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本編
解放
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私はアルツ様へお手紙を出すことにした。あれから何度も考え直してみたけれど、やはり、クロウ様が怒るかも、という心配よりこれっきりでも良いから外で遊びたいという気持ちが勝ったのだ。
手紙には“昨日の提案をお受けしたい“貴方のご友人の力を借りたい“という事を記載した。少し、ワクワクした。きっとクロウ様は今日も女性と遊ぶはず。彼は学園内だけでなく、お店や色んなところで隠れて女性と遊んでいるそうだ。その時のクロウ様は鬱陶しく思えるほど楽しんでいたとカナタ様にお聞きしました。
なら、私だって遊ぶ事が許されるのではないか。
時には、息抜きも必要だとシュナ様も言ってくださったもの。
そして次の日、アルツ様から手紙が帰ってきた。
まあ、綺麗な字。文字は書く人の性格によって形が変わるから面白いのよね。
アルツ様の字は完璧だけれど、努力されてこんな綺麗な字を書いているのだと分かってしまう。
手紙には、“土曜日俺の家に来てください“と書かれていた。つまり、オッケーとの事なのだろう。
さて、そうと決まったら私はお化粧などをしなくてはならないわね。
メイドのランに、明日は貴女のお気に入りの服にしてくれないかしら、と頼んだ。認識阻害の魔法をかけてもらうならおめかしなんてする必要もないけれど、アルツ様の家に行くならばある程度整わせて置かなければならない。
土曜日になった。とても、楽しみで寝不足だ。
魔法使いの方とは、どのような方なのでしょう。お忙しいのに私のために時間を割いてくれるんだもの。きっと優しい方だわ。
「お嬢様、本日も一つでお括りに?」
「…いいえ、おろしてちょうだい」
「…!はい」
メイドが驚く様に言う。まあ、驚いてしまうのも仕方ない。
クロウ様の好みはポニーテール。けれど、私は顔の形が出てしまうからあまり好きでは無かったの。
これからは自分の好きな格好をしようと決めたのだから、今更彼の好みに縛られる必要は無い。
「出来ました、お嬢様」
「まあ…すごい、」
鏡にはふわふわに巻かれた私が写っていた。
ポニーテールの私より今の方が好きかもしれないわ。
手紙には“昨日の提案をお受けしたい“貴方のご友人の力を借りたい“という事を記載した。少し、ワクワクした。きっとクロウ様は今日も女性と遊ぶはず。彼は学園内だけでなく、お店や色んなところで隠れて女性と遊んでいるそうだ。その時のクロウ様は鬱陶しく思えるほど楽しんでいたとカナタ様にお聞きしました。
なら、私だって遊ぶ事が許されるのではないか。
時には、息抜きも必要だとシュナ様も言ってくださったもの。
そして次の日、アルツ様から手紙が帰ってきた。
まあ、綺麗な字。文字は書く人の性格によって形が変わるから面白いのよね。
アルツ様の字は完璧だけれど、努力されてこんな綺麗な字を書いているのだと分かってしまう。
手紙には、“土曜日俺の家に来てください“と書かれていた。つまり、オッケーとの事なのだろう。
さて、そうと決まったら私はお化粧などをしなくてはならないわね。
メイドのランに、明日は貴女のお気に入りの服にしてくれないかしら、と頼んだ。認識阻害の魔法をかけてもらうならおめかしなんてする必要もないけれど、アルツ様の家に行くならばある程度整わせて置かなければならない。
土曜日になった。とても、楽しみで寝不足だ。
魔法使いの方とは、どのような方なのでしょう。お忙しいのに私のために時間を割いてくれるんだもの。きっと優しい方だわ。
「お嬢様、本日も一つでお括りに?」
「…いいえ、おろしてちょうだい」
「…!はい」
メイドが驚く様に言う。まあ、驚いてしまうのも仕方ない。
クロウ様の好みはポニーテール。けれど、私は顔の形が出てしまうからあまり好きでは無かったの。
これからは自分の好きな格好をしようと決めたのだから、今更彼の好みに縛られる必要は無い。
「出来ました、お嬢様」
「まあ…すごい、」
鏡にはふわふわに巻かれた私が写っていた。
ポニーテールの私より今の方が好きかもしれないわ。
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