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陸編
1.その日は突然に
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とある日の朝、いつものごとく出勤しようと起きようと思った。
通勤ラッシュを避けるため毎朝5時に起き、都内の商社へと向かう。
定時だと17時に終わるが、最近は景気の割にうちの会社は忙しく、毎夜毎夜残業続き、土曜出勤もざらで、休みは週に1日取れれば運がいい方だ。
心の片隅で行きたくないと思いつつ、体を起こそうとする、だが体が重い、目を開けようにもあかない。
くそ!今日も朝から晩まで仕事があるってのに~!動け!俺!
劣悪な勤務環境に耐えられなくなってついにぼろが来たんだろうか?
それとも、昨日のサバゲに行った疲れが原因だろうか?
そういえば、新作のエアガンも買いたいな……
もとい、そうはいってもいつもはだるいと思いながら寝坊もせずに起きているのに
しかし、感覚がいつもと違う、いつもだと風邪をひかない限りこういう風にはならないというのに……
目覚ましもならないし……
と考えていくうちに自然と目が覚めた。
「はっ…………、なんじゃこりゃーー」
いつもは、起きたら上に天井があるはずなのに……無い?だと。
しかもあたりは森、森ですよ森!見渡す限り木!
あ~訳分からなすぎて気が狂いそう、
「まさかとは思うけど…」
と思いつつ仰向けになったままの体を起こし自身の衣服を確認すると、
今の俺は昨日夜寝る前に着替えたパジャマのままだった。
とりあえずこのままだとまずいので、何かに着替えなくては……
あたりを確認しようと立ち上がったと同時に、おそらく仰向けになっていたときに、おなかのあたりにおいてあったであろうものが足元に落ちた。
最初は寝ぼけていて長い黒い物体としか認識できなかったが冷静にみるとそれは銃であった、それもSIG716という7.62×51mmNATO弾を使うアサルトライフルで、外見は知名度が高いM4のようで、細部や構造は違うがほぼ似たようなものだ。
この銃はスイスとドイツの合弁会社を起源に持ちアメリカのニューハンプシャー州に本社を構えるSIG SAUER社が作っている。
アサルトライフルといったら大概の人はまず某大国(アメリカ)軍のM4かテロリストやアフリカ・中東の国の軍などが使用しているようなAK-47等を思い浮かべるとは思うが、今あるのはなぜかAR15(M4の大元となった銃)のクローンのSIG716、まぁ個人的には好きだが。
たぶん、これで自分の身を守れってことだろうがあまりにもずさんな装備だ(ボディーアーマーもないしマガジンも挿さっているのだけだし、セカンダリ(副武装)ないし……)。
あたりはさっきも言った通り、木以外何もない、鳥のさえずりも聞こえない、ただ風が木や草に当たりサラサラとした音だけが聞こえる。
ここはお約束の異世界なのか?それともだれかに拉致されてどこかの赤道に近い国のジャングルに放り込まれたのかな?俺にここでサバイバルでもしろと?
まぁ、暑くないしおそらく前者だろう、うん、間違いないしその方がいい、リアルサバイバルなんてやったことないから……。
いまだに自分の状況をうまく飲み込めないままだったが、ふとどこからともなくどこかで聞いたことのあるような音が聞こえた―――――――
音の聞こえた方向を振りむいてみると、i○ad似の物体がそこにはあった…
そう、あの超大国(アメリカ)のスティーブ何某(なにがし)が開発した、i○ad似の端末を手にとって見ると、その端末は事前にプログラムでもされていたかのようにひとりでに動き出した。
そして端末の画面上には読めるが日本語ではないアラビア文字とも象形文字ともいえない波うった文字が並んでいる。
どうやらここに来た時に何らかの“力”によってもうすでに言語は頭にインプットされてしまっているようだ、さらに下の注釈を見てみると現在位置付近の言語のようだ。
「今、この端末(以下ライフサポートシステム:LiSM(リズム)と呼称)を貴方が見ているということは、無事にこの世に召喚、されたということです!意味が分からないとは思いますが、まぁ要はこの国が困っているから勇者的な存在を召喚したということです、ちなみに、この世界は現世で言うところの中世ヨーロッパぐらいの年代だと思ってください、ただし、この世界は魔物や他人種が出現します(これからが楽しみですね~)その話は追々召喚者本人から話してもらうとして……今回説明するのはこのLiSMのことについてです!」
「ずいぶんと、適当なこった」
「このLiSMは貴方をこの国を救うための手助け(&無双)してもらうために使用してもらうものです!このLiSMでは2017年までに開発されている武器・兵器を召喚することができます!」
要はお約束のチートってやつですね、ハイ。
「カッコ内の言葉は気になるがとりあえず、試しに召喚してみますか」
以前をこれと似た友人の物をいじっていたので、手慣れた手つきでLiSMを操作し召喚のメニューを開いてみる、するとそこにはさまざまなカテゴリに分かれていて小さなものは小銃の弾から大きなものは航空母艦等もある、恐ろしいぐらいにだ…ただこれが召喚出来るってお決まりのチートじゃね?
そうなればまずは服装からどうにかしなくてはならないので陸上自衛隊の迷彩服三型と88式鉄帽(ヘルメット)を召喚する。
次は、護身用や近距離戦闘用で拳銃を今後必要とすると思ったので、拳銃の欄からP226というシグザウアー(SIG SAUER)社が開発し、9×19mm パラべラム拳銃弾(現在西側諸国で標準的な最も有名な弾)を使用する自動拳銃で、この拳銃は長時間水や泥につけても確実に動作するほど耐久性が高く、その信頼性と耐久性から厳しい状況で戦う特殊部隊や警察と警察系特殊部隊などが用いているほどなので召喚してみることにした。
それを召喚しようとLiSMの画面の“召喚”というボタンを押すと同時に目の前の地面に淡い光と共にそれは現れた。
「おおっ!」
そこに現れたのは、間違いなく地球にもあったP226と迷彩服とヘルメット・ブーツそのものだった。
実物を触ったことはないが、今となっては前にミリタリー関係の動画や本を漁ったりサバゲーが趣味だったのでそこで得た知識(付け焼き刃的なものが多いが)があったからそう思えたのだ。
実際に身に着けてみるとなかなか様になっているようだ。
「よし!これで、ひとまず自身を守ることはできる。だけど……そもそもここはどこや!!責任者出せ!」
すると、その言葉を聞いてかタブレット(取り合えず形状がタブレットっぽいのでそう呼ぶ)が反応する
「落ち着いてください、先ずこのLiSMの説明をさせてください」
「おう!この際だから聞いてやろうじゃねぇか!」
もう、この時点でいろんなものがどうでもよくなってきた
「このLiSMはいつでもどんなものでも召喚出来ます、しかし急に航空母艦や、戦車を出してもあなたの配下に誰もいなければ運用してもらえないのでご注意を、最期にこのLiSMの便利機能をお教えしましょう、ステータスのボタンの下にあるマップ機能です」
「結構なこったな、で俺に何を求めてるの?」
「あ~それはですね……あっと!いけないこんな時間!それではお元気で!」
それを言い残したまま動かなくなってしまった
「おっおい!嘘でしょ!放置ですか!」
こんなこと言っててもしょうがないし、ここでとどまっても埒が明かないし、異世界だったらハーレムをね?ってことでまずは人探しせねば……
よくわからないが放置された俺はここにいても埒が明かないのでとりあえず周辺を歩いてみることにした。
実銃を持っていること以外はまるでサバゲの野外フィールドを歩いているかのようだ。
もといたところから何かないかと探索しようと辺りをうろうろしていると、少し開けた場所に行きついた。
しかし少し離れたそこには、期待はずれの何かうごめく物があった。
「こういうときに限ってこれだよね。」
ですよね、やっぱり出ますよね魔物ちゃん、テンプレだわ、目の前に出てきたのは
あのド○クエなんかに出てくるス○イム、あの青くてプルプルしたやつです。
序盤のレベル上げでお世話になる奴、ごくまれに超硬くなって出てくるけど……
ただ、まだス○イムはこちらに気付いていない、ただあちらまではざっと100mぐらいはありそうなので、
拳銃であるP226では到底届きそうもないので(有効射程約10m)、中距離戦闘に向いているアサルトライフルのSIG716を使わせていただきましょうか。
やばい持つだけで興奮してきました。
さっそくマガジン(弾倉)を挿してチャージングハンドル(弾を込めるときに引く槓桿と呼ばれる部分)を引いて初弾を装填して、持ち手の近くにあるセレクタと呼ばれる部分をセーフティ(安全状態)からセミオート(単発)にする。
ここまではガスガンを扱ったことがあるので(ガスとBB弾を使う以外実銃と大体同じような動作をする)難なくこなせる。
立ったままの状態で少し前のめりになるように射撃体勢を整えた後、スコープがないのでアイアンサイト(銃本体に元々ついている照準器のこと)のみで狙いを定める。
(気付かないうちに!)
ダンッダンッ!
今までガスガンや電動ガンしか撃ったことがなかったので実際に撃ってみると、発射の反動で銃本体が上に持ち上げられ手や腕・肩には激しい振動が襲ってきた、下手をすると全身まで持ってかれる勢いだ。
(おおっ!これが実銃の反動か!)
そんな激しく暴れまわる銃を何とか制御しダブルタップ(同時に二発撃ちこんで、確実に相手を倒す方法)でス○イムの頭であろう場所に撃ちこむ、その魔物はこちらに気づくことなくまた悲鳴すら上げず一瞬のうちに銃弾によってその意識を刈り取られていく、
やっぱ魔物にはチートだよね~二発撃ちこんだけど一発目でお亡くなりになりやした、オーバーキルです、ハイ
ただ、目の前の魔物の体のほとんどが銃弾により大きく穴があいていて、近くには体の一部が飛び散っている、生で見ると以外にグロい。
(やっぱ現実ですねこれ、やばい吐きそう…)
後で知ったが武器や車両を召喚すると同時にそのものの使い方や整備の仕方等の情報が頭にインプットされるようだ、ライフルや拳銃はエアガンを撃ったことがあるので反動がある以外驚くことはなかった。
さっきのスライムもどき?(いまだに正体がわからない)を倒した、やっぱりどこの世界でもこいつらはレベルの低い奴らなのね。
いきなり魔物に遭遇して思ったが、やはりここは異世界に違いないようだ、目のまえにある惨状も射撃した実感も夢ではなく現実のもので間違いないだろう。
途中何回かスライムと戦闘(ほぼ一方的)しながら森を抜けるために足を進めていく。
それからどれだけ経ったかわからないが森を抜けることに成功する。
森を抜けるとそこには、木が一本も立っていないような草原が広がっていた。
(ここから、俺の新たな人生が始まるわけか……強引だったけど)
通勤ラッシュを避けるため毎朝5時に起き、都内の商社へと向かう。
定時だと17時に終わるが、最近は景気の割にうちの会社は忙しく、毎夜毎夜残業続き、土曜出勤もざらで、休みは週に1日取れれば運がいい方だ。
心の片隅で行きたくないと思いつつ、体を起こそうとする、だが体が重い、目を開けようにもあかない。
くそ!今日も朝から晩まで仕事があるってのに~!動け!俺!
劣悪な勤務環境に耐えられなくなってついにぼろが来たんだろうか?
それとも、昨日のサバゲに行った疲れが原因だろうか?
そういえば、新作のエアガンも買いたいな……
もとい、そうはいってもいつもはだるいと思いながら寝坊もせずに起きているのに
しかし、感覚がいつもと違う、いつもだと風邪をひかない限りこういう風にはならないというのに……
目覚ましもならないし……
と考えていくうちに自然と目が覚めた。
「はっ…………、なんじゃこりゃーー」
いつもは、起きたら上に天井があるはずなのに……無い?だと。
しかもあたりは森、森ですよ森!見渡す限り木!
あ~訳分からなすぎて気が狂いそう、
「まさかとは思うけど…」
と思いつつ仰向けになったままの体を起こし自身の衣服を確認すると、
今の俺は昨日夜寝る前に着替えたパジャマのままだった。
とりあえずこのままだとまずいので、何かに着替えなくては……
あたりを確認しようと立ち上がったと同時に、おそらく仰向けになっていたときに、おなかのあたりにおいてあったであろうものが足元に落ちた。
最初は寝ぼけていて長い黒い物体としか認識できなかったが冷静にみるとそれは銃であった、それもSIG716という7.62×51mmNATO弾を使うアサルトライフルで、外見は知名度が高いM4のようで、細部や構造は違うがほぼ似たようなものだ。
この銃はスイスとドイツの合弁会社を起源に持ちアメリカのニューハンプシャー州に本社を構えるSIG SAUER社が作っている。
アサルトライフルといったら大概の人はまず某大国(アメリカ)軍のM4かテロリストやアフリカ・中東の国の軍などが使用しているようなAK-47等を思い浮かべるとは思うが、今あるのはなぜかAR15(M4の大元となった銃)のクローンのSIG716、まぁ個人的には好きだが。
たぶん、これで自分の身を守れってことだろうがあまりにもずさんな装備だ(ボディーアーマーもないしマガジンも挿さっているのだけだし、セカンダリ(副武装)ないし……)。
あたりはさっきも言った通り、木以外何もない、鳥のさえずりも聞こえない、ただ風が木や草に当たりサラサラとした音だけが聞こえる。
ここはお約束の異世界なのか?それともだれかに拉致されてどこかの赤道に近い国のジャングルに放り込まれたのかな?俺にここでサバイバルでもしろと?
まぁ、暑くないしおそらく前者だろう、うん、間違いないしその方がいい、リアルサバイバルなんてやったことないから……。
いまだに自分の状況をうまく飲み込めないままだったが、ふとどこからともなくどこかで聞いたことのあるような音が聞こえた―――――――
音の聞こえた方向を振りむいてみると、i○ad似の物体がそこにはあった…
そう、あの超大国(アメリカ)のスティーブ何某(なにがし)が開発した、i○ad似の端末を手にとって見ると、その端末は事前にプログラムでもされていたかのようにひとりでに動き出した。
そして端末の画面上には読めるが日本語ではないアラビア文字とも象形文字ともいえない波うった文字が並んでいる。
どうやらここに来た時に何らかの“力”によってもうすでに言語は頭にインプットされてしまっているようだ、さらに下の注釈を見てみると現在位置付近の言語のようだ。
「今、この端末(以下ライフサポートシステム:LiSM(リズム)と呼称)を貴方が見ているということは、無事にこの世に召喚、されたということです!意味が分からないとは思いますが、まぁ要はこの国が困っているから勇者的な存在を召喚したということです、ちなみに、この世界は現世で言うところの中世ヨーロッパぐらいの年代だと思ってください、ただし、この世界は魔物や他人種が出現します(これからが楽しみですね~)その話は追々召喚者本人から話してもらうとして……今回説明するのはこのLiSMのことについてです!」
「ずいぶんと、適当なこった」
「このLiSMは貴方をこの国を救うための手助け(&無双)してもらうために使用してもらうものです!このLiSMでは2017年までに開発されている武器・兵器を召喚することができます!」
要はお約束のチートってやつですね、ハイ。
「カッコ内の言葉は気になるがとりあえず、試しに召喚してみますか」
以前をこれと似た友人の物をいじっていたので、手慣れた手つきでLiSMを操作し召喚のメニューを開いてみる、するとそこにはさまざまなカテゴリに分かれていて小さなものは小銃の弾から大きなものは航空母艦等もある、恐ろしいぐらいにだ…ただこれが召喚出来るってお決まりのチートじゃね?
そうなればまずは服装からどうにかしなくてはならないので陸上自衛隊の迷彩服三型と88式鉄帽(ヘルメット)を召喚する。
次は、護身用や近距離戦闘用で拳銃を今後必要とすると思ったので、拳銃の欄からP226というシグザウアー(SIG SAUER)社が開発し、9×19mm パラべラム拳銃弾(現在西側諸国で標準的な最も有名な弾)を使用する自動拳銃で、この拳銃は長時間水や泥につけても確実に動作するほど耐久性が高く、その信頼性と耐久性から厳しい状況で戦う特殊部隊や警察と警察系特殊部隊などが用いているほどなので召喚してみることにした。
それを召喚しようとLiSMの画面の“召喚”というボタンを押すと同時に目の前の地面に淡い光と共にそれは現れた。
「おおっ!」
そこに現れたのは、間違いなく地球にもあったP226と迷彩服とヘルメット・ブーツそのものだった。
実物を触ったことはないが、今となっては前にミリタリー関係の動画や本を漁ったりサバゲーが趣味だったのでそこで得た知識(付け焼き刃的なものが多いが)があったからそう思えたのだ。
実際に身に着けてみるとなかなか様になっているようだ。
「よし!これで、ひとまず自身を守ることはできる。だけど……そもそもここはどこや!!責任者出せ!」
すると、その言葉を聞いてかタブレット(取り合えず形状がタブレットっぽいのでそう呼ぶ)が反応する
「落ち着いてください、先ずこのLiSMの説明をさせてください」
「おう!この際だから聞いてやろうじゃねぇか!」
もう、この時点でいろんなものがどうでもよくなってきた
「このLiSMはいつでもどんなものでも召喚出来ます、しかし急に航空母艦や、戦車を出してもあなたの配下に誰もいなければ運用してもらえないのでご注意を、最期にこのLiSMの便利機能をお教えしましょう、ステータスのボタンの下にあるマップ機能です」
「結構なこったな、で俺に何を求めてるの?」
「あ~それはですね……あっと!いけないこんな時間!それではお元気で!」
それを言い残したまま動かなくなってしまった
「おっおい!嘘でしょ!放置ですか!」
こんなこと言っててもしょうがないし、ここでとどまっても埒が明かないし、異世界だったらハーレムをね?ってことでまずは人探しせねば……
よくわからないが放置された俺はここにいても埒が明かないのでとりあえず周辺を歩いてみることにした。
実銃を持っていること以外はまるでサバゲの野外フィールドを歩いているかのようだ。
もといたところから何かないかと探索しようと辺りをうろうろしていると、少し開けた場所に行きついた。
しかし少し離れたそこには、期待はずれの何かうごめく物があった。
「こういうときに限ってこれだよね。」
ですよね、やっぱり出ますよね魔物ちゃん、テンプレだわ、目の前に出てきたのは
あのド○クエなんかに出てくるス○イム、あの青くてプルプルしたやつです。
序盤のレベル上げでお世話になる奴、ごくまれに超硬くなって出てくるけど……
ただ、まだス○イムはこちらに気付いていない、ただあちらまではざっと100mぐらいはありそうなので、
拳銃であるP226では到底届きそうもないので(有効射程約10m)、中距離戦闘に向いているアサルトライフルのSIG716を使わせていただきましょうか。
やばい持つだけで興奮してきました。
さっそくマガジン(弾倉)を挿してチャージングハンドル(弾を込めるときに引く槓桿と呼ばれる部分)を引いて初弾を装填して、持ち手の近くにあるセレクタと呼ばれる部分をセーフティ(安全状態)からセミオート(単発)にする。
ここまではガスガンを扱ったことがあるので(ガスとBB弾を使う以外実銃と大体同じような動作をする)難なくこなせる。
立ったままの状態で少し前のめりになるように射撃体勢を整えた後、スコープがないのでアイアンサイト(銃本体に元々ついている照準器のこと)のみで狙いを定める。
(気付かないうちに!)
ダンッダンッ!
今までガスガンや電動ガンしか撃ったことがなかったので実際に撃ってみると、発射の反動で銃本体が上に持ち上げられ手や腕・肩には激しい振動が襲ってきた、下手をすると全身まで持ってかれる勢いだ。
(おおっ!これが実銃の反動か!)
そんな激しく暴れまわる銃を何とか制御しダブルタップ(同時に二発撃ちこんで、確実に相手を倒す方法)でス○イムの頭であろう場所に撃ちこむ、その魔物はこちらに気づくことなくまた悲鳴すら上げず一瞬のうちに銃弾によってその意識を刈り取られていく、
やっぱ魔物にはチートだよね~二発撃ちこんだけど一発目でお亡くなりになりやした、オーバーキルです、ハイ
ただ、目の前の魔物の体のほとんどが銃弾により大きく穴があいていて、近くには体の一部が飛び散っている、生で見ると以外にグロい。
(やっぱ現実ですねこれ、やばい吐きそう…)
後で知ったが武器や車両を召喚すると同時にそのものの使い方や整備の仕方等の情報が頭にインプットされるようだ、ライフルや拳銃はエアガンを撃ったことがあるので反動がある以外驚くことはなかった。
さっきのスライムもどき?(いまだに正体がわからない)を倒した、やっぱりどこの世界でもこいつらはレベルの低い奴らなのね。
いきなり魔物に遭遇して思ったが、やはりここは異世界に違いないようだ、目のまえにある惨状も射撃した実感も夢ではなく現実のもので間違いないだろう。
途中何回かスライムと戦闘(ほぼ一方的)しながら森を抜けるために足を進めていく。
それからどれだけ経ったかわからないが森を抜けることに成功する。
森を抜けるとそこには、木が一本も立っていないような草原が広がっていた。
(ここから、俺の新たな人生が始まるわけか……強引だったけど)
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