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第十四話 決着
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恐らく、俺一人では、敵わないだろう、だからルシが戻ってくるまで、耐えるしかねぇ!
俺はオリジンとラグナロクを構え直した。
「っしゃあ!いくぜ、三つ首やろう!アイリスっ!怠惰、嫉妬、傲慢、強欲発動だっ!」
(了解です、怠惰、嫉妬、傲慢、強欲発動します。)
七つの大罪スキルを一挙に発動した、いつもは一個多くて二個しか発動しない大罪スキルを今回は四個発動した。かなりの頭痛がする。
「聞いてくれっ!ルシ、いやルシファー!お前はこんなことでくたばるやつじゃ無いはずだ!」
「お前の過去に何があったかは知らねぇ!もしかしたら思い出したく無かったことなんだろうな!」
怠惰で首一つを戦闘させないようにして、嫉妬で奴の閃光を無効にして、傲慢でステータスを上げながら、強欲でステータスを奪い続ける。それでもなお、届かない。
「悔しいが、俺だけじゃあ届かない!お前の力が必要だっ!」
ウロボロスのステータスが何故か上がっていた。つまり奪っても奴のステータスは傲慢と同じで、上がり続けると、言うことだ。
「お前の全てを俺が許容してやる!お前の罪が重いなら苦しくて潰れてしまいそうなら一緒に背負ってやる!お前に二度と辛い思いをさせないしずっと守ると今、ここで誓ってやる!だから目ぇ覚ませぇルシファー」
その時ルシファーは暗い世界で鎖に囚われていた。
また、同じことを繰り返すのか?
また、全てを失うぞ?
お前の部下たちは全員お前が殺したようなもんだもんなぁ、ルシファー!
(違う、私じゃないっ!私は殺してなんか。)
どこが違うんだ?
お前がついていれば、みんな死なずに済んだのかもしれないのに。
いいかげん認めちまえよ。
お前が、お前自身の慢心が部下を殺したんだよ!
(そうなんだ、私が私がしっかりしていないから失っちゃったんだ。もう、疲れたな。このまま眠っちゃおうかな。)
そうして眼を閉じかけたその時だった。
「聞いてくれっ!ルシ、いやルシファー!お前はこんなことでくたばるやつじゃ無いはずだ!お前の過去に何があったかは知らねぇ!もしかしたら思い出したく無かった、記憶の奥底に封じ込めていたかったことなんだろうな!」
(声が、聞こえる、この暗い世界を照らす声が。)
脳裏に浮かぶのは一人の男の子。
「悔しいが、俺だけじゃあ届かない!お前の力が必要だっ!」
(必要?私が?部下を、家族を殺したような非道な私が?)
「お前の全てを俺が許容してやる!お前の罪が重いなら苦しくて潰れてしまいそうなら一緒に背負ってやる!お前に二度と辛い思いをさせないしずっと守ると今、ここで誓ってやる!だから目ぇ覚ませぇルシファー!」
その時、暗い世界に一筋の光が刺した。
(そうか、私を一人に、孤独にしないでくれる存在がいたんだ。)
そんな存在はいないっ!
鎖が軋む。
(私はいかなくちゃ。)
どこへ行くと言うのだ?
(そんなことは決まっている!はやく、誰よりもはやくあの人の元へ!この世で一番大好きなあなたのもとへっ!)
そうか、その気持ちを忘れるなよ私。
その瞬間鎖が弾け飛び、暗い世界が砕け散り、光が広がった。
暁はもう、ボロボロだった。
(くそっ、体が動かねぇ、大罪スキル4つは無理し過ぎたか。)
その時、ウロボロスが止めの一撃を放とうとしていた。もう、大罪スキルは使えない。
(終わり、か。)
(マスター!)
(ご主人!)
(ご主人様!)
ウロボロスが放った一撃は暁を消し飛ばした。
ように、思われた。
「グオォン?」
そこには、ルシファーが立っていた。
銀髪をた靡かせながら。
「聞こえたよ、あなたの声、ちゃんと、届いたよ。あなたが私を連れ戻してくれたよ。」
「っ!ばぁか、おせぇんだよ。」
ルシファーは結界を解くと、
「私が奴の足止めをする、あなたに攻撃は一切届かせない。だから、一撃で決めて?あなたの全力でっ!」
ルシファーの雰囲気がいつもと、違った、強い覚悟を決めた目だ。
「ああ、分かった。頼むぞ!二人であの化け物を殺るぞルシファー!」
「うん、任せて。」
そうして、ルシファーはその美しい翼を羽ばたかせ飛びたった。
(一撃で、殺る。)
そう覚悟を決めると、オリジンとラグナロクが光った。
そしてその手には一振の剣があった。
暁の髪と同じの黒みがかった銀色の剣だった。
「な、なんだこの剣は?」
原初終焉の神剣黄昏
・スキル(比翼)により原初の神剣オリジンと終焉の神剣ラグナロクが一つになった姿。
オリジンとラグナロク両方のスキルに加えて、スキル(黄昏)を使えるようになる。
・黄昏このスキルは使用者の思いによってすべてが決まる。
使用者の思い次第ではの最弱の一撃にもなり、最強の一撃にもなる。対象を殺したり、癒したりすることも出来る。
暁は今になって、この剣の比翼の本当の力に気づいた。
(この剣は、二本で一本の剣である。)
正しく二本で一本の剣となった。
「こ、このスキルは?」
何となく分かる気がするこのスキルの使い方が。
そして、目を閉じた。
(勝つんだっ!あいつに!)
彼の脳裏に一人の少女が浮かぶ。
(守るんだっ!彼女をっ!)
スキルの力が高まっていく。
そうして、歌を紡ぐ。
「全ての始まりである原初の光よ我、かの者を逃れられぬ運命より解放する。」
紡ぐ、あいつに勝つために。
「我の思いを糧に我に勝利をさずけ給え。」
紡ぐ、彼女を守るために。
「代償はもう支払った。」
彼女に傷を負わせている、彼女に重荷を背負わせている、十分な代償だ。
「我が撃つべきは終焉の闇、必殺の一撃!」
スキルが完成した。
その時、ルシファーがウロボロスから距離をとった。
「黄昏ぉぉぉ」
ウロボロスを光が包み込んだ。
その時声が聞こえた。
(見事だ。小さき者よ。)
包み込まれるような声だった。
俺はオリジンとラグナロクを構え直した。
「っしゃあ!いくぜ、三つ首やろう!アイリスっ!怠惰、嫉妬、傲慢、強欲発動だっ!」
(了解です、怠惰、嫉妬、傲慢、強欲発動します。)
七つの大罪スキルを一挙に発動した、いつもは一個多くて二個しか発動しない大罪スキルを今回は四個発動した。かなりの頭痛がする。
「聞いてくれっ!ルシ、いやルシファー!お前はこんなことでくたばるやつじゃ無いはずだ!」
「お前の過去に何があったかは知らねぇ!もしかしたら思い出したく無かったことなんだろうな!」
怠惰で首一つを戦闘させないようにして、嫉妬で奴の閃光を無効にして、傲慢でステータスを上げながら、強欲でステータスを奪い続ける。それでもなお、届かない。
「悔しいが、俺だけじゃあ届かない!お前の力が必要だっ!」
ウロボロスのステータスが何故か上がっていた。つまり奪っても奴のステータスは傲慢と同じで、上がり続けると、言うことだ。
「お前の全てを俺が許容してやる!お前の罪が重いなら苦しくて潰れてしまいそうなら一緒に背負ってやる!お前に二度と辛い思いをさせないしずっと守ると今、ここで誓ってやる!だから目ぇ覚ませぇルシファー」
その時ルシファーは暗い世界で鎖に囚われていた。
また、同じことを繰り返すのか?
また、全てを失うぞ?
お前の部下たちは全員お前が殺したようなもんだもんなぁ、ルシファー!
(違う、私じゃないっ!私は殺してなんか。)
どこが違うんだ?
お前がついていれば、みんな死なずに済んだのかもしれないのに。
いいかげん認めちまえよ。
お前が、お前自身の慢心が部下を殺したんだよ!
(そうなんだ、私が私がしっかりしていないから失っちゃったんだ。もう、疲れたな。このまま眠っちゃおうかな。)
そうして眼を閉じかけたその時だった。
「聞いてくれっ!ルシ、いやルシファー!お前はこんなことでくたばるやつじゃ無いはずだ!お前の過去に何があったかは知らねぇ!もしかしたら思い出したく無かった、記憶の奥底に封じ込めていたかったことなんだろうな!」
(声が、聞こえる、この暗い世界を照らす声が。)
脳裏に浮かぶのは一人の男の子。
「悔しいが、俺だけじゃあ届かない!お前の力が必要だっ!」
(必要?私が?部下を、家族を殺したような非道な私が?)
「お前の全てを俺が許容してやる!お前の罪が重いなら苦しくて潰れてしまいそうなら一緒に背負ってやる!お前に二度と辛い思いをさせないしずっと守ると今、ここで誓ってやる!だから目ぇ覚ませぇルシファー!」
その時、暗い世界に一筋の光が刺した。
(そうか、私を一人に、孤独にしないでくれる存在がいたんだ。)
そんな存在はいないっ!
鎖が軋む。
(私はいかなくちゃ。)
どこへ行くと言うのだ?
(そんなことは決まっている!はやく、誰よりもはやくあの人の元へ!この世で一番大好きなあなたのもとへっ!)
そうか、その気持ちを忘れるなよ私。
その瞬間鎖が弾け飛び、暗い世界が砕け散り、光が広がった。
暁はもう、ボロボロだった。
(くそっ、体が動かねぇ、大罪スキル4つは無理し過ぎたか。)
その時、ウロボロスが止めの一撃を放とうとしていた。もう、大罪スキルは使えない。
(終わり、か。)
(マスター!)
(ご主人!)
(ご主人様!)
ウロボロスが放った一撃は暁を消し飛ばした。
ように、思われた。
「グオォン?」
そこには、ルシファーが立っていた。
銀髪をた靡かせながら。
「聞こえたよ、あなたの声、ちゃんと、届いたよ。あなたが私を連れ戻してくれたよ。」
「っ!ばぁか、おせぇんだよ。」
ルシファーは結界を解くと、
「私が奴の足止めをする、あなたに攻撃は一切届かせない。だから、一撃で決めて?あなたの全力でっ!」
ルシファーの雰囲気がいつもと、違った、強い覚悟を決めた目だ。
「ああ、分かった。頼むぞ!二人であの化け物を殺るぞルシファー!」
「うん、任せて。」
そうして、ルシファーはその美しい翼を羽ばたかせ飛びたった。
(一撃で、殺る。)
そう覚悟を決めると、オリジンとラグナロクが光った。
そしてその手には一振の剣があった。
暁の髪と同じの黒みがかった銀色の剣だった。
「な、なんだこの剣は?」
原初終焉の神剣黄昏
・スキル(比翼)により原初の神剣オリジンと終焉の神剣ラグナロクが一つになった姿。
オリジンとラグナロク両方のスキルに加えて、スキル(黄昏)を使えるようになる。
・黄昏このスキルは使用者の思いによってすべてが決まる。
使用者の思い次第ではの最弱の一撃にもなり、最強の一撃にもなる。対象を殺したり、癒したりすることも出来る。
暁は今になって、この剣の比翼の本当の力に気づいた。
(この剣は、二本で一本の剣である。)
正しく二本で一本の剣となった。
「こ、このスキルは?」
何となく分かる気がするこのスキルの使い方が。
そして、目を閉じた。
(勝つんだっ!あいつに!)
彼の脳裏に一人の少女が浮かぶ。
(守るんだっ!彼女をっ!)
スキルの力が高まっていく。
そうして、歌を紡ぐ。
「全ての始まりである原初の光よ我、かの者を逃れられぬ運命より解放する。」
紡ぐ、あいつに勝つために。
「我の思いを糧に我に勝利をさずけ給え。」
紡ぐ、彼女を守るために。
「代償はもう支払った。」
彼女に傷を負わせている、彼女に重荷を背負わせている、十分な代償だ。
「我が撃つべきは終焉の闇、必殺の一撃!」
スキルが完成した。
その時、ルシファーがウロボロスから距離をとった。
「黄昏ぉぉぉ」
ウロボロスを光が包み込んだ。
その時声が聞こえた。
(見事だ。小さき者よ。)
包み込まれるような声だった。
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