、必殺技をお見舞いしようと頭上高く持ち上げられた状態での
「お待ちになって!」
が炸裂して、そのまま降ろしてもらうという前代未聞の展開になったりもした。
もう斬新すぎてこの時点でもかなりお腹いっぱいだが、もっと驚くべき事態というか事故というかはこの後起こる。
なんとステッキを取り出して魔法をかけると言い出すのだ。ほらほら、ズンドコマニアの皆さんの顔がほころんでいる。私もこれが出ると待ってました! と言いたくなる。
そして魔法を放つのだが、これはフェアリー選手が持参した魔法のステッキを振ると対戦相手は吹っ飛んでしまうというものだ。初めは中々かからないが、だんだんとフェアリーワールドに引き込まれて行って…。
先日の5月5日松山座生野公演では、あのデスマッチの狂ったカリスマ
不適切おじさん、こと葛西純選手もフェアリー日本橋選手の魔法の餌食になってしまったのだ。恐るべき威力である。散々ぱらキチ〇イだのクソババアだの罵倒されたが見事な意趣返しをしてみせた。老若男女問わず様々な選手と対戦してきたことで抜群の度胸の持ち主でもあったのだ。この日の葛西純選手のパートナーはこれまた松山座が誇る狂ったカルトクイーン、松山みゆき選手。フェアリー日本橋選手のパートナーである世界一のリング屋さんであり巨漢のブルアーマーTAKUYA選手ともども生きて帰れるのか心配な顔合わせだったが見事に存在感を発揮して見せた。フェアリー日本橋としてのデビュー以来、それこそダイナマイト関西選手とは戦いの最中に本当にお友達になってしまいタッグを結成。色んな有名選手と戦ってきた歴戦の妖精仮面はダテではない。
いま日本の女子プロレスラーで独自の戦いを展開している選手といえば旧姓・広田さくら選手、救世忍者乱丸師匠と旧姓&救世のお二人が特に有名だが、ここに割って入れるのは松本都選手とフェアリー日本橋選手だろうと思われます。この4人が試合をする日が来るとしたら、それは乱丸師匠の乱丸フェスタか、松山座ではないかと思うのですが如何でしょうか座長。
混沌とした戦いの続く日本マット界に潤いをもたらす独自の世界観で戦う選手たちの試合を、みんなでもっと楽しめればいいと思う。それがそのまま日本マット界の、自分の応援している団体の文化水準の高さに繋がるからだ。要するに豊かな文化が育まれている証拠なのだ。
先鋭的になりすぎたり極端な思考に陥ったりしてアレもダメこれは認めない、ってしているとどんどん先細りして、細くなりすぎた針先はいつか呆気なくポキっと折れる。その針をくっつけても元には戻らない。そして声高に先鋭的な発言をしていた奴ほど責任は取らないくせに無責任な批判はいっちょ前以上にする。自分のお楽しみは自分で守らなくてはならない。私もフェアリー日本橋選手の開運にあやかるため物販に並んでいたけど、私の前のお客さんがアレコレとブツブツ注文を付け続けているのをきちんと断っていたし、でも写真撮影やサインを入れることについては丁寧に応じていた。こういうバランスのいい対応をしてくれているから、そのお客さんも結果的に納得して満足していたように見えたし私の時もほんわかと優しく対応してくれて嬉しかった。あとやっぱりマスクの奥は美人だと思う。デビュー時からマスクをつけていたが、勿体ないと言われていただけのことはある。また是非、幸運を分けて頂きに行きたいと思っております。応援してます。
2021年追記
フェアリー日本橋選手は惜しまれつつも引退されてしまわれたが、あの唯一無二の存在は日本の女子プロレスの歴史を変えたし、貴重な1ページを刻んでくれたと思っています。
お疲れ様でした。
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