前世を思い出したけど推しの義弟が最恐のヤンデレラスボスだったので俺が幸せにしてみせます

柊 らんか

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28.愛されているんだね

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 新たに現れた三匹の魔狼は、先の一匹よりもやや小柄だ。
 ということは、あそこで檻の中で大暴れしている魔狼が群れの長という事だ。


 檻に捕らえられているボスの姿に怒りを示すように二匹は唸りながらジルバードとカイルを囲って円を描くようにゆっくりと歩く。

 木々の間を縫うように動くその姿は、まるで影が踊り狂っているかのようだった。

「いいか、カイル。俺が合図したら一気に走り出してくれよ」

 決して三匹から目を逸らさず、落ち着いた声で話しかける。
 その間にも、仲間を呼ぶという目的を無事に達成した檻の中の魔狼は再び激しく体当たりを始めた。分厚い氷にもうヒビを入れ始めている。


「おいおい、ジルバード。そんなカッコいいことばっか言ってんなよ」


 (違う、そうじゃないんだ……)

 ジルバードの胸中で葛藤が渦巻く。最大火力で氷を放てば、この一帯を一瞬で氷漬けにできるだろう。だが、カイルがそこにいる限り、彼を巻き込む危険は避けられない。とはいえ、「足手まといだから離れろ」とは、とても言えなかった。


「……カイル、俺が群れを引き受けるから檻の中の魔狼を見張っててくれ」

「おうよ!」

 その言葉を合図に一斉に飛びかかってくる三匹に向かって、ジルバードは釘を模した氷を無数に作りだして狙いを定めた。

 一匹は釘に撃ち抜かれて土に伏す。もう二匹は上手く上と横に避けたのを見て、正面からの猛攻には盾で、同時に側面には槍を放つと、槍の先は肩を貫き地面には鮮血が散った。

 息つく間もなく、正面の魔狼が咆哮を上げて飛びかかってきたが、地面から突き上がるように氷柱でその体を貫くと氷が軋む音とともに、魔狼の動きが止まった。

 三匹の影が流れるように闇に沈んでいくほんの一瞬の流れに見惚れていたカイルが息を吐き、ほうっと感嘆の声を漏らす。 


「規格外すぎ……」 
「まだ、終わってない!よそ見をするなカイル!」

 だが、その言葉の余韻を残す間もなく森の静寂を切り裂くような鋭い音がした。
 カイルがその音に気づいた頃には、檻は粉砕され、破片は四方に散らばり鋭い音を立てて地面に落ちた。


 ジルバードは内心舌打ちをする。やはり先程の三匹とは格が違う。

 体は一回り大きく、黒銀の毛並みに刻まれた無数の傷跡が、その苛烈な生を物語る。獲物を見据える瞳には、獣の本能だけでなく、知性と怒りが宿っていた。

 破片が鋭い音を立てて飛び散り、森に不穏な響きが広がる。カイルが剣を構え直し、ジルバードが鋭く目を細めた。 

「……さすが、ボスなだけあるね」 

 ジルバードの声が静かに響く。魔狼が一歩踏み出すと、爪が土を抉り、微かな土煙が舞った。
 カイルが剣を握り、剣身に風魔法を纏うのを待たず魔狼は地面蹴り、驚異的な速さでカイルへと飛びかかる。

「おおおおぉ!こいやぁ!!!」 

 カイルが両手を振り上げると、風が渦を巻き、鋭い風刃が魔狼を切りつけた。側面に血が滲むが、致命傷には届かず、魔狼は咆哮を上げて勢いを増す。 

「カイル、ダメだ!」 

 魔狼とカイルの間に瞬時に氷の壁を隔てるも圧倒的な衝撃に耐えられず粉砕し、カイルごと吹っ飛ばした。
 剣が手から離れ、地面に突き刺さる。 

「カイル、大丈夫だから。絶対に。」

 ジルバードは即座に倒れたカイルを庇うように間に入り込み、魔力を全力で解き放つ。地面から巨大な氷柱が突き上がり、地響きと共に足元からひび割れが広がっていく。  

 地面が震え、空気が凍てつき、瞬く間に氷の嵐が森を包み込む。鋭い氷の結晶が渦巻きながら魔狼を襲い、その猛攻を押し留めた。

「……もうこの際、全てを壊してでも、こいつを、っ」

 歯を食いしばり、彼はさらに魔力を注ぎ込む。氷柱が膨張し、魔狼を押し返したように見えた、その刹那───。

 低く、獰猛な唸りが響く。

 霧氷の帳を引き裂き、魔狼が最後の力を振り絞って彼の死角から飛びかかろうとしていることに、ジルバードは気づかなかった。


「ジルバード、後ろだ!」 

 カイルの叫びに一瞬反応が遅れる。
 魔狼の爪が背後から振り下ろされジルバードの肩を掠め、肩は灼熱を錯覚するような痛みに襲われた。

 そちらに気を取られた、ほんの一瞬だった。


 視界が揺れ、意識すらごちゃ混ぜに、魔力も殆ど使い切って吐き気が襲う。
 獰猛な牙をむき出しにしてこちらに襲いかかってくる魔狼がやけにゆっくり見えるのに、身体は全く動かず、迫る影を瞳で追ったその瞬間──。


「っぁぁあ、ああ、あ、つい、!」

 当然、身体の内側から何かが突き破るような、爆ぜるような熱さが迸り、ジルバードは訳も分からず身悶えた後、思わず地面に崩れ落ち手をつく。


 突然の異変に魔狼は瞬時に後ろに飛んで距離を取った。

 空気が一瞬にして熱を帯び、木々の葉が焼けるような焦げ臭い匂いに驚いて顔を上げる。

 ジルバードの瞳が驚愕に見開かれ、カイルが地面に倒れたまま息を呑む。

「な、に……」

 体を覆う熱波の先に立っていたのは、燃え盛る炎を纏って陽炎に揺れる美しい獅子だった。

 燃え盛る鬣が天を焦がすように揺れ、まるで太陽が地上に降り立ったかのような眩しさを放つ。紺碧の瞳は深淵を貫く威厳に満ち、瞬く間に森の支配者となった。


 獅子はまるでジルバードを護るようにして背に隠すと、突然の強者に怯んで後退る魔狼に向かい、大気が震うほどの咆哮をした。

 炎の獅子が一歩踏み出すと、地は焦げ、熔けた土が黒煙を上げて微かに音を立てた。紅蓮の牙が振り下ろされると、空気が爆ぜ、衝撃波が魔狼を吹き飛ばす。

 その鬣から飛び散る火花は星屑のように舞い、闇を切り裂く光の刃となって周囲を照らし出す。獅子の咆哮が再び響き渡ると、森の全てがその力に屈するかのように静まり返り、風さえも止まったかのようだった。

 ジルバードは肩の痛みを忘れ、立ち尽くしたままその背中を見つめた。

「なあ、ジルバード……これって、おまえの……」

 なんて、美しいのだろう。雄大で孤高で唯一で圧倒的な、王者の背中。この背中を、知らないはずない。
 だって、俺はだれよりも、何よりもこの背中をおいかけて───。

「ああ……」


 獅子が魔狼に向かって再び咆哮を上げると、その音は森を貫き、地面を震わせた。

 後退る魔狼を追い詰めるように一歩ずつ踏みしめる。
 紅蓮の牙が一閃し、空気が裂ける音とともに魔狼の体を灼き切ると、衝撃が地面を叩き、土が跳ね上がった。

 魔狼はあっけなく咆哮を上げながら倒れ、まるで先ほどまでの威勢が嘘のようにぴたりと動かなくなった。  


 息も絶え絶えな魔狼を暫く見下ろしたかと思えば、興味が無くなったかのように翻してゆっくりと歩き出してジルバードの方へと近づいてくる。


 紅蓮の鬣が揺れ、紺碧の瞳が彼をじっと見つめていた。熱風が顔を撫で、地面がその重さに耐えかねて微かに軋む。獅子の足跡には焦げた痕が残り、まるで獅子として生きているかのような存在感がジルバードを圧倒した。
 一歩、また一歩と近づくたび、熱気が強まり、彼の頬に一筋汗が伝った。


「……兄…上……?」  

 小さく尋ねても、獅子は何の反応も示さない。
 ただ、その紺碧の瞳がじっとジルバードを見つめているだけ。
 それでも、ジルバードは熱いものが胸を突き上げて仕方がなかった。


 獅子はしばらくジルバードの前で佇んだ。熱風が彼の髪を揺らし、肩の傷に染みる痛みが与えられたことさえ昂りを煽る。


 やがて、獅子はその姿をゆっくりと溶かしていく。眩い炎が風に流され、星屑のように散りながら消えていった。最後の火花が地面に落ち、微かな煙を上げて消えるまで、ジルバードは動かずに見つめ続けていた。


「ジルバード……!無事か!?」

「…………」

「命に別状は無さそうだな……!良かった。それにしても、あれ、本当に綺麗でさ。思わず見惚れちゃったよ」

「……うん」

「いやぁ、でも守護魔法かけて貰えてたおかげで本当に命拾いしたな、お前も、ついでに俺も。」

「……守護魔法?」

「え、そうだろ?あんなに立派な守護魔法を発動する今の今までずっとかけ続けて貰えてたんだな。」

 ───あんな大層な守護魔法じゃ、発動して魔法自体が消えるまで、掛けてからずっと莫大な魔力を吸い続けていたと思うぜ。


 そう、続けられたカイルの言葉に、もう、俺はどんな顔をしたらいいのか、分からなかった。
 胸が苦しい、もうずっと。たぶん、あの家に引き取られたあの日から。

「なあ、あの火魔法。……本当に、いい兄ちゃんなんだな。」
「っ、ああ」

 本当に、そうなんだ。
 兄上はただその背中を追う俺を、ちゃんと振り返ってくれるんだ。いつだって置いていったりせず、俺が転べば手を伸ばしてくれて、ずっと、背中を追い掛けさせてくれるんだ。

「それにしても、守護魔法であの威力って。とんだパワーブラザーだね。パワーカップルならぬ。しかもパワーって物理。ハハハ」
「……うん」
「うんって何?」

 力の入らない足を無理やり動かし、ふらつきながら魔狼へと歩み寄る。
 そっと口元に手を当て呼吸が止まっていることを確かめると、その鋭い牙を折り取った。

「……カイル、君の分も」
「おう!助かる!」

 カイルが受け取りながら苦笑したので、ジルバードが不思議そうに顔を傾けた。


「いや…俺今回本当に何もしてないなって思ってさ」
「そんなことないよ。それに…兄上の魔法がなければ、俺も死んでたと思うし」

 ジルバードはゆっくりと震える手のひらを開いた。
 握りしめていた牙が、木漏れ日に照らされて鈍く輝く。

 ──これは、俺が自力で手にしたものじゃない。兄上に、取らせていただいたようなものだ。
 その事実に胸が軋んだ。悔しい、自分が情けない。そういう気持ちだってもちろんある。

 けれど、気づけば喉の奥から笑いが漏れそうになるのに気づいて、手を口に押し当てて必死に押し殺した。
 ぞくりとした感覚が背筋を駆け抜ける。唇で感じる自分の手が異様に熱かった。

 指先がかすかに震える。
 魔力は生命そのもの。知らぬ間に、俺は兄上の魔力を、兄上の命を削って護られていた。

 頭に焼き付いて離れない、赤く輝く獅子の炎。
 神々しいほどに美しく、荘厳で、何よりも強く、恐ろしく、それでいて優しかった。
 あの獅子はまさに兄上を体現したような姿だった。俺を守るためだけに燃えていた。


 兄上はずっと、俺の中で生きていた。


 俺の体の中で、俺の魔力と混ざり合い、命すら燃やして、───俺はずっと、知らずに。なんということだろうか。

 嬉しくて、震える。
 誇らしくて、胸が苦しい。
 世界の美しさに、息が詰まる。



「ねえジルバード、お前は本当に兄ちゃんに、」


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