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15 存在意義
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黒ずくめの連中から襲撃を受けてから、二日経った。
襲撃犯の正体は、薄々予想していたが、ドルズブラから送り込まれた刺客だった。
僕たちが魔王を退治しようとせず、聖女を味方につけて冒険者ギルドの役にしか立っていないので、見せしめに殺そうとしたのだとか。
どうやらドルズブラの方では、僕以外が死んだことを知らないらしい。
別の世界から呼びつけた、この世界のことを何も知らない人間に、必要最低限にも満たない物資しか渡さず魔物蔓延る城壁の外へ追いやっておいて、どうして無事に魔王を倒してもらえると思ったのか。
しかも僕たちが無力だと、儀式やら何やらで確認したはずなのに。
「魔物の前に出して命の危機にでも晒せば、なんとかなると思ったんじゃないか?」
カイトの言う事が核心を突いている気がするのも、それはそれでどうなの。
「ところで、魔王は本当に倒すべき存在なのですか?」
冒険者ギルドの奥の一室で、事の顛末をギルド長から話してもらった後、質問した。
前々から知りたかったことだが、今日まで誰かに尋ねるタイミングが無かったのだ。
部屋の中には僕とギルド長の他に、ベルとカイトと副ギルド長がいる。
「本当に別の世界から来たのだな……」
これは副ギルド長の台詞だ。
僕の問いへの答えはギルド長がくれた。
「結論から言えば、倒しても意味がない、だ」
ドルズブラ城を中心に東西南北にある塔の天辺には、確かに魔王が一匹ずついる。
魔王は魔素を生み出し、周辺に魔物を発生させる。魔物は人間を積極的に攻撃し、命を奪う。
だが、魔物が落とすものや、魔物自体が人間にとって有益な資源となっているのも確かだ。
それに魔王は、たとえ倒しても早ければ数日、遅くとも一年以内に再び塔の天辺を陣取るのだという。
「大昔には塔ごと粉々に砕いたこともあったが、塔も魔王の一部らしくてな。気がついたら存在しているのだ」
更に、魔王は一匹でも減ると魔素が大幅に薄まり魔物の数が激減する。
魔物の数が減りすぎると、取れる資源も少なくなり、結果的に人間が困る。
これらの事も、前に言っていた「この世界の歪み」の一部なのだろうか。
「刺客ということは、明確に殺人未遂犯だ。大元を叩き切るにはちと証拠や手数が足らないが、実行犯共は極刑が確定している」
僕が思わず反応すると、ギルド長が「デガに関しては不問だ」と言ってくれた。
「正当防衛だ。それに連中の怪我はミヒャエル嬢が治療したしな。何一つ気にすることはない」
「……ありがとうございます」
「礼には及ばん。それで、今後のことだが……」
冒険者ギルドの仕事のことや、自宅周辺の警備強化などの話をして、この日は終わった。
「ベル、今いい?」
「何でしょう」
帰宅するなり、僕はベルを呼び止めた。
リビングでテーブルを挟んで向かい合って座った。
「最初に言った通り、あの時の記憶が曖昧なんだ。僕は一体、なにをやらかしたの?」
カイトが血を流して倒れている光景を見た後、気がついたら黒ずくめたちが大怪我をして倒れていて、僕自身も指の骨を折っていた。
ベルがすぐ治してくれたお陰で痛みを感じることなく済んだが、僕は自分の拳に負担をかけるほどの強さで、黒ずくめたちを殴り倒したのだろう。
無意識下で他人に暴力を揮うなんて、人としてどうなんだ。
「デガさんは私の部屋に入ってきて、刺客たちを倒してくれました。起きたことはそれだけですよ」
「でも、僕は……」
「ご自分で覚えてないのが、怖いのですか?」
僕は無言で頷いた。
「怖がる必要などありませんよ」
「なんでっ! もしかしたら、カイトやベルにも……」
「デガさんは無意識でも、わたくし達には攻撃しませんでしたよ」
「そりゃ、ベルは防護魔法使ってたし……」
「カイトさんは無防備に倒れておられました。カイトさんの治療はわたくしがやりましたが、応急処置をしたのはデガさんですよ」
「えっ!?」
「そうだぞ。ほら、これ見ろよ」
唐突にリビングに現れたカイトが、黒く細長い布切れを僕に突きつけてきた。
布切れをよく見ると、血の染みが付いている。
「これって?」
「デガのシャツの切れ端だよ。デガが自分で裂いて、俺の頭に巻いてくれたんだ」
「あっ」
黒い布に見覚えがあると思ったら、僕が愛用していた黒いシャツの生地だった。
僕に応急処置の心得など皆無に等しいが、ダイスチートが仕事してくれたのだろう。
「本当に覚えてないんだな。まぁ俺も、ベルの部屋で何があったのかは知らないが」
カイトは布をズボンの後ろポケットにぐりぐりとねじ込むと、片手に持っていたトレイをテーブルの上に置き、紅茶の支度を始めた。
僕がベルを見ると、ベルは泣きそうな顔になった。
「カイトさんには申し訳ないことをしました。刺客たちが家に入ってきた時、わたくしは咄嗟に自分の身しか守れませんでした」
ベルが頭を下げた先に、カイトが紅茶の入ったカップを置く。
「いいって。ベルだって寝てなきゃいけなかったのに、俺の治療までしてくれたじゃないか」
「でも刺客はカイトさんやデガさんの命を狙ってきたのです。どうして気絶させただけで済ませたのか……」
「刺客は俺のこと知らなかったんじゃないかな。冒険者ギルドに登録してないし、何なら一介の受付事務員だし」
カイトはへらりと笑いながら、僕の前にも紅茶を置き、自身は僕の隣に座って紅茶を飲み始めた。
「それか、死んだと勘違いしたか……いや、俺を簡単に無力化できたから、次のベルのところへ行ったとか」
「考えられますね」
ベルとカイトが刺客の行動について議論を交わす。
「いや、そうじゃなくて。二人が無事で良かったよ。だから、その、僕が実際何をしたのか、詳しく知りたいんだ」
僕が声を上げると、ベルが「そうでした」と両手をぽんと合わせた。
「部屋に入るなり、目にも留まらぬ速さで刺客達を倒しておられました。素手でもお強いのですね」
「それって、ベルにもデガの動きが見えなかったってこと?」
「はい。ですから、詳しくと言われましても、これ以上のことは……」
「そっか……」
「なあ、デガ。お前は刺客すらも気絶させるだけで済ませたんだぞ」
カイトに言われて、ようやく気づいた。
今回の件で、死人は出ていない。
刺客達はこの後極刑、つまり死刑にされてしまうが、それとこれとは話が別だというのは僕にもわかる。
いつのまにかベルが僕の横に来ていて、腰を落とし、僕の手を取った。
「デガさんの行動で傷ついた者は狼藉者だけです。何も気に病むことはありません」
ベルの手は少しカサカサしていて、手のひらにはタコができている。最初に森にいたときはオークを魔法で倒していたのに、僕と冒険者ギルドの仕事をするときは、杖を鈍器のように扱っているから、そのせいだろう。
だけど指自体は細く、色は白い。タコの部分以外はふんわりと柔らかい。
女性特有のしなやかな手に、僕は内心ドキドキした。
「うん、わかった。もうこの件で考え込むのやめる」
「それがよろしいかと」
翌日から、僕たちは平常運転を再開した。
朝食の後は皆で冒険者ギルドへ行き、ベルが依頼板から仕事を見繕い、カイトに受付してもらう。
だいたい夕方までには仕事を一件か二件、調子のいいときは三件終わらせて、再び冒険者ギルドへ。カイトに今度は仕事達成の後処理とアイテムの買い取りをしてもらう。
それが終わると、僕とベルで町へ買い出しに行っている間に、カイトは仕事を終えて帰宅し、夕食の支度をしてくれる。
ギルド長が時折、ものすごく実入りの良い仕事を持ってきくれたおかげで、この十日で一億マグ貯まった。
「そういえば、どうして俺から生き返らせてくれたんだ?」
カイトの問いに「順番決められなかったから、ベルにランダムで蘇生してもらった」と正直に答えると、カイトは「なるほど」と納得した。
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しかも僕たちが無力だと、儀式やら何やらで確認したはずなのに。
「魔物の前に出して命の危機にでも晒せば、なんとかなると思ったんじゃないか?」
カイトの言う事が核心を突いている気がするのも、それはそれでどうなの。
「ところで、魔王は本当に倒すべき存在なのですか?」
冒険者ギルドの奥の一室で、事の顛末をギルド長から話してもらった後、質問した。
前々から知りたかったことだが、今日まで誰かに尋ねるタイミングが無かったのだ。
部屋の中には僕とギルド長の他に、ベルとカイトと副ギルド長がいる。
「本当に別の世界から来たのだな……」
これは副ギルド長の台詞だ。
僕の問いへの答えはギルド長がくれた。
「結論から言えば、倒しても意味がない、だ」
ドルズブラ城を中心に東西南北にある塔の天辺には、確かに魔王が一匹ずついる。
魔王は魔素を生み出し、周辺に魔物を発生させる。魔物は人間を積極的に攻撃し、命を奪う。
だが、魔物が落とすものや、魔物自体が人間にとって有益な資源となっているのも確かだ。
それに魔王は、たとえ倒しても早ければ数日、遅くとも一年以内に再び塔の天辺を陣取るのだという。
「大昔には塔ごと粉々に砕いたこともあったが、塔も魔王の一部らしくてな。気がついたら存在しているのだ」
更に、魔王は一匹でも減ると魔素が大幅に薄まり魔物の数が激減する。
魔物の数が減りすぎると、取れる資源も少なくなり、結果的に人間が困る。
これらの事も、前に言っていた「この世界の歪み」の一部なのだろうか。
「刺客ということは、明確に殺人未遂犯だ。大元を叩き切るにはちと証拠や手数が足らないが、実行犯共は極刑が確定している」
僕が思わず反応すると、ギルド長が「デガに関しては不問だ」と言ってくれた。
「正当防衛だ。それに連中の怪我はミヒャエル嬢が治療したしな。何一つ気にすることはない」
「……ありがとうございます」
「礼には及ばん。それで、今後のことだが……」
冒険者ギルドの仕事のことや、自宅周辺の警備強化などの話をして、この日は終わった。
「ベル、今いい?」
「何でしょう」
帰宅するなり、僕はベルを呼び止めた。
リビングでテーブルを挟んで向かい合って座った。
「最初に言った通り、あの時の記憶が曖昧なんだ。僕は一体、なにをやらかしたの?」
カイトが血を流して倒れている光景を見た後、気がついたら黒ずくめたちが大怪我をして倒れていて、僕自身も指の骨を折っていた。
ベルがすぐ治してくれたお陰で痛みを感じることなく済んだが、僕は自分の拳に負担をかけるほどの強さで、黒ずくめたちを殴り倒したのだろう。
無意識下で他人に暴力を揮うなんて、人としてどうなんだ。
「デガさんは私の部屋に入ってきて、刺客たちを倒してくれました。起きたことはそれだけですよ」
「でも、僕は……」
「ご自分で覚えてないのが、怖いのですか?」
僕は無言で頷いた。
「怖がる必要などありませんよ」
「なんでっ! もしかしたら、カイトやベルにも……」
「デガさんは無意識でも、わたくし達には攻撃しませんでしたよ」
「そりゃ、ベルは防護魔法使ってたし……」
「カイトさんは無防備に倒れておられました。カイトさんの治療はわたくしがやりましたが、応急処置をしたのはデガさんですよ」
「えっ!?」
「そうだぞ。ほら、これ見ろよ」
唐突にリビングに現れたカイトが、黒く細長い布切れを僕に突きつけてきた。
布切れをよく見ると、血の染みが付いている。
「これって?」
「デガのシャツの切れ端だよ。デガが自分で裂いて、俺の頭に巻いてくれたんだ」
「あっ」
黒い布に見覚えがあると思ったら、僕が愛用していた黒いシャツの生地だった。
僕に応急処置の心得など皆無に等しいが、ダイスチートが仕事してくれたのだろう。
「本当に覚えてないんだな。まぁ俺も、ベルの部屋で何があったのかは知らないが」
カイトは布をズボンの後ろポケットにぐりぐりとねじ込むと、片手に持っていたトレイをテーブルの上に置き、紅茶の支度を始めた。
僕がベルを見ると、ベルは泣きそうな顔になった。
「カイトさんには申し訳ないことをしました。刺客たちが家に入ってきた時、わたくしは咄嗟に自分の身しか守れませんでした」
ベルが頭を下げた先に、カイトが紅茶の入ったカップを置く。
「いいって。ベルだって寝てなきゃいけなかったのに、俺の治療までしてくれたじゃないか」
「でも刺客はカイトさんやデガさんの命を狙ってきたのです。どうして気絶させただけで済ませたのか……」
「刺客は俺のこと知らなかったんじゃないかな。冒険者ギルドに登録してないし、何なら一介の受付事務員だし」
カイトはへらりと笑いながら、僕の前にも紅茶を置き、自身は僕の隣に座って紅茶を飲み始めた。
「それか、死んだと勘違いしたか……いや、俺を簡単に無力化できたから、次のベルのところへ行ったとか」
「考えられますね」
ベルとカイトが刺客の行動について議論を交わす。
「いや、そうじゃなくて。二人が無事で良かったよ。だから、その、僕が実際何をしたのか、詳しく知りたいんだ」
僕が声を上げると、ベルが「そうでした」と両手をぽんと合わせた。
「部屋に入るなり、目にも留まらぬ速さで刺客達を倒しておられました。素手でもお強いのですね」
「それって、ベルにもデガの動きが見えなかったってこと?」
「はい。ですから、詳しくと言われましても、これ以上のことは……」
「そっか……」
「なあ、デガ。お前は刺客すらも気絶させるだけで済ませたんだぞ」
カイトに言われて、ようやく気づいた。
今回の件で、死人は出ていない。
刺客達はこの後極刑、つまり死刑にされてしまうが、それとこれとは話が別だというのは僕にもわかる。
いつのまにかベルが僕の横に来ていて、腰を落とし、僕の手を取った。
「デガさんの行動で傷ついた者は狼藉者だけです。何も気に病むことはありません」
ベルの手は少しカサカサしていて、手のひらにはタコができている。最初に森にいたときはオークを魔法で倒していたのに、僕と冒険者ギルドの仕事をするときは、杖を鈍器のように扱っているから、そのせいだろう。
だけど指自体は細く、色は白い。タコの部分以外はふんわりと柔らかい。
女性特有のしなやかな手に、僕は内心ドキドキした。
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翌日から、僕たちは平常運転を再開した。
朝食の後は皆で冒険者ギルドへ行き、ベルが依頼板から仕事を見繕い、カイトに受付してもらう。
だいたい夕方までには仕事を一件か二件、調子のいいときは三件終わらせて、再び冒険者ギルドへ。カイトに今度は仕事達成の後処理とアイテムの買い取りをしてもらう。
それが終わると、僕とベルで町へ買い出しに行っている間に、カイトは仕事を終えて帰宅し、夕食の支度をしてくれる。
ギルド長が時折、ものすごく実入りの良い仕事を持ってきくれたおかげで、この十日で一億マグ貯まった。
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