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第一章
親友の秘密
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「め~ぐ!おはよう!」
「真奈!久しぶり!」
彼女の名前は津邪矢真奈【つじやまな】。私のたった一人の友達。黒いのが見える特異体質の私が真奈と仲がいいのにはちゃんとした訳がある。
真奈の家は神社で幼い頃から躾られてきた真奈は学校ではイジメの対象だった。家が家だから真奈はいつも全身アザだらけだった。だから学校の生徒のなかで真奈を知らない人は居なかったと思う。
もちろん私も真奈のことを知っていた。そしてもう一つ。私が真奈を見ていたのには理由がある。それは、真奈の近くには黒いのが沢山あったから。他の場所よりも尋常じゃないほどあったから。真奈と一緒にいればなにかわかる気がしたから。
そんな訳で、今じゃ大親友。お互い苦労しているという面で意気投合。真奈の事情を知っているのは私だけ。もちろん、真奈には私の特異体質のことも話していて、真奈だけ黒いのがたくさんあるってことも話してある。
真奈のクラスは一組だけど、私のクラスは四組。見事に離れていた。でもまだ希望はある。あと1週間後の始業式の日にクラス変えがある。あとは三年生までクラス変えなし!一緒になれば二年間一緒!ついでに修学旅行も一緒だ!せいぜいパワーストーンにでも願ってやろうじゃないか。
「フフフフフフ・・・」
「どうしたのめぐ。なんか怖い・・・てゆうか気持ち悪い。」
「ひどっ」
こんな話をしているときに気づいた。真奈の黒いのが前よりも多く、濃くなっている気がする。ううん、多分気じゃない。本当だ。そして顔色も悪い。
「真奈、大丈夫?顔色悪いよ。」
「そう?大丈夫だよ!」
なんか嫌な予感がする。
私の持っているパワーストーンのなかで勘が良くなり、悪い物事に対処できる力がつくものがある。そして私の勘は大体あたる。始業式も嫌な予感がする。なにか悪いことが起こりそうな、そんな感じ。これがあたってたら、始業式は真奈に気を付けたほうがよさそう。
「ん?どうしたの?めぐ。」
「ん~ちょっとね・・・」
「そう?なにかあったら相談にのるよ。」
「うん!ありがとう!じゃ私はここで。」
「うん、バイバイ~!」
なにかある。始業式。警戒しないと。
その日。自然と私のなかにはこんな感情が出てきていた。
午前で学校は終わりだったから、真奈と少し話して家に帰った。
「どうしよう。」
なにか起こるのは間違いないとしてそれにどう対処すればいいか。なにが起こるのか分からなければ対処の仕方だって分からない。
「ねぇ、パワーストーン。教えてくれてありがとう。なにが起こるのか。」
そう願いをこめてパワーストーンを握った。
「・・・眠い・・・」
そういえば今日は頭働かせてばっかだ。
そう考えていても睡魔にはかなわなくてそのまま私は眠りについた。
「真奈!久しぶり!」
彼女の名前は津邪矢真奈【つじやまな】。私のたった一人の友達。黒いのが見える特異体質の私が真奈と仲がいいのにはちゃんとした訳がある。
真奈の家は神社で幼い頃から躾られてきた真奈は学校ではイジメの対象だった。家が家だから真奈はいつも全身アザだらけだった。だから学校の生徒のなかで真奈を知らない人は居なかったと思う。
もちろん私も真奈のことを知っていた。そしてもう一つ。私が真奈を見ていたのには理由がある。それは、真奈の近くには黒いのが沢山あったから。他の場所よりも尋常じゃないほどあったから。真奈と一緒にいればなにかわかる気がしたから。
そんな訳で、今じゃ大親友。お互い苦労しているという面で意気投合。真奈の事情を知っているのは私だけ。もちろん、真奈には私の特異体質のことも話していて、真奈だけ黒いのがたくさんあるってことも話してある。
真奈のクラスは一組だけど、私のクラスは四組。見事に離れていた。でもまだ希望はある。あと1週間後の始業式の日にクラス変えがある。あとは三年生までクラス変えなし!一緒になれば二年間一緒!ついでに修学旅行も一緒だ!せいぜいパワーストーンにでも願ってやろうじゃないか。
「フフフフフフ・・・」
「どうしたのめぐ。なんか怖い・・・てゆうか気持ち悪い。」
「ひどっ」
こんな話をしているときに気づいた。真奈の黒いのが前よりも多く、濃くなっている気がする。ううん、多分気じゃない。本当だ。そして顔色も悪い。
「真奈、大丈夫?顔色悪いよ。」
「そう?大丈夫だよ!」
なんか嫌な予感がする。
私の持っているパワーストーンのなかで勘が良くなり、悪い物事に対処できる力がつくものがある。そして私の勘は大体あたる。始業式も嫌な予感がする。なにか悪いことが起こりそうな、そんな感じ。これがあたってたら、始業式は真奈に気を付けたほうがよさそう。
「ん?どうしたの?めぐ。」
「ん~ちょっとね・・・」
「そう?なにかあったら相談にのるよ。」
「うん!ありがとう!じゃ私はここで。」
「うん、バイバイ~!」
なにかある。始業式。警戒しないと。
その日。自然と私のなかにはこんな感情が出てきていた。
午前で学校は終わりだったから、真奈と少し話して家に帰った。
「どうしよう。」
なにか起こるのは間違いないとしてそれにどう対処すればいいか。なにが起こるのか分からなければ対処の仕方だって分からない。
「ねぇ、パワーストーン。教えてくれてありがとう。なにが起こるのか。」
そう願いをこめてパワーストーンを握った。
「・・・眠い・・・」
そういえば今日は頭働かせてばっかだ。
そう考えていても睡魔にはかなわなくてそのまま私は眠りについた。
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