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第2話 生者を道連れ死者の旅!?~現地人とのファーストコミュニケーション~
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木々をなぎ倒し立ちふさがるものを容赦なく塵にする。
私はただ走る。巨大なカエルからヘビ、多頭の獣を蹴散らして。素材回収にも隙はない。浮遊させている<デストラクション・オブ・ザ・バイブル>が髑髏のレリーフの口で死骸をマルッと飲み込む。<デストラクション・オブ・ザ・バイブル>にはアイテムボックスの機能が搭載されているのデス!……。
そんなこんで、荷馬車の車輪跡が続く道に到着!。樹海側から道を見ると辺りは草原。右手には高々と山が存在し、左手には道が草原を割るように延びている。私は左手の方に進むことにした。
樹海を進むときに今の体がどれほどのものか試してみたが、正に人外の者の性能を発揮した。木々は走る余波でボキボキと折れていった。斧を使って切り倒すのに何年掛かるかわからない太さの樹木が簡単に。魔物は私を視界に捉えるとなりふり構わず、全力で逃げっていった。逃げ足は速かったが私が思いっきり一歩踏み出すだけで一瞬でゼロレンジに達し、そのまま足蹴りしただけで絶命した。なので、生きている人がいないうちに自分に擬装を発動させる。擬装後の身体能力は見た目どおりの生きた人と同じになる。さらに、擬装には姿の変更も可能。私は天井砂糖子の17才ボディから10才の少女ボディに変更し衣服も純白のドレスから旅人が着るような丈夫な服とフード付きのマントにする。
《リビングデッド・シュガー・ガールズ》のプレイヤーアバターはRPGでいうところの魔王や邪神などのボスキャラで2回の変身ができる。人型から獣や龍、アストラル体の精霊になる事ができ、私の場合は10才、15才、20才時の姿を登録している。今回は擬装の効果によるものなので変身の効果はない。というか、少女に戻ってるし。10才と15才のときの戦闘力は大差はない。ただ、15才だと生産系のスキルが大きく強化される。20才時の戦闘力は10才と15才時をはるかに上回る。現状から考えて山とか軽く消し飛ばせるくらい?。そのくらい、20才時の戦闘力とスキルがとにかくヤバイ。破壊活動なら神さえ超えてるかもしれない……。
生きた者に怪しまれて詰問されたら薬草を売りに来たという設定で押し通そうと思う。最悪、泣く。少女の涙に勝てる人はいるかな?。ただ、薬草が樹海で採取したものというのが問題だ。特上物ですよ。私が鑑定したから間違いない。草原には薬草や毒草すら見当たらないし。やっかい事に巻き込まれたらそのとき考えよう。擬装を解除すれば戦闘面では問題ないし。
<デストラクション・オブ・ザ・バイブル>から引っ張り出した植物を編んで作った籠に薬草を入れ布でフタをする。それを持ちながらトボトボと道をたどる。空は快晴、吹き抜ける風が気持ちいい。辺りに魔物はいない、遠くから鳥のさえずりが聞こえるだけ。
モクモクの大きな雲を眺めながらまだ歩いていると後ろからガタゴトガタゴトと騒がしい音が迫ってきた。
音のする方に目をやると荷馬車が道に沿って走っているのが見えた。私は道の上から外れて荷馬車が通りぬけるのを見物する。男の御者と荷馬車には荷物が乗せられ縄で縛りつけてあり、その後ろに金髪が綺麗な女の人が乗っている。美人だなと西洋風で大人びた女性を見ていると、私と目が合ってしまった。まぁ、速くて少しの間だったけれど。
ちょっとの恥ずかしさを感じながら道を進む。またまた、雲を見上げながら夜になったら少し走ろうと考えていると前の方からブルブルと動物の鳴き声が聞こえ見ると、ついさっきの荷馬車が休憩中なのか道を外れて止まっていた。
とりあえず、道を進み荷馬車の横を通り抜けようとしたらイベント発生!目が合ってしまった美人なお姉さんがあらわれた。
「こんにちは、少し私とお話しませんか?私はライトツリー商会のメリッサです」
「は、はい……少しなら。私はシュガーと言います」
現地の人とのファーストコミュニケーションを始めます!!。
私はただ走る。巨大なカエルからヘビ、多頭の獣を蹴散らして。素材回収にも隙はない。浮遊させている<デストラクション・オブ・ザ・バイブル>が髑髏のレリーフの口で死骸をマルッと飲み込む。<デストラクション・オブ・ザ・バイブル>にはアイテムボックスの機能が搭載されているのデス!……。
そんなこんで、荷馬車の車輪跡が続く道に到着!。樹海側から道を見ると辺りは草原。右手には高々と山が存在し、左手には道が草原を割るように延びている。私は左手の方に進むことにした。
樹海を進むときに今の体がどれほどのものか試してみたが、正に人外の者の性能を発揮した。木々は走る余波でボキボキと折れていった。斧を使って切り倒すのに何年掛かるかわからない太さの樹木が簡単に。魔物は私を視界に捉えるとなりふり構わず、全力で逃げっていった。逃げ足は速かったが私が思いっきり一歩踏み出すだけで一瞬でゼロレンジに達し、そのまま足蹴りしただけで絶命した。なので、生きている人がいないうちに自分に擬装を発動させる。擬装後の身体能力は見た目どおりの生きた人と同じになる。さらに、擬装には姿の変更も可能。私は天井砂糖子の17才ボディから10才の少女ボディに変更し衣服も純白のドレスから旅人が着るような丈夫な服とフード付きのマントにする。
《リビングデッド・シュガー・ガールズ》のプレイヤーアバターはRPGでいうところの魔王や邪神などのボスキャラで2回の変身ができる。人型から獣や龍、アストラル体の精霊になる事ができ、私の場合は10才、15才、20才時の姿を登録している。今回は擬装の効果によるものなので変身の効果はない。というか、少女に戻ってるし。10才と15才のときの戦闘力は大差はない。ただ、15才だと生産系のスキルが大きく強化される。20才時の戦闘力は10才と15才時をはるかに上回る。現状から考えて山とか軽く消し飛ばせるくらい?。そのくらい、20才時の戦闘力とスキルがとにかくヤバイ。破壊活動なら神さえ超えてるかもしれない……。
生きた者に怪しまれて詰問されたら薬草を売りに来たという設定で押し通そうと思う。最悪、泣く。少女の涙に勝てる人はいるかな?。ただ、薬草が樹海で採取したものというのが問題だ。特上物ですよ。私が鑑定したから間違いない。草原には薬草や毒草すら見当たらないし。やっかい事に巻き込まれたらそのとき考えよう。擬装を解除すれば戦闘面では問題ないし。
<デストラクション・オブ・ザ・バイブル>から引っ張り出した植物を編んで作った籠に薬草を入れ布でフタをする。それを持ちながらトボトボと道をたどる。空は快晴、吹き抜ける風が気持ちいい。辺りに魔物はいない、遠くから鳥のさえずりが聞こえるだけ。
モクモクの大きな雲を眺めながらまだ歩いていると後ろからガタゴトガタゴトと騒がしい音が迫ってきた。
音のする方に目をやると荷馬車が道に沿って走っているのが見えた。私は道の上から外れて荷馬車が通りぬけるのを見物する。男の御者と荷馬車には荷物が乗せられ縄で縛りつけてあり、その後ろに金髪が綺麗な女の人が乗っている。美人だなと西洋風で大人びた女性を見ていると、私と目が合ってしまった。まぁ、速くて少しの間だったけれど。
ちょっとの恥ずかしさを感じながら道を進む。またまた、雲を見上げながら夜になったら少し走ろうと考えていると前の方からブルブルと動物の鳴き声が聞こえ見ると、ついさっきの荷馬車が休憩中なのか道を外れて止まっていた。
とりあえず、道を進み荷馬車の横を通り抜けようとしたらイベント発生!目が合ってしまった美人なお姉さんがあらわれた。
「こんにちは、少し私とお話しませんか?私はライトツリー商会のメリッサです」
「は、はい……少しなら。私はシュガーと言います」
現地の人とのファーストコミュニケーションを始めます!!。
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