42 / 320
ここにいるから
しおりを挟む
降りやまぬ雨の中
途切れない傘の群れ
あたしは ここにいるから
何も言わなくても ここにいるから
もしもあなたが いつか泣き出して
俯いて涙を 堪えてるときは
思い出して 何も変わらずに
声は聞こえてるから
鳴りやまぬ流行り歌
愛のため恋のため
あたしは ずっといるから
あなたの知ってる 場所に居るから
いつか何かが 不意にはじけ飛んで
誰を信じても 泣けてくるときは
思い出して どこにも見えないけど
声は届くから
幾つもの文字が 何もかも嫌にする
輝いた海も 煌めいた空も
何もかも嫌にする
だけど思い出して それはいつか
晴れるただの雲の 切れ端をいつまでも
追っているだけだと
あたしは ここにいるから
何も言わなくても ここにいるから
幾つもの言葉が 何もかも腐らせる
どんな誤解も どんな皮肉でも
何もかも腐らせる
だけど思い出して それを言えば
言うだけ鏡の中で 弱さにおびえることを
認めているだけだと
いつか晴れる雲の 切れ端をいつまでも
追っているだけだと
あたしが ここにいるから
何も言わなくても いつも同じ場所に
あたしは ずっといるから
途切れない傘の群れ
あたしは ここにいるから
何も言わなくても ここにいるから
もしもあなたが いつか泣き出して
俯いて涙を 堪えてるときは
思い出して 何も変わらずに
声は聞こえてるから
鳴りやまぬ流行り歌
愛のため恋のため
あたしは ずっといるから
あなたの知ってる 場所に居るから
いつか何かが 不意にはじけ飛んで
誰を信じても 泣けてくるときは
思い出して どこにも見えないけど
声は届くから
幾つもの文字が 何もかも嫌にする
輝いた海も 煌めいた空も
何もかも嫌にする
だけど思い出して それはいつか
晴れるただの雲の 切れ端をいつまでも
追っているだけだと
あたしは ここにいるから
何も言わなくても ここにいるから
幾つもの言葉が 何もかも腐らせる
どんな誤解も どんな皮肉でも
何もかも腐らせる
だけど思い出して それを言えば
言うだけ鏡の中で 弱さにおびえることを
認めているだけだと
いつか晴れる雲の 切れ端をいつまでも
追っているだけだと
あたしが ここにいるから
何も言わなくても いつも同じ場所に
あたしは ずっといるから
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる