少年の物語

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魔の森

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「そういえば、ソラはどうして魔の森に?ここは子供が一人だと危ないぞ。まーあの強さだったら大丈夫だと思うけど・・」

心配そうにしながら尋ねた。

「魔の森?僕はこの森で住んでいるよ。」




一瞬静寂が起こる

「な・・それは本当かい?魔の森ってのは最低でもCランク以上の魔物しかいない。しかもSSランクの魔物も出るって噂だ。君の両親はどーしたんだい?」


「父ちゃんは昔病気で亡くなったんだ。母ちゃんは、見た事ないからわかんない。父ちゃんも教えてくれなかったし。今はフゥと一緒に過ごしているんだよ。」

そう言うと肩にいつの間にか乗っているフゥを指さした。フゥは眠そうに肩の上で丸まっていた。

「CランクとかSSランク?メジトの話し難しくてわかんない。でも僕、今うれしいんだ。父ちゃん以外の人と話すの初めてなんだ。もっといろいろ教えてよ!」

そう無邪気に笑いながら答えた




ジャイアントゴーレムが倒した後、ソラの家がある近くにあると言ったため休ませてもらいに向かった。

メジトたち一行はエミリアの捜索のため魔の森にに入ってきたらしい。エミリアがなぜ魔の森に入ってきたかというとエミリアの姉がマロリ菌と言う病気にかかり、危険な状態らしい。

月見草という薬草を飲ませれば治るが、エミリアたちが住んでいる、ガメリアの街には月見草と言う薬草が在庫に無いらしい。また、月見草は魔の森にしか生えていないため入手が難しいため、いつ調達出来るか分からない状況であった。

エミリアは、いてもたってもいられなくて、魔の森まで自分で月見草を探しにきたそうだ。




メジトは驚いていた。この森でソラが12年間も過ごしていた事に、森から出た事がない事に、この生活が当たり前だと思っていた事に。
メジトがそんな事を考えているとソラの家に到着した。
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