5 / 29
1章
僕の幸せ
しおりを挟む
テントに来てから、一夜が明けた。
僕とシアは眠たい目を擦りながら、騎士団の早すぎる集合時間に何とか間に合うよう急いで身支度をする。
朝食を食べて、討伐へと向かう隊員さんたちを見送った。その後は救護テントの準備やら何やらをしていたら、あっという間に日が昇っていた。
「では二人とも。本日はよろしくお願いします」
「「はい!」」
ついに、臨時隊員としての仕事が始まった。
僕たちが今日使うのは主に治癒魔法。詠唱や魔術陣が必要な魔術と違って、イメージをもとに自身の魔力を錬成する即時的なものだ。
救護テントは、屋根だけある半屋内の造りで出来ている。なので、遠くで戦う騎士たちの声や魔獣の悲鳴がよく聞こえてくる。
(どうか誰も怪我なんてしませんように…)
そんな願いも虚しく、腕や足から血を流していたり、骨を折ってしまったりなどの重体患者が続々と運ばれてくる。
僕たちは哀しさややるせなさを感じながら、できる限り最上級の治癒魔法を施していく。
すると、突然一際大きな声が聞こえてきた。
「レオス隊長っ…!!!」
そう、聞こえた。
(え…?)
レオス様の名を呼ぶ、焦ったような声。
「ちょ、カナ!!」
考えるより先に体が動いて、僕は走り出した。
◇◇◇
僕が声のした場所に辿り着いたときには、信じられない光景が広がっていた。
大きな血溜まりと、その上に横たわる一人の隊員。レオス様だった。
近くにいる魔道士が総出で治癒魔法をかけているが、血が止まらないのか血溜まりは広がり続けている。
「レオス、様…?」
「り、リュードリア様…!?」
目に涙を浮かべながらレオス様を見ていた一人の隊員が、僕に気づいてさらに顔を青くした。
「す、すみません!!隊長が僕を庇って…!」
慌てたようなその声に、一部の魔道士もこちらを見る。魔道士たちは焦ったような顔をした後、何かに気づいたのか、急いで口を開いた。
「リュードリア様!どうか治療を…!」
呆然としていた僕は、その言葉にハッとしてレオス様の元に駆け寄った。
「…これは、呪いですね。魔獣の血が患部に付着したことで、傷が塞がらない呪いが発生しています。これは呪詛師の力でないと…」
「そんな…!」
絶望的な状況だ。魔獣の討伐隊には、基本的に騎士と魔術師しかいない。
呪いが発生するのはかなりのレアケースだ。
僕は焦りと嫌な思考を振り払うように、大声で指示を出した。
「そこの隊員の方はテントに戻って、転移陣で高位の呪詛師を連れてきてください!魔道士の皆さんは、傷を塞ぐ魔法ではなく僕の指示通り魔法を使ってください。延命作業にあたります!」
レオス様、レオス様。こんなところで死ぬなんて絶対に駄目です。
僕は泣きそうになりながら、自身の全魔力を注ぐつもりで魔法を使った。
やっと触れられる距離まで来たのに、温かいはずのその手はとても冷たい。
(失血が酷すぎる…!)
血が出ていかないように、切れた血管の壁を魔法で作製する。繊細すぎる魔法は、どんどん僕の魔力を奪って目眩を引き起こした。
それでも必死に魔法を使い続けていると、テントから僕を追ってきたシアとルドルフ様が姿を現した。
「ちょ、カナ…!もうとっくに限界きてるでしょ!!魔力切れが…!!」
「そん、なの…どうでもいい」
「どうでもいいわけない…!代わって!僕がやるから!」
「嫌だ!一瞬でも、離したら…」
レオス様が死んじゃいそうで。
その言葉は、口に出すにはあまりに恐ろしかった。
下唇を噛みながら溢れそうな涙をこらえ、擦り切れそうな神経をなんとか繋ぎ続けた。
「ごほっ…」
「レオス様!」
レオス様の意識が戻った。
わっと周囲が歓喜に湧く。しかし油断する訳にはいかないので、僕は厳しい声で呼びかけた。
「まだ油断しないでください!呪詛師が来るまで気を抜かないで!」
みんなその言葉にハッとし、また作業に集中してくれた。
「カナリエ…?」
「…!はい!レオス様!カナリエです!」
僕のこと、分かってくれた。
僕が嬉しさと愛しさに涙を滲ませていると、レオス様は震えた手で僕の頬を触った。
そして、すごく優しい顔で笑った。
「やっと、さわ、れ…」
「レオス、さま…?」
なんだか、ずっと前からこの瞳を、光景を知っているような気がした。
しかしすぐにその瞼は閉じられ、その直感の正体は謎のまま頭の隅に追いやられた。
少しの間作業が続き、さっきの隊員と呪詛師が到着した。ものの数分で呪いは解け、傷口を塞ぐ魔法をかける。
レオス様は、そうしてなんとか危ない状況を脱したのだった。
しかし多量の失血により、意識の戻らない時間が続いた。僕はその間ずっと、騎士団の宿舎の医務室に運ばれたレオス様のそばを離れることはなかった。
◇◇◇
夢を見る。
僕は誰かの元へ走っていて、たどり着くとその誰かの横に座って顔を覗き込む。
風が吹いて、気持ちよさそうに寝ているその前髪が揺れる。
風が運んだオレンジのような爽やかな匂いが鼻をくすぐった。
僕がその人に何かを言う。音は聞こえなくて、なんて言ったのか分からない。
開いた瞼から覗いた瞳は、太陽を閉じ込めたような綺麗な朱色だった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「___ぇ、__リエ、カナリエ」
「ん、ぅぅ…」
僕はいつの間にか寝ていたのか。何だかすごく幸せな夢を見た気がする。
「ふふ、寝顔も可愛いな…」
「ん…レオスさま?」
レオス様の声と、頭を撫でる誰かの手。その情報がすぐ一致しなくて、僕はゆっくりと目を開けた。
「レオス様…起きたのですね…!」
寝ていたはずのレオス様が、僕の頭を撫でながら微笑んでいた。
(ん?撫で…?)
「ほぁ?!」
「ははっ、ぐっすり寝ていたな?」
僕はレオス様が眠っていたベッドの横に座って、ベッドの端側に突っ伏すように寝ていた。
飛び起きた拍子に、レオス様の手を弾いてしまった。レオス様は朗らかに笑っていて、僕は撫でられていたことへの恥ずかしさと混乱でいっぱいになった。
するとレオス様は僕の腕をグイッと引っ張って抱き寄せた。
「はぁ、やっとだ…」
「え、あの、レオス様…?」
「驚いてるのか?可愛いな」
鼓動が耳元で鳴ってるのかと思うくらいうるさい。
なんでこんな状況に?
「君は、こんな匂いがするんだな…」
その言葉にドキッとした。
僕はレオス様の番ではなかったのだろうか。さっきまでの舞い上がった鼓動が嫌なものに変わる。
レオス様はいっそう強く僕を抱きしめてこう言った。
「こんなに愛おしい…俺の番」
「つ、番…?僕、レオス様の番ですか…?」
僕の感極まった問いかけに答えるように、頬に唇を落とされた。
吸い込んだレオス様の匂いが、これは現実だと教えてくれる。
嬉しさのあまり、目の前のからだを強く抱きしめ返す。
「レオス様、嬉しいです…!」
「俺もだ。愛してるよ、カナリエ」
そう言って、レオス様は僕の頬を撫でた。見つめ合う瞳が熱い。
「僕も、愛してます」
溢れ出る幸せが伝わるように、精一杯の笑顔で答える。するとレオス様もすごく嬉しそうに笑ってくれた。
ふいに頬を撫でる手が顎を掴んで、少し上に傾けられる。レオス様の綺麗な顔が近づいてきて、僕は慌てて目を瞑った。
フッと笑う音が聞こえたと思うと、次の瞬間唇に何か柔らかいものが触れて、キスされたのだと分かった。
「へぁ…」
「…ははっ、間抜けな声も可愛いな?」
思わず出てしまった声を笑われて、でも可愛いと言われて。
恥ずかしさと僅かな嬉しさで高ぶった感情は、あっという間に僕の顔を赤く染めた。
「きゅ、急にするなんてズルです!」
「ズル…ふっ、そうか。ごめんな」
「また笑った…!」
感情に任せてレオス様の胸を叩くも、微動だにしない。むしろそれはレオス様の手にあっさりと止められてしまって、またぎゅっと体ごと腕の中に収められた。
「あまりに可愛いから揶揄いすぎてしまったな…すまない」
「~~っ…やっぱり、ズルいです」
そんなこと言われたら、許すしかないじゃないか。
あまりに幸せな状況に、今世界一幸せな人間は自分だと、本気で思った。
「今まで知れなかったレオス様のこと、沢山知りたいです」
「俺もだ」
そう言うとまた唇が降ってくる。身体がじんわりと熱くなるような長いキスをした。
これからは会えなかった時間を埋めるくらい、沢山のときを一緒に過ごしたい。
そして最後には、このキスのように誰も知らないレオス様を僕だけのものにして、僕の全部をレオス様にあげるんだ。
いつか来るそのときを想って、初めて貰った僕だけのレオス様を堪能しようと、再び目を閉じたのだった。
【魔術師の恋編 終】
僕とシアは眠たい目を擦りながら、騎士団の早すぎる集合時間に何とか間に合うよう急いで身支度をする。
朝食を食べて、討伐へと向かう隊員さんたちを見送った。その後は救護テントの準備やら何やらをしていたら、あっという間に日が昇っていた。
「では二人とも。本日はよろしくお願いします」
「「はい!」」
ついに、臨時隊員としての仕事が始まった。
僕たちが今日使うのは主に治癒魔法。詠唱や魔術陣が必要な魔術と違って、イメージをもとに自身の魔力を錬成する即時的なものだ。
救護テントは、屋根だけある半屋内の造りで出来ている。なので、遠くで戦う騎士たちの声や魔獣の悲鳴がよく聞こえてくる。
(どうか誰も怪我なんてしませんように…)
そんな願いも虚しく、腕や足から血を流していたり、骨を折ってしまったりなどの重体患者が続々と運ばれてくる。
僕たちは哀しさややるせなさを感じながら、できる限り最上級の治癒魔法を施していく。
すると、突然一際大きな声が聞こえてきた。
「レオス隊長っ…!!!」
そう、聞こえた。
(え…?)
レオス様の名を呼ぶ、焦ったような声。
「ちょ、カナ!!」
考えるより先に体が動いて、僕は走り出した。
◇◇◇
僕が声のした場所に辿り着いたときには、信じられない光景が広がっていた。
大きな血溜まりと、その上に横たわる一人の隊員。レオス様だった。
近くにいる魔道士が総出で治癒魔法をかけているが、血が止まらないのか血溜まりは広がり続けている。
「レオス、様…?」
「り、リュードリア様…!?」
目に涙を浮かべながらレオス様を見ていた一人の隊員が、僕に気づいてさらに顔を青くした。
「す、すみません!!隊長が僕を庇って…!」
慌てたようなその声に、一部の魔道士もこちらを見る。魔道士たちは焦ったような顔をした後、何かに気づいたのか、急いで口を開いた。
「リュードリア様!どうか治療を…!」
呆然としていた僕は、その言葉にハッとしてレオス様の元に駆け寄った。
「…これは、呪いですね。魔獣の血が患部に付着したことで、傷が塞がらない呪いが発生しています。これは呪詛師の力でないと…」
「そんな…!」
絶望的な状況だ。魔獣の討伐隊には、基本的に騎士と魔術師しかいない。
呪いが発生するのはかなりのレアケースだ。
僕は焦りと嫌な思考を振り払うように、大声で指示を出した。
「そこの隊員の方はテントに戻って、転移陣で高位の呪詛師を連れてきてください!魔道士の皆さんは、傷を塞ぐ魔法ではなく僕の指示通り魔法を使ってください。延命作業にあたります!」
レオス様、レオス様。こんなところで死ぬなんて絶対に駄目です。
僕は泣きそうになりながら、自身の全魔力を注ぐつもりで魔法を使った。
やっと触れられる距離まで来たのに、温かいはずのその手はとても冷たい。
(失血が酷すぎる…!)
血が出ていかないように、切れた血管の壁を魔法で作製する。繊細すぎる魔法は、どんどん僕の魔力を奪って目眩を引き起こした。
それでも必死に魔法を使い続けていると、テントから僕を追ってきたシアとルドルフ様が姿を現した。
「ちょ、カナ…!もうとっくに限界きてるでしょ!!魔力切れが…!!」
「そん、なの…どうでもいい」
「どうでもいいわけない…!代わって!僕がやるから!」
「嫌だ!一瞬でも、離したら…」
レオス様が死んじゃいそうで。
その言葉は、口に出すにはあまりに恐ろしかった。
下唇を噛みながら溢れそうな涙をこらえ、擦り切れそうな神経をなんとか繋ぎ続けた。
「ごほっ…」
「レオス様!」
レオス様の意識が戻った。
わっと周囲が歓喜に湧く。しかし油断する訳にはいかないので、僕は厳しい声で呼びかけた。
「まだ油断しないでください!呪詛師が来るまで気を抜かないで!」
みんなその言葉にハッとし、また作業に集中してくれた。
「カナリエ…?」
「…!はい!レオス様!カナリエです!」
僕のこと、分かってくれた。
僕が嬉しさと愛しさに涙を滲ませていると、レオス様は震えた手で僕の頬を触った。
そして、すごく優しい顔で笑った。
「やっと、さわ、れ…」
「レオス、さま…?」
なんだか、ずっと前からこの瞳を、光景を知っているような気がした。
しかしすぐにその瞼は閉じられ、その直感の正体は謎のまま頭の隅に追いやられた。
少しの間作業が続き、さっきの隊員と呪詛師が到着した。ものの数分で呪いは解け、傷口を塞ぐ魔法をかける。
レオス様は、そうしてなんとか危ない状況を脱したのだった。
しかし多量の失血により、意識の戻らない時間が続いた。僕はその間ずっと、騎士団の宿舎の医務室に運ばれたレオス様のそばを離れることはなかった。
◇◇◇
夢を見る。
僕は誰かの元へ走っていて、たどり着くとその誰かの横に座って顔を覗き込む。
風が吹いて、気持ちよさそうに寝ているその前髪が揺れる。
風が運んだオレンジのような爽やかな匂いが鼻をくすぐった。
僕がその人に何かを言う。音は聞こえなくて、なんて言ったのか分からない。
開いた瞼から覗いた瞳は、太陽を閉じ込めたような綺麗な朱色だった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「___ぇ、__リエ、カナリエ」
「ん、ぅぅ…」
僕はいつの間にか寝ていたのか。何だかすごく幸せな夢を見た気がする。
「ふふ、寝顔も可愛いな…」
「ん…レオスさま?」
レオス様の声と、頭を撫でる誰かの手。その情報がすぐ一致しなくて、僕はゆっくりと目を開けた。
「レオス様…起きたのですね…!」
寝ていたはずのレオス様が、僕の頭を撫でながら微笑んでいた。
(ん?撫で…?)
「ほぁ?!」
「ははっ、ぐっすり寝ていたな?」
僕はレオス様が眠っていたベッドの横に座って、ベッドの端側に突っ伏すように寝ていた。
飛び起きた拍子に、レオス様の手を弾いてしまった。レオス様は朗らかに笑っていて、僕は撫でられていたことへの恥ずかしさと混乱でいっぱいになった。
するとレオス様は僕の腕をグイッと引っ張って抱き寄せた。
「はぁ、やっとだ…」
「え、あの、レオス様…?」
「驚いてるのか?可愛いな」
鼓動が耳元で鳴ってるのかと思うくらいうるさい。
なんでこんな状況に?
「君は、こんな匂いがするんだな…」
その言葉にドキッとした。
僕はレオス様の番ではなかったのだろうか。さっきまでの舞い上がった鼓動が嫌なものに変わる。
レオス様はいっそう強く僕を抱きしめてこう言った。
「こんなに愛おしい…俺の番」
「つ、番…?僕、レオス様の番ですか…?」
僕の感極まった問いかけに答えるように、頬に唇を落とされた。
吸い込んだレオス様の匂いが、これは現実だと教えてくれる。
嬉しさのあまり、目の前のからだを強く抱きしめ返す。
「レオス様、嬉しいです…!」
「俺もだ。愛してるよ、カナリエ」
そう言って、レオス様は僕の頬を撫でた。見つめ合う瞳が熱い。
「僕も、愛してます」
溢れ出る幸せが伝わるように、精一杯の笑顔で答える。するとレオス様もすごく嬉しそうに笑ってくれた。
ふいに頬を撫でる手が顎を掴んで、少し上に傾けられる。レオス様の綺麗な顔が近づいてきて、僕は慌てて目を瞑った。
フッと笑う音が聞こえたと思うと、次の瞬間唇に何か柔らかいものが触れて、キスされたのだと分かった。
「へぁ…」
「…ははっ、間抜けな声も可愛いな?」
思わず出てしまった声を笑われて、でも可愛いと言われて。
恥ずかしさと僅かな嬉しさで高ぶった感情は、あっという間に僕の顔を赤く染めた。
「きゅ、急にするなんてズルです!」
「ズル…ふっ、そうか。ごめんな」
「また笑った…!」
感情に任せてレオス様の胸を叩くも、微動だにしない。むしろそれはレオス様の手にあっさりと止められてしまって、またぎゅっと体ごと腕の中に収められた。
「あまりに可愛いから揶揄いすぎてしまったな…すまない」
「~~っ…やっぱり、ズルいです」
そんなこと言われたら、許すしかないじゃないか。
あまりに幸せな状況に、今世界一幸せな人間は自分だと、本気で思った。
「今まで知れなかったレオス様のこと、沢山知りたいです」
「俺もだ」
そう言うとまた唇が降ってくる。身体がじんわりと熱くなるような長いキスをした。
これからは会えなかった時間を埋めるくらい、沢山のときを一緒に過ごしたい。
そして最後には、このキスのように誰も知らないレオス様を僕だけのものにして、僕の全部をレオス様にあげるんだ。
いつか来るそのときを想って、初めて貰った僕だけのレオス様を堪能しようと、再び目を閉じたのだった。
【魔術師の恋編 終】
76
あなたにおすすめの小説
竜の生贄になった僕だけど、甘やかされて幸せすぎっ!【完結】
ぬこまる
BL
竜の獣人はスパダリの超絶イケメン!主人公は女の子と間違うほどの美少年。この物語は勘違いから始まるBLです。2人の視点が交互に読めてハラハラドキドキ!面白いと思います。ぜひご覧くださいませ。感想お待ちしております。
みなしご白虎が獣人異世界でしあわせになるまで
キザキ ケイ
BL
親を亡くしたアルビノの小さなトラは、異世界へ渡った────……
気がつくと知らない場所にいた真っ白な子トラのタビトは、子ライオンのレグルスと出会い、彼が「獣人」であることを知る。
獣人はケモノとヒト両方の姿を持っていて、でも獣人は恐ろしい人間とは違うらしい。
故郷に帰りたいけれど、方法が分からず途方に暮れるタビトは、レグルスとふれあい、傷ついた心を癒やされながら共に成長していく。
しかし、珍しい見た目のタビトを狙うものが現れて────?
大学一軍イケメンにいちご狩りに誘われた陰キャの俺、なぜかいちごじゃなくて俺が喰われたんだが(?)
子犬一 はぁて
BL
大学一軍イケメン×大学九軍陰キャ
喰われるなんて聞いてないんだが(?)
俺はただ、
いちご狩りに誘われただけだが。
なのに──
誘ってきた大学一軍イケメンの海皇(21)に
なぜか俺が捕まって食われる展開に?
ちょっと待てい。
意味がわからないんだが!
いちご狩りから始まる
ケンカップルいちゃらぶBL
※大人描写のある話はタイトルに『※』あり
クズ令息、魔法で犬になったら恋人ができました
岩永みやび
BL
公爵家の次男ウィルは、王太子殿下の婚約者に手を出したとして犬になる魔法をかけられてしまう。好きな人とキスすれば人間に戻れるというが、犬姿に満足していたウィルはのんびり気ままな生活を送っていた。
そんなある日、ひとりのマイペースな騎士と出会って……?
「僕、犬を飼うのが夢だったんです」
『俺はおまえのペットではないからな?』
「だから今すごく嬉しいです」
『話聞いてるか? ペットではないからな?』
果たしてウィルは無事に好きな人を見つけて人間姿に戻れるのか。
※不定期更新。主人公がクズです。女性と関係を持っていることを匂わせるような描写があります。
最強の騎士団長はパン屋の青年に癒される
ゆら
BL
転生したカイは、亡くなった両親の跡を継ぎパン屋を営んでいる。最近常連になった男、ルグランジュは最強と名高い騎士団長。センチネルとして有能だが、冷酷と評されるルグランジュだったが、それを知らないカイの前では笑みを見せ──。
最強のセンチネル×パン屋の青年の、センチネルバース物語。
*大人シーン
美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
転移先で辺境伯の跡継ぎとなる予定の第四王子様に愛される
Hazuki
BL
五歳で父親が無くなり、七歳の時新しい父親が出来た。
中1の雨の日熱を出した。
義父は大工なので雨の日はほぼ休み、パートに行く母の代わりに俺の看病をしてくれた。
それだけなら良かったのだが、義父は俺を犯した、何日も。
晴れた日にやっと解放された俺は散歩に出掛けた。
連日の性交で身体は疲れていたようで道を渡っているときにふらつき、車に轢かれて、、、。
目覚めたら豪華な部屋!?
異世界転移して森に倒れていた俺を助けてくれた次期辺境伯の第四王子に愛される、そんな話、にする予定。
⚠️最初から義父に犯されます。
嫌な方はお戻りくださいませ。
久しぶりに書きました。
続きはぼちぼち書いていきます。
不定期更新で、すみません。
女神様の間違いで落とされた、乙女ゲームの世界で愛を手に入れる。
にのまえ
BL
バイト帰り、事故現場の近くを通ったオレは見知らぬ場所と女神に出会った。その女神は間違いだと気付かずオレを異世界へと落とす。
オレが落ちた異世界は、改変された獣人の世界が主体の乙女ゲーム。
獣人?
ウサギ族?
性別がオメガ?
訳のわからない異世界。
いきなり森に落とされ、さまよった。
はじめは、こんな世界に落としやがって! と女神を恨んでいたが。
この異世界でオレは。
熊クマ食堂のシンギとマヤ。
調合屋のサロンナばあさん。
公爵令嬢で、この世界に転生したロッサお嬢。
運命の番、フォルテに出会えた。
お読みいただきありがとうございます。
タイトル変更いたしまして。
改稿した物語に変更いたしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる